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https://netallica.yahoo.co.jp/news/20190428-50076642-careercn
地方では都市部よりも人間関係が濃いことが多く、何をするにも周囲との協調性が求められがちです。そして、協調性を求める傾向が強ければ強いほど、
協調性がない人を排除する動きを作り出します。裏を返せば「協調性ってなに?」って思っているほうが実は多様性があったりします。
地方独特の部落や集落において"一般的な標準を満たさない"とか"標準から逸脱している"と異質物として扱われるようになります。教育の現場でも、
同じことをできない子供は"他と違うもの"としてみられてしまう。
しかも、世間が狭く人が少ないからよりそれが目立ちます。
東京のような都心部では目立たないものでも妙に目立ってしまう。目立ってしまうからどうするかというと、それを隠そうとします。
例えば、子どもが不登校になったり、障害を持っていたりすると、
そのことを隠そうとする親もいます。隠すことは前向きではないからそこに人間関係の軋轢が生まれます。
地方に住んで感じた"住みづらさ"はそんな"合わせなきゃいけない人間関係"にあったんです。
こんなこともありました。仕事のため車で家を2週間ほど空けたのち帰ると、妻から「どうやら離婚したんじゃないか、病気で入院したんじゃないかって近所で噂になってるよ」と。
世間が狭く人間関係が密接であるがゆえに、なにか普段と違うことが起きると噂になりもします。
これが子供に対してだったら……やっぱり隠したくなるのが人間の心理なのかもしれません。
妻は地方で生まれ育ち東京に8年住んだのちにまた地方に戻りました。そんな妻も「人間関係は東京のほうが楽だね」と言っていました。
待機児童問題や生活苦などの問題は確かに都心部にはあるかもしれません。だからといって地方での子育てがベストかというと、実は人間関係の問題があったりもする。