洋書・読み終えた本の感想を書きまくれ 1冊目より転載
> 973 名前:名無しさん@英語勉強中 (ワッチョイWW b59d-HoXD)[] 投稿日:2020/01/31(金) 12:22:06.15 ID:y9lKIipK0 [2/2]
> 過疎板でこれ以上スレ乱立させんな
>
> 吉街
【転載】洋書・読み終えた本の感想を書きまくれ 1冊目 より
> 975 名前:名無しさん@英語勉強中 (アウアウエーT Sa52-f49k)[] 投稿日:2020/01/31(金) 15:16:30.01 ID:F/9ISAhka [1/2]
> よーし、300冊読破が目標の俺はそちらへ移動します。
> なぜ二冊目が既に終わっているのに、
> 一冊目がまだ残っているかというと
> 「表現の自由」がないからなのです。
> みんなも自由のある新スレに引っ越ししましょう。
【転載】洋書・読み終えた本の感想を書きまくれ 1冊目 より
> 977 名前:名無しさん@英語勉強中 (ワッチョイ c596-unxX)[sage] 投稿日:2020/01/31(金) 16:30:42.98 ID:hs3z4Z1z0
> 読んだ本の中身というのは、雑談を通じて知識や情報が共有され熟成されていく
> 雑談禁止なんていうのなら、こんなスレを作ってはいけない
>
> しかし、こうした読み終えた本を語るスレを作った以上、雑談を止めることなど無理
> 本を読んで色々語りたくなるのは、人間の本能だし欲求だから誰にも止められない
【転載】洋書・読み終えた本の感想を書きまくれ 1冊目 より
> 981 名前:名無しさん@英語勉強中 (ワッチョイ c596-unxX)[sage] 投稿日:2020/01/31(金) 18:32:53.69 ID:hs3z4Z1z0 [2/2]
> >>979
> 雑談ってのは、「ハイ雑談してください」で始められるようなものじゃない
> このスレのように、色々な本の紹介があるから、そこから自然と生じるようなもの
>
> 何もないスレで雑談をしてほしいのなら、まずはあちらのスレで雑談のお手本を
> 見せてほしい
> 本の感想や紹介といったネタが何もないところから、どう雑談を始めるのか
>
> また、雑談を始めるためには、魅力的な話題を提供できるような人たちが必要
> 人の集まらない場所で、ぶつぶつ独りで語るのでは、ただの独り言だからね 何を読むか?
大体、エンタメ系は[THE NEW YORK TIMES BESTSELLER]を選べば、
外れがない。文学系は「PENGUIN CLASSICS」だ。
英語の勉強だからと言って、わざわざ知的レベルを下げるような本は
読む対象にしてはいけない。
みんなに薦める英語の本200冊。★は特にお薦め。
Tokyo (by Mo Hayder)(南京事件の幻のフィルムが・・)
You can negotiate Anything(カーネギ―のビジネス書)
Madam Chairman (by Herb Cohen)
War in the Pacific (by Jerome. T. Hagen)(太平洋戦争米側からの見方)
★Animal Farm (by George Orwell)(オーウェルの名作)
★1984(電脳監視社会となった近未来社会を描いたオーウェルの名作)
Lost city of Z (by David Grann)(アマゾンのインカ文明)
★Siege (by Simon Kernick)373頁
(人質をとった非常なテロリストとの闘い。迫力満点で英語は平易)
The Red Badge of courage 147頁(アメリカの必須児童書)
★The Pelican Brief (by John Grisham)(環境汚染にチャレンジの新米弁護士)
Street Lawyer (by Grisham)(貧困者を救う弁護士)
The confession (by Grisham) (法律スリラー)
The Partner (by Grisham)(法律スリラー)
★Jurassic Park(by Mychael Crichton) (映画化された娯楽作品)
★Rising Sum (by Crichton) (経済大国時代の日本)
★Pet Sematary (by Stephen King) (一番怖い本)
The Business of Dying (by Simon Kernick)(刑事物)
★Inside the Brain (by Katulak) 200頁(サイエンスお薦め)
Farewell Arms (by Hemingway)(ヘミングウェイの名作)
次
★Naked and Dead (「裸者と死者」ノーマン・メイラーの名作)
The Bridge of Madison country(「マジソン郡の橋」映画化された)
★Bury my heart at Wounded Knee(インディアン虐殺の記録・必読)
★The Grapes of Wrath(「怒りのぶどう」スタインベックの社会告発の名作)
Dogs of War(アフリカの雇い兵)
★With the old breed(ペリュリュー、硫黄島、沖縄を戦ったアメリカ海兵隊員の回想)
★Black like me(白人が黒人に化けて黒人差別の南部に潜入する告発ドキュメント)
The second world war(米側の歴史書)
The Help(映画化された。)
Peal Harbor(映画の小説版)
The catcher in the Rye(サリンジャーの名作)
★Light of August(「八月の光」名作)
The autobiography of Malcolm X(マルコムX自伝)
The Client (by Grisham)(法律スリラー)
How to stop worrying and start living(カーネギーのビジネス本)
The body guard(映画の小説版)
Mars attack(SF火星人の地球攻撃)
Beverly Hills cop U(映画の小説版)
次
Back to the future (映画の小説版)
The good son(映画の小説版)
The Pacific(米側の歴史書)
Executioner(スリラー)
Congo(クリクトンの娯楽小説)
Eight million ways to die(犯罪スリラー)
Next (by Crichton)(娯楽小説)
The Firm(法律スリラー)
The sky is falling(大衆娯楽小説)
★To kill a Mockingbird(「アラバマ物語」名作)
The laugfing cop(北欧の刑事物)
★Jane Eyre(古典文学の名作)
The 9.11 report(米政府の公式報告)
★Roots(黒人奴隷の三代のルーツを辿る名作)
The key to Rebecca(スパイスリラー)
The Gulag Archipelago(「収容所列島」ノーベル賞授賞)
★Last Tango in Paris(中年男とパリジェンヌの通りすがりの恋)
Hotel(娯楽小説)
次(今日はこれまで)
Eyes of the needle(スパイスリラー)
Papillion(脱獄犯の冒険)
On the trail of the assassing(サスペンス)
Goodess(the secret live of Marilyn Monroe)
★Day of Deceit(「真珠湾の真実」衝撃の事実)
The end of the affair(情事の終わり)
★The Outsiders(アメリカの必須児童書)
Mothers and Daughters(娯楽小説)
★The Pacific Campaign (by Dan Vander Vat)(米側の歴史書)
★The Decision to Use the Atomic Bomb(謎に包まれた原爆投下までを追ったドキュメント)
The Day of the Dolphin(イルカの出てきた日)
Black Sunday(アラブのテロリストと対決するFBI)
★Crime and Punishment(「罪と罰」古典文学の名作)
The namesake(インド系アメリカ移民の話)
JFK(ケネディ暗殺の謎)
Platoon(ベトナム戦争)
あれは原書ヘブライ語だから、
時間かけて英訳読むくらいなら
和訳でOK
本人が英語で書き直しているんじゃなかったか
何にしろ異常に平明な英文なので英語版で全く問題ない
読書の目的は「新しい知識を得る」「他人の人生を追体験し自分を豊かに
する」ことだ。近年は日本人の読書量は激減のようなので、「英語の本を
読みたい」「英語の本が読める」という人も激減しているはずだが、1か月
に5冊も読みたいと言う心意気は実に見上げたものがある。でも、社会人
は通勤時間、喫茶店での休憩等のすき間時間を利用してもさすがに英語
の本5冊は無理だと思う。定年後の悠々自適を待つしかない。もっとも70
歳まで働かねばならないから、その時には目も気力も大分くたばっている
だろうな〜w。
ところで、「世界立志伝」の訳者、中村正直(まさなお)の墓は谷中墓地に
ある。福沢諭吉は、江戸では築地7丁目の中津藩士の中屋敷に逗留して
いて、そこで「蘭学塾」を開いた。同時に独力で英語を学び始めた。その
中屋敷には「解体新書」で有名な前野良沢も藩医としてかって住んでいた
という。今は聖路加病院になっていて「慶應大学発祥の地」の碑があるそ
うだ。福沢諭吉は藩邸の売却を契機に三田に移り住んだというよ。英字
新聞を読み東大出の記者しか相手にしなかった、「ヨーダ」とも言われる
故宮沢喜一首相の尊敬する人は福沢諭吉だったらしい。
まあ さすがに難しい本は無理かな
星の王子さまぐらいなら2,3時間で読める気がするけど
ネイティブの朗読だと二時間弱
学問ノススメとか文明論の概略は現代語訳で読んだけど
杉田玄白の蘭学事始め、三酔人経倫問答あたりは読んでみたい思いながらぜんぜん
読めてない
今読もうと思ってるのはライシャワーの本かな
小説だと 動物農場 素晴らしい新世界 コナンドイルのロストワールドとか読みた
いのいっぱいあるけど 今買っても積んどくになるだけだろうしなあ
ロストワールドは面白そうだけどシャーロックホームズシリーズに比べて難しそうだし
樋口一葉の英訳読もうかな
いわゆる世界文学上で評価高いんだよね
a child called it
まだまだ継続して読めない初心者に超おすすめ。
日本の古典は外国語のようだから樋口一葉も苦労する。
私は、「源氏物語(The Tale of Genji)」を英訳で読んでいる。
サイデンスデッカーとArthur Waleyがあるが、後者のだ。
上下卷があって英文はかなり難しい。でも、行間を詳しく解釈
して丁寧に英訳しているから日本語の現代訳よりも内容が
わかる気がする。日本の古典を英語で読むのはいいと思う。
ライシャワーの本は私も興味がある。
抜粋は読んだことがある。「二つの祖国」とかだったかな。
ウェイリーの英訳はそれを訳した日本語訳もいいの出てるって聞いたことある
平凡社だったかな
源氏とかは覚悟ないと読める気がしない
ドナルドキーン訳の竹取物語とかジェイルービン訳の村上春樹の本ぐらいなら
わりとスムーズに読めそう
理系だと
ホーキングの本とか
The Magic of Reality(邦訳ドーキンス博士が教える「世界の秘密」)
だとおもしろそう (後者の本はペーパーバックだと安い)
専門文献はまだ無理だな
せいぜいチューリングのComputing Machinery and Intelligence (計算する機械と
知性)程度が限界
「源氏物語」は、文京区にある東洋文庫に展示されているA.ウェイリーの
「源氏物語」の手書き原稿をガラス越しに見たのが読むきっかけだった。
手書き原稿はきれいな筆記体で書かれてあって感動した。
「いずれの御時か女后更衣あまたありける中にいとやむごとなき
きわにはあらねど・・・」って誰もが暗唱できる冒頭のフレーズが英文で書
かれてあって、それを読んで、あーこれなら読めるかもって思った。
「Gentlewomen」とか「ladies」とか西洋の宮廷を思わせるロマンチックな
英文が気に入った。
「源氏物語」を読もうとしても結局、「明石・須磨」あたりで止めてしまう人が
多いらしいが、私はようやく宇治10帖まで来た。
19世紀英語の特徴か、一文一文がすごく長い英文で苦労しましたが、
ずっと読み続けた結果、英語読解力は増したと感じましたね。
ウェイリーの解釈が独走気味で原文から外れているのではとの評価があ
るが、忠実に訳されてあるサイデンステッカーのよりも、どうしてなのか
どういう気持ちなのかの解釈が詳細なので私には内容はわかりやすい。
(冒頭文)
At the Court of an Emperor (he lived it matters not when) there was
among the many gentlewomen of the Wardrobe and Chamber one, who
though she was not of very high rank was favoured far beyond all the
rest; so that the great ladies of the Palace, each of whom had secretly
hoped that she herself would be chosen, looked with scorn and hatred
upon the upstart who had dispelled their dreams.
ウェイリーのtale of genjiは一部分だけの訳じゃなかったっけ?
薄いよね。本の厚さが。それを終わってからサイデンステッカーの
訳で読んでるんですか?
Royall TylerとDennis Washburnは前者の方が
良い点が多いとされているんだが
audibleは後者出たんだよな(ナレーターは女じゃないというw)
まあ両方精緻な訳らしい
>>23 ウェイリーのtale of genjiは一部分だけの訳じゃなかったっけ?
薄いよね。本の厚さが。
「A.ウェイリー」訳は上巻537頁下巻592頁
「サイデンスティッカー」訳は上卷521頁・下巻567頁
いずれも「Charles E.Tuttle CompanyのTUT BOOKS」です。
源氏物語は三部構成52帖の大河小説です。日本の現代訳はいろいろ
出てますが、あらすじと背景説明の本を参照してます。「まろ、ん?」とか。
ちなみに、「サイデンスティッカー」訳の「源氏物語」の冒頭は次のとおり。
センテンスは短くて原文に忠実に訳している。反面、長たらしい構文を、
主語S、述語Vを頭に刻みながら読み解くややマゾ的な快楽は得られないw。
難易の差は明らかですね。、「サイデンスティッカー」訳はまだです。
(冒頭)
In a certain reign there was a lady not of the first rank whom the emperor
loved more than any of the others. The grand ladies with high ambitions
thought her a presumptuous upstart, and lesser ladies were still more resentful.
・presumptuous:生意気な
・upstart:成り上がり者
理系の英語は、事実と論理の積み重ねだから、英語はシンプルでもザーと読み
進めることができない。入門編だが、自分がとても内容を理解できた英語の本
がある。★Inside the Brain (by Katulak) 200頁という本だ。これはお薦めできる。 Dragon Ball Super Chapter 56: WARRIORS OF EARTH ASSEMBLE
内容
モロの手下と御飯、ピッコロたちの戦いが始まる
ベジータは技のトレーニング中
悟空は地球への帰還中に迷子
例文
I sent Goku a heads-up, but we’ve got no clue where vegeta is.
Given the beef those two have with Moro, I’m sure they’ll show.
Let’s handle far-clung convicts while you boys fight the big boss.
Fine by me.
We don’t give a crap about this duel of yours, so we’re gonna go wreck some other place.
I’m betting you can handle this chump alone.
Meanwhile, I’ll go wrangle those nasty babes.
I ain’t wait around.
You wish.
Demon light of death!
Good going, Gohan.
We’ll never lose to some copycat.
Actually, I’m one of the three strongest earthlings around.
Better round them up while you can.
Those two were thrilled when they heard they could fill in for ♯17 as rangers.
Let’s make quick work of this.
I’m no fan of ganging up on enemies, but I can’t have them wrecking the earth.
As soon as we mop up here, it’s payday.
Cutting it close, huh?
Thataway.
あとオーム社の英訳本 まんがでわかるシリーズ
The Manga Guide to Calculus(微積の本、偏微分入門ぐらいまで扱ってる)
The Manga Guide to Linear Algebra(線形代数入門)
The Manga Guide to Statistics(統計の本)
The Manga Guide to Relativity(相対性理論入門)
他いろいろ
>>22
この英文は明瞭でいいと思う
他の箇所はもっと難しいのかもしれないが
長い文といえばチャールズラムのシェイクスピア物語の英文も一文が長い
伊藤和夫という受験英語の教師は東大時代に読まされたらしい 検索したら数学ガールの英訳本がでてた
中高レベル
Math Girls Talk about Integers
Math Girls Talk about Equations & Graphs
Math Girls Talk about Trigonometry
大学レベル
Math Girls
Math Girls 2: Fermat's Last Theorem
Math Girls 3: Godel's Incompleteness Theorems
昨日電車の中で岩波文庫「灯台へ」を読んでいる人がいた。
懐かしい気持ちになって話しかけたくなった。
何故って?バージニア・ウルフのTo the Lighthouse 何回も
チャレンジして挫折を繰り返して来たからだ。
でも、その人は二駅過ぎたら本を手にしたままうたた寝を
し始めたの!
やはり面白くないんだ。ぐいぐい引き込まれる内容じゃない。
日本語で読む人は内容の退屈さに、英語で読む人は英語の
難しさで、きっと挫折する本なんだと思った。
to the lighthouseはjuliet stevensonの朗読だと
緩急や話者のようすが自然と耳に入ってきて、
イギリス英語の発音も心地いい
ネイティブのきちんとした解釈を通して楽しめる
これはたけくらべもそうなんだけど
熟練の朗読聴くと結構分かる
私は独学で読むことだけに集中してたから
聞く話す書くが全然だめ、裏山鹿〜。
いいね。
>>25
ありがとう。
自分の持ってるのは最初の9章
だけバージョンなんだとわかった。
フルのバージョンあるんですね。 >>27
をみて、langか、読もうと思って
結局うやむやにして読んでないな
と気づいた。
しっかり勉強しないとね 非ネイティブの学習法はいろいろあるし、ひとによるけど
自分の場合も まあ文法と読解が基本だった
ただ 会話が好きなひととかもいて 音声学習中心のほうがうまく人もいるんだろうとはおもう
ドラマとか日常会話のセリフを解釈して覚えて使う 自分でもセリフをつくる みたいな
とくに現地とかで学習する場合 アウトプットの機会がすぐ得られるし
まあ それでも非ネイティブの場合、文法学習は不可避な気がするけど
woolfの a room of one's own (自分だけの部屋)って講演の一部を読んだんだが
上手い文章だなとおもた
ただ鑑賞するには一定の解釈力がいるなともおもた
ウルフはOrlandoがわりと簡単そうだったな
オレも灯台は1ページで断念したクチだが
「英語の読み方・味わい方」(上田勤・行方昭夫著)によると、『wolfは
「意識の流れ」派の作家で、人間心理の微妙奔放な動きをとらえ、繊細な
神経と天衣無縫な暢達さを備えた名文を書く』と紹介されている。
(そして、次のような文章が紹介されていて)
Did you ever meet, or was he before your day, that old gentleman
―I forget his name―who used to enliven conversation,especially
at breakfast when the post come in, by saying that the art of letter-writing
is dead? ・・・
・before your day;あなたが物心のつく前 ・the post;郵便
・art of letter-writing;書簡文芸術
『このようなWolfの文章を読む場合の一般的注意として、頻発するcomma
に惑わされず文章の大意をつかむこと。
例えば、Did you ever meet( )that old gentleman( )who used to〜と
( )の中を飛ばして読んで大筋をつかむことである。』とある。
そうかな〜?と思う。どのコンマを飛ばすのかは全体を読んでみなければ分
らないと思う。だから、文の頭から、ゆっくりと読んでゆくしかないと思う。
>>26
全然意味がとれない。なんか英語のようだが・・・
会話?翻訳ソフトもお手上げだったよ〜。 >>39
その本、紹介してくれたのあんたやったんか!
ポチって持ってる。でもまだ読み始めてない。
時間を見つけて読み始めてみるわ。おーきに >>40
全部 漫画のセリフ
英語だけど俗語つかってたりするから翻訳ソフトはまだ訳すの難しいのかも
いくつか訳すとだいたいこんな感じだろか
I sent Goku a heads-up, but we’ve got no clue where vegeta is.
悟空に知らせたんだけど、ベジータがどこにいるかなんの手掛かりもないんだ
Fine by me.
かまわない
We don’t give a crap about this duel of yours, so we’re gonna go wreck some other place.
あたしたちは あんたたちの戦いなんてどうでもいいから 他の場所を荒らしに行くわ。
You wish.
そうなればいいな、だといいな
Demon light of death!
魔貫光殺砲
Good going, Gohan.
よくやった御飯
Actually, I’m one of the three strongest earthlings around.
おれ地球人で最強の3人のうちのひとりなんだよ
Better round them up while you can.
できるうちに捕まえたほうがいいぜ
Those two were thrilled when they heard they could fill in for ♯17 as rangers.
あの子たち(悟天とトランクス)17号の代わりにレンジャーやれるってきいてわくわくし
てたわ
Thataway.
あっち なるほど。
漫画の台詞はおいらには歯が立たないのがわかった。
英字新聞の漫画も読めなかったからね。
ありがと。
古典的な漫画だとスヌーピーとかムーミンとかあるし
訳本も出てる 映画もあったはず
基本的な読解力があったらあとは読んでるうちに慣れていくとおもう
FIRE and FURY (by Michael Wolff)
ちょっと無料サンプルを覗いてみた。
初期のトランプ大統領に影響を与えた「Bannon」補佐官の発言。
かなり過激だ。でも正しい見方だと思う。
「中国こそ現在の敵であり、実態はナチと同じであると。」
一時的に爆発的に売れた本はしばらくたって、ほとぼりが冷めた頃、読むと
真価がわかる。(ベストセラーには直ちに飛びつかない。)
ボルトンは去ったが、ホワイトハウス、いやアメリカ政界の底流は中国敵視だろうな。
アメリカって常に援助によって、結果的にアメリカの敵となる国家や勢力を育成
してきた歴史がある。日本を鎖国から引き出し対米依存の通商関係によって日本
帝国の勃興を許した。ソ連を援助して独ソ戦を勝利させた結果、ソ連の戦後拡大
覇権を許した。中共との国交を締結して中国の経済成長を援助し、いまや制御不
能の強大国にしてしまった。アフガンでムジャヒデンを援助しイスラム過激派を育
てることになった。このようにアメリカの援助によって、アメリカに反抗する力を育
てるという繰り返し。いわばマッチポンプの歴史だと言える。そして、それらがアメ
リカに楯つき始めた途端に叩き潰してきた。米中対立は何処へいくのだろうか?
とにかく中国は巨大だ。(次へ)
(Bannonの発言)
The real enemy, said an on-point Bannon, careful not to defend Trump
too much or to dis him at all, was China. China was the first front in a
new cold war. And it had all been misunderstood in the Obama years−
what we thought we understood we did’t understand at all
.(真の敵は中国、中国こそ新冷戦の第一線・・)
China’s everything. Nothing else matters. We don’t get China right, we
don’t get anything right. This whole thing is very simple. China is where
Nazi Germany was in 1929 to 1930. The Chinese, like the Germans are
the most rational people in the world, until they are not. And they are
gonna flip like Germany in the thirties. You are going o have a hypernationalist
state, and once that happens you can not put the genie back in the bottle.
