被災地で激励…子どもと「黒ひげ危機一発」も 安倍総理は盤石な災害対応をアピールできた?
2019年10月30日 水曜 午前6:30
10月に入り、安倍首相の生活は、臨時国会に対応する仕様にガラリと変わりました。一方で、10月は台風などによる相次ぐ豪雨被害への対応にも追われる毎日でした。
9月に発生した台風15 号では、“政府の初動対応に問題があったのではないか”と報道陣や野党側から指摘されたこともあり、政府としては、今度は抜かりなく盤石な災害対応をアピールしたい考えでした。
続いて訪れたのは、長野市内にある避難施設でした。
避難所内での撮影ができなかったため、記者団は窓からその様子をのぞき、総理が何をしているのか伺おうとしていたところ、避難所の外で遊んでいた3人の子供たちが「何を見てるんですか?」と近づいてきました。
彼らも窓から総理の姿を確認するや否や、「安倍さんだー!」と言って、外で遊ぶのをやめて全速力で避難所内へ駆けこんでいったのです。
その子供たちと避難所の外で会うことができたため避難所内での様子を聞いてみると、「安倍総理大臣と一緒に、10回くらい黒ひげ危機一発のゲームをした!」と笑顔で語ってくれました。
このゲームは、「黒ひげくん」と呼ばれる海賊の人形を樽にセットして、剣を樽に刺していき、人形が飛び出した人が「負け」というルールの人気玩具ですが、
子供たちによると、総理が刺した剣で黒ひげが飛び出した場面もあったということで、その時総理は「あぁ〜」と落胆していたと話してくれました。
そのほか、写真撮影にも応じてくれたということで、子どもも含め被災者に寄り添う姿勢を鮮明にした形です。
※略※
(フジテレビ政治部 総理番記者 阿部桃子)
https://sp.fnn.jp/posts/00048741hdk/201910300630_momokoabe_hdk