璃奈「ふざけてるの?」
栞子「え?」
璃奈「栞子ちゃんさ、しずくちゃんと付き合い始めて何ヶ月?」
栞子「3ヶ月ですが…」
璃奈「これでこの前初めて恋人繋ぎをした?ふざけてるの?」
栞子「え、え?」
璃奈「キスは?」
栞子「き、キス!?まだに決まってるじゃないですか!///」
璃奈「は?」
璃奈「あーしが3ヶ月の頃は愛さんとミアちゃんとやってたよ?」
璃奈「ふざけてるの!?」
栞子「り、璃奈さん…?」
璃奈「人によって進行に差があるのはわかってる」
璃奈「でも、3ヶ月で初めて恋人繋ぎして、キスはまだ?」
璃奈「さすがにそれはない」
栞子「そ、そんな…」
璃奈「普通は初キスくらいしてるし、早ければえっちだってしてる」
栞子「え、えっち!?///」
璃奈「さすがにしずくちゃんが可哀想」
栞子「うう…」
かすみ「ちょっとりな子!?」
しずくならそれはそれでいつ迫ってくるかを肴に楽しんでいるだろう
これはかすみも中々手出してこなかったんだろうなあ…
かすみ「さすがに言い過ぎだよ!…でも、確かにかすみんもちょっと遅いかなって思う」
栞子「そんな…」
かすみ「…どうして進みが遅いの?やっぱりしお子が恥ずかしがり屋だから?」
栞子「そ、それは…………えっと、あの………………」
栞子「し、しずくさんが恥ずかしがり屋なのです!」
かすみ「え?そうなの!?」
栞子「は、はい!わたしはもっと先のステップに進みたいと思ってるのですよ?た、ただしずくさんが恥ずかしがっててそれに合わせてるだけなのです!!」
かすみ「そうなんだ」
栞子「はい」
栞子(しずくさん…ごめんなさい…!!)
璃奈「だって しずくちゃん」
栞子「!?」
しずく「ふぅ~ん」
栞子「し、しずくさん!?いたのですか!?」
しずく「うん♡」
栞子「い、いつから…」
しずく「最初から♡」
栞子「」
しずく「話は聞かせてもらったよ」
栞子「……はい」
しずく「わたしたちの進展が遅いのは…わたしが恥ずかしがり屋だからなんだってね♡」
栞子「」
しずく「ふぅ~ん♡」
栞子「」ダラダラ
しずく「恥ずかしがってるのは栞子さんなのにね」
栞子「」ダラダラダラダラ
しずく「わたしはキスしたいって言ってたのにね」
栞子「」ダラダラダラダラダラダラ
しずく「わたしのせいなんだね」
栞子「………ち、ちが…」
しずく「……ぐすっ…」
栞子「!!!」
しずく「ひどいよ…っ…栞子さん……!!!」グスッ
栞子「!!!!!!」
しずく「栞子さんなんてもうしらない!!!」ダダダッ
栞子「あっ…」
jΣミイ˶º ᴗº˶リそして追いかけてくるのを待つ……💙
かすみ「あ~あ~ しず子怒っちゃったよ~?しお子ならこの後どういう行動を取れば~…って、あれ?しお子は?」
璃奈「しずくちゃんを追いかけたよ」
かすみ「はやっ!!てか、どうなるのか見に行かないと!!」ダダダッ
………
しずく(…)
しずく(作戦、成功かな?…これで栞子さんが今後思い切ってくれるといいんだけどなぁ)
しずく(こういう方法は良くないとはわたしも思うけど…でも仕方ないもん)
しずく(…栞子さんのばか)
「しずくさん!!」
しずく「え?」クルッ