https://japanese.engadget.com/2018/12/19/e-eu/
任天堂のオンラインストア「ニンテンドーeショップ」では未発売のダウンロードソフトを予約購入できる一方で、
キャンセルや返金を受けることができないという制限があります。
これは日本だけでなく、各国共通なのですが、こうした任天堂のポリシーにつき、
ドイツ消費者保護局(VBZ)が法的措置を講じることを決定したと報じられています。
VBZは3〜4週間後に手続きを開始するものの、裁判所で何らかの評決が下されるまでには1年以上かかるかもしれないとのこと。
ただし、その結果によっては、EU加盟国全域に影響を与える可能性があるとされています。
今回のVBZの法的措置に向けた決定は、2018年初めにノルウェーで起こった動きに続くものです。
ノルウェーの消費者委員会は、上記の任天堂の方針に対して
「発売日までにいつでもキャンセルできるのは消費者の権利である」として、
同国および欧州における法律に違反していると指摘。
その一方で、プラットフォームを返金対応に変更するよう促し、
任天堂への歩み寄りも示唆するリリースを発表していました。
これに対し、任天堂はEU消費者法令[2011/83]の第16条を引用して「消費者の事前の明白な同意を得て手続きが開始され、
キャンセルの権利を失うことを認めたなら、取り消しを許可する必要はない」と反論し、要求を拒否しています。
こうした予約のキャンセルや返金については、
各オンラインプラットフォームごとに対応が異なりますが、
ノルウェー当局が十分なサービスが整備されていると名指しで認めたのがSteamとOriginでした。
両者とも予約段階ではキャンセルし返金を受けることができるだけでなく、購入後の返金さえ対応。
Steamは「2週間以内に購入され、使用時間が2時間未満」、
Originは「初回起動から24時間以内」および「購入日から14日以内(ゲームを起動していない場合)」は返金対応が可能とされています。
任天堂のオンラインストア「ニンテンドーeショップ」では未発売のダウンロードソフトを予約購入できる一方で、
キャンセルや返金を受けることができないという制限があります。
これは日本だけでなく、各国共通なのですが、こうした任天堂のポリシーにつき、
ドイツ消費者保護局(VBZ)が法的措置を講じることを決定したと報じられています。
VBZは3〜4週間後に手続きを開始するものの、裁判所で何らかの評決が下されるまでには1年以上かかるかもしれないとのこと。
ただし、その結果によっては、EU加盟国全域に影響を与える可能性があるとされています。
今回のVBZの法的措置に向けた決定は、2018年初めにノルウェーで起こった動きに続くものです。
ノルウェーの消費者委員会は、上記の任天堂の方針に対して
「発売日までにいつでもキャンセルできるのは消費者の権利である」として、
同国および欧州における法律に違反していると指摘。
その一方で、プラットフォームを返金対応に変更するよう促し、
任天堂への歩み寄りも示唆するリリースを発表していました。
これに対し、任天堂はEU消費者法令[2011/83]の第16条を引用して「消費者の事前の明白な同意を得て手続きが開始され、
キャンセルの権利を失うことを認めたなら、取り消しを許可する必要はない」と反論し、要求を拒否しています。
こうした予約のキャンセルや返金については、
各オンラインプラットフォームごとに対応が異なりますが、
ノルウェー当局が十分なサービスが整備されていると名指しで認めたのがSteamとOriginでした。
両者とも予約段階ではキャンセルし返金を受けることができるだけでなく、購入後の返金さえ対応。
Steamは「2週間以内に購入され、使用時間が2時間未満」、
Originは「初回起動から24時間以内」および「購入日から14日以内(ゲームを起動していない場合)」は返金対応が可能とされています。