(中国はナチスのように危険、超国家主義に直面しつつある。魔法のランプから
怪物が飛び出さぬうちに手を打たないと。)
読みあげ機能を×,7にして聞いてみた。リスニングを向上させたいから。しかし、
読みあげ音が人工的な感じがする。感情こめた強弱、緩急があるといいのだが。
リスニングは、読みあげのスピードに脳をアジャストしなければならないから
結構、忍耐力が要求されるな。読んでいるだけだとマイペースだから楽だけど
リスニングは飽きてしまう。またスクリプトを見ないとついていけない。将来、
寝たきりになってベッドで暇だと困るからリスニングは向上させないと・・・W
★THE LOST WORLD (by SIR ARTHUR CONAN DOYLE) 失われた世界
1912年(大正2年)、コナン・ドイルによって発表されたSFの古典。子供の頃読
んだからと、英語で読み返してみたいと思う人もいるだろう。アマゾンの奥地に
あるという「失われた世界」(ギニア高地)に旅立つまでの序段部分(1〜69頁)
は、とっつきにくい英語でほとんどの英語学習者はここで投げ出してしまう。
しかし、物語が進み、現地に到着してからは、あっと驚く展開が続き、ハラハラ
ドキドキ、英語の難易度も緩和するので息もつかずに読み終えるだろう。コナン・
ドイルの時代を超えた発想力と想像力はすごい。肉食恐竜や翼竜の他に、
終盤にはなんと、「高度な知能」を持つ猿人の集団が出現してくる。最初に難関
が控えているが、是非、チャレンジする価値があるからどうぞ読んで下さい。
(英語学習としては倒置語法が随所にある。慣れればOK)
・He beamed at us with the old paternal smile, but European science would
have been somewhat amazed could they have seen their chosen child,
the hope of the future, with his tangled, unkempt head, his bare chest, and
his tattered clothes.(189頁)(if they could have seen..)
・One of them knocked Summerlee's rifle to matchwood and the next would
have crushed his skull had an Indian not stabbed the beast to the heart
.(205頁)(if an Indian had not stabbed..)
・Once our allies broke under the pressure, and had it not been for the
execution done by our rifles they would certainly have taken to their heels.
(206頁)(and if it had not been for..)(take to ones heels:急いで逃げる)
ドラゴン・ボール
マンガには「略式」の言葉が使われるから意味が分らないわけだ。
「ウシジマくん」くらいは日常語が多いだろうからわかるかも、でも
ファンタジー系は無理だ。
「略式言葉」は新聞、小説等のパブリックな媒体では絶対というほ
ど使用されない。だから、読むだけの人の私には、全部初見で意味が
全くとれなかったわけだ。下品なネイティブの日常会話とかだと使われ
るのだろうな。でも、自分が外人と会話する機会は全くないし、非母国
語人が略式を使ったら顰蹙を買うだろから、略式言葉を学習する必要
性は皆無だ。略式言葉は知らなくていいや。ところでマンガのセリフの
翻訳は誰がしているのだろうかな?
自分のわからないにトライの結果は次の通りだ。笑われるかもな。
・I sent Goku a heads-up, but we’ve got no clue where vegeta is.
「a heads-up」の意味が不明だから辞書を見ると「気をつけて(米・俗語)」
「私は悟空に「警告」を送ったが、我々はベジータが何処か手がかりもない。」かな?
・Given the beef those two have with Moro, I’m sure they’ll show.
「beef」がわからん。名詞で辞書は「肉」「不平・不満」「筋肉」「体重」
those two have with Moro・・倒置か?わからんお手上げ。
高校生の試験なら苦し紛れに
「モロが持ってた肉をこいつら二人に上げちゃえ、彼等はきっと見せるよ。」
wwww何点くれるかな?
・Fine by me.
辞書を引く。米略式で「けっこうだ」の意味。これはOK
・We don’t give a crap about this duel of yours, so we’re gonna
go wreck some other place.
「give a crap」辞書を引くが見つからず。crapは名詞で「愚かな考え」
「たわごと」「ごみ」「うんこ」「くそ」俗(shit)「take a crap」で「くそをする」か!
「give a crap」で「くそ食らえ」汚い言葉のようだ。でも否定している。
わかんね〜。「wreck」;難破させる。破壊する。難い言葉をわざと使うの?
私が勉強したのと異次元の言葉です。
・I’m betting you can handle this chump alone.
「chump」辞書を見る。名詞(古略式)「ばか・まぬけ・かも」
「絶対、お前一人でこの馬鹿に勝てるよ。賭けてもいいよ。」OK
・Meanwhile, I’ll go wrangle those nasty babes.
辞書;「wrangle」やかましく口論する。
「ところで、おらはこいつら汚い奴らとやかましく口論するからね。」かw?
・I’m no fan of ganging up on enemies, but I can’t have them
wrecking the earth.
「ganging up」「辞書:いじめる」でOK
・As soon as we mop up here, it’s payday.
「mop up」「辞書;(略式)片づける。残敵を掃討する。」OK
まてよ、ドラゴン・ボールって給料貰ってるの?
・Cutting it close, huh?
「辞書;どうにか間に合うようにする。きちきちで生活する。」
「やりくりしてる?」ってか。
・Thataway.
辞書になかった。
英語にはいろいろな英語がある。階級、職業、地域、教養、人種、専門家
科学者・・・・全部をわかるようにするってのはコスパにあわない。どれを
目指すかはそれぞれの目的によると思う。
ストーリーおってないと
センテンスだけ見ても
コンテクストわからないから解釈しづらいと思う
Given the beef those two have with Moro,
I’m sure they’ll show.
Given that ~ 〜を考えると
beef まあ不平、不満あたりが近いとおもう
the beef (which) those two have 関係代名詞目的格の省略
英辞郎のこの訳が近いとおもう
not give a crap
屁とも思わない
wrangle まあ 世話する 相手をする あたりが近い訳だとおもう
cut it close
限界ぎりぎりの行動をする
余裕がない、際どいタイミングだ、間に合うかどうか微妙である
地球が襲われてる最中、助けに行かなくていいのかという問いに
モロはまだ戦闘に参加していない、まだ時間はあるといって、
ぎりぎりまである技のトレーニングをするといったことに対するセリフ
Thataway 大きい辞書にはあると思う ジーニアス大辞典にはある
=that way
リーダーズ英和 その方向へ
As soon as we mop up here, it’s payday.
カプセルコーポレーションが18号に金を出して戦闘させてる
Attack On Titan Chapter 126: Pride
Synopsis
リヴァイ、ハンジがマガト、ピークと共闘を申し込み、了承される。
コニーは巨人化した母親にファルコを食べさせようとするが、アルミンの行動により
思いとどまり、その後、彼らはアニと合流する。
フロックがイェレナおよびオニャンコポンの公開処刑をしようとするが、ジャンが計
画通りに4発の銃弾をうち、車力の巨人がイェレナ、オニャンコポン、ジャンをくわえ
て逃走。
アルミン、ミカサ、アニ、コニー、ガビ、ファルコたちも銃声とともに出発。これを
誰かが見ているが、誰かは不明。その後、アニがライナーを蹴り起こし、世界を救いに
いくとコニーがライナーに告げる。
感想、展開予想
今後の展開がある程度はっきりした。今後は、エレン、イエーガー派VSマーレ、ハン
ジ、リヴァイ連合軍の戦いが予想される。
例文
When she supported the Eldian Empire under the banner of rebellion against Marly,
her real objective was to have Zeke obtain the founder’s power and enact the complete
annihilation of Eldians with his euthanasia plan.
He spat out that he’d rather choose death under the rule of the Eldian Empire.
All that’s left are lousy chauvinistic bastards.
There’s no value in sucking up to you lot.
What are you trying to pull?
「英語の読み方・味わい方」(上田勤・行方昭夫著)新潮選書
昭和末期の古い出版の本だ。
「ただ意味がわかればという段階から一歩踏みだしたいと思って
いるあなたへ文体の微妙な揺れなど鑑賞重視の英文読解法」
が売り口上。
内容はU部制で、T部は上田勤「現代英文の解釈と鑑賞」より
40文例を厳選、U部はヘンリー・ジェームズの初期の物語
「The Diary of a Man of Fifty」を全篇、省略なしで読み味わう。
解説は東京大学での英語の授業での学生の反応を参考にした
箇所が多いという。
U部ともかくT部にある文例は有名作家の著作からわずか15行
前後の切り取りでほんのさわりだ。英語通の中で蘊蓄を語る材料
にはなるかもしれない。
もっとも、今は実用本位の英語で、酒でも飲みながら高尚な文学を
語りあう英語通サロンは過去の遺物だけれども。
The Mayor of Casterbridge (by Thomas Hardy)1886年・386頁
序盤は快調に読み始めたが、中盤に入って途端に鈍化した。
見知らぬ単語が頻出してき、また話がハッピーでなくなったからだ。
どうなることやら。
まあ、主人公Henchardは深酒のあまり妻子を売ってしまう程の
ろくでなしだから運命に復讐されるのはしかたがないのだけれども。
詩(歌詞)の感想でも書いていこうとおもう
まああんまり読めてないのだが
河野一郎が編集した、初心者向けの『英語の詩』『英語の歌』はすでに読んでる
だいぶ前に中古で買ってかなり安かった気がする 今も安いかどうかは知らないが
シェイクスピアの劇詩も少しずつ読んでるが、ソネットはまだ全然読めてない
訳本なら一日で読めそうなのでとりあえずまず訳本を読むことも考えている
岩波からもけっこういい詩集がたくさん出てるので機会があったら読んでいきたい
If I can stop one heart from breaking,
I shall not live in vain;
If I can ease one life the aching,
Or cool one pain,
Or help one fainting robin
Unto his nest again,
I shall not live in vain.
河野一郎の注釈(意訳気味)
stop one heart from breaking
悲しみにくれている心を救う
in vain むだに むなしく
ease one life the aching
一つの生命の痛みをやわらげる
cool 鎮める
help one fainting robin
into his nest
一羽の気を失っているコマドリを巣に戻してやる
利他的行動に自己存在 → 利他的行動に自己存在の意義
SONG
The year’s at the spring
And day’s at the morn:
Morning’s at eleven;
The hill-side’s dew-pearled;
The lark’s on the wing;
The snail’s on the thorn;
God’s in his heaven―
All’s right with the world!
時は春
日は朝(あした)
朝は七時
片岡に露みちて
あげひばりなのりいで
かたつむり枝にはい
神、それに知ろしめす
すべて世は事もなし
(上田敏訳)
year’s = year is
morn = morning
dew-pearled 朝露が真珠の様にちりばめられて
on the wing = flying
snail かたつむり
thorn とげのある低木
a thorn in one’s flesh 悩みの種 不安 なので 良心の呵責の象徴ととれる
Morning’s at eleven; → at seven
ロバート・ブラウニングのよく知られた詩
Pippa Passes のなかにでてくる詩
他の作品Men and Women, The Ring and the Bookは知的で難解らしい
春の朝のさわやかな情景を肯定的にとらえた詩だとおもう
Kingdomhearts chapter 6 Olympus Coliseum Part 5
漫画版はじめてよんだ
ヘラクレス、ソラ、ドナルド、グーフィーがハデスのもとへ向かう場面
例文
Behold!!
The planets are aligned!
Not even Hercules will get in my way this time!
Now that you mention it, there were some bulbs at the entryway that had gone out.
>>57
詩とか歌詞の意味を解そうとするだけでも凄いと思うよ。
自分なんかは飛ばしです。
今、読んでいる「The Mayor of Casterbridge」の中にも詩(ditty)が
度々、登場する。例えば次のようなのが。
Elizabeth-Jane was fond of music; she could not help pausing to listen;
and the longer she listened the more she was enraptured. (略)
The singer himself grew emotional, till she could imagine a tear in his eyes
as the words went on;ー
‘ Its hame, and its hame, hame fain would I be
O hame, hame, hame to my ain countree!
There’s an eye that ever weeps, and a fair face will be fain,
As I pass through Annan Water with my bonnie bands again;
When the flower is in the bud, and the leaf upon the tree,
The lark shall sing me hame to my ain countree!’
There was a burst of applause, and a deep silence which was even
more eloquent than the applause.・・・ってのがある。(58頁) (続き)
Elizabeth-Janeは音楽が好きだったから、思わず立ち止まって聞きた。
そして聞けば聞くほどうっとりした。・・・歌い手自身も感情を高まらせ、歌詞が
進むにつれ目に涙を貯めているとエリザベスは思った。
(歌・・・・)
歌が終わると会場喝采に包まれた。そして喝采よりも遥かに感動を表す
深い沈黙があった。(訳はやっつけだからね)
その詩の意味は・・・・まあ、適当な解釈で読みとばしです。「陽気な歌だったん
だろ〜な」ってとこで分ったつもりになって、意味なんかいちいち拘ってはいら
れませんからね。
そんな読み方は、「料理なんかまずくても栄養になればいいのだ!」という邪道
なものだと学者は馬鹿にするだろうけど、独学だからそれでいいのです。
・Its hame, and its hame, hame fain would I be・・・ hame はhomeかな?
fain would I beは倒置でI would be fain・・・ainは音変化した不明な単語。
an eye that ever weeps, and a fair face will be fain(複数単数?)my bonnie
bands again(なんだ?)それでも適当に訳して
「我が家、家、・・喜んでそこへ行く。家、家・・私がふるさとの我が家。
泣いたこともない晴れやかな顔がそこにはある。再びAnnan Waterを
○○○とともに過ぎる時、花はまだつぼみで、葉は樹の上にw、そして、
ひばりは私の帰還を祝って歌うのだ。」じっくり調べたらもっとましになる
だろうが普通は飛ばしで読んでしまいますね。
自分はスキミングとかスキャニングみたいな読み方は得意じゃないというかなかなか
できないですね
長文でもまず概略つかむために まずざっと読めるひととか動画で見たことあります
が今の自分の能力ではむずかしいです
まあ 分析的に読もうとしても 細部までわからないところはたびたびあって
そういうときは とりあえず理屈というよりは感覚的な理解ですませることは
たびたびありますが
自分は読むにあたって英語産業ではやっている「スキミング」とか
「スキャニング」とかのメソッドを意識したことはないなあ。
ただ、自然に愚直にw英語を前から読んでいくだけだ。そして、紙
の本しか読んでない。
意味を知らない単語があれば電子辞書を見る。そして単語にマ
ーカーで印をつけ、単語の上とかに赤ボールペンで意味を記入
する。意味がとれない、または意味の正確性が不安な文は、邦訳
があればその個所を見てみる。マーカーも線を引いておく。だから、
読んだ後はマーカーや書き込みがいっぱいだ。これらは全て自分
のペースで進めるからストレスはない。
上にあるような詩(ditty)もネットの検索で全部の歌詞と歌の演奏
まで再生できるから紙の辞書しかなかった昔から格段に進歩した
ものだ。環境は格段の差だ。
具体的に小説を読むので言えばそれは科学論文を読むのと違う。
サマセット・モームは19世紀の小説は余計なことが一杯書いてある
と言っている。そんなとこは読まなくたっていいと言っている。
だから、自分もストーリー展開にどうでもよいような箇所(例えばポエム
の引用とか芸術・宗教論議とか)がでてきても、そこの解明にこだ
わらない。完璧に2頁理解する喜びよりも、50頁読めた方が自分には
喜びがあるからだ。
英語の本を読むのはそれぞれの読み方があるのだろうな。
(あなたにすすめる英語の本200冊)(続き)
I am Malala (ノーベル平和賞を受賞したマラヤの自伝)
★Kane and Abel(by Jeffrey Archer,東欧移民が実現する
アメリカンドリームの壮大な長編小説)
★Hotel(by Arthur Hailey・レストランのボーイから抜擢され経営難の
名門ホテルを立て直す男の立身出世物語)
★Gone with the wind(南北戦争の激動に巻き込まれた、鼻持ち
ならない自己中女スカーレット・オハラの青春期の狂乱怒涛の
生きざまを描く長編名作)
★BEULAH LAND(黒人版「風と共に去りぬ」、アメリカ南部のプラン
テーションを巡る白人と黒人の愛と憎しみの一大叙事詩)
Day no pigs die(「豚が死ぬ日」アメリカ児童必須書)
★The Giver(by Lois lowry.アメリカ児童必須書。見えない支配者に
能力・適性に従い上中下と選別されてゆく未来社会の恐怖を描く名作。)
Black Beauty(黒馬と馬丁の少年、やがて荘園の没落で黒馬は
売られてしまう。黒馬と少年の交流を描く児童書)
★Enbracing Defeat(「敗北に抱かれて」J.ダワー教授の描く敗戦後
の日本の再生ドキュメント)
The secret servant(イスラエル秘密警察対イスラムテロリストの
テロ防止対決サスペンス)
★The moon and six pence(「月と6ペンス」・by S.Maughamの名作)
The Devil wear PradaT(メリル・ストリープ主演で映画化された原作。
続編もあるがそれは駄作。)
(続き)
★The Clash of Civilization(ハンチントン教授の「文明の衝突」日本を
独自の文明と評価しているのが読みどころ)
All war end(和解を説く書)
★Fools dies(by Mario Puzo・人生と格闘する若者の青春記)
The painted veil(文学)
★Gun Germ and Steel(「銃・細菌・鉄」西洋は何故、世界を制覇
できたか。by J.Diamond)
★Collapse(by Diamond.自然破壊が文明さえも破滅させる。日本
の徳川時代に言及した個所が示唆的)
Under the Blood red sun(真珠湾攻撃のあった日のオアフ島の
少年の回想)
Sutting out the sun(外人から見た日本の長期引き籠りと社会の閉塞性)
★Japan 1941(日本人研究者による終戦のドキュメント英語版)
Madam Bobary(古典名作)
★Guadal Canal(ガダルカナル島攻防戦の米側のドキュメント)
Ten Commantment(犯罪スリラー)
★Out of Eden (by S.Oppenheimor.人類の出アフリカの謎を探る科学物)
The picture of Dorian Gray(by Oscar Wild)
★Naoko (東野圭吾「悪人」の英訳・わかりやすい・英文は福岡弁でない
からかえってシリアス)
★East of Eden (by J. Steinbeck)
★Travels with Charley(by J. Steinbeck)(作家・阿川宏之がアメリカ
一人旅に携行した本。晩年のスタインベックが愛犬チャーリーと
トレーラーでアメリカ探しの旅。)
Love machine(大衆娯楽小説・以下はエンタメ小説)
Pervy Mason(刑事物)
Happy hooker(大衆娯楽小説)
79Park Avenue(大衆娯楽小説)
(本日はこれまで)
そうです、「悪人」は吉田修一でした。
東野圭吾の「NAOKO」が頭に残っていて間違えたです。
ご指摘ありがとうございました。
日本の現代小説を英語で読むのは不思議な感じあります。
おすすめしたいですね。
>>61
昔、上田敏訳は学校で暗唱されられたた記憶がありますね。
小中高のいずれかは思い出せないが習った覚がある。 NAOKO(東野圭吾のたしか「秘密」の英訳.父と娘の心が入れ替わる話。)
VILlAIN(吉田修一「悪人」の英訳・原作の博多弁はさすがに翻訳は
出来ないが、かえってシリアス感が増す効果がある。おすすめ。)
でした。失礼しました。
87名盤さん2019/05/09(木) 11:59:29.84ID:Ea1ROFxf
https://bellthrough.com/diary/gingatetudou999#jazz999
銀河鉄道999のenglish ver.について興味が出たんで色々な訳を見て回ってるんだけど
これ酷いな
>この文章は
>「過去形」+「過去形」
>「I thought」+ 「I reached the end」
>となっています。
>これだと、
>「着いた」ことは昔。
>「思った」ことも昔。
>という文章になります。
>つまり、
>「以前、終わりに着いた、とそう思った。」
銀河鉄道999て主人公はずっと「ここに着いたらハッピーエンドだ」と思っていた場所にたどり着いて、
旅は終わらなかったけど一応ひと区切りつく話だし
これ一区切りついた映画版のエンディングだから「さっき終わりに着いた(過去)と思った(過去)のに」って話で
そのまんまでいいと思うよ… 88名盤さん2019/05/09(木) 12:01:05.22ID:Ea1ROFxf
>終わりのない旅に出ているわけですから。
>これは、歌詞の意味にそぐわないと思うので
>キチンと文法を書くのであれば
>「終わりに付くものだと、ずっと思っていた。」
>「過去形」+「過去完了形」
>にすべきですね。
>「着くだろうな〜」と思い続けていた。
>「思った」は過去。
>という文章が自然じゃないですか?
>これを英語で書くなら
>「過去形」+「過去完了形」
>I thought I had reached the end
>になります。
それ君の思い込みにあわせて原文書き換えちゃっただけで 意味を理解した事にも解釈した事にもならないと思う
89名盤さん2019/05/09(木) 14:00:31.93ID:5vO3BCVI
突っ込む穴はそこだけかよ
映画に絡めた解釈は分からんからお任せするが 少なくともI thought I had reached the end じゃ
「自分は、『以前に終わりに到着した経験がある』と(昔)思った」 か
「自分は、『今までずっと終わりに到着した状態だった』と(昔)思った」 だろ?
「終わりに到着するだろうと(昔ずっと)思っていた」 って意味に修正出来てないぞ
92名盤さん2019/05/09(木) 16:54:45.37ID:Ea1ROFxf
あっ…(汗
91名盤さん2019/05/09(木) 15:44:07.04ID:W2Ava6+r
まーた引用したマヌケの書き間違いか
と思ったら本当にリンク先がI thought I had reached the endで草
2ヶ月でTOEICが830点とかくっさい事言ってるから
the galaxy express 999の歌詞を調べに来た奴に何か英語の教材を宣伝するつもりで作った記事なんだろうが
これ逆効果だろw
503 名盤さん[sage] 2020/02/06(木) 15:29:20.43 ID:WuIy5PyG
87で紹介されている、自称英語に詳しい英語が下手な人と似た様な事言ってる人を見つけた
https://ameblo.jp/sonnykim/entry-12272548174.html
tire は他動詞で、人を「疲れさせる」という意味であり、この過去分詞である tired は「疲れている」という形容詞として固定化されました。なので、
You'll never be tired
とする方が自然だと思います。
↑
tireが疲れるって自動詞でもあるなんて普通に辞書に載ってるのにこういう事にこだわる英語ヘタクソマン多いなw
都合次第でどっちにも使うのがネイティブ感覚なんだが、コロケ派は時々こういう柔軟性のない子がいる
505 名盤さん[sage] 2020/02/06(木) 20:31:39.51 ID:CDLTY9NC
びっくりするほど前回と内容と間違っている所が同じなんだが同じ人か?
