「コロナが終息したら、日本へ半額で行ける!」 世界が「歓喜」したはずがデマ認定でがっかり
https://news.livedoor.com/article/detail/18343637/
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言が7週間ぶりに解除され、長かった自粛生活も終わりが近づいてきました。しばらくは、感染の第2波を避けるために「ニューノーマル」(新しい常識)での生活を続けながら、少しずつ日常に戻っていくのでしょう。
そんななか、なぜか海外で日本の宣言解除に注目が集まっていました。「日本への旅行が半額になる!」というウワサが世界的に広がっていて、「コロナが終息したら日本に行こう!」と楽しみにしていた人たちがいたのです。
さて、このウワサ、いったいどうなったのでしょうか......。
世界に広がった「日本すごい!」のウワサとは?
新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言が解除された日本。安倍晋三首相は記者会見で「日本モデルの勝利だ」と誇らしげにアピールしました。確かに、欧米諸国と比べて感染者や死者が少ない日本ですが、アベノマスクに代表される失策続きの政府の感染症対策は「日本モデル」などと誇れるものなのでしょうか。
安倍首相の「日本すごい!」アピールに違和感を抱いていたら、皮肉にも別のジャンルで「日本すごい!」ブームが起きていることを発見。なぜか世界中で、「コロナが終息したら、日本に半額で旅行できるぞ!」というウワサが流れていたのです。
Japan will pay for part of your trip(日本政府があなたの旅行代金の一部を払ってくれる:カナダの旅行情報サイト)Japan will pay half your expenses for a holiday after lockdown is lifted(ロックダウンが解除されたら、日本政府があなたの旅行代金の半額を払ってくれる:英紙ミラー)
なんと、海外メディアが注目していたのは、日本のコロナウイルス対策よりも観光業復興支援として実施を計画している「Go to travelキャンペーン」でした。
「Go to travelキャンペーン」の時期や詳細はまだ発表されていませんが、異例ともいえる1兆7000億円規模の予算が投入される見通しに、日本国内では「まだ終息していないのに旅行なんて時期尚早だ!」「感染症対策に予算を回すべき」と非難の声が上がっています。