エレクトロニクス:超伝導ダイオード
ダイオードは、一方向には低い抵抗で、その逆方向には高い抵抗で電流を流す電子部品である。
通常、ダイオードはp–n接合を形成する半導体材料で作られ、こうしたダイオードは、整流器や光検出器など、さまざまな電子機能の実現に用いることができる。
今回、小野輝男(京都大学ほか)たちは、一方向にのみゼロ抵抗を示す、磁気的に制御可能な超伝導ダイオードを報告している。
この効果は、複数の金属層からなる人工超格子で実現され、材料中で空間反転対称性と時間反転対称性が同時に破れることに起因する。
今回のゼロ抵抗ダイオードは、低温でのエネルギー損失のない方向性電荷輸送を可能にするものであり、非散逸電子回路の構築に不可欠な部品である。
2020年8月20日 Nature 584, 7821
https://www.natureasia.com/ja-jp/nature/highlights/104414
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一方向にのみ電気抵抗がゼロとなる超伝導ダイオード効果を発見 −エネルギー非散逸な電子回路の実現に向け期待−
小野輝男 化学研究所教授、安藤冬希 同博士課程学生(研究当時)らの研究グループは、柳瀬陽一 理学研究科教授、荒川智紀 大阪大学助教らと共同で、非対称構造を有する超伝導人工格子において、一方向にのみ電気抵抗がゼロとなる超伝導ダイオード効果を初めて観測しました。
ダイオードとは、順方向に電流をよく流す一方で逆方向にはほとんど流さない特性を持つ素子であり、整流器・混合器・光検出器など数多くの電子部品に半導体ダイオードが利用されています。
しかし、半導体の電気抵抗はゼロでない有限の値を持つため、各部品におけるエネルギー損失の問題が避けられません。
そこで、半導体ではなく電気抵抗ゼロの超伝導体にダイオードの特性を付与すること、即ち超伝導ダイオードの実現が望まれていました。
本研究では、ニオブ(Nb)層、バナジウム(V)層、タンタル(Ta)層から構成される非対称構造を有した超伝導人工格子において、臨界電流の大きさが電流方向に依存することを発見し、超伝導ダイオード効果を実証しました。
本成果は、エネルギー損失の極めて小さい電子回路の実現へ貢献することが期待されます。
本研究成果は、2020年8月20日に、国際学術誌「Nature」のオンライン版に掲載されました。
京都大学 2020年08月20日
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/research/research_results/2020/200820_1.html 逆方向に一定以上の電位を印可すると核融合反応を示すとか凄いです
※今回のゼロ抵抗ダイオードは、低温でのエネルギー損失のない方向性電荷輸送を可能にするものであり、非散逸電子回路の構築に不可欠な部品である。
解散
>>1
窒化ガリウムと酸化ガリウム関連企業の株を空売りすれば良いですかね? じゃ表面を片側
裏面を反対方向にすれば
抵抗0だなw
惜しいな。ダイオードと言いながらダイオードとはまったく違う
>外部磁場および電流の方向によって超伝導ー常伝導スイッチングができること(超伝導ダイオード効果)を実証しました。
スイッチだ
交流電流の周期にあわせてスイッチングすれば、ダイオードになる
そういうダイオード自体は常温でSiその他で実用化済み(抵抗<1ミリΩ)
本当に惜しい
損失ゼロのダイオードが出来て、そのとき電子が熱運動できるなら
「マクスウェルのデーモン発電」が出来るのだ
デーモンだから食べ物がなくても発電できる
頑張ってほしい
>この効果は、複数の金属層からなる人工超格子で実現され、材料中で空間反転対称性と時間反転対称性が同時に破れることに起因する。
めちゃくちゃかっこいい!w
アニメ化しよう!!!!wwwww
ここで注目して欲しいのは・・・
「安藤冬希 同博士課程学生」という学生さん。
とかくこういう研究は現場の名もなき学生は表面には出てこない。
かの有名なエサキダイオードも、さも江崎氏が発見したかのように
報道されて当人もホイホイしていたがどうにも釈然としないでいた。
実際にエサキダイオードの現象に気付いたのは当時、名もなき女性
であった。のちに江崎氏だけがノーベル賞を取得することとなる。
これを思うと仮にノーベル賞ものならこの女性の名も連ねて貰えれば
思うね。若い人の将来への意欲に大いに貢献するであろうと願わずに
いられない。
フッ化水素や液体窒素使いましたとか素材で語ってくれさえすれば分かりやすいのにな
実は私が発明しましたと、下朝鮮人が名乗り出るのに5ペリカ+7ヲン
>>26
時間反転対称性が破れるなら過去に戻ったりするんだろうな。 >>32
でええーーーーーーい(机をひっくり返す音) どうせずっと液体窒素で冷やしとかんとアカンやつやろ
>>34
いやいやいや
京都大学のPDFによれば
常伝導領域(いやまあ半導体だけど)のダイオードはありふれているが
超伝導領域のダイオードはかなり珍しいし、抵抗もゼロでなかった
今回その
珍しい超伝導領域で抵抗ゼロのものを作成した ←ここが大事 おらの村のトランジスタラジオがええ音になるっぺか?
ゼロ?マジならスゲ
発熱問題の8割くらいはかいけつ?