あるいは何かパクリ元でもあるのか? 511 名盤さん[sage] 2020/02/07(金) 07:57:26.71 ID:VyM76aos
>I thought I reached the end 終点にたどり着くと思った
訳が間違いです。正しくは「終点にたどりついたと思った」です。
これはおそらくI thought (that)I reached the endから関係代名詞を省略した物で、
reachedが過去形なのは時制の一致って奴です。
512 名盤さん[] 2020/02/07(金) 14:07:37.02 ID:BgcFMUep
文法的には珍しくもない形だし、
「終点にたどりついたと思った」という意味になるちゃんとした構文だし、
裏読みしなければ511の解説が優勝
513 名盤さん[sage] 2020/02/07(金) 17:18:28.12 ID:VyM76aos
というか
https://bellthrough.com/diary/gingatetudou999#jazz999
この人は勝手に「この歌詞は『終点にたどりつけると思っていた』と言いたいんじゃないか?」と想像して、
書いてある歌詞より自分の想像を優先して「『終点にたどりついたと思った』ではおかしいので過去完了を使って修正します」って言い出しているんですけど
https://ameblo.jp/sonnykim/entry-12272548174.html
こっちの人は何処がおかしいのか理由なしで、過去形で充分「終点にたどりついたと思った」と書けるのに「過去完了を使わなければいけません」と始めちゃっているので
余計に意味不明なんですよね…AからDの例文も比較する意味がないですし…
(Bをそのまま過去にしたのがAと説明していますが、Bをそのまま過去にする場合think とreach は時制の一致で両方過去形になるだけで過去完了にはなりません)
パクった時に変な改変を加えたせいで本人もわけわかんなくなってしまっているんでしょうか? 514 名盤さん[] 2020/02/08(土) 09:01:38.13 ID:JnVX8fEH
>これは正確には、
>A. I thought I had reached the end
>と過去完了形にすべきではないでしょうか?
>
>歌詞をそのまま現在形に変えると、
>
>B. I think I reach the end. 私は終点に着くと思う
>
>「終点に着いたと思う」 のなら、現在完了形が来るはずです。
>
>C. I think I have reached the end. 私は終点に着いたと思う。
>
>歌詞の中で、it's not over というのを気づいたと言ってるので、B をそのまま過去にした A が正しく、>歌うなら had を短くして
>
>D. I thought I'd reached the end
>
>と歌うべきでしょう。
Bをそのまま過去にしたのはAじゃないわなw
あとこの訳もおかしい
>B. I think I reach the end. 私は終点に着くと思う
日本語で「私は終点に着くと思う」と言うと「私は終点にたぶん着くと思う」「私は終点にいずれ着くと思う」という意味に見えてしまうだろ?
しかし、これじゃ話の内容が未来形になってしまう
英語の動詞の現在形は「現在(最近)、そういう動きや状態にある」事を指す
現在形のreachの意味は「現在、『着く』という動きや状態にある」
つまりI think I reach the endは
「私は終点に着いたと思った」または
「私は終点に着いていると思っている」
と訳すのが正しい
The Mayor of Casterbridge (by Thomas Hardy)386頁・1886年
引き続き読んでいる。英語を読むのは、日本語で漫然と読むより遥
かに頭を活動させているのは確かだ。よい頭の体操になっている。
今日もコーヒーと読書で暖まる一日を過ごそう。
サマセット・モームは、トマス・ハーディについてこう述べているのを見
つけた。
・・Even in my life I have seen writers who made much more stir in the
world of letters than ever I have, sink into oblivion. When I was young
George Meredith and Thomas hardy seemed certain of survival.
They have ceased to mean very much to the youth of today.
(from ‘The Summing Up’ p.12)
トマス・ハーディは執筆当時から批評家に作品に流れるpessimismと
immoralityで激しく批判されていた。そのため、小説の執筆を断念し、
詩を書く方に転向したそうだ。日本でもあまり名前を知られていない
作家なのだ。根は悪くはないが主人公「Henchhard」に永遠のメッセージ性は
確かにない。でも刺激的ではある。(次へ)
(続き)こんな行があった。
・・Henchard felt like Saul at his reception by Samuel; he remained insilence
for a few moments, then throwing off the disguise of frigidity which he
had hitherto preserved he said, ‘Then I have not come in vain.(214頁)
Henchardが穀物投機でひと儲けするために森に住む隠者の家に今年の天候
の具合を占ってもらうために訪問する場面だ。隠者は来訪を知っていて食事ま
で用意している。Henchardは驚いて、その気持ちはSaulのようだったと言って
いるのである。
いつもの俺なら、あ〜聖書からの引用だくらいで、読み進めるものだが、昨日は
時間もあったからちょっとググってみた。
これは旧約聖書のSamuelの中にある逸話だ。Samuelはイスラエルの民を攻撃す
る敵と激しく戦った王である。晩年に王位を引き継ごうにも二人の息子はろくでな
しなので、悩んでいたところ神からの啓示があり、Saulに引き継げということになった。
イスラエルの王は世襲ではなく神に選ばれた者に引き継がれた。こういう発想は
民主主義に通じるものがある。神の代わりに民衆が選ぶという発想に発展する
可能性があると思った。こんな分厚い旧約聖書の一節を引用しているが読者は
その逸話を知っているのだ。聖書が根付いているんだなと感心した。
SAUL asked. I am from Benjamin, the smallest tribe in Israel, and my clan is
the least important in the tribe.
Samuel took Saul and his servant into the dining room at the place of worship.
About thirty people were there for the dinner, but Samuel gave Saul and his
servant the places of honor. Then Samuel told the cook, “I gave you the best
piece of meat and told you to set it aside, Bring it here now”
(22 Saul Eate with Samuel and Stsays at His House)
英語の本を読むのは本当に面白いね。See you later, alligator.
「洋書」って「英語」の本だけではないと思う。そもそも、「洋書」と
いう言葉の意味は、「西洋の書物」のことだ。
しかし、最近は疑問も違和感もなく「英語の本」のことみたいだ。
昨今の外国語教育は英語一辺倒なので意味も変化したのだろうか。
しかし、おのれは、「私の趣味は洋書を読むことです」とは言わずに
「私の趣味は英語の本を読むことです。」とあくまでもこだわりたい。
「代助は今読み終わったばかりの薄い洋書を机の上に開けたまま、
両肘を突いてぼんやり考えた。・・・代助はアンドレーフの「七刑人」の最後の
模様を、ここまで頭の中で繰り返してみて、ぞっと肩を縮めた。・・」
(夏目漱石の「それから」)
この文章を現代の読者は、代助は「英語訳」を読んでいると解釈するだろう。
夏目漱石は英語の先生だからね。しかし、アンドレーフはロシアの作家で、
「七刑人」の独訳を夏目漱石は明治42年の3月から4月にかけて
小宮豊隆に読んでもらって知ったという。そして、小説の種にした。だから、
「英語訳」ではなく、「洋書」と書いたのだ。
「洋書」は、英書、露語、仏語、独語・・の類で範囲が広いので、英語の本だけ
なら「英語の原書」「英語の本」「英書」と言うべきだと思うね。
>>77
I thought I reached the end
The end of a long, long journey
Only to find it's not over
There's so much more to discover
Somewhere in unknown space
And the bright sea of stars
Another star is calling
To dream on, to keep on searching
特にすごく複雑な解釈をしなくても、常識的にさらりと読んで
「一段落して、一旦これで旅も終わりだと思ったが、まだ旅を終わらせる必要はないと思い直した」という話に見えますし、
それで充分いい話ですよね。
この歌詞を
「ずっと終わりに着くと思っていたけど、この旅に終わりなんてないんだ」という意味に解釈するのは非常に無理があります。 peu3の580の7に意味が明確やったら、完了動詞の代わりに単純過去動詞を使えますんと書いてありますがな
なんか違う思う。
旅も終わりやと思うてた。
長い長い旅の終わりや。
そやけど違うとった。
終わってないいうことが
わかっただけやった。
見つけなきゃあかんもんがまだある
以下略
必要がないとかわけわからん意味を入れたらあかんのやないか?
999は確か終わらない旅が続くんだろ?
「旅を続ける」を「旅を終わらせない」っていいかえてるだけで同じ事にしか見えないが
>>88
当然ですが過去形がすべて過去完了の略というわけではなく、過去形と過去完了形で話の内容が変わってしまう場合にはきちんと読み分ける必要があります。
また、もう一点重要な事項としてthoughtやreachedがhad thoughtやhad reachedの意味だったと仮定して読んでも 、
全体の内容が「終わりに着くだろうと思い続けていた」という意味になりません。
>>93
まあ英語ではなく日本語の言葉の綾の問題ですね。 リンク先を見ると分かるのは3hKppE+L0は現在完了と過去完了の違いも分からないって事
willなりcanなり、未来の予測か可能性の助動詞をreachの前に入れないと「たどり着けると思った」意味にならないでしょ
>>95
ちゃんと読んで理解してから貼った方が... お経の英訳読んだことないけど
坊さんが読誦、読経するの聞くより理解できる気がする
原典はパーリ語とかサンスクリット語だったっけ
発句教 Dhammapada (F Max Mullerの英訳本が安い 500円ぐらい)
般若心経 The Heart Sutra
When two past actions are stated in the same sentence,
use the past perfect tense for the earlier action.
(Wrong) Fred realized just in time that he already drank too much.
(Right) Fred realized just in time that he had already drunk too much.
(The action of the second verb occurred before that of the first verb,)
(from "Webster’s Pocket Grammar Dictionary" 106p.)
まぁどうでもいいのだが、ネイティブの書いた本や文章、特にその時代の
最高の知性が執筆した書物を読むのが余計な文法上の論議の余地がな
いからいいのではないかと思う。
>>101
それは二つの動詞の「時系列」をはっきりさせたい場合の処置の説明だから関係ない様に見えるが。 どう見ても学校で習う大過去の説明。英語にワンセンテンスに二つの過去形が出ちゃいけないなんて決まりはありません。
もちろん、一つの文章に過去形が二つあるのはいくらでもあるけどさ〜
((例)When he asked if they wanted any, nobody answered.・・
It rained and thundered and hailed.・・・)
ただ、こういうセンテンスの中では、自分の行為を過去・過去完了とか、
あるいは接続詞でつないで時系列の説明が明らかになっている方が
美しい文章だということでしょ。文章としてはね。
ゴダイゴの歌った「銀河鉄道999」の歌詞ではないみたいだけど、歌の
歌詞はメロディに合わせて作るから制約とかあるし、言葉は数学と違っ
て常に変幻自在であるから、これでもいいと思うし、目くじら立てて
白黒決着の論争する程のことはないと思うな。ネットで検索するとブログ
のネタだし、どうでもいい。
仏典といえば、「The Teaching of Buddha」(和英対照仏教聖典)は座右
に置きたい本の一つだな。よく、ホテルに聖書とともに置いてある本。
内容はよく理解できないところがあるが、仏教哲学の因縁(Causation)、
煩悩(Defilements)とかのところの英語は、時々音読している。
会話形式で物語が進んでく本とかないんかな?英会話勉強したいんだが
ハリー・ポッターは会話が多いけど。そして
会話が多いのはかえって非ネイティブには
難度が上がる感じがあるけど。
>>97
反面、「ずっとそう思っていた」という内容にする為には明らかにthoughtが過去完了でなければならないのに
両ブログともそっちは過去形のままほったらかしなのは実に摩訶不思議な事だね。 演劇か映画の台本で勉強すりゃいい
ハリーポッターと呪いの子
ファンタスティックビーストと魔法使いの旅
第三の男 ← グレアムグリーンの作品
>>95 >>101
中身が読めなくても不適切な引用はできるという見本だなぁ
立派な資料を貼るほどにその資料をうまく使えなかった場合のダメージは大きい
>>105
言い訳の為に長文書くと知能と文章力が下がるからやめた方がいい 過去時制や完了型だけをいじって「着くだろうな〜」って意味にするのは……まあ無理だわな…
つまらん。時制の一致ってないって聞いたな。それ何?と言われた。
実際起こったのが過去だから過去にしたと言ってた。
時間の捉え方が違うんだろうな。
I said that he was a post man.
だと、saidで、saidの時の過去の状況に没入してしまって、彼が郵便配達なのも
過去のことという意識なのかもな。
I thought the trip ended.
も思ったんだよな。(と過去モードに入って)旅行も終わりだなって(と過去の余韻に浸る
ということなのか)
こう書くのが正しいみたいな形面だけから時制の一致がされるわけがないんだよね。
実質が伴ってないと、形式面は無視されていくものだと思う。
過去完了は、その過去と関わりを持たせる形で、その過去よりも昔のことを
いう場合に使います、ということだけでいいんじゃないの?
時制の一致とかいう必要はないかもね
ああ、ここは文法スレではないので、無視してください。ごめん
>実際起こったのが過去だから過去にしたと言ってた。
>時間の捉え方が違うんだろうな。
それが時制の一致だよ。
例えば日本語では「昨日会ったとき、かわいい人だと思いました」でいいが
英語では過去だから「昨日会ったとき、かわいい人だったと思いました」と過去になる。
これは本人は気付きにくいが他人にはよく見える癖の様なもので、
ネイティブにとっては当たり前すぎてルール扱いされなくても日本人の方は学ばないと分からない。
大体、英語を学ぶのにネイティブのなんて何の関係があるんだ?
ネイティブが時制の一致なんてないと言っているからそんなものはない、なんて言ってたら自然な英語なんて身につかないぞ。
暗唱しようと思っている文章
The Conquest of Happiness, Bertrand Russel
The happy man is the man who lives objectively, who has free affections and wide interest,
who secures his happiness through these interests and affections and through the fact
that they, in turn, make him an object of interest and affection to many others.
幸福な人とは、客観的な生き方ができる人、闊達な愛情と広範な興味を抱いている人であり、
またそのような興味と愛情を通じて、そして今度はそれを抱いているがゆえに自分が多く
の人にとって興味と愛情の対象になっているという事実によって、自らの幸福を手に入れ
るこいとができる人である。(斎藤訳)
Beyond Belief: Islamic, V.S. Naipaul
Religious or cultural purity is a fundamentalist fantasy. Perhaps only shut-away tribal
communities can have strong and simple ideas of who they are. The rest of us are for the
most part culturally mixed, in varying degrees, and everyone lives in his own with his
complexity.
宗教的あるいは文化的純粋性などというものは、原理主義者の空想にすぎない。きわめて閉
鎖的な部族共同体のみが、自分たちが何者であるかについて堅固で単純な観念を形成し得
る。我々のほとんどは、程度の差こそあれ、文化的には交錯しており、みな自分なりに複雑
な状況のなかで生きている。(斎藤訳)
For the most wild, yet homely narrative which I am about to pen, I neither expect
nor solicit belief. Mad indeed would I be to expect it, in a case where my very senses
reject their evidence. Yet, mad am I not―and very surely do I not dream. But tomorrow
I die, and today I would unburthen my soul.
これから語ろうとする、極めて狂暴な、しかし非常に家庭的な物語を、読者に信じてもらお
うとなど、期待もしないし、願いもしない。自分自身の感覚が自らの証拠をすべて否定する
ような場合にあって、人に信じてもらおうと仮に期待するとすれば、それは狂人でしかない
からだ。だが私は狂っているわけではないし、また、夢を見ているわけでもない。ただ、明
日死ぬ身なのだ。だから今日のうちに心の重荷を除きたいのである。(行方訳)
ここの訳が気になる
自分が誤読してる可能性もあるが、気にかかってることを打ち明ける
のほうがより近い意味のような気がする
まあ結果として楽になりたい、という言外の意味があって、意訳すると結局下記の
ような訳になるのかもしれないが
心の重荷を除きたいのである。(行方訳)
魂の重荷をなくしておきたい。(小川訳、光文社)
unburden
unburden one's heart to one's friend 友達に胸の内を打ち明ける(ジーニアス)
unburden one's heart, mind, conscience, etc.
unburden oneself to another 他の人に心のなかを打ち明ける(新英和)
If you unburden yourself or your problems to someone, you tell them about
someone, you tell them about something which you have been secretly worrying
about.
>>120
写し間違い
出典は小―ビルド
If you unburden yourself or your problems to someone,
you tell them about something which you have been secretly worrying
about. >>117
このへんも気になる、freeの訳
free affections
闊達な愛情
>>118
in his own → in his own way
ほかにもかきまちがあるかも ほかにも かきまちがあるかも → かきまちがえあるかも
>>119
the most wild, yet homely narrative
まったく常軌を逸していながら、
いつもの暮らしに生じたという語 (小川、光文社)
homelyのとりかたは その話がなんなのか読まんと解釈できんな 「客観的な生き方・・」って具体的にどういう生き方なんでしょうか?
俺は生まれも悪いし学歴もないから下積みでいいや、
こういうのは客観的な生き方になるのでしょうか?
「主観的な生き方」の方がなんか楽しい気が・・。
幸福論にそういう具体的なことは書いてありますか?
わからないです
だいぶ前に読んだんで正確に覚えてないけど
不幸の原因と幸福の原因みたいな感じで大きく2つに分かれてたと思う
ラッセルの幸福論は日本語訳で一回読んだだけ
学歴というか 競争の話は前半のパートで 出てたとおもう
この本は 抽象的な本じゃなくて けっこう実践的なこと書いてた気がします
まあ書かれてることに納得できることもあれば納得できないこともあるんじゃないでしょうか
>>119
For the most wild, yet homely narrative which I am about to pen, I neither expect
nor solicit belief. Mad indeed would I be to expect it, in a case where my very senses
reject their evidence. Yet, mad am I not―and very surely do I not dream. But tomorrow
I die, and today I would unburthen my soul.
最も狂気じみてはいるけれどありふれた物語をこれから書きます。
信じてもらえるとか信じてもらおうとは思ってません。
信じてもらえる訳なんてない。だって僕の五感そのものがそれらの証拠を否定しているんだから。
信じてもらえると思うほど気違いじゃない、それに夢をみている訳じゃないことも確かだ。
そうだけど、明日僕は死ぬんです。だから今日、心の重荷を降ろしたい。 >>118
Religious or cultural purity is a fundamentalist fantasy. Perhaps only shut-away tribal
communities can have strong and simple ideas of who they are. The rest of us are for the
most part culturally mixed, in varying degrees, and everyone lives in his own with his
complexity.
宗教的な、あるいは文化的な純粋性というのは
原理主義者のファンタジーです。多分、世間から隔絶して生活している
部族コミュニティーだけしか、自分たちは何かについて、強くて単純な考えを
持ちえないんじゃないですか。
そうじゃない僕たちは大抵、人によって程度の差こそあれ、文化的にはごちゃ混ぜです。
そして全ての人が、本来、自分自身の複雑さを持ちながら生きているものなんですよ。 >>117
The happy man is the man who lives objectively, who has free affections and wide interest,
who secures his happiness through these interests and affections and through the fact
that they, in turn, make him an object of interest and affection to many others.
幸福な人というのは次の条件を満たす人を言うのです。
1)客観的に生きていること
2)自由な愛情と広い関心を持っていること
3)これらの愛情と関心を通じて幸福を感じている人
4)愛情と関心を持っていることで、多くの他の人に、関心を持ってもらえて愛情を
持ってもらえる。
こんな人のことです。 英語ができない人って、翻訳の比較に没入していくところがあるよね。
自分の頭で考えればいいのにって思うよ。
英語できない人って、まちがってるのに気づかず正しいと思い込んでるところがあるよね
いろんな人の考え参考にしながら考えればいいのにって思うよ。
You’d be so nice to come home to
っていう有名なジャズナンバーがあって
長い間かの文の誤訳がまかり通ってたのを
オレが指摘したら(オレが日本で
最初に指摘したわけではない勿論)
最後まで伝統訳の間違いを認めない
アホがいて閉口したことがある
長いことこの文は
「あなたが早く家に帰ってくれたら」
とかいうふうに誤訳されていた。
正しくは
「あなたの居る家に帰れたら素敵なのに」。
しかも、女性歌手が歌って日本では
有名になったもんで、話者が女だと思われていたが
実は男の歌らしい。
洋楽訳してネットで公開してる人けっこういるけど
誤訳もおおい
それ自体批判するつもりはない
プロでも誤訳することはたびたびある
過信して人を見下す輩が気に入らん
洋楽誤訳してて痛さ倍増なのは
自信たっぷりに砕けた口調で
誤訳してるってこと
まあ誤訳は
YouTubeの「訳詩」にもあるね
個人的には参考になるし気にならないけど
その誤訳もWordReference読んでて気付いた口なんだろ
何を偉そうに
You always smile but in your eyes
your sorrow shows
いつも笑ってたけど哀しそうな目をしてた
Yss it shows
そう、私には見えたんだ
↑
itはyour sorrow
showは自動詞で ・・が見える、現れる
Drowning in the words of the prophets
死者と死にゆくものが書いた
that are written for the dead and the dying
予言の中で溺れている
↑
for・・のために are writtenにかかる
主格の関係代名詞thatの先行詞はthe words (of the prophets)
But if you look for truthfulness
でも求めているのが誠実なら
You might just as well be blind.
