<広島・鞆の浦>楽園のネコ受難 トラバサミ被害相次ぐ
猫が多い港町として知られる景勝地・鞆(とも)の浦(広島県福山市)で、原則使用が禁止されている
鉄製わな「トラバサミ」に脚を挟まれる猫の被害が相次いでいる。
仕掛けた男性は「自宅敷地内での害獣駆除目的で、法律違反には当たらない」と主張。
地元で猫の保護活動を進める女性によると4月上旬、猫が多く集まる寺の近くにある
男性方の敷地内で、左前脚をトラバサミに挟まれた猫1匹が見つかり、左前脚を切断する大けが。
福山市動物愛護センターなどによると、昨年5月にも同じ場所で脚を挟まれた猫1匹が見つかり、保護した後に死んだ。
トラバサミでけがをした猫は少なくとも4匹いるという。
活動の中心となる女性は「トラバサミは猫に苦痛を与える装置で、動物虐待だ」として男性に撤去を要請。
男性は「自宅敷地のネズミ駆除が目的で、猫を狙ったわけではない」と主張する一方、「猫のふん尿や鳴き声に
悩まされ、猫よけの超音波発生器も置いている。
敷地に入ってきた猫がトラバサミに掛かっても私に責任はない」としている。
福山市は「鳥獣保護法の趣旨に反するが、私有地なので強制撤去は難しい」としている。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170519-00000040-mai-soci 迷惑害獣が合法的にトラバサミで成敗されたスカッとする話