電子一個の電圧で論理回路が組めるのか。ノイズで起電したら意味が無くなるけど、何か出来そうな雰囲気はあるよね。
うーん、良くわからない
磁気制御できるのがスゴイのか?
超電導ダイオードブリッジで無損失整流?
発熱しないCPUが作れるのか?
ランクSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSナイトメサイア
京都大学に孔子学院を設置させるアル!
支那人留学生をこの研究室に送り込むアル!
>>43
液体ヘリウム冷凍機がいるから、ショルダーフォンどころじゃないぞ >>26
態々 都知事と似たような言葉遊びしなくてもエエと思うで >>66
あの方、イメージと違って素直に合わせちゃうところがあるのよね
もちろんそのノリは他の誰でも同様というかそれ以上だらけな世間なわけだけど >臨界電流の大きさが電流方向に依存することを発見し、超伝導ダイオード効果を実証しました。
超電導コイルに外部磁場かけたら普通に同じこと起きるのに、大げさな
逆方向の特性を生かすには、臨界電流以上を流して超電導を壊さないといけないから、電位差も
発生して、消費電力ゼロどころじゃないし
>>27
そういうケースも確かにあるけど、小野先生は間違いなく天才だよ
同じ研究所で他分野の研究してたけど、Natureクラスの成果出しすぎw ダイオードの特性に関する研究をやってた大学時代の卒研思い出すわ
来る日も来る日も半田付け工作室と実験室の恒温槽の前を往復してたっけ
秋葉原がオタクの街になる以前の古き良き時代の話
>>76
発明に関しては先に発表したほうが勝ち
掲載されたからもう何も問題ない こういう研究って「こんな素子を発明しました」「苦労してなんとかできました」っていうだけで
応用は「おまえらで考えろ」か「予算が付けばワイらでやる(涙)」って言うのが多いんだよね
あるいは他のどうしようもない欠点があって使い物にならないとかね。
もし使い物になるとして、冗談抜きで(超高性能な)ゲルマラジオみたいな応用がメインかと。
自分なんかはゲルマラジオでは感動しない世代だけど、お爺ちゃん世代は好きな人が多いな
究極的にはダイオードの抵抗成分と寄生容量の時定数で周波数特性が決まるから
微細技術で小さく作ると、テラヘルツ波(っていうとカッコいいけどいわゆる赤外線)や
可視光の領域まで応答する検出器が作れる可能性がある。
あとは周波数を変換するためのミキサとして。これもラジオっぽいね
コンピュータへの応用だが、ここ20-30年ぐらいは素子の速度より微細化できることのほうが
重要とされているもんで現実的でないかもね(スイッチの速度より配線遅延で決まってしまうから・・・)
超電導ダイオードの次は超電導トランジスタかな?
革命だね。
超電導トランジスタできたらなんかどえらいことになりそう
>>4
淡谷のり子がコロコロしてたやつな(・я・`) >>2
ノーベル賞は白人どもがホルホルするためだけの賞やから気にする必要無いぞ >>24
マイスナー効果でトランジスタが基板から浮き上がる 正弦波を片方向に整流すると、
二倍を始めとする整数倍の高調波の周波数成分が強められる。
これを使うと、いろいろ便利なことがあるはず。
これってなんかほとんど両方向に導通しちゃってるんだけど
ある電流を越えると急激に抵抗が増加すると・・・
その閾値電流みたいなのが流す方向で異なるっていうだけで
いわゆるダイオードとは違うのかもしれない
マリス博士って亡くなってたんだ
肺炎
そりゃ変に思うよね
なんでPCRを検査に使っちゃいけないんだね?
その理由を説明してもらわないと単にキチガイおじさんだったってことに
福岡博士が早くに文春で説明してたが
ウイルス自体は自然にいるもので、1個2個でも検出してしまうのがPCR検査
それは「感染」を表すわけではないし、
今日は感染してないから明日もしないというわけではないから無駄
とデザイン専攻の私は了解したが
>>100
何度も、精度の確率の説明見かけたけど? 日本だけロックダウンしないと、
「内需の差が、貿易収支および経常収支だ」ということが証明されてしまうから、
日本も欧米に追従してロックダウンという経済統制をしただけ。
ジャップマスコミはまたもやデマを流している。現状では風説の流布でアウトだと思うんだけどなあ。
世界中のロックダウンに耐えられないのは、外需に依存しまくって世界を搾取している日本およびドイツだろ。
米英仏伊あたりは、米英仏伊をロックダウンし続けるべきだ(米英仏伊の自動車工場は除く)。
米英仏伊は、米英仏伊を向こう50年ロックダウンし続けろ(米英仏伊の自動車工場は除く)。
日本およびドイツが、世界の経済の成長エンジンとなるのだ。
日本およびドイツが、日本およびドイツの内需を拡大し、日本およびドイツを債務国にしろ。
日本およびドイツは、競争社会となり移民を受け入れるのだ。
日本およびドイツは、日本およびドイツをロックダウンするな。
日本は今すぐ日本の緊急事態宣言を解除しろ。
東京はロックダウンをするな。日本はロックダウンをするな。
米国をロックダウンしろ。
これで日本の貿易収支および日本の経常収支は赤字になり日本は債務国になる。
日本のみは、日本の内需を拡大し、日本が世界経済の成長エンジンとなるのだ。
日本は日本の内需を拡大し日本を債務国にしろ。