どこにも見つからないかもしれない
↑
might as well be blind
盲目になってもいいくらいだ
>>144
>WordReference読んでて気付いた口なんだろ
こいつあほそう
いや あほなんだろな
偉そうに word reference読んで気づくってまったく意味わからんな
がちであたまくるってんじゃないのか
>>147
全部あってるんじゃないの アマチュアの誤訳に一々腹立てるかな
その精神構造がまったくわからないんだけどw
おまえより翻訳能力高いひとなんていない
自分で訳した方がいい
日本語の文章理解できない人らしいから
もう一度おしえてやろう
訳詩に腹は立ててない
>>154
落ち着いて落ち着いて
血圧上がっちゃうよ 訳文って一発で素人ってわかる
英文解釈に加えて、日本語表現能力の問題だろうけど
これなんか原文を正確によめてるのかも疑わしい
The happy man is the man who lives objectively, who has free affections and wide interest,
who secures his happiness through these interests and affections and through the fact
that they, in turn, make him an object of interest and affection to many others.
幸福な人というのは次の条件を満たす人を言うのです。
1)客観的に生きていること
2)自由な愛情と広い関心を持っていること
3)これらの愛情と関心を通じて幸福を感じている人
4)愛情と関心を持っていることで、多くの他の人に、関心を持ってもらえて愛情を
持ってもらえる。
こんな人のことです。
>信じてもらえる訳なんてない。
自分なりに工夫していい出来だと思って自画自賛してるんだろうな
>>87
652 名無しさん@英語勉強中 (ブーイモ MMcf-hIVc)[] 2020/02/08(土) 20:23:18.85 ID:VilCXtfgM
というか、銀河鉄道999って目的地の終着駅までちゃんと着く話だから。
そこにある予定の永遠の命が詐欺だっただけで。
だから「終点に着いた時はこれでハッピーエンドだと思ったんだけどな…まあ、また旅に出るのもいいか!」って歌だと考えると、
そもそも過去完了で大過去にする必要ないのよ。
着いたと同時に思う方が自然だから。
502 Name_Not_Found[sage] 2020/02/13(木) 14:14:07.96 ID:???
一般的というか、旧来の松本零士ファンの間では、本編の内容と絡めて
アンドロメダに着いた時は、これで旅も終わるかと思ったが
↓
一回の旅で世の中のすべてを見た訳ではないと気づき
↓
俺達の、人生という終わらない旅はこれからだ!(完)
という様な解釈が普通だと思う。この歌に関して以前調べたのなんて10年以上前だと思うが、
当時は「終わりに着くと思った」なんて訳す人はネット上でも見かけなかった。
467 愛蔵版名無しさん[] 2020/02/13(木) 01:49:39.96 ID:/durJMEA
999の歌だから999で例えると
鉄郎君は目的地のアンドロメダの駅に着いた時に思いました
「やった!今、旅の終わりに着いたぞ!」
こういう「着いた」と「思った」のタイミングが一致するシチュは両方過去形の方が普通
469 愛蔵版名無しさん[sage] 2020/02/14(金) 15:24:11.11 ID:???
まあ映画のエンディングとして聞けば大体そういう意味だと思うんじゃないか >>162
648 検索順位ランキング[sage] 2020/02/15(土) 18:58:56.73 ID:???
ちょっとまとめてみました
The galaxy express 999 和訳 の検索結果(2020/02/15)
https://otokake.com/matome/WXxbIh
現状一位。最初のフレーズの訳は「終点にたどり着いたと思ったんだ」と文法上特に問題ありません。
基本的には映画の内容も考慮して
「一つの旅が終わったが、まだ人生という長い旅は始まったばかりだ」という雰囲気で解釈する、
映画公開当初からアニメファン・松本零士ファンの間で一般的だった解釈を踏襲しています。
「特に999ファンというわけでもない記者が書いた、ありがちな薄いまとめサイト」という印象ですが、
特に大間違いは書いていないので問題ない記事と言えるでしょう。
https://ameblo.jp/sonnykim/entry-12272548174.html
現在二位の問題のブログです。最初のフレーズは「終点にたどり着くと思った」で明白な時制違いの誤訳。
後半では「I thought I reached the endではおかしいのでreachedを過去完了に変える」という解説がありますが、
変えても「終点にたどり着くと思った」という意味にはならない為まったくの意味不明。多数の例文もツッコミどころが増えただけでした。
大変問題のある内容であると同時に、間違い方が半年ほど前のあるブログに酷似しておりパクリ疑惑が持たれています。
三位 日本語版の歌詞がヒットしました。
四位 動画サイトへのリンク。訳は無い様です。
五位 Yahoo!知恵袋。日本語版英語部分のみの訳です。 >>162
650 検索順位ランキング[] 2020/02/15(土) 19:04:36.96 ID:B8+tdkaK
10位 https://bellthrough.com/diary/gingatetudou999
二位のパクリ元となった疑いがあるブログが十位圏内に。訳は一応「もう長い、長い旅の終わりにたどり着いたと思ったんだ」となっていますが、後から
「『以前、終わりに着いた、とそう思った。』(中略)これだと終わりに着いて終了してしまいます」
「終わりのない旅に出ているわけですから。これは、歌詞の意味にそぐわないと思うので キチンと文法を書くのであれば 『終わりに付くものだと、ずっと思っていた。』」
と、わけのわからない理屈で「歌詞が文法的に間違っている」と主張します。
実際にはもちろん「終わりに着いたと思ったが終わっていなかった」という話に不自然な点はなく、
変なのは歌詞の文法ではなく「終わりに着いたと『思った』だけで終了」という解釈の方です。
また、「昔の僕は『終わりがあるんだろうな〜』と思い続けていた」という内容にする為に
歌詞をI thought I had reached the endにする事を提案していますが、どうでしょうか、高校生以上の皆さん、
I thought I had reached the end
は
「『終わりがあるんだろうな〜』と思い続けていた」
という意味になっているでしょうか?かなり簡単な問題ですね。
これは解釈や芸術性や言葉遊びとは関係ない、「テストならバツ」の純粋な文法の間違いです。
英語講師を名乗る べるさんの実力は、実際の記事を見る限り「高校二年生への進学が危ぶまれる程度の能力」です。
非常に問題がある記事と判断できます。 HARRY POTTER and the Prisoner of Azkaban
(by J.K.Rowling)
「凄いですね〜!英語の本じゃないですか?」帰国子女が話しかけてきた。
「あ〜、凄くないよ。あんたの方が凄いでしょ!」おのれは切り返した。
「えっ、あ、わたし、ハリー・ポッター読めませんから!ははは・・」
帰国子女はうろたえた。
『ハリー・ポッターって子供の本だろ。まじかよ!偏差値65の進学校出身なのに、
もっとも、非英語圏からだからな、英語は得意じゃないかもな。・・』と思いながら
「でも、ハリー・ポッターはなんか難しいって言われているよね〜。」と合わせた。
さっそく、古本屋から「HARRY POTTER」を200円で買ってきてトライしたね。
そして、読めない理由ってのが分った。英語力とは関係のないことだった。
・魔法界のたくさんの造語の存在(ハリー・ポッター・ファンなら詳しいだろうが、
予備知識なければ「ハりー・ポッター事典」「ワールド・ポッタリアン」とかで仕入
れなければならない。)
・登場人物が多くて結構、人間関係が複雑で面倒。
・出てくる単語は、基本的ばかりだが、くだけた俗語、会話が要所に入る。
(looking daggers at each other,call lot of names, went haywire,cracked up to be,
seen eye to eye,・・・)
・話そのものが大人には退屈だ。ファンタジーは子供の想像力を刺激するが、
現実的な大人の脳にはこの話を読み進めるのはアホくさくて荒唐無稽で無理。
持っているだけで恥ずかしい。子供の本だった。
>>165
最大の謎はそんなゴミ記事をパクる奴がいた事だと思うな。 >>166
「磯野家の謎」を読まなくてもサザエさんは読める。
ま、大した感想文じゃあないな。 非英語圏な英語できなくて当然だろ
おまえら馬鹿じゃね
要するに読書はその本を読みたいという熱意に尽きるだね。
ラッセル卿の幸福論の英語は普通レベルと確認した。
高校の時、苦労したけどな。対訳ラッセルは抜粋だったのだ。
高評価がかなりあるのが意外だ。
HARRY POTTER and the Prisoner of Azkaban (by J.K.Rowling)
“I take it!” said Ron eagerly, “T’ve got to give Scabbers his Rat Tonic’・・.
Personally, Harry was sure that Crookshanks had eaten Scabbers,
and when he tried to point out to Hermione that the evidence all
pointed that way, she lost her temper with Harry, too.・・
There was no arguing with this, as Ron chose that moment to say loudly,
”If Scabbers hadn’t just been eaten, he bcould have had some of
these Fudge Flies, he used to really like them-.
予備知識が全くない場合、どんな英語の達人も、「Scabbers」「Rat Tonic」
「Crookshanks」「Fudge Flies」の意味は絶対に分らないはずだ。
サザエさんを見る前に「磯野家の謎」を読む馬鹿な日本人は皆無だと
思うが、HARRY POTTERについては映像や解説本からの予備知識なしに
読める日本人はいないと思う。
その証拠に、「ふくろう通信号外」というのが邦訳書に挿入されてあり、
予備知識として「ハリー・ポッターとアズバガンの囚人で新たに出会う人」
「魔法界の生物・妖怪・妖精」「魔法使いになるための授業」「魔法界の資格
試験」「特殊用語」などを読者に説明しているからね。(次へ)
(続き)
おのれは、最初は英語の本だけ読んでいたが、やはりよく分らないので
「ハリー・ポッター魔法の杯」という解説本を読んで予備知識を仕入れた。
次に、映像を見たね。映像は原作とちと違っているが、Dementor(吸魂鬼)
やhippogriff(Buckbeak)の形が頭に入った。そして、あの分厚く重い邦訳の
読む先の部分をさーと読んでから英語の本を読むことにした。
英語の20頁の章が日本語では40頁くらいだから、これが結構、時間が
かかって忍耐が必要だ。でも読み始めて途中で投げ出すのは、マラソンの
途中棄権と同じのへたれになるから頑張ったね。
邦訳を読んで原本を読む。別に恥ずかしいことではない。あの鳥飼玖美子
先生も、邦訳を読んでから「風と共に去りぬ」を読んだと言っている。
(「本当の英語力」135頁)
結局、ハリー・ポッターはマニア向きだということで、偏差値65の進学校出身
の帰国子女が読めなくても自虐することはないということだw。
(ちなみに彼女のいたのはEUの大国のひとつで英語は普通に通じる。)
オレはいきなり英語でハリポタ読んで
普通に楽しめたが。
魔法語とかスラングとか
意味わかっても大差ない
と割り切れるかどうかが境目だな。
というか、呪文とか大体が
ラテン語系言語の知識あれば類推できるし
そもそもDementorなんて英語の造語知識
があればで意味わかるじゃん
SFやファンタジー読む時に重要なのって新しい用語が出てきても「この世界にはそういうもんがあるんだな」と思って保留しながら読む事だよな。
大概文脈的に意味がわかってくるし、重要で複雑な事なら後で解説があるし(用語の初出と解説が離れているのは珍しくない)
それ以外は世界観の為の気分出しでこの世にない物が書いてあるだけだから「食いもんだな」「地名だな」位の理解で読むのが普通。
好みはひとそれぞれだからな
好きなの読めばいんじゃないのか
あまりえり好みしないほうがいいとは思うが
好みじゃなくて読解力があるかどうかという話だと思うが。
読解力も人それぞれだから、読める本を読めばいいと思う
Scabbers
Crookshanks
Rat Tonic
知らんでも読める というかネイティブも知らん
造語だったり固有名詞だったりするんで
読めばコンテクストからだいたいわかるようになってる
デイビッドロッジの文体論の本(the art of fiction)にある文章
英検とかトフルだとこういう込み入った構文は基本的にでてこないと思うんだが
原書だと、こういう複雑な構文が使われることがある
こうした文を解釈する能力の向上に役立つのは大学受験用の参考書
I could, without too much difficulty, discuss this ending under other headings,
such as Defamiliarization, Repetition, The Experimental Novel, The Comic Novel,
Epiphany, Coincidence, Irony, Motivation, Ideas, and Aporia, but I will not labour
the Point―which is, simply, that desicions about particular aspects or components
of a novel are never taken in Isolation, but affect, and are affected by, all ist other
aspects and components. A novel is a Gestalt, a German word for which there is no
exact equivalent, defined in my Dictionary as "a perceptual pattern or structure
possessing qualities as a whole that cannot be described merely as a sum of ist parts."
出典はデイヴィッド・ロッジの The art of fiction
THE CONQUEST OF HAOOINESS (by Bertrand Russell)
>>117 に刺激されて、南雲堂対訳ラッセルしか手元にないが読み始めた。
抜粋だから正確な論点がわからないが、ラッセルの論じているのは
「衣食住」が確保されているのは当たり前のようで、それを前提にした
「幸福論」みたいだ。なんと時代が変わったことだろう。
今は「衣食住」が安定的に確保されるというのはもはや前提とはならない。
そこのところが、いまいち説得力がない感じがする。時代の差だろうな。
それに「幸福」とは何かの定義、「幸福」ってのは固定的なものではないと
思うが不変なもののようにラッセル先生はとらえているみたいだ。
今日は「What makes people unhappy?」を読んでみた。英語は明確で分り
易いから英語の勉強にはなります。
Animal are happy so long as they have health and enough to eat.
Human beings, one feels, ought to be, but in the modern world they are
not, at least in a great majority of cases.
(動物には幸福も不幸もないと思う。人間は「衣食住」充足している
だけで幸福になれると思う。)
I shall confine my attention to those who are not subject to any extreme
cause of outward misery. I shall assume a sufficient income to secure
food and shelter, sufficient health to make ordinary bodily activities possible.
(ラッセル先生は「衣食住」充足してるのを前提として論じてますね。) >.>183
Scabbers :Ronの飼っている鼠。実はPeter Pettigrew のAnimagus。
Crookshanks Hermioneの飼っている猫。:
Rat Tonic:鼠のえさみたい。
Dementor:アズバガン刑務所の看守。幸せな記憶を全部吸い取ってしまう。
残るのは悲惨で絶望的な記憶だけになるので囚人は気が狂ってしまう。
Expecto patronum!Riddikulus! Oddsbodikins!
Dissendium Mobilicorpus!(みんな呪文w)
ハリー・ポッターは造語に言葉遊びやだじゃれみたいのが沢山あると訳者が
書いている。>.>176によると「呪文とかはラテン語系言語の知識あれば
類推できる」らしい「Dementorなんて英語の造語知識があれば意味わかる」
そうだ。おのれはそんな知識はないから映画と事典と邦訳で調べたね。
おのれは読み進めるうちに次第になれてきた。
>>184
自伝もってるよ
サインが入ってる。
アマゾンで買った中古本 >>178
ハリーポッターの1巻だけは読んだけれども俺もそんな感じ
読書は楽しむものだからいちいち調べる気にならない 読解力というのも難しいな。
The guards aimed their guns at the robber.
があって、aim は aim atで --を狙うと使うんじゃなかったっけ?
これなんだろう?なんてふうに思うことが多い。
語彙の問題なんだな。
Rather, it was the asteroid wot done it.
なんて書かれていて
これどういう意味なんだろう?
それをしたのを知っているのはアステロイドだった、
という意味なのか。wotはwitの過去形。
むずいね
aim atなんて言葉はないぞ?
辞書に書いてあっても、参考書に書いてあってもそんな言葉はない。
aimという言葉があり、
atという言葉があって、
比較的よく使う組み合わせとしてaim atがあるだけで、
それ以外の組み合わせ方はないなんて何処の文法書にも書いてない。
それが分かっていればaimed their gunsなんて「これなんだろう?」と思わずスラスラ読めるだろう。
語学とはそういう「組み合わせ自由」な物だと、俺は中学校で習ったが。
君は英語の勉強をしたことがないのか?
atはちゃんと出て来るじゃん>at the robber.
他動詞のaimは「(武器を)向ける」「(武器で)狙う」という意味で、武器が目的語になる。的は直接は目的語にならないので前置詞でつなぐ。
警備達は彼らの銃で狙った、盗賊を、という文。
これはどう見てもaim at を使った文の一種。
おなじみのaimは自動詞で、atをとって動詞句だ、というのが当然もってる知識だけど
他動詞としてのaimというものを知っていることは稀なので、aim the gunとあると
なにこれ?となる、ということです。組み合わせ自由もなにも、aimのそういう意味を
知っていないから、なんだろ、これ?と不安になるんですよ。
知っている単語でも馴染みのない意味、用法が出てくるから読むのも厳しい。
知らない単語が出てくるから厳しい。
とりあえず簡単に言えること。他にも難しい理由はあるとおもう。
それはおいおい
読めれば書けるはず、という主体性を持って読むと、読みに必要な単語等の知識が
記憶に定着しやすいかも。そういう意味で主体思想こそ英語学習には必要だ。
>>197
いや、チェチェ思想というのは、元々の実存主義的な考え方が、
金氏による国の統治を最優先に考える考え、へと変質していった
のはwikiを見て知っていますが、
>>196の主体主義は、しゅたい主義と読めばいいでしょ。
自分が主体となって何をやるのがふさわしいかを考えて
英語を勉強するということ、と捉えてください。
これが英語勉強の主体主義です The Tale of Genji (by Arthur Waley.「源氏物語」)
『「源氏物語」は恋愛小説で、ハーレクインと同じだから読む価値はない』
と言うなかれ!
源氏物語は、
「恋愛」だけでなく「宮廷内での熾烈な権力闘争を描いた政治小説」であり、
「複雑に絡んだ人間模様がかもしだすミステリー」であり、
「当時の人々の恋愛観、宗教観、教養のあり方までを描く風俗小説」
なのです。(「らくらく読める源氏物語(山田真理)」)
源氏物語を古文で楽しむのは全く不可能だし、さりとて趣向をこらした
各種の現代訳も長くて途中で飽きてしまう。だから、英訳で、一行一行、
英語の解釈を楽しみながら読むのがお薦めなのです。(次へ続く)
源氏物語の面白さを紹介しましょう。
例えば「日本で最初に終活の必要性とその実践をした人は誰でしょう?」
って質問します。答は、「光源氏ですw。」
貴方が今、突然、亡くなって、残された人が貴方の遺品を整理して変なものを
見つけられたらとても恥ずかしいですね。だから終活なのです。
光源氏も晩年には身辺の整理を当然、考えたました。
昔のラブ・レターを大切にとっていたことを思い出し、やばいな〜と思ったのですね。
But it was known that his heart was set upon retirement, and they awaited
the turn of the year with great apprehension.
One task that now devolved upon him was the destruction of letters such
as it would be embarrassing to leave behind, many he had torn up long ago;
but often he had put a letter aside meaning to destroy it, and then had never
brought himself to do so. Now, as opportunity offered, he took them out a few
at a time, and went through them carefully.
Among those that he had received at Suma, most of which he now tore up
or threw away, there were a lot of Murasaki’s letters carefully tied up
in a bundle. (Mirage)
(原文)
今年をば、かくてしのび過ぐしつれば、「いまは」と、世を去り給うべきはど、
近くおぼし設くるに、あはれなる事、盡きせず。やうやう、さるべき事ども、
御心のうちにおぼし続けて、さぶらう人々にもほどほどにつけて物賜ひなど、
おどろおどろしく「今なん限り」と、しなし給はねど、ちかく候ふ人々は、
「御本意とげ給ふべきけしき」と、見たてまつるままに、年の暮れゆくも、
心細く悲しき事かぎりなし。落ちとまりて、かたはなるべき、人の御文なども
「破れば惜し」と、おぼされけるにや、すこしづつ残し給へりけるを、ものの
ついでに御覧じつけて、破らせ給いなどするに、かの須磨の頃ほひ、所々
よりたてまつり給ひけるもある中に、かの御手なるは、殊に結ひあはせてぞ
ありける。(幻)
○・・終活の必要性を自覚し
○・・見つけたらとても
The Tale of Genji (by Arthur Waley.「源氏物語・風俗小説編」)
身体から湧きあがる性の衝動に突き動かされる動物としての源氏、
「こんな夜に発射できないなんて〜♪」の気持ち、どうしても「空蝉」
を訪ねることができず、悶々としたあげく、「坊や、こっちにおいで!」
とついに光源氏は、本邦の記録に現れる限りでの最初のチャイルド・
アビューザー!・・いやホモになってしまったのである。
By this time, however, everyone else in the house was sound asleep.
Genji alone lay plunged in the stubbornness of her new-found and
incomprehensible resolve, he found that he could not but admire her
the more for this invincible tenacity.
At last he grew tired of lying awake; there was no more to be done.
A moment later he had changed his mind again, and suddenly whispered
to the boy, ‘Take me to where she is hiding!’’It is too difficult,’ he said,
‘she is locked in and there are so many people there. I am afraid to go
with you,’ ‘So be it,’ said Genji, ‘but you at least must not abandon me,’
and he laid the boy beside him on his bed. He was well content to find himself
lying by this handsome young Prince’s side, and Genji, we must record,
found the boy no bad substitute for his ungracious sister.
(The Broom-Tree)
(原文)
例の、人々はいぎたなきに、一所すずろにすさまじくおぼし続けらるれど、
人に似ぬ心ざまの、なほ消えず立ちのぼれりけると、ねたく、かかるにつ
けてこそ心もとまれと、かつはおぼしながら、めざましくつらければ、さば
れとおぼせども、さもおぼし果つまじく、「隠れたらむ所に、なほ率て行け」
とのたまえど、「いとむつかしげに閉し籠められて、人あまたはべるめれば、
かしこげに」と聞こゆ。いとほしと思へり。
「よし、あこだに、な捨てそ」とのたまいて、御かたはらに臥せたまへり。
若くなつかしき御ありさまを、うれしくめでたしと思ひたれば、つてなき人よ
りは、なかなかあはれにおぼさるとど。(箒木)
It will not be the large organs of opinion, or the old periodicals: it must be the small and
obscure papers and reviews, those which hardly are read by anyone but their own
contributors, that will keep critical thought alive, and encourage authors of original
talent. T. S. Eliot
T. S. Eliot was a poet and is considered one of the greatest poets.
I'd love to live in Hollywood or Westwood, LA. That's it!
