指定薬物として規制対象となっている危険ドラッグ「ラッシュ」を密輸したとして、警視庁巣鴨署
は、医薬品医療機器法違反(輸入)と関税法違反の疑いで、東京都中野区の会社員、桑野瞬輔容疑者
(33)を逮捕した。調べに対し、「輸入したことに間違いありません」と容疑を認めている。
逮捕容疑は、平成27年8月、指定薬物の「亜硝酸イソブチル」を含む液体状のラッシュの瓶6本
(計約100グラム)をスウェーデンや中国から国際郵便で密輸したとしている。
巣鴨署によると、桑野容疑者は、インターネットのサイトを通じて購入したラッシュを自宅や自宅
近くの郵便局宛てに郵送。税関職員が郵便局で発見し、警視庁に通報していた。
桑野容疑者は渋谷区内の映像制作会社に勤務し、テレビ番組の制作などに関わっていた。
http://www.sankei.com/affairs/news/170407/afr1704070014-n1.html