https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20181003/0019475.html
東京・大田区の区議会議員が金融業者を名乗る男に口座を不正に譲渡し、その口座が振り込め詐欺に悪用されていたことがわかりました。
警視庁は、すでに議員から事情を聞いていて詳しい状況を調べています。
警視庁によりますと、東京・大田区議会の荻野稔議員(32)は、去年、インターネットで見つけた金融業者にメールで借金を申し込み、
その際、「キャッシュカードを送ってほしい。口座に入金したうえで、カードを返却する」と言われ、カードを送ったということです。
その後、業者と連絡が取れなくなり、荻野議員の口座は振り込め詐欺グループに渡ったとみられ、
大阪の60代の女性が振り込め詐欺でだまし取られたおよそ200万円が入金されたということです。
口座やキャッシュカードを譲渡する行為は犯罪収益移転防止法に違反するおそれがあり、警視庁は、すでに荻野議員から任意で事情を聞いています。
調べに対し、口座を不正に譲渡したことを認めているということで、警視庁は詳しい状況を調べています。
東京・大田区議会の荻野稔議員(32)は3日夕方記者会見し、事実関係を認めた上で謝罪しました。
この中で荻野議員は「親族から借金を頼まれ何度か融通していたが、自分にも余裕がなくなった。
さらに執ように金策を求められたため借金を申し込んでキャッシュカードを送ってしまった。深刻な被害が出たことを深くおわび申し上げる」と述べました。
そして、自分のキャッシュカードが使われた振り込め詐欺事件の被害者に弁償を申し入れたことを明らかにしました。
荻野議員が所属している日本維新の会の馬場幹事長は、記者会見で、
「弁護士同席で事情を聴取したが、『父親から金の無心があり、父親から金を借りる方法を教えられ、それを実行した』という状況だ。
本人は犯罪行為という自覚がなかったということで、深く反省している。党としても、おわび申し上げたい。
処分は、党の支部にあたる東京維新の会が決定することになるだろう」と述べました。
東京・大田区の区議会議員が金融業者を名乗る男に口座を不正に譲渡し、その口座が振り込め詐欺に悪用されていたことがわかりました。
警視庁は、すでに議員から事情を聞いていて詳しい状況を調べています。
警視庁によりますと、東京・大田区議会の荻野稔議員(32)は、去年、インターネットで見つけた金融業者にメールで借金を申し込み、
その際、「キャッシュカードを送ってほしい。口座に入金したうえで、カードを返却する」と言われ、カードを送ったということです。
その後、業者と連絡が取れなくなり、荻野議員の口座は振り込め詐欺グループに渡ったとみられ、
大阪の60代の女性が振り込め詐欺でだまし取られたおよそ200万円が入金されたということです。
口座やキャッシュカードを譲渡する行為は犯罪収益移転防止法に違反するおそれがあり、警視庁は、すでに荻野議員から任意で事情を聞いています。
調べに対し、口座を不正に譲渡したことを認めているということで、警視庁は詳しい状況を調べています。
東京・大田区議会の荻野稔議員(32)は3日夕方記者会見し、事実関係を認めた上で謝罪しました。
この中で荻野議員は「親族から借金を頼まれ何度か融通していたが、自分にも余裕がなくなった。
さらに執ように金策を求められたため借金を申し込んでキャッシュカードを送ってしまった。深刻な被害が出たことを深くおわび申し上げる」と述べました。
そして、自分のキャッシュカードが使われた振り込め詐欺事件の被害者に弁償を申し入れたことを明らかにしました。
荻野議員が所属している日本維新の会の馬場幹事長は、記者会見で、
「弁護士同席で事情を聴取したが、『父親から金の無心があり、父親から金を借りる方法を教えられ、それを実行した』という状況だ。
本人は犯罪行為という自覚がなかったということで、深く反省している。党としても、おわび申し上げたい。
処分は、党の支部にあたる東京維新の会が決定することになるだろう」と述べました。