成長遅い「イサキ」が養殖されている理由とは 中国産の稚魚がポイント (2020年7月25日) - エキサイトニュース
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夏が旬の高級魚・イサキ。実は、養殖も行われています。本来、養殖向きではないとされるイサキが各地で養殖されるようになった理由には、とある「中国産」が関係しているといいます。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース編集部)
初夏から夏にかけてのいわゆる「麦秋」の時期に旬を迎えるイサキ。とくに関東では高い人気があり、刺身や寿司ネタとなるほか、塩焼き用魚の最重要品種のひとつとしても珍重されています。
市販されているものは80〜160g前後の物が多いですが、大物になるほど脂ののりが良くなるとされ、価格も上がります。500gを超えてくるとかなりの大物で、1kgを超えると1万円以上の値がつくこともある高級魚です。
このためシーズンになると、関東や伊豆周辺では盛んにイサキ狙いの船が出船し、多くの釣り人で賑わいます。もちろん漁師にとっても大事なターゲットで、一本釣り漁師の船と遊漁船が同じポイントでしのぎを削るというような光景も見かけるほどです。