内閣支持率の下落や横浜市長選での惨敗で、次期衆院選に向けて自民党関係者が危機感を募らせている。
「今、選挙をやったら都市部で自民党は惨敗する。野党に追い風が吹いているわけではないが、自民党へのネガティブな思いが野党への投票につながる…」
埼玉県南部の都市部の選挙区に立候補する自民党現職の一人はこう漏らす。
県議経験を持つ自民党埼玉県連の重鎮は「菅義偉首相(党総裁)の不人気が足を引っ張っている。大胆さや決断力に欠けていると映り、国民が期待できない」
さいたま市内に地盤を擁する自民党県議も「政府の新型コロナウイルス対応に対する有権者の不満があるので、衆院選は厳しいものになる」とみる。
https://www.sankei.com/article/20210825-FTDASUO27JMU7JYICJ3WAT4CPA/