高知県内の公立高校で卒業式が行われました。来年度、統合され須崎総合高校となる須崎高校と須崎工業高校では最後の卒業生が学び舎を巣立っていきました。
須崎高校の最後の卒業生は92人。全校生徒で行う校歌斉唱もきょうが最後です。
藤田勇人校長は卒業生にはなむけの言葉を贈りました。
「本校はこの4月、須崎工業高等学校と統合し須崎総合高等学校として新たな歴史を刻みます。校名や学校の建物は変わりますが、皆さんの母校は変わらずこの須崎市にあります。」(藤田勇人校長)
卒業証書を受け取った生徒たち。3年間過ごした校舎での様々な思い出が蘇ったようです。
「この3年間本当にたくさんの思い出を作ることができて須崎高校ならではの経験もたくさんすることができたので本当に(この校舎には)色んな思いが詰まっています。
須崎高校では勉強や部活動や行事など何事にも一生懸命全力で取り組んできたと思うので、そのような一生懸命な力を新校舎でも受け継いでいってほしい。」(卒業生 百田祐佳さん)
卒業生たちの背中を見守った在校生たちは、来年度からの新しい校舎での学校生活に期待と不安をにじませていました。
「工業高校の生徒たちと仲良くなれるかとか、学校の構図が複雑なので覚えられるかどうかすごく不安です。
(新校舎は)図書館が2階建てになって本の量が増えるのでどんな本が入るかすごく楽しみです。」(在校生 井上桃花さん)
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