I heard that Hollywood is at the western shore.
Rents around there is very expensive because of the zone regulation of
constructing houses.
ミル『自由論』 原書精読への序説
3月16日に出るらしい
冒頭の主題提示部(第1章第6節まで)を細密に分析してるらしい
The Tale of Genji (by Arthur Waley)
アーサー・ウェイリーは、与謝野晶子とかの現代訳を翻訳したのではなく、
古文の源氏物語を読んで翻訳したのだから、すごい人だと思う。
世界に知らせてくれてありがとう。
『・・・とうとう小君に、「隠れているところに連れておいで」とおっしゃる。
「・・大変厳重に戸締りもしてありますし、中には人が大勢おりますから・・
お連れして、もし、勿体ないことがあると・・」と申し上げる。
ほんとうにお気の毒に思っているので、この子も一生懸命なのである。
その気持ちもおわかりになるので、可哀そうで、
「よしよし、それではお前だけでも捨てないでくれよ」とおっしゃって、
お側にお寝かしになった。お若く、皆、人の懐くやさしい御様子を小君は
ほんとうに嬉しくお立派だと子ども心にお慕い申しているので、あの情の
こわい女よりはかえってこの子のほうが可愛いと君もお思いになる御様
子である。』(円地文子訳)
The Mayor of Casterbridge(by Thomas Hardy)1886年
みんな、三連休は英語の本を読めたか?
おのれは「カスターブリッジの市長」を読み終えた。あらすじはだが、
Wessex のとある村に流れ者の家族が辿り着いた。長い距離を歩き続けた
せいか彼等は非常に疲れていた。男の名は「Michael Henchard」、女は
彼の妻で名は「Susan」、乳飲み子は彼らの子で名は「Elizabeth-Jane」と
云った。「Henchard」は「hay-trusser」として、各地で農作業を手伝って身
を立てていた。
ちょうどその村では収穫の祭りで、収穫物等を交換する天幕が立ち並んで
賑わっていた。飲食や酒類を提供する天幕で「Henchard」はラム酒を立て
続けに飲み、やがて泥酔し、有り金が尽きた。ラム酒を買う金欲しさに
「Henchard」は、妻と子供をわずか5ギニーで水夫(Newton)に売ってしまう。
翌日、泥酔から醒めた「Henchard」は、自分のしたことを後悔し、必死に妻子
を探すが行方は分らない。その出来事から18年近くが経過し「Henchard」は
艱難辛苦に耐え事業家になり今では「Casterbridge」という市の市長になって
いた。そこへ、若かりし時、売ってしまった妻子が彼を訪ねてくる。そこから、
この物語の悲劇が始まる。
嫉妬、贖罪意識、孤独、自己愛に揺れ動く「Henchard」の下す決断が、次第に
彼を破滅に導いていくのである。登場人物は6人、期間は21年、386頁だ。
クライマックスに向かう最後の30頁、文体は一変し精緻に描写した状況や
心理を句や節で修飾させ、熟考された格調高いものになる。
(続き)
全てを失った「Henchard」は次のような絶望的な遺言を残して死んでゆく。
悲劇的な結末は読み手を最後まで離さない。
That Elizabeth-Jane Farfrae be not told of my death,
or made to grieve on account of me.
& that I be not bury’d in consecrated ground.
& that no sexton be asked to toll the bell.
& that nobody is wished to see my dead body.
& that no flours be planted on my grave.
& that no man remember me.
’To this I put my name Michael Henchard’
>>213
いや、勉強はいくらかしたが、英語の小説等は読まなかった ハーディは芥川龍之介の翌年に亡くなっている
舞台が地方の田舎町であることが多いため、もっと昔の作家のようなイメージがあるけど、
避暑地など舞台にした短編など読むと、風俗も人物も現代風でちょっと驚かされる
英語能の世界
Oppenheimer - A Noh Play in English
ダウンロード&関連動画>>
@YouTube
三島の近代能楽集 (英文版) - Five modern Noh Plays
高評価のアマレビュー
Great modern plays based in the noh drama. Unusual and complex plots. Very enjoyable and rich enough to read over many more times. 能楽堂で外人と一緒に来ている和服姿のおばさんを見かけることがある。
能(ジャパニーズ・パントマイム・ミュージカル)を英語で外人に説明している。
発音はAFNのヒサノ・ヤマザキみたいだが、話す内容がしっかりしている
から凄いな〜って感心してしまうね。
凄いって言えば、幕末の外国奉行通弁役頭取、森山栄之助、
この人はペリーとの条約交渉の日本側通訳だ。幕末最高の英語の達人!
もともと長崎通詞でオランダ語は準一級位の実力、しかし、英米との
交渉が必要になった幕府は急きょ栄之助に英語習得を命じた。
森山栄之助の家庭教師になったのがアメリカインディアンと白人の
ハーフのラナウド・マクドナルド、そのおかげでペリーを驚かすほどの英語の
実力(会話力・文書回答能力)を身に付けた。
「栄之助がいなかったら、日本が独立を守ることは難しかったであろう。
・・他のアジア諸国のように西欧列強の餌食になり植民地となっていた
かもしれない。」とまで評価されている。(「本物の英語力」鳥飼玖美子著)
同時代人の福沢諭吉は、森山栄之助に英語を教えてもらおうと頼んだ。
「それなら出勤前なら教えてやる」と言われ、毎日、通ったが
「今日は早出だ」「今日は客人がいる」とかで全然会えない。それでは晩に
・・やはり同じ。3ヶ月間、鉄砲洲から小石川まで通ったが、栄之助には
どうにもヒマがとれない。
福沢先生の怒りは爆発した。「・・森山といっても何も英語を大層知って
いるわけでもない!ようやく発音を心得ているというくらいだ。こんな奴に
教えてもらわなくても俺は自分でやってやる!」と。(福翁自伝100頁)
英語オランダ語の辞典を手に入れて勉強したとか、
economy に経済という訳を当てはめた、とか
そんなのしか聞かないから英語できなかったんじゃないの?
新渡戸とか惜しみなく愛は奪うの人とか、新島襄とか
津田梅子とかジョン万次郎とかとは比較にならないような
気がする。
福沢諭吉先生【1835−1901】の青春時代は鎖国攘夷の時代だった。
洋書を手に入れるのも困難で洋学者は攘夷派による暗殺の危険もあった。
19歳の時に日米和親条約が結ばれた。マスターした蘭語に見切りを付け、
英語習得に志を転換した。森山栄之助に師事がかなわず、諭吉は独学
にて英語習得をスタートした。まず苦労して「蘭英辞典」に入手した。
蘭語を逐一、英語に直す。最初は簡単な会話文から始めた。文の構造や
文法も基本的に共通することを知った。発音は、ネイティブに習うのは
不可能だから、ちと苦手。
1860年(25歳)、咸臨丸で渡米、大量の英語実学書を購入、持ち帰る。
1862年(27歳)、生麦事件発生、幕府外国奉行にて英国との外交文書翻訳、
回答書作成等を手伝うまでに英語を習得していた。(当時の外交文書は
英文に蘭文を添えて行われていたので、蘭語も分る福沢諭吉先生は
正確に翻訳できた。)
こういう時代で英語(英語読解・著訳)をマスターした福沢諭吉先生と、
開国により英語教育が急速に充実した時代に育った人との英語の実力を
比較するのは、ちょっとかわいそうだと思う。
ちなみに、明治維新の時、新渡戸稲造は6歳・内村鑑三は7歳・新島穣は
25歳・津田梅子4歳だ。中浜万次郎は英語は堪能だった、13歳までの
寺子屋教育しか受けてなかったから帰国子女と同じで漢字とか日本の
文章は苦手だった。
一葉の公教育は11歳まで
それでも晩年はエリート書生が家に集まった
福沢先生の真価は、「啓蒙」と「教育」だ。
慶応義塾では全て原書で教え学ばせ生徒は常時、2〜300人。
その結果は、結実したか?明治5年頃、アメリカ彦蔵は回顧している。
「・・かれは(彦蔵)、年を追うごとに自分の存在価値が日本の社会
の中で次第に薄れてゆくのを感じていた。明治維新以来、英語教育
は急速に充実し、英米人と見まがうほど流暢な英会話をこなし、
読み書きにも長じた者が増してきた。大蔵省にもそのような者が多く
職についていて、外国人と自由に接触している。」(「アメリカ彦蔵」)
函館戦争で敗れ囚われた幕臣・榎本武揚は、薩摩藩・黒田清隆の
必死の助命嘆願により命を救われたが、福沢諭吉先生は蘭語の
語学力で関与もしている。多くの逸話が載っている「福翁自伝」は
語学学習者が読むべき一冊だと思う。笑っ。
>「福翁自伝」は 語学学習者が読むべき一冊だと思う。
語学関係でおもしろいエピソードが描かれてあるんですか?
福翁百話は大学の倫理学の授業のテキストだったので読みました。
だけど自伝の方は読んでない。
津田梅子も帰国子女状態だったんですよね。帰ってきた時。
子供で岩倉遣欧使節だったか、で行ってそのままアメリカだったっけ?
大学出るまでいたような(まちがってるかもしれない)。
だから帰ってきてからも日本語が使えなかった。
英語学校の先生をさせられていたんだっけ?それで、
誰かにお金を出してもらって英学校をひらいたんだっけ?
三島の言葉
>We still have..I think we still have a very strong warriorr’s mind
>I found out it is quite impossible to transfer all the stylized beauty of the noh play
>And ah… such a minority of student(s) who cannot be involved into the leftist
movement felt very isolated, very separated.
>I don’t want to revive Harakiri itself, but ah..through the vision of such a very
strong vision of Harakiri, I wanted to inspire and stimulate younger people and ah..
through such a stimulation I wanted to revive some old traditional sense of honour
or sense of very strong responsibility and ah…such a sense of death in honour.
That’s my purpose
ダウンロード&関連動画>>
@YouTube
偉人の伝記や自伝は、青雲の志をもつ青少年ならば読むべきだ。
困難に打ち勝ち、事を成し遂げた人生を知ることで生きる上での
ファイトが湧いてくるはずだ。
「福翁自伝」もその類。暗中模索の語学習得、>>102 の紹介している
暗写とかもしている。藩士が23両も出して得た「築城法」という蘭書を、
彼は隠れてその本の全部を転写した。彼はそれを「盗写」と言っている。
大阪での緒方洪庵の「適塾」での語学漬けの生活。中国から入った
腸チフスの恐怖。榎本武揚の命が助かるように伏線の計略をする。
・・・いろいろなエピソードがあって実に面白いのだ。
語学の天才、森鴎外は政府から独語の先進的知識を広めるために数々
の本の翻訳を命令されたが、単調で退屈で非創造的な作業に時間を割
かれるのが非常に不満であった。しかし、官人であるからしかたがない。
福沢先生は在野の人だから翻訳なんかはしない。福沢先生のしたのは、
英語の文献をあまねく読んで西洋の新知識・新思想を吸収し、自分の考
えも加えて世に示す「著訳」であった。だから、英語の達人であったイメージ
がないのかもしれないが、幕末の劣環境の中で志を成就した知識の巨人
であった。「福翁自伝」はすきま時間につまみ読みしても面白く為になる。
(誉めすぎかな?おのれは義塾とは全く関係ないよw。) >>228
問題解きのときのくじけそうな自分と直面するとか、
これならいけるはずという思い込みについてどこまで追求するか
ということなんじゃないの?
おもいこみののことをセンスといってるよね。 自分が共感したのは彼の数学的活動に対するとらえ方
So if you want to do mathematics, pick up a problem. It doesn’t have to be
a difficult one. You don’t even have to prove a theory no one has proved
yet. Just pick up a problem: it can be an easy one, and concentrate on it;
try to solve it yourself. Don’t look at the answers. Don’t cheat. Keep on
thinking about the problem until you figure your way out by yourself. Then
you have to be patient; you have to keep on paying attention. Be patient and
keeping attention on one subject is very important.
この感覚は十分わからないが
During this mindfulness, you find yourself encountering with your own mind.
And if you are lucky enough, you find yourself swimming around in the sea of
Jocho in your mind.
村上春樹の英会話力
文法的な間違いがあってもいいたことは全部わかる
Have any…I don’t have any sisters and brothers and um…I’m alone
in the house. So I have three things to help me, the cats and the
books and the music. So now,still now…music helps me to write. You
know, to write is a very um….it’s a very…solitude, you know. You
have to work alone when you are writing So um…I need some things
to help me to keep on writing. So music is one of them. I love any
kind of music, jazz or rock, contemporary music or classical music,
any good music. But I don’t listen to music when I’m writing because
I concentrate on writing. But when I’m not writing, I(‘m) listen to so
many kind of musics.
ダウンロード&関連動画>>
@YouTube
wikiみたら
大江健三郎は芥川賞の選考で村上の作品が口語的だからいいと思わなかった
よさが見抜けなかったらしい
作品からしても、発言からしても大江は教養主義的なところありそう
ポップカルチャーの影響受けた作品も高く評価してないんだろな
まあ好みの問題といえばそれまでだが
柴田元幸が語る村上デビュー時の評判
I was a graduate student when he first appeared in japan back in the
late 197(0s).
Can you hear me? Thereabout(s)?
―Yes.
Ok, all right.
And…um…we talked about him…um..younger readers
His writing looked so different from um…from what we had at that
time, for serious literature
Um his writing was divided into short sections and with
some..er…um..almost primitive looking illustrations done
by..um..felt tip pen.
(略)
This sort of alienated older critics
So in the beginning, older critics really hated him.
And..er..eventually Norwegian Wood became a best seller,
they hated him even more. lol
(略)
ダウンロード&関連動画>>
@YouTube
(9:47) 数学フィクション、論理パズルの本
和書だと博士の愛した数式がある
The man who counted
邦訳 アラビア数学奇譚
What is the name of this book?
邦訳 この本の名は?
★INSIDE THE BRAIN (by Ronald Kotulak)200頁
脳科学の一般向け入門書で、有名大学の教養課程でよく採用されている本。
難しい単語や複雑な構文もないから極めて読みやすく、しかも内容は
充実しているので本でおすすめである。
内容としては、(Revealing the Secrets of the Brain)(Mental Workouts
and Brain Power)(How the Brain Learns to Talk)(The Effect of Violence
and Stress on Kid’s Brains)(Tracking Down the Monsters within Us)
(How the Brains Chemistry Unleashes Violence)(Repair and Renewal)
(Chemicals That Fix the Brain)(Keys to Better Memory)(Keeping the
Brain Sharp as We Age)・・・とかが項目としてある。
英語を勉強する本でなく、英語で勉強できる本としてお薦めです。
(1章の冒頭より)
Scientists long have wondered how the brain can do all the things that
make one persona poet, another a builder or musician, and still another
a criminal or social dropout. Until recently, medical researchers never
thought they could understand the brain’s inner workings.
They could see that a child who is loved and given stimulating experiences
usually turns out to be a bright, affable person, while an abused child
often becomes an abuser.
But no one knew what happened inside the brain that made one person
a success and another antisocial.
読みたくなるよね。
DEAR LEADER (by Jang Jin-Suns) 2014年・316頁
北朝鮮エリートの衝撃の脱北手記。
持ち出し禁止の図書を友人に貸し、友人がその本を入れたカバンを
地下鉄に置き忘れる。本にはナンバーが付されているから、早晩、
身元が発覚してしまう。最悪は死刑!迷う時間はない。行動の自由も
制限されている中を友人と二人で決死の脱出行が始まる。・・
まあ、真実か否かは定かではないが、衝撃的な内容が書かれてある。
中には日本に関係することも、例えば野党の政治家がエージェントの
女に籠絡されて隠し子がとかw・・暴露されている。難しい単語はない。
The Japanese delegations room had been bugged and during the break
one of their team was heard to object strongly to North Korea’s unwillingness
to negotiate a state apology for the kidnappings, and to recommend that
Koizumi leave Pyongyang without participating in another session.
The conversation was reported to Kim Jong-il’s, who then must have
feared that the foreign currency aid package he so desperately wanted
could be at risk. What happened next was shocking.(153頁)
わかった。拉致を認めよう。そして拉致被害者の何人かを日本に送って
彼らに拉致について説明してもらおう、そう正日は思ったんでしょ?
この本によればだが、
国家指導者として日本人誘拐を謝罪しちゃったそうだ。
「Kim Jong-il」は言う予定のなかった謝罪を口にしてしまった。
これは大失敗!あわてて「拉致は認めた」に限定してプレスした。
一方、日本メディアは「公式謝罪」と報道したと・・・そうかだったかな〜?
・・日本側も「拉致を認めた」で報道したよな。日本外交やメディアは
甘い?から「謝罪した〜!」なんて相手の立場を慮って言質をとって、
その時もその後も恥をかかせたりしない。
とにかく、あの時は「Kim Jong-il」先生は、日本から国家賠償で
「US$11,4billion!(寝言かw?)」相当額が猛烈に欲しかった。
とんだ勇み足も、宣伝戦のおかげで「謝罪した」なんて今では誰も
知らなくなったのだ。
In the afternoon session that followed, Kim Jong-il made an
off-the-cuff apology for the kidnappings. It was the only time
in his life that he made a public apology.
No one on the North Korean side had ever seen Kim Jong-il
speaking on impulse like that, and it would never happen again.
In an attempt to limit the damage, the party’s Propaganda and
Agitation Department immediately released the news that Kim
Jong-il had ‘acknowledged’ the kidnappings. But it could not
control the Japanese media, which duly reported that Kim Jong-il
had ‘offered an apoligy’ for the kidnappings.(159頁)
この本によれば
拉致された日本人は他国民よりも多くはないようだ。
何故なら前進基地があるからという。
Nevertheless, Japanese citizens made up the greatest number of foreign
kidnap victims.
This was because the Party’s inter-Korean operative had an outpost in
the Jochongryon, the Association of Chousun people in Japan, and there
were political and geographical advantages in mounting operations against
South from a base in Japan.(156頁)
北朝鮮の外交原則は単純で、「アメリカには嘘で騙せ・・」「日本には感情的
にがなりたてたり、すかしたり・・」「南朝鮮は無視するか、脅かせ!」だそうだ。
なるほど!と納得する。
In fact, Kim Jong-il formally set these three principles as a basis for
diplomatic engagement;
“The US will buy any lie, as long as it is logically presented”;
“Japan is susceptible to emotional manipulation”;
and “South Korea can be ignored or blackmailed”. (253頁)
さあて、 英語の本200冊で前頭、300冊で小結、400冊で関脇だから
小生は本日も英語修行に励もう!
読むのは、PLANET of the APES(by Pierre Boulle)。
Pierre Boulleってフランス人でしょ?英語で本を書いたんですか?
蓮池薫さんらが帰ってきたときには、北朝鮮に帰す約束をして日本にきてもらった
わけだけど、小泉が返さなかった。蓮池薫さんら来た人は帰るつもりだったけど、蓮池
さんの場合は兄に、他の人たちも親兄弟に説得されて結局帰らないことを希望した。
国際法違反のようなことを小泉はしたわけだけど、小泉は正しい判断をした。
金正日が拉致を認めたので、北朝鮮がどんな国かが疑いもなくわかった。
朝鮮総連は当惑したそうだ。まさかそんなことをしていようとは、というふうに
思った人もいたし、拉致に関わっていた幹部もいたし、親兄弟を人質にとられているような
ものだから北朝鮮の家族のことを心配した人もいただろう
>野党の政治家がエージェントの
の野党政治家ってだれですか?
金賢姫のような人がスパイとして活動しているわけだから、
北朝鮮とか中国のハニートラップって怖いですよね
>>247
著者はフランス人なので読んだのは英訳版(Translation by
Xan Fielding)です。映画の原作ですが、映画は地球へ帰還でしたが、
これはアルデバランの惑星での話です。
Pierre Boulle was born in Avignon, France, in 1912.
His first novel published in the United States was
The Bridg over the River Kwai. It was awarded the Prix Ste.
Beuve in France, and led to the motion picture that received
an amazing seven Academy Awards. He considered his subsequent
books, of which Planet of the Apes is the most well known,
to be social fantasies.
>>240 小生も「David Copperfield(by C.Dickens)」(716頁)を手にして
似たようなことを言ったのを思い出しました。
「長すぎて読めないよ〜って!」 >>249
小泉は返そうとしたんだけど、それを阻止したのは安倍副幹事長。
その頃の安倍はまだマトモだった。
今は総理大臣だからスキャンダルがあれば党内ですらレイムダックになる。
それで今は媚中総理だよな。 >>248前進基地ってなんのことですか?
「前進基地」ってのは小生が勝手に訳した言葉でw、辞書によれば
「outpost」は「在外基地」「海外出先機関」です。
>>250 残念ながら「野党の政治家」の具体名はないです。
「Her father,she said, the most important figure in the●●Party.」と。
本当ですかね?
この本(Translated by Shirley Lee)によれば(著者は脱北の元「UFD」(注参照)
勤務者で極秘情報を知る立場にあった)・・・
「将軍様「Kim Jong-il」は5人の日本への一時帰還を許した。日本に帰国
できた5人は北朝鮮に戻るのを拒否した。「Kim Jong-il」の権威は"謝罪した
ことに加え"更に傷がついてしまった。激怒した将軍様「Kim Jong-il」は
日本が彼の要求通りの補償をしない限り、生涯、交渉はしないと決めた。
外交とは「対諜報活動」の原則に戻り、拉致問題を外務部門から元通りの
「UFD」の管轄に戻したという。」
まあ、これが本当なら絶対に拉致問題は解決しないね。
要求は「US$11,4billion」ですから。しかし、吹っ掛けるよな〜w。
注)UFD:United Front Department: key section in the Worker’s Party,
which oversees inter-Korean espionage, policy-making and diplomacy.
