別居している20代の日本人の妻が養育する長男(1)を妻に無断で国外に連れ去ったとして、静岡県警静岡中央署は24日、国外移送目的略取の疑いで、
埼玉県蕨市、自称飲食店従業員で中国籍の翁祖立(おう・そりつ)容疑者(28)を逮捕した。
同署は長男の所在を確認できていないが、翁容疑者は「中国にいる自分の両親のところへ連れて行った」などと供述している。
逮捕容疑は8日午後2時ごろ、静岡市の妻の実家から無断で長男を連れ出し、その後国外に連れ去ったとしている。
同署によると、翁容疑者は妻、長男と蕨市で3人で生活していたが、夫婦仲が悪化し、11月中旬から妻が長男を連れて静岡市の実家に帰っていた。
今月8日に翁容疑者が妻の実家を訪れ、妻や妻の母親が外出した隙に長男を連れ出し、羽田空港から飛行機で国外まで連れ去ったという。
https://www.sankei.com/smp/affairs/news/181224/afr1812240004-s1.html