米調査機関デカルト・データマインがまとめた2月の中国発米国向け海上コンテナ輸送量は57万8123個(20フィートコンテナ換算)と前年同月に比べ20.8%減少した。13カ月連続で前年実績を下回り、減少幅は1月(4.5%減)より広がった。新型コロナウイルスの感染拡大により中国で企業の休業が長引いたのが影響した。
品目別では「中国・香港発」の「家具類」が11万4713個と前年同月比30.9%減少した。「電子電機」も4万6071個と同28.9%減った。「機械類」は6万7343個と同24%減だった。春節(旧正月)の連休明けは徐々に貨物量が増えるが、今年は新型肺炎の拡大を受けて休暇が延長され、企業の操業再開も遅れて鈍い荷動きが続いた。
中国発米国西海岸向けのスポット(随時契約)運賃は先週末時点で40フィートコンテナ1個当たり1361ドル前後と、2月末に比べ2%安い。海運関係者は「運賃は連休明け以降小幅に上下しているが、足元では弱含み」と話す。
アジア全体発米国向けの輸送量は111万9485個と前年同月に比べ9.4%減った。
2020/3/10 14:02
日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO56606540Q0A310C2QM8000/
品目別では「中国・香港発」の「家具類」が11万4713個と前年同月比30.9%減少した。「電子電機」も4万6071個と同28.9%減った。「機械類」は6万7343個と同24%減だった。春節(旧正月)の連休明けは徐々に貨物量が増えるが、今年は新型肺炎の拡大を受けて休暇が延長され、企業の操業再開も遅れて鈍い荷動きが続いた。
中国発米国西海岸向けのスポット(随時契約)運賃は先週末時点で40フィートコンテナ1個当たり1361ドル前後と、2月末に比べ2%安い。海運関係者は「運賃は連休明け以降小幅に上下しているが、足元では弱含み」と話す。
アジア全体発米国向けの輸送量は111万9485個と前年同月に比べ9.4%減った。
2020/3/10 14:02
日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO56606540Q0A310C2QM8000/