【ニューヨーク=野村優子】米ツイッターが6発表した2019年10〜12月期決算は、売上高が前年同期比11%増の10億734万ドル(約1090億円)と過去最高を更新した。収益につながる利用者数の伸びが過去最高を記録し、業績を押し上げた。好決算を受けて6日午前の株価は一時17%超上昇し、約3カ月半ぶりの高値をつけた。
売上高は四半期として初めて10億ドルの大台に乗せ、市場予想(9億9200万ドル)を上回った。同社が経営指標として重視する、1日あたりの広告を閲覧した利用者数は21%増の1億5200万人となった。四半期ベースで過去最高の伸びとなり、広告収入の増加などにつながった。
一方、純利益は53%減の1億1877万ドルだった。研究開発費を40%積み増すなど営業コストの増加が重荷となった。20年1〜3月期の売上高は前年同期比5〜12%増の8億2500万〜8億8500万ドルを見込む。
2020/2/7 2:09
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO55365630X00C20A2000000/