1考える名無しさん2020/01/10(金) 23:37:58.660
アントニオ・ネグリの思想とアウトノミア運動について語るスレ。
2考える名無しさん2020/01/11(土) 19:44:37.440
ネグリの影響でスピノザを読むようになったり
グルントリッセ(経済学批判要綱)を買ったりした人は少しはいるはずだ。俺は後者。
でもヘーゲルから読もうとしているので要綱にたどり着くにはいつまでかかることやら。
3考える名無しさん2020/01/13(月) 17:27:39.630
従来の左派哲学が労働者を中心としたものだったが、
ネグリのアウトノミアは自営業者もその中心に入れていたという点で、
画期的だったと言えるかもしれない。
4考える名無しさん2020/01/13(月) 19:10:56.390
>>3
自営業者だけでなく主婦やニートのような無職層までマルチチュードに含んだのがネグリ。 5考える名無しさん2020/01/14(火) 18:48:44.030
マルチチュードって何だったんだろうね。
1990年代から2010年代までの左派・リベラルの都市型の社会運動の担い手
とでもいうべきものだったのかもしれないが、
2020年代となった今は物言わぬ地方民、社会変化に取り残された労働者層が
保守サイドに回っているから、こっちの方がマルチチュードに見えなくもない。
6考える名無しさん2020/01/14(火) 20:01:00.440
>>5
問題設定が大きかったからマルチチュードのような概念も細かく設定されなかったよね。
構成的権力は憲法制定力というが。 7考える名無しさん2020/01/14(火) 20:09:20.480
ただネグリの胃袋はすさまじく、スピノザやマキャベリからポスト構造主義、カルチュラルスタディーズ、ポストコロニアル、レギュラシオン派まで自分なりに消化して使っている。
右はファシズム思想家のカール・シュミットやジェンティーレ
保守のバークや自由主義のアメリカ建国の父達、
フェミニズムやエコロジカルな概念まで消化して使っている。
ネグリ自身の思想はアナ―キズム色の強いマルクス主義だと思うけど。
8考える名無しさん2020/01/14(火) 20:12:08.850
事の善悪や思想はともかくイスラム国なんかはマルチチュードの典型かも知れない。
グローバル化(=帝国)の副作用への異義申し立て運動がマルチチュードとするならね。
9考える名無しさん2020/01/14(火) 20:19:37.410
マルチチュードのダークサイドだわな。
10考える名無しさん2020/01/17(金) 21:21:30.520
色々言われてるが最強だった頃のモハメド・アリをプロレスのリングにあげた功績は凄いよ