真のお父様は、「再臨主は何をしに来られるのでしょうか? 再臨時代は完成基準の時代なので、再臨主は人類の母を捜しに来られるのです。すなわち、新婦を捜しに来られるのです。新郎であられる主がこの地上で捜される新婦は、堕落圏内で探す新婦ではありません。堕落しない純粋な血統を持って誕生した方を捜すのです。それならば、そのような新婦、すなわちその母はどのような基台の上で生まれねばならないのでしょうか? 堕落した世界のアベル的な母の基台の上で生まれねばならないのです」(1970.10.19、35-218)と語っておられます。
また、さらに「統一教会の文鮮明を真の父というでしょう? ここにいる韓鶴子氏は? 真の母だというでしょう? いくら見ても目も二つ、鼻も同じなのに、何が違いますか? 根が違うのです。根が。皆さん方は、サタン世界の堕落した父母を通した堕落の根を生まれ持ちましたが、統一教会の文某とここにいる…韓鶴子、たった一人の鶴子、鶴子様は根が違うというのです。神様を根として初めて歴史上に真なる愛の論理を中心とした統一論理を持って現れた主人公だというのです」(1986.10.4)とも語っておられるのです。
そうでなければ、当然、「お母様の血統転換はいつ成されたのだろうか?」という疑問が起こってこざるを得なくなります。
すなわち、御言にあるように、夫婦関係は血統的につながらないわけですから、「真の母」となる女性は、もともと「神の血統」を持った立場で生まれてこなければ、永遠に人類の「真の母」(人間始祖の立場、人類の母親)になることはできないと言えるからです。
私たち堕落人間の場合には、人類始祖としての「真の父母様」と父子関係を結ぶことで〝血統転換〟されますが、真のお父様と真のお母様の「聖婚」の場合は、それは、あくまでも夫婦関係であって、父子関係を結ぶわけではないため、血統転換されるわけではないからです。
したがって、エデンの園において、神様自らがアダムの相対者としてエバを準備されたのと同様に、第2アダム、第3アダムの場合にも、その相対者となる女性を、メシヤの近しいところ(血統圏)に、予め神様がアダムのために準備され、生まれておられた女性(新婦)であると言えるのです。
つまり、エバの場合、アダムのあばら骨から創造されたように、イエス様の相対者は、近しい親戚関係に準備されたように、お父様の場合も、血統的に近しい関係のなかで、神が特別に準備しておられたと言えます。そうでなければ、人類の「親」の立場になることは、永遠に不可能であると言えるからです。
独生女(独り娘)の理解を深めるために
― 真のお母様の無原罪性について
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