神奈川県座間市のアパートで男女9人の遺体が見つかった事件を受け、厚生労働省がSNS上に設けた若者の自殺防止の相談窓口について、同省は、3月の1か月で延べ約1万件の相談が寄せられたと発表した。
相談窓口は、同省が2〜3月、13の民間団体に委託して設置。無料通話アプリ「LINE(ライン)」などで受け付けた3月分の相談件数は、延べ1万129件に上った。年齢が分かる6570件を分析したところ、20歳代が2760件(42%)と最多で、未成年が2574件(39・2%)で続き、30歳未満で約8割を占めた。30歳代は656件、40歳代は472件だった。
同省では、今年度も6団体に委託してSNS相談を実施している。団体名などは同省のホームページで確認できる。
2018年04月28日 10時37分
http://www.yomiuri.co.jp/national/20180428-OYT1T50068.html