Kim-Jong-il allowed five kidnapped Japanese to visit their homeland
as a gesture of goodwill, but that did not help. Adding insult to injury,
the five refused to return to North Korea. Kim Jong-il was enraged,
and insisted that there would be no further summits with Japan during
his lifetime unless Japan paid him the foreign currency he demanded.
He reaffirmed the rule that ‘Diplomacy is a counter-intelligence operation’
and removed from the Foreign Ministry the right to diplomatic involvement
on any issue connected with the kidnappings, returning control of these
matters to the UFD.(160頁)・・・長くなっちゃうんだよ。 outpostって朝鮮総連のことですか?
朝鮮総連があると拉致の必要性が下がるというのはなぜでしょうね?
韓国から北朝鮮に拉致された人が多いというのは昔何かで見たことがある。
口語表現が多いおすすめの洋書ありませんか?
2000年代以降の作品で
この本によれば、拉致誘拐の目的は、
@北朝鮮スパイ・工作員の教育係(言語・風俗慣習・社会一般
知識等の伝授)として活用するため、
Aいわゆる背乗りのため(戸籍を奪い本人になり替わる)
B本人を北朝鮮工作員に洗脳するため。
めぐみさんはBの目的だったというよ。この本によれば・・
There were three main reasons put forward by cadres working on these
operations to justify Kim Jong-il strategy of kidnapping foreign citizens.
First, to recruit teachers who would provide ‘localised’knowledge of
their country and thus aid the traing of North Korean spies.
Second, it helped accomplish identity fraud and allowed North Korean
spies to acquire genuine foreign identities.
Third,depending on the individual circumstances of adaptation and loyalty,
kidnapped children could be trained and returned to their country of
birth as North Korean agents.
In 1977, Yokota Megumi, a Japanese girl who is one of the most well-known
victims of North Korean kidnapping, was captured for the third reason
when she was only thirteen years old. While she was fully foreign,
her youth meant she could be persuaded to feel loyalty to the DPRK-
or so it was thought.(156頁)
「The Planet of the Apes」でなくて「Planet of the Apes」なんだろか?
どこだか特定できないからか?
「the Apes」はチンパンとゴリラとオラウンタンのみだから特定できるから
冠詞がつくのだろうか?文法に詳しい人、おしえて。
例えば、次の文なんて冠詞の使い方、あらためて注意すると、いろいろと
意味深そうだ。おのれは独学だから気にも留めずに読んできたが、こりゃ、
中学文法からやり直しかもだなw。
The spring months generally are from March to may, summer months are from
June to August, autumn from September to November, and winter from
December to February.
The difference between winter temperatures and summer temperatures is
more than 30 degrees Celsius. Summer months, with high temperatures and
high humidity, may be uncomfortable for those who are used to a dry
continental climate.
In spring and autumn, almost all parts of Japan enjoy comfortable temperatures,
but the weather is very changeable. In the beginning of summer, all areas
except Hokkaido have a rainy season, which usually from early June to
mid-July.
Autumn is also a time of substantial precipitation. From the end of summer
to the beginning of autumn, typhoons generated in the western part of the
North Pacific Ocean hit the country, sometimes causing extensive damage.
(『英語で話す「日本」』)
>>256
こういうのってラノベをさがせばいいんじゃね?
日本のラノベの訳本がでてるらしい
ライ麦も会話多かったよね。 Catcher in the Ryeなんか名作だよね。
1960年くらいの本かもしれんけど
>>258
外国人もどうだろう?映画のタイトルだから
しかたないんじゃね?とおもうらしい。
だけど上のリンクによると、
特定のシーンについてだったら the Planet
でOK. 映画全体の雰囲気だったらPlanetと
したらいいんじゃね?ということだった >>226
福沢諭吉の生まれた場所にいったことが
あるよ。慶應義塾の人たちが建てた碑が
あった。賑やかなとおりあるでしょ?
大阪駅から難波にいく。その途中に島って
あるじゃない?そこらあたりを川を
右手、つまり日銀通って、住友本店
をとおって、ていくでしょ、それこえたんじゃないかな。
けっこう海側にいったところの川沿いに
あったよ。大阪にあった中津藩の下屋敷の
なかで生まれたらしい。それで親は、お寺に
預けて僧侶にしようと最初考えてたらしい。
身分制ががっちりしてたからね。
明治になってそういう身分制がなくなって
職業選択ができるようになったので、
大阪の適塾にいってオランダ語を勉強
したんでしょ。 大阪っていいよね。なんかのんびりしてる。株の取引所が人形町だったっけ?
あるよね。あそこらあたりですらそんな都会感ない。
なんばにいったら、ここは租界地みたいな感じだしね。
今はコロナがあるからやばいとおもうけど
Planet of the Apes
「猿の惑星」から、やっと、700年後の地球(フランスのオルリー空港)に
帰還した彼らを迎えにでた空港職員は、なんと・・・ゴリラだった!
「よかったな〜、ハッピー・エンドだ!」で読み終えようとしたら、
気持ちが一挙に恐怖に変わっちまったですw。
「猿の惑星」は、アルデバランと700年後の地球だから本の題名を
「Planets of the Apes」としたら結末がバレちゃうし、
「The」を付けたらアルデバランだけになるし、
「Planet of the Apes」とちょっとはてなマークがつく題名にしたのだ
と思いたい。(映画の題名は下記の回答がピタッとしていそうだ。)
なお、映画だと波打ち際の瓦礫の中に「自由の女神の像」が半分
倒れかかっているのをチャールストン・ヘストンが見つけて、「ここは
地球なのだ!」と絶望する衝撃的なエンディングになっている。
>>259 ありがとう。さすが!小生はこの回答が一番気にいりました。
Of these, let's examine the first set:
Alien
The Alien
An Alien
With "the," the title names one part of the movie that stands in for
or epitomizes the movie. That's more of a synechdoche (The Shining,
The Bridge on the River Kwai).
But without the "the," the title names something that's less locatable -
it seems more like an overall ambience or mood that is ever-present
in the movie (Repulsion, Psycho). So in general we could say that with
no article the title is more forceful and vivid, but also less focused.
. 猿の惑星は、ブールの日本人に対する差別と尊敬と畏怖が入り交じった思いが見えかくれするよな
黄色い猿である日本軍の捕虜になって密林の収容所から
脱走した経歴を持つ勇者だから、戦場に架ける橋も猿の
惑星もその経験をベースにしているのかもしれない。
人間を支配している猿の知性を否定し物真似と軽蔑する
場面が多いが日本人を念頭においているとまでは読み取れ
なかった。そうなんだ!
そうか。日本兵につかまってたんか。よくも殺されんかったものやね。
バターン死の行進とかあるよな
日本軍の捕虜になっていた英国人の著者(アーネスト・ゴードン)が書いた
「クワイ河収容所」を読むと、捕虜はろくな食べ物が与えられなかったため、
栄養失調や感染症で仲間がバタバタ死んでいったらしい
「戦場にかける橋」は実際の捕虜だった人間からすると、美談として描かれ
過ぎていて、着るものも与えられず下着やパンツ1枚という乞食のような姿
で過ごしていた現実の収容所の実態とはかけ離れているという
本書の中で一番ショッキングなシーンは、貨物車の荷台に満載されビルマ
戦線から送り返されてくる、日本軍の傷病兵のあつかい
息も絶え絶えの重傷者は死体とともに積まれており、あまりに陰惨な光景を
目にした著者は、水を欲しがる日本兵に、自分の水筒の水を与えずにはいら
れなかったという
そして、自国の兵士でさえこれほどひどい扱いをしている日本軍なのだから、
自分たち捕虜がこれほどひどい扱いをされることにも納得した、と記している
日本軍も酷かったが連合国側もなかなかだぜ
リンドバーグの日記
>各地の太平洋戦線で日本人捕虜の数が欧州戦線に比し
>異常に少ないのは捕虜にしたければいくらでも捕虜に
>出来るが、米兵が捕虜を取りたがらないから。手を上
>げて投降してきても皆殺しにするから。
>あるところでは2000人ほど捕虜にしたが本部に引
>きたてられたのはたった100か200だった。残り
>のの連中にはちょっとした出来事があった。それを
>知った戦友は投降したがらないだろう。
>捕虜を飛行機で運ぶ途中機上から山中に突き落とし、
>ジャップは途中でハラキリをやっちまったと報告。あ
>る日本軍の野戦病院をある部隊が通過したら生存者は
>一人もいなかった。
>日本人を動物以下に取扱いそれが大目に見られている。
日本軍の酷さは、自分たち日本の兵士を消耗品のように扱っていたこと
個人的には、敵に対する行為よりも、当時の日本の、自国の兵士や国民に対する
扱いの酷さの方に怒りを覚える
> 太平洋戦線で日本人捕虜の数が欧州戦線に比し異常に少ないのは
日本軍が、「死して虜囚の辱めを受けず」という戦陣訓のもと、捕虜になる前に自決
せよという軍規が生き渡っていたため
大岡昇平なども、自軍の壊滅後、手持ちの手榴弾で自決しようとしたところ、それが
不発弾だったため死を逃れ米軍の捕虜となった
水木しげるの場合は、歩哨で分隊を離れていたため、敵の夜襲を逃れ一人だけ生き
残るものの、5日間歩きつづけ本隊に戻ると、「なぜ一人生き残った、死ね」と言われ
てしまう
通常、そうした兵士は次の戦闘で最前線に立たされ戦死させられるのが慣例だった
ものの、水木さんの場合はマラリアに罹患し療養中だったため、空襲で片腕を失うも
生きながらえることになる
戦前の日本と戦後の日本は別の国だから、いまさら戦前のことを
言われるのは心外だが、欧米知識人は彼らの公式歴史観に染ま
っているから日本敵視の潜在意識がある。
日本が暴れたおかげで大事な植民地を失ったし、自分等も有色人種に
対し酷い事をしまくったことを隠蔽するためにも日本を悪者にする。
結局、戦争観や文化の違いがあるだけで、日本軍が特に残酷だった
わけでないと思うな。戦争なんだから!
バターン死の行進や捕虜虐待は、そもそも戦闘能力がまだあるのに
何万人も降伏してくるなって話。相手に負荷をかける嫌がらせの
抱きつき戦術だよ。日本軍には輸送手段がないのだから、80Km程は
歩く、これ以外に選択肢はない。例えば、会津藩の参勤交代は江戸〜
千住までの260kmを総勢600名が5泊6日で歩いてくる。
中国大陸打通作戦なんか何百キロを歩兵は歩いていく。日本人は歩く
のに抵抗がない。たかが80Km、しかも空身だから歩けるでしょ。
虐待なんて毛頭思ってない。シンガポール要塞もまだまだ戦えた。日本
軍には弾薬が尽きかけていたのに、何万人もが降伏の意気地なし。
そんな大量の捕虜をどう養う?1日にどれだけの食糧がいる?その他
施設・医療・・・。物資不足で2000カロリー必要な日本兵が1500カロリ
ーで我慢してるのに、白人の大男に3000カロリーは与えられない。
働かせたのも賃金払っていたし、向こうから士気を保つためにもなにか
させてくれって申し込んできたもの。ダイプリと同じで、結果的に非難の
材料を与えることになった。
もし、沖縄戦でさっさと日本軍が降伏して大量に捕虜になったら、何十万
の捕虜や沖縄県民を食わせるために膨大な資源が消費されてアメリカ軍は
困っただろう。降伏は玉砕よりも遥かに有効な戦術だったはず。だから、
アメリカ軍は捕虜はとらなかった。正解は「みな殺し」にするか、物資と交換で
さっさと「本国送還」するかだった。まあ、戦前のことだから、今の日本とは関係
ない話だけどね。
「戦陣訓」って全文、読んだ人いないよね。捕虜にならずの根拠として
「戦陣訓」をあげるのなら、本訓その3「戦陣の戒め」も有効だったと見
なしてくれないと整合がとれない。皇軍の軍紀なんだから。第八は浸透
して守り、本訓その3は誰も守らないというのは論理的に矛盾している。
また、例えば、トーチカに15人の兵士がいて機銃を撃ってくる。アメリカ軍は、
爆撃か野砲の一撃で15人全員、木端微塵にせん滅して終わり。
日本軍は、火野葦平の「土と兵隊」のように苦労してトーチカの背後に廻り、
空気穴から手榴弾を投げ込む。中の中国兵が武器を捨てて入口からぞろぞろ
出てくる。しかたがないから、本部に連行する。部隊長はどうしていいか分らず
適当に処分してしまえと無責任対応・・・で、兵隊は日本刀や銃剣で殺してしまう。
中には逃がしたりする。結局、どちらとも敵兵を殺しちゃうのは同じこと。
アメリカ軍はボタン押すだけ、クリーンに殺す、日本軍はどたばたの手作業の違い。
ただし、勝者は常にプロパガンダで圧倒するので、敗れた者は悪者にされる。
長文でも英語で書いたもんしか読もう思わへんな。
なんでやろか。日本語読むのが不得意になってるんやろな
学習者が書いた英文なんか
一行たりとも読む気せんわ
>>281
じゃあ長文の日本語なら読もうと
おもうんか?
おもわへんやろ。
結局、長文はよみとうない、いいたい
だけなんやないの?
でもそれやと書く人の意図とはちがうわな。
長文の英文をあげてもらったら(本から抜いたもの)
、それ読んで、こんな書き方するんかと
参考になるやろ。それに、学習者が書いた英文でも
読むと勉強になる。読む気がせんという高飛車なあんたはんも
いることはわかるけどな 対米戦争については、主流の陸軍を意識して海軍が手柄を立てようとして
開戦を決めたものとなってる。山本五十六なんて米国住みが長かったから
米国の豊かさ、米国と戦争しても負けることがわかってた。それでも
他人がやるくらいなら自分が引き受けたほうが結果はいいだろうくらいに
考えて引き受けて、真珠湾攻撃を起案したよな。大きなダメージを米国に
与えて短期で終結、有利な講和条件を米国から引き出す、という希望を
持ってたんだけど、米国民の怒りに火をくべる形になった。バカな
海軍のおかげで都市部は空襲で焼かれ、二十か三十数個も原爆が次々と
日本のいろんな地域に落とされることが決まってた。広島の原爆の写真を
みて閣僚会議を開いて、その原爆投下の決定事項(ルーズベルトの時に、
原爆開発の責任者だったレズリー・グローヴス准将が決めた。ルーズベルトも
承認した)をトルーマンが変えて、原爆投下は長崎で終わった。
京都も新潟もリストに入ってたよ。(京都は美しいから落とさないというのは
嘘)
もうちょっと書くと、ドイツは対米戦争をしてなかった。
ドイツも米国も互いに戦線布告はしてなかった。ただ、
レントリース法を成立させて、無償で兵器をイギリス、ロシア、中国に
米国は提供したり、ドイツのUボートがアメリカの商船を沈めるという
ようなことはあった。
ドイツが対米戦線布告をしたのは、日本が真珠湾攻撃をして対米宣戦布告を
した後なんだよね。日独伊三国協定では、ドイツは日本の宣戦布告に
付き合う必要はなかった。だけどヒトラーは日本と運命をともにしようと
思ったんだよ。なかなかできることじゃないよね。
ダウンロード&関連動画>>
@YouTube
この歌はヒトラーユーゲントの歌じゃなくて、二人のユダヤ人の人が
この戯曲のために作った歌なんだよね。
ドイツの人にライン川下りのことで教えてもらったけど、ドイツって
綺麗な国だよね。川から山の上のほうに城があったり。
ライン川ってすごく長いよね。スイスからオランダまで流れてるんだったっけ。 過去の戦争のことを書いても、何が正義か、何が悪かったのかそういうことも
過去のことになってしまってるから何を今更なんだよね。
陸軍は対米戦を想定していなかった。「戦陣訓」は中国戦線を
想定している。中国軍に捕虜になると、報復感情からなぶり殺し
になった。ならば、死ぬまで戦った方がましだとの戦訓。
島嶼戦での玉砕を「戦陣訓」のせいにするのは、こじつけ。
米軍は捕虜をとらないのに加え、追いつめられた恐怖と不信と
絶望の心理が理由。
犬を徹底的にぶちのめし、痛めつけた直後に、「おいでおいで」を
しても近づいてこないのと同じ心理。
水木さんの話は、体育会や会社とか目的遂行の組織によくある話。
例えば、リストラ自主退職の募集をしたら有能な社員全員が手を上げ
去って、全く役に立たない無能なぐずがひとり残ったら上司は罵倒し
たくなるよな。
いろいろ流布されている伝説が多いが、「玉音放送聞いて母子ともに
抱き合って助かった〜って喜んだ」「日本兵は野蛮で残酷」「強制連行」
「三光作戦」・・誇張されたりプロパガンダあったりで鵜呑みにしないほう
がいい。
戦争だけでなく、歴史は必然であって、今の立場の価値観で評価したり、
教訓を得ようとする学者の説には注意した方がいい。
戦争の話は尽きないけど、これで止める。
ESCAOE FROM FREEDOM (by Erich Fromm)
「ハリポタ」「猿の惑星」とかばかりじゃ、英語は読めても、頭の中は
馬鹿になると反省し、硬い読み物に移行だ。
本書は社会科学の古典とも言われている。自由」とは何か?表現の
自由、職業選択の自由、集会結社の自由、宗教の自由、教育の自由、
移動の自由、出版の自由、婚姻の自由、生き方の自由・・・日本の隣国
は自由の制限されている国ばかりだ。
また、自分達には無制限の自由があると主張し、反対する者たちには
ヘイトの名のもとに表現の自由を否定するというダブルスタンダードにも
辟易する。
しかし、本書で扱うのは自由そのものでなく全体主義の台頭を許した現代人の
精神構造の分析だ。産業社会において個人の陥る無力感、不安感、喪失感、
権威信奉・・等が全体主義という「自由からの逃亡」の原因だと、第二次世界
大戦中に書かれた本書は、当時は「読む必要性」とタイム・インパクトがあったと
思うが、今読むと少し根拠が抽象的で説得力を感じない。
やはり、どんなものでも消味期限があるな〜。
(序文からの抜粋)
‘Escape from Freedom’ is an analysis of the phenomenon of man’s
anxiety engendered by the breakdown of the Medieval world in which,
in spite of many dangers, he felt himself secure and safe.
After centuries of struggles, man succeeded in building an undreamed-of
wealth of material goods; he built democratic societies in parts of
the world, and recently was victorious in defending himself against new
totalitarian schemes; yet, as the analysis in Escape from Freedom
attempts to show, modern man still is anxious and tempted to surrender
his freedom to dictators of all kinds, or to lose it by transforming himself
into a small cog in the machine, well fed, and well clothed, yet not a free
man but an automaton.
もの知らなくてすまんが
エーリッヒてドイツ人じゃないの?
ドイツ語文献でしょそれ、
ドイツ語くらい言語で読めば?
言語でなく原語ね
ドイツ語わからなければ、たしか東京創元社から日本語訳がでてるから日本語でよんだら?
エーリッヒ・フロムはナチスを嫌い自由の国、アメリカに移住して、
アメリカのコロンビア大学で教鞭をとっていた。主な活動はアメリカ。
彼の著作は翻訳者とか書いてないから英語だよ。アインシュタイン
だってドイツ人だったけど、英語で話している。彼らには祖国、
ドイツへの愛はなかった。むしろ、第三帝国ドイツを憎んでいた。
おのれは、トーマス・マンが読みたくて第二外国語はドイツ語を
選択した。講師は、共産党宣言かなんか独文を翻訳した有名な
人だったな。最初の段階で、男だとか女だとかの文法とウームラ
ウトだったか発音の講義でもういいやと思ったね。おのれの頭では
ドイツ語とかフランス語とかは無理だとわかった。その点、英語は
発音、文法とも一番、簡単で習いやすい。
余談だけど、旧陸軍は幼年学校出身と中学出身の二大潮流があった。
幼年学校はドイツ語とフランス語を学び、中学出身者は中学から
英語を学んでいた。両者はお互いを軽蔑し激しく対立していた。
昭和15年頃には、陸軍中央部は幼年学校出身のドイツ班出身で
締められた。彼等はナチス・ドイツの心酔者だった。駐在武官の
派遣先もドイツで、ますますドイツ贔屓になった。それは幼少からドイツ語
を通じて育まれた親ドイツ感情だ。
中学校出身者の駐在武官派遣先は英米で、英米の現実を見てい
るので対米戦には絶対反対であった。
ある時、「マイン・カンプ」の英訳版を読んだ軍人が、ヒトラーは黄色
人種を軽蔑していて日本なんかは利用するだけだ・・・とか書いてあ
るのを見つけて、ドイツを信用してはいけないと進言したら、とりあって
くれなかったとか。ドイツ派軍人が読んでいたのは、全編でなく抜粋編
の日本語訳で、それを読んで「我が闘争」は素晴らしいと感激していた
のだ。中学校出身者は英語に堪能になる軍人が多かったが、幼年学
校出身者はドイツ語も読めなかった。ただ、全体主義の表面だけしか
見ていなかったと・・・こんなエピソード聞いたことがある。
また、戦争の話になってしまったw。
「ESCAPE FROM FREEDOM」by E.FROMM
「自由からの逃亡」であるナチズムという政治現象の分析にもふたつの
対立する見解がある。
前者は、ファシズムのような経済や政治現象の説明に心理学は無用であ
るとの見解、後者はファシズムこそ人間心理からの問題なのだというもの。
前者は、マルクス主義のように下部構造(経済)が先行し上部構造(精神)
を規定するという立場からの考察で二元論だから単純で分り易い。誇張や
プロパガンダに向いている。後者は上部構造(精神)から下部構造(経済)
を考察する。
フロムはそのようなことは分ったうえで心理学を使ってファシズムを解析す
るのである。一見、フロムの手法は、複雑で抽象的で汎用性がないように
感じさせるが、このような多元的な考察は示唆深い。
自由主義世界にポピュリズム台頭が台頭し、一方で独裁強権国家の勢いが
世界的に広まっている現在こそ、読み返しておくべき本と思う。
(参考抜粋)
In discussing the psychology of Nazism we have first to consider a
preliminary question- the relevance of psychological factors in the
understanding of Nazism.
