iPS細胞を使って病気のなり立ちを調べた。患者の症状を改善するための手がかりになる可能性があり、
治療薬の開発につなげたいという。
調べたのは「チャージ症候群」という病気で、視力や聴力の障害のほか、心臓や神経など様々な臓器や組織で問題が起きる。
特定の遺伝子がうまく働かないことが原因とみられているが、生まれた時にはすでに障害が生じており、
どのようにして病気になるのかよくわかっていなかった。
奥野博庸(ひろのぶ)助教らは、胎児の時にどのように病気になるかを調べた。
患者らから皮膚の細胞を提供してもらい、iPS細胞を作製。
目や耳といった感覚器などのもとになる「神経堤(てい)細胞」という細胞にした。
これをニワトリの胚(はい)に移植して様子を観察した。
画像:iPS細胞からつくった神経堤細胞(左の光っている部分)。ニワトリの胚(はい)の後頭部に注入し、移動の様子をみた

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朝日新聞デジタル
http://www.asahi.com/articles/ASKCZ6JB6KCZULZU012.html