高齢の母と子か 部屋で遺体発見
http://www3.nhk.or.jp/lnews/osaka/20180928/2000007748.html
27日、大阪・北区のマンションの部屋で84歳の母親と60歳の息子とみられる2人の遺体が見つかりました。
母親は軽い認知症で息子はひきこもりがちだったということで、警察が2人の死亡した経緯を調べています。
27日午後2時半ごろ、大阪・北区本庄西のマンションで寺川貞子さん(84)と
息子の雅彦さん(60)が住む7階の部屋から異臭がするという通報が警察にありました。
駆けつけた警察官が室内に入ったところ、リビングであおむけに倒れた寺川さんとみられる遺体が見つかりました。
警察によりますと、寺川さんは軽い認知症で2週間ほど前から姿が見えなくなっていたということです。
さらに別の部屋で、死後3か月ほど経過した遺体が見つかりました。
警察によりますと、この部屋では雅彦さんが中から鍵をかけてひきこもるような生活を続けていたということです。
いずれの遺体も目立った外傷はなく、室内を荒らされたような形跡もないことから、
事件性は薄いとみられるということです。
警察は、遺体は寺川さん親子とみて2人の生活状況や死亡した経緯を調べています。