新型コロナ検査、実際は「1日平均約900件」 厚労相「3800件は最大限可能な数字」
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加藤勝信厚生労働相は26日の衆院予算委員会で、18〜24日の7日間に実施した新型コロナウイルスの検査件数が約6300件で、1日平均約900件だったと明らかにした。
政府は最大で1日約3800件の検査が可能と説明していたが、実数はそれを大きく下回っていた。質問した立憲民主党の枝野幸男代表は「熱が続いているのに検査を受けられないという声が山ほどあがっている。
わが国が持っている資源をフル稼働できていない」と批判した。
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加藤氏は「3800件は最大限可能な数字だ。いわば供給力で、需要は別途出てくる」と釈明。
その上で検査の実数が少ない要因として「最初は『地域縛り』ということで(中国)湖北省とか(に滞在していた人の検査を優先する)ということだった」と説明した。
「しっかり調査し、(検査が)できる環境を作っていく。医師が判断すれば(検査できる)と通知を出した」とも語った。
これに先立ち、加藤氏は18〜23日の検査件数の内訳も明かした。▽18日996件▽19日672件▽20日656件▽21日1594件▽22日1166件▽23日675件――だった。
立憲民主党などの統一会派の山井和則氏(無所属)への答弁。