九州で非常に激しい雨 土砂災害など厳重警戒を
2019年7月2日 6時46分
活発な前線の影響で、大雨となっている九州では、2日も鹿児島県や宮崎県で局地的に非常に激しい雨が降っていて、
引き続き土砂災害への厳重な警戒が必要です。雨は、西日本を中心に今月5日ごろにかけて断続的に非常に激しく降る見込みです。
住んでいる場所で起きやすい災害の種類などをあらかじめ確認したうえで最新の気象情報に注意し、早めの避難を心がけてください。
気象庁によりますと、梅雨前線が停滞し暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、九州では1日も局地的に雨雲が発達しています。
午前3時40分までの1時間に鹿児島県が鹿屋市に設置した雨量計で75ミリの非常に激しい雨を観測したほか、
午前4時半までの1時間に宮崎県串間市で52ミリの非常に激しい雨が降りました。
九州南部では降り始めからの雨量が、多いところで600ミリから700ミリ以上に達するなど各地で大雨となっています。
これまでの雨で、鹿児島県では土砂災害の危険性が非常に高まり、「土砂災害警戒情報」が発表されている地域があります。
前線の活動が活発な状態が続くため、九州南部では2日昼前にかけて、1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が
同じような場所で数時間続くおそれがあります。
3日朝までの24時間に降る雨の量は、九州南部で150ミリ、九州北部で100ミリ、四国で80ミリと予想されています。
前線は、3日から次第に北上して活動がさらに活発になる見込みで、4日朝までの24時間に九州北部で300ミリから400ミリ、
九州南部で200ミリから300ミリ、四国で100ミリから200ミリの雨が降るおそれがあります。
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