札幌女児衰弱死 体に複数のたばこ痕 育児放棄、繰り返し暴行か
06/11 05:00
札幌市中央区の池田詩梨(ことり)ちゃん(2)が衰弱死し、母親と交際相手が傷害容疑で逮捕された事件で、詩梨ちゃんの体には、たばこの火が原因とみられるやけどの痕だけで
複数あったことが10日、捜査関係者への取材で分かった。
また、詩梨ちゃんが1歳の時点で極端にやせていたことも判明。
道警は暴行の実態を解明するとともに、育児放棄(ネグレクト)が当時から続いていた可能性があるとみて慎重に調べている。
傷害容疑で逮捕されたのは母親の飲食店従業員池田莉菜(りな)(21)=札幌市中央区南10西13=と交際相手の飲食店経営藤原一弥(24)=同市中央区南12西8=の両容疑者。
捜査関係者によると、詩梨ちゃんが6月5日に病院に搬送された際、たばこの火を押しつけたようなやけどの痕が複数あった。
札幌南署員が5月15日、面会した際には確認されておらず、道警はその後にやけどを負ったとみている。
体にはたばこの火以外とみられるやけどの痕も見つかっているという。
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https://www.hokkaido-np.co.jp/sp/article/313931/