【ロッテ】ドラ1佐々木朗希、リーグVの使者へ「自分も活躍できたら」
https://hochi.news/articles/20191029-OHT1T50134.html 2019年10月29日 16時33分
ロッテからドラフト1位指名された大船渡高・佐々木朗希投手(17)が29日、“リーグV”の使者になることを誓った。
岩手・大船渡市の同校で井口監督、松本球団本部長、長野チーフスカウトから指名あいさつを受けた163キロ右腕は
「(井口監督から)『チームの一員となって、チームの優勝に貢献してほしい』と言われました。
最近、若い選手が活躍していて、自分もそれに乗って一緒に活躍できたらなと思ってます」と力強く宣言。
今季は3年目の種市がチームトップタイの8勝、5年目の岩下が5勝と同じ高卒投手が飛躍した先輩に続く覚悟を示した。
約30分の会談を終えた指揮官は「我々が優勝するために何とか戦力になってほしい。
2年後、3年後、常に勝ち続けられる球団を作りたい。そこに朗希君も加わってほしいと話をしました」と、
熱い口調で常勝軍団の一員になるように期待をかけた。
佐々木は小学6年の頃、
東日本大震災で被災した球児たちを招き開催した野球大会でQVCマリン(現ZOZOマリン)のマウンドを踏んだ。
本拠地でプレーした当時の写真を見た井口監督は
「ドラフトでくじを引かせてもらった頃から縁だなと思う。
(マリンでプレーした)そういうことを含めて縁のある選手に来てもらったなと思う」と感慨深い様子だった。
「夢は大きく持って1年、1年、目標を持ってやっていけたらなという話はした。彼の中でも日本最速を狙っていると思う。
それ出すためにも1年目は体作りをして、まずはけがしないように、
1年でも長くやるために体を作ってからやっていこうという話をした」と井口監督。
ロッテのみならず球界の宝を手塩にかけて育てていく。