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ロッカーの乳児遺体、母親を逮捕「漫画喫茶で産んだ」
東京・歌舞伎町のコインロッカーから先月、生後間もない女児の遺体が見つかった事件で、警視庁は2日、母親で自称無職の戸川万緒容疑者(25)=住所不詳=を死体遺棄の疑いで逮捕し、発表した。
「漫画喫茶の個室で産んだが、赤ちゃんが声を上げたので周囲にばれると思って殺した。数日後に捨てた」などと容疑を認めているという。
捜査1課によると、戸川容疑者は5月29日までの間に、新宿区歌舞伎町2丁目のコインロッカーに女児の遺体を遺棄した疑いがある。
同日午後、定期点検に訪れたロッカー管理会社の従業員から「異臭がある」との通報があり、発覚した。このロッカーからは2月27日に管理会社が別の荷物を回収しており、同課はこの日以降に遺体が遺棄されたとみている。
ロッカーの延長料金が繰り返し支払われていたため周辺の防犯カメラを調べたところ、戸川容疑者が浮上したという。戸川容疑者は近くの漫画喫茶で生活していたと説明し、「(遺体が)持っていかれないように金を入れていた」と話しているという。