■ポール・グレアム
1. アメリカは移民を許可している
たとえば日本にシリコンバレーが繁殖するのは難しいだろう。というのも、シリコンバレーでの最も際立った特徴に「移民」というものがあげられるからだ。シリコンバレーの人々の半分には、お国なまりがある。そして日本人は移民が好きではない。日本人に日本のシリコンバレー作りを考えさせたら、彼らは無意識に日本人しかいないシリコンバレーを作ろうとするのではないか。問題をそのように考えるなら、おそらく確実に失敗する。
シリコンバレーは賢く野心的な人々のメッカである必要があり、そして人々を受け入れずにメッカは作れない。
http://blog.livedoor.jp/lionfan/archives/52909960.html
■ジム・ロジャーズ
「日本人に『外国人を受け入れるか、それとも、外国人を受け入れるくらいなら日本が消滅した方がましか?』と聞いたら、彼らは『日本が消滅した方がまし』と答えるだろう。韓国人や中国人、フィリピン人で日本がいっぱいになるよりは、日本が消滅した方がましと考えている日本人が多いのではないか。それが日本人の考え方のように思う。しかし、30年後、50年後、70年後、子供も増やさず、外国人も受け入れなかったら、日本は消滅する。
https://news.yahoo.co.jp/byline/iizukamakiko/20200804-00191298/
■シンガポール首相「日本人はレイシストゆえに滅ぶ」
http://japanese.china.org.cn/jp/txt/2014-03/26/content_31908657.htm
■ポール・クルーグマン
ただ、日本はデモグラフィ(人口統計学、ここでは日本の少子高齢化を指している)で大きな問題を抱えています。
出生率が低く、高齢化が先進国でもっとも早い。生産年齢人口が年に1%以上縮小している。これは経済成長の低迷に直結します。
これに加えて移民に対する不寛容性です。テクノロジー上のダイナミズムの欠如など、他の要素は関係ありません。
https://shuchi.php.co.jp/voice/detail/5951?p=1
■Newsweek
日本は外国人に金を払って国外に追い払っている。09年春、南米から出稼ぎに来た日系人労働者が母国に帰る場合には30万円を支給し、一緒に帰国する扶養家族にも20万円を支給する制度が導入された。ただし、条件が一つある。少なくとも3年は出稼ぎで戻って来ないと約束すること(実際には、3年経過後も再入国は認められていない)。こんな馬鹿げた話は聞いたことがない。
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2012/06/post-2598.php
■米国科学アカデミー
移民受け入れ反対派の主張が正しいとすれば、移民にやさしくない日本は圧倒的な経済大国になっていたはずだ。だが、日本はそうではない。経済・人口の両面で、危機に直面している。
https://forbesjapan.com/articles/detail/13987/1/1/1
■ダニエル・ドレズナー
高齢化に伴い、労働人口の減少が差し迫っているにもかかわらず、日本は移民に門戸を開こうとしていない。政府の政策は正反対で、小さな利益団体を保護する一方、国内の大学・大学院で学ぶ留学生や外国人労働者が自国に戻るよう積極的に働きかけている。
https://www.newsweekjapan.jp/amp/stories/world/2011/01/post-1886.php?page=1