大阪府“重症病床使用率”初の70%超え 5大学病院に重症病床20床追加を緊急要請
https://www.mbs.jp/news/kansainews/20201209/GE00036145.shtml
大阪府では12月8日、新型コロナウイルスの重症患者用の病床使用率が初めて70%を超えました。
府は5つの大学病院に重症病床20床の追加を緊急で要請しています。
大阪府では12月8日、基礎疾患のある未就学児を含む14人の重症が新たに確認され、府内の重症患者は146人となりました。
重症患者用の病床使用率は70.9%となり、府独自の基準「大阪モデル」で“非常事態”を示す70%を初めて超えました。
実際に運用されている重症病床の運用率は83.0%と医療体制はひっ迫していて、
大阪府は12月7日、重症患者を受け入れている府内5つの大学病院に、
重症病床を12月20日までそれぞれ最大4床ずつ、計20床追加するよう緊急要請したということです。
大阪府は重症患者は感染のピークより遅れて増える傾向があり、年末までは危機的な状況が続くとみています。