In the scientific and still more so in the popular discussion of Nazism,
two opposite views are frequently presented: the first, that psychology
offers no explanation of an economic and political phenomenon like Fascism,
the second, that Fascism is wholly a psychological problem.(205頁)
(フロムはドイツ出身であるが立場はアメリカ人)
I have discussed the specific conditions in Germany which make part of
her population fertile soil for an ideology and political practice that appeal
to what I have described as the authoritarian character.
But what about ourselves? Is our own democracy threatened only by Fascism
beyond the Atlantic or by the “fifth column”in our own ranks? If that were
the case, the situation would be serious but not critical.(239頁)
すごいね。勉強してますね。
ともかく久しぶりにきた。
6日間なにも書いておられませんけどどうなりました?
洋書・読み終えた本の感想を書きまくれ 2冊目
http://2chb.net/r/english/1580908115/
から転載
17 名前:名無しさん@英語勉強中 (ワッチョイ 8d92-B77o)[sage] 投稿日:2020/03/17(火) 17:40:51.86 ID:eY8YhFic0
桜の園(戯曲)は読んだ。つまんなかった。
初恋を読んだかどうかは覚えていない
20 名前:名無しさん@英語勉強中 (ワッチョイ 6996-ED79)[sage] 投稿日:2020/03/18(水) 10:58:40.89 ID:V42D2MOj0
>>17
桜の園はチェーホフだよね、一方、ツルゲーネフは1世代(約30年)古い作家
また、チェーホフなら、戯曲よりも短編小説の方が面白いと思う
ツルゲーネフの二葉亭四迷訳「あいびき」は、当時、日本の作家に大きな影響を与えた
国語の授業では、日本語の言文一致体で書かれた最初の小説は二葉亭の「浮雲」だと習うもの
の、現在、私たちが使っている言文一致体の源流は、むしろ二葉亭の訳文の方に近い
このことは青空文庫の「あいびき」と「浮雲」両作の文体を比較しても一目瞭然だし、柄谷行人や
橋本治などによっても指摘されている >>296
レスありがとう
浮雲が言文一致体というのは知らなんだ。
文語体だろうけど、樋口一葉のたけくらべは
昔読んだ。良い小説だね。火垂るの墓も文語体ですね こっちに強制移動されちゃったの?。ひどいねw。
樋口一葉の5千円札も、すぐに津田梅子に変わるぞ。
(樋口夏子は、)「にごりえ」なんかが書けるのだから恋愛の経験は
あったと思うな。それは片思いかもしれないけれど。葬式に森鴎外
も来てくれた。それにしても死ぬにはあまりにも若すぎたよね。
(みんな、結論の出ないモーニングショーなんて観ているのは時間
の無駄だぞ〜。)
「自由からの逃走」ESCAPE FROM FREEDOM 1941年
(フロムはユダヤ人で、ナチスに迫害されてアメリカに亡命し
帰化した。だから、以降は英語で執筆しているから原典だ。)
ナチス・ドイツを念頭においた彼の「自由からの逃走」を今さら、
読む意義あるかだが、おおいにあるのだ。
ロシアのプーチン大統領は,「自由主義なんかはもう時代遅れ」と
自信満々!であるし、習近平の中国も大唐帝国の再現を目指して
絶好調で海外覇権を目指している、一方、民主主義の西欧社会は
国論分裂でダッチロール状態の世界情勢。
中国は電脳レーニン主義とかで「天網システム」での総国民監視、
政権による恣意的逮捕や汚職不正蔓延、戸籍差別、産児制限等、
様々な自由が制限されている。
中国人は海外旅行で海外事情をかなり知っているのに、・・・香港の
デモも知っているのに、中国社会にこれっぽっちの動揺や運動の波及
がない。おのれなんかは、そんな社会には絶対に住みたくないのに・・。
その理由は何か?そして、現在のストロングマンによる政治手法が
世界の主流になるのだろうか?素朴な疑問があるよな。(次へ続く)
「自由は、人間の根源的な権利であり、人類の歴史は自由追求の歴史
である。自由のない社会に生まれるのは嫌だ。」西側社会の人間は
そう考える。しかし、「自由」が価値を持つのは豊かさと結びついていた
からで、人間はマズローのいう人間の1次・2次欲求が満たされれば、
「自由」がなくても幸せに生きられるというのが真実なのだ。
人間には、「個人としての自立・自由を求める精神」の他に、違う属性として
「国家や集団や権威(宗教・思想・指導者)と一体化したいという従属本能」
がある。
この点から考えると、例えば中国に「自由」がないというのは誤りで
一般的な「自由」はある。ただ、中国共産党に不都合となる「自由」がないだけ
なのだ。中国人は、世界制覇を目指す大中華帝国と自己とをいまのところ
完全に一致させ、一体化しているので、政権を批判する「自由」は必要ではない
のであろう。彼等は自国の発展に自信を持ち、幸せなのである。
これを例えれば、運動会でやるクラス別むかで競走、そこで得られる集団との
一体感、達成感、・・あんな楽しいことはあまりないよね。個人や自由なんかは
どうでもよくなる。中国はむかで競走の真最中なのである。
まだ、「自由からの逃走」のU章までしか読んでいないが、いまのところ、
そう考えている。「集団や権威への従属衝動」はあまりにも根源的なので、
「自由からの逃走」はいつでも起きると思うな。じっくりと読むつもりだ。
(ちょっと抜粋)
As long as one was an integral part of that world, unaware of the possibilities
and responsibilities of individual action, one did not need to be afraid of it.
When one has become an individual, one stands alone and faces the world
in all its perilous and overpowering aspects.
Impulses arise to give up one’s individuality, to overcome the feeling of alones
and powerlessness by completely submerging oneself in the world outside.
(29頁)
The DEFENCE and FALL of SINGAPORE 1940-1942
(by BRAIAN.P.FARRELL) 2006年・439頁
日本軍の南方作戦(マレー半島攻略)は、真珠湾奇襲攻撃より早く開始
されていた。しかし注目度は低いが、欧米列強のアジア植民地支配に
終止符を与え、大英帝国の没落を決定づけた世界史的な意義は否定
できないだろう。
昨年末、「YAMASHITA’S GHOST」を読み、山下奉文中将の事績と軍事的
指導能力に興味を持ったことから、その後、「史説・山下奉文(児島襄)」
「回想の山下裁判(宇都宮直賢)」、その他戦記物を読み、予備知識を積み
重ねてきた。
今回は、シンガポール国立大学教授の英国側の観点からのだ。50年後の
情報開示で明らかにされた新資料等の情報も加味してマレー半島攻略戦の
詳細が述べられている。
12月4日朝、海南島三亜港を35隻の大船団が1500キロ先のマレー半島
を目指す。マレー半島西側が風雨共に最も荒れる季節に強行された。ずい
ぶんと無謀なギャンブル性に満ちた作戦で、失敗しなかったのが不思議だが
成功してしまった。歴史と云うのは学べば学ぶほど不可思議なものだと思う。
(次は一部の抜粋)
戦略を欠いた無定見な近衛師団参謀とリベンジを誓う大英帝国極東派遣軍
英軍幕僚との間の象徴的な会話が面白い。
The day after the surrender Nishimura’s chief of staff met Key to discuss formalities.
Unwittingly, he brought up the crux of the matter, that Spreading a map on the table
he noted the Japanese were about to overrun all of South-east Asia.
After that 'We do not want India. We do not want Australia. It is time for
your empire to compromise. What can you do? '
The Japanese did not know how to bring the war to an end ―bur Key did;
'[Key]cupped his hand round Sumatra, Java and the Philippines, swept it
northwards and covered Japan.
“What will we do? We will drive you back and occupy your country.
That is what we will do.”'
It took new Allied armies to redeem Key’s promise, but the more systematic
approach the Allies took to total war finally vindicated him. 【428頁】
The DEFENCE and FALL of SINGAPORE 1940-1942
日本には、「勝って兜の緒を締めよ」「勝ちに不思議の勝ちあり、
負けに不思議の負けなし」「奢れるものは久しからず」・・などの
戒めの言葉もあるのに、大本営は緒戦の勝利に慢心してその後の
戦術・戦略を臨機応変に変更・修正することをしなかった。
(太平洋の島嶼戦でも依然としてワンパターンな戦術は連合軍を呆
れさせたという。)
開戦時の勝利は、所詮はそもそも準備をしていない敵に対して行った攻撃であり、
たまたまの幸運で成功したものだからとの冷静な意見は、「いけいけ」の強硬派に
押しつぶされた。情勢の判断が主観的で、声の大きい感情派が制するというのが
日本の組織なのであった。準備をした敵に当たったときに破滅は不可避であった。
所詮、国力、人材資源が比較にならなかったわけだ。
(英国側の総括は・・・)
Light,fast,highly mobile striking power destroyed a heavier army
that relied on static firepower. But the Japanese ignored their own statistics:
without captured ’Churchill supplies’ the ‘driving charge’would have stalled
by Kuala Lumpur,and even a victorious campaign wore down Japanese air power
faster than it could be replaced.
They concluded their soldiers were better disciplined, tougher,more willing
to pay the price than the Allies. This confirmed the rationale justifying the decision
to attack the American Titan: Japanese discipline and will to win would
checkmate Allied manpower and industrial superiority.
American naval aviators at Coral sea and Midway,followed by Australian
infantry and American marines in the south-west Pacific, demonstrated just how
wrong that was. Victory at Singapore was too easy; the Japanese caught the Allies
unprepared and disorganized at every level. They made a fatal mistake
in assuming that would not change.{427頁}
ごめん、森鴎外は樋口一葉の葬式には出席してなかったわ!
今に伝わるエピソードとしては、森鴎外は、陸軍軍医総監の正装での騎乗で
参列しようとしたのを、遺族からそんなたいそうな葬儀ではないからと断られ
てしまったそうだ。伊東夏子は、親友であった一葉の逝去を知らされ、・・・・・
なにもかもいやになってしまって、樋口家にすぐには駆けつけることはできな
かった。翌日、伊東夏子は遺族から、「もっと早く来てくれれば!最後の別れを
してもらおうと待っていたのに、もう棺に入れられちゃったじゃないの」と責められた。
すぐに駆けつけられなかった伊東夏子の気持ちはわかるな。親友だったんだから。
お金がなかったので、小さな葬式だった。奇跡の14カ月、可哀そうだ。
そうそう、森鴎外のとこには「ドイツ語の本を訳してくれ」って依頼が殺到したらしい。
鴎外は翻訳家じゃないし、「即興詩人」とかならともかく、自分に興味のないのを
翻訳するために貴重な時間を割くのは嫌だった。自分の創作もある。しかし、
公人だから組織から依頼されたら断ることはできなかった。
参謀本部からは、クラウゼビッツ「戦争論」を依頼され二巻まで翻訳したという。
すごいよね。睡眠時間あったのかな?
組織人であったのが鴎外、自由人であったのが漱石、二人の作風は対照的だ。
会社が外資に買収され新しく導入することになったシステムの解説本が英語のものしかなくて仕方なくデカくて分厚いの根性で読破した
コンピュータとコーポレート部門の専門用語にだいぶ慣れたよ
内容はつまらんかった、読まなくてもだいたい想像つくようなもの、書籍としての完成度も低い
だけど今後単語や表現を知っておく必要があるので我慢した
おのれの英語は、「余暇の有効利用としての英語w」。
仕事とか資格試験とかのために英語を読むというのは、
ある意味で大変な苦行だと思うな。
「道具としての英語」あるいは「義務としての英語」の人
には同情してしまうよ。お疲れさまでした。
The Declaration of Independence (1776年)by Tomas Jefferson
「アメリカ独立宣言」は、口下手だったが公文は巧みだった
ジェファーソンによって大急ぎで起草されたものだ。
(Jefferson, who was a poor speaker and so seldom took part
in congressional debates, but had a great gift for writing
public documents.)
これを福澤諭吉が訳している。
独立の精神を理解した上での訳だからうまいな〜と思う。
When in the Course of human Events, it becomes necessary
for one People to dissolve the Political Bands which have
connected them with another, and to assume among the
Powers of the Earth, the separate and equal Station to which
the Laws of Nature and of Nature’s God entitle them, a decent
Respect to the Opinions of Mankind requires that they should
declare the causes which impel them to the Separation.・・・
(福澤訳)
人生已むを得ざるの時運にして、一族の人民、他国の政治を離れ、
物理天道の自然に従いて世界中の万国と同列し、別に一国を建て
るの時に至りては、其の建国する所以の原因を述べ、人心を察して
之に布告せざるを得ず。・・・
ルネッサンスで個人意識が目覚め、自由な人間活動で資本主義は発展した。
封建制度からの脱却、それは自由獲得のための戦いであった。大ざっぱに
言えば歴史はこういう流れだ。
では自由とは何か?自由には意味が二つある。すなわち、「Freedom from〜
(制約からの自由)」と、「Freedom to〜(可能性への自由)」であり、後者こそが
自由の本当の価値なのである。こうフロムは分析した。
つまり、自由とは、単にくびきからの解放だけではない。個人意識に目覚めた
人間が、人間の内的可能性を完全に開花し、自己実現をなすことができる、
これが自由の最もよいところであり、普遍的な価値を持つのだ。例えば自由の
国アメリカの「アメリカン・ドリーム」で富や夢を実現できる社会がそうだ。
自由な社会では、科学が、経済が、技術が、文化が、芸術等が無限に発展を
続けることができ、人間に幸福をもたらすことができるのだ。福沢諭吉が生き
た時代なんかは、自由が最も価値を持ち輝いていた時代であったと思う。
ところが、実際には社会の全員がこうした自由の価値を享受できるわけでは
ない。第一次大戦後のドイツは、不況で失業者があふれ、敗戦により国家は
誇りを失った。人々は自由の価値を享受することができなかった。
人々は自己実現する「Freedom to〜(可能性への自由)」を塞がれた。既に
「Freedom from〜(制約からの自由)」によって社会や集団からの離脱したこ
とで安定と保証を失っていた人々は、さらに、分業の細分化やオートメ化に
よって社会の歯車でしかなくなり、不安、焦燥感、孤立感、無力感、絶望に
陥っってしまった。
こうした背景が、ナチズムに結びついていったのだ・・・・フロムはこう考え分
析する。なかなか難しい。「自由からの逃走」、まだまだ、読了するまで時間
がかかりそうだ。
(今の社会だって、こういう要素はある。若者に「Freedom to〜(可能性への
自由)」が平等に与えられ、誰もが自分の富や夢や安定を生涯にわたって
獲得できるか?停滞や縮小の社会では、その機会ははるかに狭まる。)
Hitler a study in tyranny (by Alan Bullock)806頁
やはり、ナチズムとかを理解するには、ヒトラーという怪物の研究を
しなければならない。6年前に一度、途中まで読んだ本だ。
再度、読み始めた。読み始めて、英語読解力の6年間の進歩を実感
している。
Would different personalities have made a fundamental difference?
外資による買収とともに異動となり必要になる知識が一変した
物理とかバイオ系なら元々英語でもけっこう自信あったけど、今度必要になるのは経営関係の知識だ
日本の社会科学系の入門書に手出しても続かなそうだし、もう最初から英語で勉強するか、
と思ったけど、法律とか国によって違うんだよな、これだから自然人文と違って社会科学は、、、
>>309
ヒトラーって不思議な人ですよね。
ただ単に偶然が続いただけなのか。 It has often been said that the treatment of Germany by the victors
in 1918 was one of the chief reasons for the rise of Nazism.
(escape from freedom 215頁)
偶然が重なってではないと思うな。ヒトラーは4年〜5年経つとステージ
が上がって変身してゆく。わずか4年〜5年のサイクルでね。
金もなく友達も学歴も教養もないアウトカーストの男が、時代が追い風なのか
政権を奪取し、あっと言う間にドイツを大破局に導いていく。
しかも、政権を武力ではなく選挙によって合法的にとったのだから驚きだ。
不思議ではあるが、強烈な意思がなければ成し遂げることはできない。
何かが乗り移ったのだろうか?不思議だ。
ヒトラーの軌跡
(15〜20歳)成績不良で実業学校退学。画家を志しウィーンに上京したが
美術学校受験失敗。八方ふさがり。
(21歳〜24歳)描いた絵の販売、下積み労働でその日暮らしのボヘミアン的
生活。孤立。貧困。
(25歳〜29歳)第一次大戦に従軍志願。鉄十字勲章。毒ガスにやられ失明
寸前となる。伍長で終える。
(30歳〜34歳)ドイツ労働党に入党。扇動的演説で頭角を現す。ドイツ国家
社会主義労働者党に改名、指導者となる。勢力を拡大し、ついに「ミュンヘン
蜂起」と呼ばれるクーデターを試み、逮捕投獄される。
(35歳〜39歳)「我が闘争」執筆。党勢低迷。
(40歳〜44歳)世界経済恐慌。失業者250万。ナチスにわかに勢力拡大。
総選挙で第二党に躍進。ヒンデンブルク大統領、ヒトラーを首相に任命、
政権を掌握。独裁開始。国連脱退。再軍備。経済躍進奇跡の復活。
(45歳〜49歳)レームら党内の競争相手を粛正。総統に就任。領土拡大
ユダヤ人迫害。ポーランド進撃で第二次世界大戦に突入。電撃戦成功。
(50歳〜56歳)対ソ戦開始。アメリカに宣戦布告。英国本土攻撃。暗殺未遂。
戦線後退。ベルリン陥落。自殺。
the treatment of Germany by the victors
in 1918 was one of the chief reasons for the rise of Nazism
ナチズム台頭の理由としてよく言われるのが上の理由なんだけど
、つまり、ヴェルサイユ条約で多額の賠償金を払うことを義務付けられたと
いうんだけど、
実は、経済的に厳しい場合はその間は借金を払わなくてもいいという条項が
あって、ドイツは嘘ついて厳しいと言って、そして払わなかったんだよ。
だから、賠償金が厳しかったから、とか、復興需要が終わって、大恐慌に
なったので、ドイツの企業がアメリカに物を売って(輸出して)、
その売り上げで賠償金を返す目処が立たなくなったのに賠償金を返そうと
したから、国民が右翼(ナチス)を選んだんだ、というよくある説明は
間違いなんだよね。ケインズが平和への道だったか忘れたけど本を書いてるでしょ?
あれは間違いだったことを認めてるんだよね。そのイギリスのその本で有名に
なった(最初に名前を売ったのはこの本)人は。
>>312
ヒトラーは、オーストリア生まれだったから
軍隊に入れなかったんだよね。だけどなんかの切っ掛けで
偶然入れてしまった。そこで功労賞か何か勲章を
貰ってる。ミュンヘン一揆で煽りまくったので、つかまって
刑務所に入っている時に我が闘争を書いた。
元々第一次大戦、ドイツは続けることができたんだけど
政権が変わって(ドイツ革命)、それで戦争を中止した。
それで軍隊がドイツに戻ってきたんだよ。
だから国民の間では自分たちは負けてない、という
認識があったんだ。だから軍隊自身も解体されなかった。
温存したまま、その後の戦後に移っていくんだ。
>議会制民主主義を旨とするヴァイマル共和国が樹立された
とwikiのドイツ革命のページ
https://ja.wikipedia.org/wiki/ドイツ革命
に書いてあるように、ドイツ革命を主導した共産主義者、
ユダヤ人が、反動で殺されるんだよね。
背後の一突き、なんてことをやってドイツの
足を引っ張ったと喧伝されてね。結局
強いドイツを取り戻すという国民の気持ちが
それを実現すると約束する青年をサポートしたと
いうことなんじゃないのかな?国会議員の間の
選挙で、ヒトラーを首相に選んだのは、ナチスの
親衛隊(ヒトラーユーゲントだったかな?)が
国会議員を脅したからなんだよね。後、国会炎上事件
を起こして、共産主義取締り運動もナチスはやったよね。
ああいうふうに自分たち以外の党派が
ドイツを脅かそうとしている、と国民を
煽ったんだよ。そうやることで国民の支持を
得て行ったのがナチス。 ドイツが、第二次世界大戦でソビエトに負けるまで
勝ち続けて、欧州大陸では中立国と友好国しか
なくなってしまった、イギリスを攻めればヨーロッパは
全てドイツのいいなり。だけど「ソビエトが不安なのと、
アメリカとの戦争をするには資源が必要ということで、
ソビエトを最初にやっつける必要がある」と考えたのかも
しれない。(イギリスをやっつけようとすると
背後にアメリカがいるから、アメリカと戦うことに
結局なりそうだから)
それでソビエトと戦争して、負けてしまった。
それでアメリカ、イギリス、ソビエトも勢いづいた。
ヒトラーは倒せるんだ、不敗な訳はないんだ、
というふうに。それで物量で畳みかけて、
アメリカの勝利。その前に、日本に攻撃を
させて、日本に対して宣戦布告させて
ドイツはその後すぐにする必要もないのに、
アメリカに宣戦布告。直接アメリカと戦争しなくても
レントリース法?だったか無償で兵器をイギリス、ソビエト
中国にアメリカが貸与できるという法律を
アメリカ国内で通して、間接的にアメリカは参戦
してたとも言えるんだけどね
アメリカは国内の事情があって、外国の戦争には関わらないというモンロー宣言を
出してたんだ。どういう国内事情かは知らないけど。だけどドイツのUボートによって、
イギリスとの間の輸送をしている商船を沈められたりしてたから、ドイツをやっつけよう
という気持ちは持ってたんだよね。他方で、フォードとかデュポンとか、第一次大戦後に
ドイツで工場を持って、ドイツからアメリカに輸出をしていたアメリカの多国籍企業と
いうのがあった。自分ところの企業がドイツで営業しているわけで、アメリカとすれば
ドイツを敵視することは第一次大戦終了後しばらくはなかったんだよね。
だけどユダヤ人がアメリカに次々と移民するようになって、噂が流れ始めて、その
噂を記事にした新聞社があった。それはホロコーストの記事だった。
それで弱い者贔屓のアメリカ人(判官贔屓をする国民性というのはよく言われるよね)
は、ドイツは倒さねばならない、という風に世論が変わって行った、というのは
よく言われることだよね。
アメリカの国内事情とは
ヨーロッパからの移民国家で
ドイツもイタリアもフランスもイギリスも
ポーランドもロシアもいて
祖国贔屓で国論分裂しちゃうから。
アメリカの国内事情とは
ヨーロッパからの移民国家で
ドイツもイタリアもフランスもイギリスも
ポーランドもロシアもいて
祖国贔屓で国論分裂しちゃうから。
>>319
教えてくれてありがとう。
とても勉強になった。これまで知らなかったから。 フロムの文章は、構文とか単語は難しくはないが、内容が難しい。
The resentment against Versailles had its basis in the lower middle class;
the nationalistic resentment was a rationalization, projecting social inferiority
to national inferiority.
