ソニーとホンダが、出かけた先でエンターテインメントをより楽しむための解決策を見出したかもしれない。
両社は将来、電気自動車にPS5を搭載することなどを計画しているようだ。
Financial Timesのインタビューで、ソニー・ホンダモビリティ社長兼COOの川西泉が、自動車にPS5を搭載するのは可能だと語った。
PS5やそのほかのソニーのサービスは、より“エンターテインメント主導”の乗り物を作るという大きな構想の一部となっており、テスラなどの電気自動車と競合している。
川西はFinancial Timesに対し、「ソニーには人の心を動かすコンテンツやサービス、エンターテインメントの技術があります。
我々はこうした資産をモビリティに活かしており、これがテスラに対する我々の強みになります」と語った。
ソニー・ホンダモビリティCEOの水野泰秀は、未来のハードウェアは「我々が提供したいエンターテインメントやネットワークのあり方に応えてくれる」のだと説明した。
またFinancial Timesは、2025年に発売を見込むこうした新モデルによって、エンターテインメントコンテンツも生産工程の一部に含まれるようになると指摘している。
ソニーとホンダは今年、ソニー・ホンダモビリティ株式会社を設立し、川西は「自動運転」の発展もその計画に含まれると語った。
彼は完全な自動運転はまだ実現しているとは言えないと認め、その構想を実現するには技術が「かなり進化しなければならない」とした。
電気自動車市場には、すでにドライブにゲームを搭載する選択肢がいくつか存在する。
テスラ車を持つ人は1991年の名作『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』などがプレイでき、モデルXやモデルSは『ウィッチャー3 ワイルドハント』を動作できるほどのスペックを誇っている。
また、同社は自社の車にSteamを搭載するテストも行っている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/bcf9143b75bdcefbcedc6bcf60c935111219d6fd