「地域猫活動」でトラブル減少…地域で野良ネコを育てながら共存【広島発】
「地域猫活動」とは、住んでいる地域で数などを管理し、人間とネコが共存するために必要な活動のこと。
自宅や職場の周りで見かける野良ネコ。
繁華街、住宅街、そして原爆ドーム前など色んな場所にネコはいる。
野良ネコとして生まれ、ペットとして家族の一員になれるネコはほんの一握り。
道行く人に餌をねだったり、生ごみをあさり何とか生きているが、時には「厄介者」扱いされ、
人間関係のトラブルの元にもなるネコと人間が共存する取り組みを取材した。
ネコの繁殖力は高く、生後4カ月〜12カ月で子どもを産めるようになり、1度に2匹〜6匹の子ネコを産む。
広島市によると年間1,000匹以上のネコが管理センターや保健所に持ち込まれ、その7割が生まれたばかりの野良ネコの子ネコ。
2011年 広島県で犬猫の殺処分の数が全国最多となったことを受け、広島市は2014年から
地域猫活動に取り組む町内会・自治会に対して、野良ネコの不妊去勢手術などの支援を行っている。
手術を終えた野良ネコは耳の先を桜の花びらのようにカットされ、「さくらねこ」として元いた場所にリリースされる。
餌は地区のボランティアの人が決まった場所で与え、臭いがきつい排泄物もネコトイレで用を足させる。
そして活動に必要なのは町内会や自治会の理解。
広島市は「地域猫活動」の説明会を開催し、活動への参加を呼びかけている。
活動に取り組んでいる町内会などでは「鳴き声」「糞尿」「餌放置」などの苦情が大幅に減ったそう。
一方、市内に約2,000ある自治会や町内会で活動を行っているのは全体の18.5%、
全ての地域に野良ネコがいるわけではないが、活動に対する地域住民の理解はまだまだ。
広島市動物管理センター・渡邊真由美専門員:
かわいそうだからと餌やりをする人の気持ちもわかるが、それによってネコが増えて周りの方に迷惑をかけてしまう。
それでネコが嫌われ者になってしまう。地域猫活動を進めることで人と人との関係もつなげることができます
https://news.yahoo.co.jp/articles/6c5ae52a5e6aab356b9c50a2b39f0d55cdd95728
https://news.yahoo.co.jp/articles/6c5ae52a5e6aab356b9c50a2b39f0d55cdd95728?page=2
「地域猫活動」とは、住んでいる地域で数などを管理し、人間とネコが共存するために必要な活動のこと。
自宅や職場の周りで見かける野良ネコ。
繁華街、住宅街、そして原爆ドーム前など色んな場所にネコはいる。
野良ネコとして生まれ、ペットとして家族の一員になれるネコはほんの一握り。
道行く人に餌をねだったり、生ごみをあさり何とか生きているが、時には「厄介者」扱いされ、
人間関係のトラブルの元にもなるネコと人間が共存する取り組みを取材した。
ネコの繁殖力は高く、生後4カ月〜12カ月で子どもを産めるようになり、1度に2匹〜6匹の子ネコを産む。
広島市によると年間1,000匹以上のネコが管理センターや保健所に持ち込まれ、その7割が生まれたばかりの野良ネコの子ネコ。
2011年 広島県で犬猫の殺処分の数が全国最多となったことを受け、広島市は2014年から
地域猫活動に取り組む町内会・自治会に対して、野良ネコの不妊去勢手術などの支援を行っている。
手術を終えた野良ネコは耳の先を桜の花びらのようにカットされ、「さくらねこ」として元いた場所にリリースされる。
餌は地区のボランティアの人が決まった場所で与え、臭いがきつい排泄物もネコトイレで用を足させる。
そして活動に必要なのは町内会や自治会の理解。
広島市は「地域猫活動」の説明会を開催し、活動への参加を呼びかけている。
活動に取り組んでいる町内会などでは「鳴き声」「糞尿」「餌放置」などの苦情が大幅に減ったそう。
一方、市内に約2,000ある自治会や町内会で活動を行っているのは全体の18.5%、
全ての地域に野良ネコがいるわけではないが、活動に対する地域住民の理解はまだまだ。
広島市動物管理センター・渡邊真由美専門員:
かわいそうだからと餌やりをする人の気持ちもわかるが、それによってネコが増えて周りの方に迷惑をかけてしまう。
それでネコが嫌われ者になってしまう。地域猫活動を進めることで人と人との関係もつなげることができます
https://news.yahoo.co.jp/articles/6c5ae52a5e6aab356b9c50a2b39f0d55cdd95728
https://news.yahoo.co.jp/articles/6c5ae52a5e6aab356b9c50a2b39f0d55cdd95728?page=2