This projection is quite apparent in Hitler’s personal development.
He was the typical representative of the lower middle class, a nobody with
no chances or future. He felt very intensely the role of being an outcast.
He often speaks in ‘Mein Kampf’ of himself as the “nobody”, the “unknown man”
he was in his youth. But although this was due essentially to his own social
position, he could rationalize it in national symbols.
Being born outside of Reich he felt excluded not so much socially as nationally,
and the great German Reich to which all her sons could return became for him
the symbol of social prestige and security.(215頁)
In the following pages we shall try to show that Hitler’s personality, his teachings,
and the Nazi system express an extreme form of the character structure which
we have called “authoritatian” and that by this very fact he made a powerful appeal
to those parts of the population which were ―more or less, ―of the same character
structure.(escape from freedom/219頁)
上のような文にぶつかって、ヒトラーのことをあまり知らないから、
ヒトラーでも読んでみるかとなったのだ。
自分なりに考えている。人間の心理には「合理化」「昇華」「逃避」とか
いろいろあるというからね。その出方は複雑だ。
金満の名家の出身の政治家が頭に浮かんだ。彼は青春期に庶民の同級
生達と比較して自分があまりにも恵まれた境遇であり、実は人民を搾取し
ているのだということに気づき負目を感じた。彼はそうした罪悪感から逃れ
るため、弱い者、劣った者、搾取される者の立場になろうとした。同情と
慈愛の精神をもっていることを示すことで自分を癒そうとした。挙句の果て、
他国で土下座して謝罪のパーフォマンスまで平気でしてしまう。底にある
動機は、「自分は常にいい人なのだ。」「自分を常にいい人と見て欲しい。」
なのである。が、身銭を切ることは全くない。自己愛型人間の典型である。
これに対してヒトラーはどうか?出身は中産階級で貧しくはなかったが、
父親と同じ官吏になるのがいやで、17歳以降は家を出てしまう。画家志望を
挫折してウィーンで底辺の最低の生活を経験する。心理的には自分より下の
悲惨な貧民の生活や彼らと交流することで彼らの低級な倫理、知能、教養の
程度を知る。また、社会を牛耳るユダヤ人の存在を知る。
前述の金満家の名家の息子は自分の存在に「罪悪感」を感じたが、ヒトラーは、
同じ境遇の同族には共感しなかった。むしろ憎悪と軽蔑を覚えだ。
ヒトラーは、ドイツ人ではない自分、社会の異端者である自分、金髪碧眼長身
のゲルマン民族とは離れた東洋的な風貌・体躯である自分、下層階級にくす
ぶる自分に対して、コンプレックスを持った。彼は、社会の底辺に居る劣った者、
役立たず、ユダヤ人に対して自分と同じだと気付き憎悪を増幅させていった。
彼の反ユダヤ主義、反マルクス主義、優生思想などは全て「自分への嫌悪」に
根をもつものである。「自分への憎悪」、「自分への破壊願望」というものが彼の
本質なのだと思う。人間の心理とは実に複雑なものだなあと思う。
ダウンロード&関連動画>>
@YouTube
これ見るとナチスの時の国の歌というのも、メロディーは今と同じなのが
わかるよね。
ヒトラーについての心理分析をエーリッヒ-フロムはそのようにしているんですか?
だけど、ヒトラーのことを十分分析する資料なんて持ってたのかな?ドイツから
アメリカにナチス台頭して、亡命した人でしょう?資料も何も外部の人のような
気が。 ナチスのヨーロッパ制覇が凄かったけど、第一次世界大戦をそのまま続けてても
同じようにヨーロッパを制覇できる状況にあったのかもと思った。
だけど、ロンメルとかまだ出てきてないよね。第一次世界大戦の頃だと。
優れた軍人がいたんだよね。ドイツには。
英語読書初心者ですが、アドバイスください
動物農場とか老人の海なら辞書引きながらなんとかですが、ギャツビーみたいな装飾の多い文章だとすぐ隣に日本語訳を並べたくなるレベルです
文体が簡潔で、かつ内容的にも楽しめる小説を教えてもらえたら嬉しいです
>>326
(辛口のアドバイスになるから気を悪くしないでね。)
「動物農場」「老人と海」を辞書片手に読む・・・・・・
これは英語の小説を読むレベルにまだ到達していないと思う。
今の段階で無理に読む必要はないのでは。
易しい本から難しい本にグレードを上げていくのはたいがい徒労に
なってしまうからね。
まず、英字新聞を10年くらい読み続けて語彙力や読解力をつける
ことだと思う。継続が大事。分らない単語が新聞の1頁中に5個くら
いになれば、小説なんか簡単に読めるようになる。
小説なんかは、知識も増えないし、娯楽に過ぎないから、読むのは
最後の目標でよい。老後の楽しみにしておくことだ。
英字新聞は2誌ある。署名入りのストーリー性のある記事を選んで
読めば、小説のように面白いし、知識も増えて情報通になるし、時間も
かからない。語彙力と読解力をあげるのに最も効率的な近道だと思う。
(読みたい人に対するアドバイスにならないかもね。w) >>325
ロンメルはまだ士官学校でたての駆け出し少尉とか位のはず。貴族出身ではなかったので、下駄を履かせても貰えてない。 >>326
ロバート・B・パーカーのハードボイルド小説、スペンサーシリーズが比較的読みやすい
今ちょうどシリーズ1〜2巻のKindle版が安くなっている
物語は1冊ごとに完結しているため、必ずしも1巻から順に読む必要はない
The Godwulf Manuscript (The Spenser Series Book 1) 245円
https://www.a;mazon.co.jp/dp/B00BXFIZLW
God Save the Child (The Spenser Series Book 2) 238円
https://www.a;mazon.co.jp/dp/B00BXFIZP8
アーサー・C・クラークのジュブナイルSF
海が大好きで潜水を趣味としていた著者だけあり、海の描写が素晴らしい
SFとはいっても、地球の海洋研究をテーマにしたSFなので一般読者にも分かりやすい
Dolphin Island 394円
https://www.a;mazon.co.jp/dp/B005OAHETG
小説ではないけど、下は大人が読んでも面白い雑学の児童書シリーズ
出版社はペンギンブックスなので、内容は意外と質実剛健
児童書とバカにせず読んでみてほしい
What Is Climate Change? 150円
https://www.a;mazon.co.jp/dp/B075WD2QVK
Who Was Marie Curie? 150円
https://www.a;mazon.co.jp/dp/B00GYA54WY Kindleでハックルベリーフィンの冒険読もうとしたら、
チャプター1から本によって単語が全然違うんだが
about→aproximately
no matter → ain't irrespective of
とか
どれが原書なの
古い表現とか文法的に変だと思う方が原書でしょ。
南部鈍りとかあるからね。それに本自体古いし
ハックルベリーとかover the rainbowの歌詞の中でしか知らんわ…
ってかその歌から話題広げた方が良さそうだなw
over the rainbowはozの魔法使いじゃなかったっけ?
>>333
ふつうにアマゾンの出している無料Kindle本でいいんじゃないかな
著作権切れの古い本が底本だから、新しい改変など入っている可能性は低いと思う
下の柴田訳からもうかがえるよう、けっこう子供みたいな回りくどい文章だったりする
The Adventures of Huckleberry Finn 無料
https://www.a;mazon.co.jp/dp/B072L78PHK
柴田元幸 訳
「トム・ソーヤーの冒けん」 てゆう本をよんでない人はおれのこと知らないわけだけど、
それはべつにかまわない。あれはマーク・トウェインさんてゆう人がつくった本で、まあ
だいたいはホントのことが書いてある。
ところどころこちょうしたとこもあるけど、だいたいはホントのことが書いてある。べつに
それくらいなんでもない。だれだってどこかで、一どや二どはウソつくものだから。まあ
ポリーおばさんとか未ぼう人とか、それとメアリなんかはべつかもしれないけど。
ポリーおばさん、つまりトムのポリーおばさん、あとメアリやダグラス未ぼう人のことも、
みんなその本に書いてある。で、その本は、だいたいはホントのことが書いてあるんだ、
さっき言ったとおり、ところどころこちょうもあるんだけど。
You don’t know about me, without you have read a book by the name of The Adventures of Tom Sawyer;
but that ain’t no matter. That book was made by Mr. Mark Twain, and he told the truth, mainly.
There was things which he stretched, but mainly he told the truth. That is nothing. I never seen anybody
but lied, one time or another, without it was Aunt Polly, or the widow, or maybe Mary.
Aunt Polly--Tom’s Aunt Polly, she is--and Mary, and the Widow Douglas is all told about in that book,
which is mostly a true book, with some stretchers, as I said before. >>337
難しいですね。
without you *(who)* have read
ain't no matter <---二重否定
without it Aunt Polly or...は正しくはAunt Polly ...do not have it.
the Widow Douglas is 正しくはthe Widow Douglas are 古臭くて、くだらない英語の小説なんか苦労して読む必要ないと思う。
長い時間かけて難問パズルを解くかのように英語の本と格闘して、
その影響でまともな日本の文献を読む時間も奪われるので馬鹿に
なってしまうよ。
英語好きって結構、一般常識のない馬鹿が多いのだよ。この掲示板を
見れば一目瞭然だ。
まずは英字新聞を読むことだね。トランプがどうしたとかのつまらない
記事ばかりじゃない。経済、社会、スポーツ、文化、芸能・・・いろんな記事が
ある。世の中の出来事、全てのことが対象だから読んでいるだけで物知りに
なってしまう。
「事実は小説より奇なり」・・・、調査レポートなんか特に面白い。自分の興味
のある分野の記事は容易に見つけることができるだろう。小説なんか短編で
あっても読み終えるのに何日もかかるだろうし、まだ、読む実力がついていな
い段階ではきっと途中で飽きてしまって長続きしないだろう。
まずは、英字新聞で語彙力を増加し、読解力を鍛えることが、結局は英文小説
を読む早道なのであるさw。
英字新聞は「one sitting」の隙間時間で読める。英字新聞の面白さ、楽しさを知っ
てもらうためいくつかの記事(抜粋)を紹介してみよう。
(オランダは鰻の食べ方は燻製)
When Aart van Waal chose 20 years ago to fish eel rather than join
the legal profession, he did not expect to be told someday to make
a choice between making a living and breaking the law.
The burly 40-year-old, a tattooed Rolling Stones fan, says he has
made a comfortable enough living so far.
But he is finding a waning October moon welcome, and not just because
it provides the best opportunity to catch eels. It also offers some cover
as he breaks a Dutch government ban on commercial eel fishing,
risking a fine of $4,400.
Fishing the muddy, shallow canals near his home for the plump eels that
the Dutch consider a delicacy―smoked and served on toast or in sandwiches―
and which are eaten in stews across Europe, is no longer allowed during
October and November.・・・・(Limits on eel harvest threaten Dutch tradition)
>>336
間違えた、moon riverだったw
オードリーヘップバーンの映画、ティファニーで朝食を かな
My ハックルベリフレンド♪ みたいな歌詞 (ムッソリーニの逸話)
Benito Mussolini was a fierce anti-Semite, who proudly said that
his hatred for Jews preceded Adolf Hitler’s and vowed to “destroy them all”,
according to previously un・published diaries by the Fascist dictator’s
longtime mistress.
According to the diaries, Mussolini also talked about the warm reception
he received from Hitler at the 1938 Munich conference―he called
the German leader a “softy”―and attacked Pope Pius \ for his
criticism of Nazism and Fascism.
On a more intimate note, Mussolini was explicit about his sexual appetites
for his mistress and said he regretted having affairs with several other
women.・・・・(Mistress’ diary: Mussolini fierce anti-Semite)
(ヒトラー生存説のパラドックス)
The assertion by American researchers that Hitler might have escaped
from Berlin because a skull fragment in a Moscow archive was not his
but a young woman’s is rich in paradox.
Stalin went to great lengths in 1945 to conceal the fact that Hitler’s body
had been identified by pathologists working for Smersh, the Soviet military
counterintelligence agency.
Stalin even misled his own commander to know why he had failed to find
Hitler’s corpse. And Pravda declared that rumors of the discovery of Hitler’s
body were a fascist provocation.
Stalin ruled by creating fear and uncertainty among both subordinates at home
and among his Western allies aboard, who were of course seen as potential
enemies.
Even after Hitler’s jaws, with their distinctive bridgework, had been identified
by the assistant to the Fuhrer’s personal dentist, the Soviet authorities
nurtured rumors that Hitler was hiding in Bavaria. As Bavaria was part of the
American zone of occupation, the implication was that the Americans had
concealed him and were somehow in league with the Nazis.・・・・
(Hitler’s jaws of death)
(エベレストの観光登山の悲惨)
More than 8,000m up, close to Everest’s south Col, dawn was just
breaking when David O’Brien spotted what at first he thought was a
rock lying in the snow.
“As I got closer I could see the yellow of a down suit; it was a climber
lying still on his side,”the British mountaineer said. “His oxygen mask
was off and his nostrils were white, frostbitten. I asked him his name and
what group he was with but only got a slurred, unrecognizable response.”
Mr O’Brien and his team spent the next few hours trying to save the man,
a Polish climber who had been abandoned by his team but who survived
largely because of Mr o’Brien,who dragged him down the mountain.・・・
(Tourism tramples on peak of achievement)
エバーグリーンのニシキヘビ退治
Kristen Hart’s search for a cold-blooded killer came to an end
at a perfect hideout―thick scrub brush, dense trees and shade.
She crouched with three scouts and whispered. “Do you see her?”
asked Hart, a logical Survey. “yeah, she’s in there,” answered
Thomas Selby, a wildlife biologist. “I think she knows we’re here,”
said Brian Smith, another biologist.
Within seconds, the 16 foot Burmese python uncoiled and quickly
slithered off. What happened next is a drama that plays out every
week or so as state and federal biologists try to prove―or disprove―
that the giant invasive snakes are the reason for the near disappearance
of rabbits, opossums, raccoons, foxes and even bobcats in the
southernmost section of the 1.5 million-acre Everglades.
Smith and Selby charged into the trees. “I’ve got the head!” Smith shouted.
”Grab the tail!”They stumbled out with the writhing snake in a chokehold,
huge mouth agape, ready to bite.・・・・(Putting the squeeze on pythons)
>>339
どうだろうね。新聞も最近はコロナばかりだし。 The years of Extermination(by Saul Friedlander)2007年・663頁
リトワニア外交官だった杉原千畝の「命のビザ」のエピソードは、
外国から広まってきたものだ。恩を受けた人はその恩を忘れない。
杉原は、外務省の訓令に違反して、ユダヤ人やナチスからの亡命者に
日本への通過ビザを発給した。押し寄せる難民に同情し、その結果を
省みず誰にでも発給した。そのために何千人もの人の命が救われた。
その人たちの子孫は何万人もいるという。
人間の人間に対する美しい行為が後世に語り継がれていくことは
よいことだ。イスラエルにあった顕彰碑は、一度は破壊されたが、それ
を知った子孫たちによって別の場所に復元された。
外務省の訓令に違反した杉原は戦後まもなく依願退職に追い込まれた。
たとえ、それが人道的行為であったとしても、外交官として国家意思に
反した杉原は外務省から憎まれ冷遇されたのである。
一方、真珠湾で外交交渉決裂の通告遅延に責任があったとされる外交官
は戦後、順調に栄達した。この差は、通告遅延が個人の過失ではなく、
参謀本部が仕組んだ意図的な工作だったことを裏付けている。
引用は、杉原千畝の個所(抜粋)です。
(杉原のエピソード)
Within days admonishments from Tokyo reached the wayward consul;
“Recently we discovered Lithuanians who posses our transit visas
which you issued,” a cable of August 16 read. “They were traveling to
America and Canada. Among them there are several people who do
not possess enough money and who have not finished their procedure
to receive their entry visas to the terminal countries. We cannot give
them permission to land. And in regard to these cases, there were
several instances that left us confused and we do not know what to do….
You must make sure that they have finished their procedure for their
entry visas and also they must posses the travel money or the money
that they need during their stay in Japan. Otherwise, you should not give
them the transit visa.”
Sugihara remained undeterred: He continued signing visas even from the
window of an already moving train as he and his family were leaving for Berlin.
He issued more visas in Prague and possibly in Konigsberg.
The German were certainly not adverse to the illegal departure of Jews
from the territory of the Reich.
Sugihara may have issued up to ten thousand visas, and possibly half
the number of Jews who received them managed to survive. There is no
concrete clue about his thoughts and motives: “I did not pay any attention
[to consequences], ”he wrote in a postwar memoir, “and just acted
according to my sense of human justice, out of love for mankind.”(194頁)
>>348
読んだ。
transit visas
entry visas
とあるんですが、transit visaを持つ場合に、
日本への入国ビザも所有しないといけないんですか?
ドイツ-->日本経由-->アメリカ
という移動をするユダヤ人についてですが。
日本には空港というか港にだけいるので、
入国ビザは必要ないのでは? >>349
「アメリカの入国ビザをもってない者に日本の通過ビザを発行してはならない」という日本外務省の通達 >>350
ありがとう
アメリカへの入国ビザなんてどうやって
もらってたんですか?ナチスドイツにアメリカ
大使館はあったんですか? おおざっぱな話ですが、まだ真珠湾以前のことなので日本国内では各国の大使館・領事館が通常の業務を行っていました
そこで、杉原案は「日本に一時滞在している間に受け入れ国の入国ビザを得たらいい」
一方、外務省の訓令は「確実に日本から出国する者(第三国の入国ビザを取得している、十分な財産を保有している)だけに
通過ピザを発行せよ」でした
>>349
Wikipediaの「杉原千畝」の「命のビザ」の項目に通過ビザ発給の経緯が
詳しく書いてあります。
リトアニアからの脱出はシベリア鉄道でウラジオストックに行き、そこから
船で日本(敦賀)に渡り、さらに神戸や横浜から船で第三国(アメリカや
カナダからオランダ領・・)に渡る。外国への船便も頻繁にあるわけでは
ないから国から国への移動は大変だった。日本大使館に難民が殺到し
杉原がビザを発給し始めたのは1940年(昭和15年)8月10日。1週間後
には日本国外務省から訓令の要件を厳密に審査しビザを発給すべし
との電文が届いた。しかし、杉原は構わず発給し続けた。こうして発給さ
れた杉原ビザの受給者だが、半数は途中で殺されたりした。
そもそも杉原の本務は独ソの情報収集であった。「ドイツのソ連侵攻は
不可避」との杉原の的確で貴重な情報は、残念ながら日本の政策決定
に活用されることはなかったという。 One of the most unlikely cases in many ways, however, was that of
Chiune Sugihara, the Japanese consul in the Lithuanian capital, Kovno.
Sugihara had been transferred from Helsinki to kovno in October 1939.
When Lithuania was annexed by the Soviet Union, the Japanese
consulate had to close down and, on August 31,1940, Sugihara was
posted in Berlin, then Prague,later in Konigserg.
From the outset Sugihara’s real mission had been to observe troop
movements and related military developments.
But. In order to keep up the appearances of his official cover,
he performed all the regular functions of a genuine consul; mainly,
he issued visas. On August 10, 1940, against instructions of the
Foreign Ministry in Tokyo(or, at best, without any clear instructions
whatever), Sugihara started issuing Japanese transit visas to all
the Jews who reached his consulate,
Almost none of them had an entrance permit to a country of final
destination; many did not even have valid passports of any sort.
(The Years of Extermination)
教えてくれてありがとう
外務省の職員には、自分の判断で独自にビザを出す権限があったんですね。
前にyoutubeでビデオを見たことがある。駅から出ようとしている汽車の窓から
パスポートを受け取って、それに署名をしてわたしていた。そんなものでも通用
したみたいだ。確か、キャリアの人じゃないですよね。早稲田出身の人だった。
杉原千畝の名誉回復をしたのは自分だ、と鈴木宗男が自慢してる記事を読んだことが
ある。(実際に宗男が大臣の時にやらせたことだけど)
>>347
どうでもいいことだと思いますが、リトワニアではなく、リトアニアだと思います。 >>355 外務省の職員には、自分の判断で独自にビザを出す権限が
あったんですね。
自分の判断で・・・・法治国家で役人にそんな権限はない。
領事はビザを発給できるが、あくまで外務省の訓令に従ってだ。
官吏が勝手に自分の判断で職務を執行したらクビだ。
杉原の行為は明らかな訓令無視(最終目的地の入国と充分な資金の
保持等を確認)で、職務違反行為であった。しかも、本省からの是正勧告
にもかかわらず杉原は発給し続けた。外務省は激怒した。
日本に行き先も定まらず旅費もないユダヤ人が大挙、押し寄せて
くるからだ。外務省は取扱いに苦慮した。長期の滞在で地方当局との
国内調整も必要であり、他省へのメンツも丸つぶれ。またドイツとの国
際的な関係を配慮しなければならない。かと言って入国拒否すれば
非人道的と非難を受けてしまう。なぜならユダヤ人は世界の経済界、
政界に隠然とした勢力を持っているからだ。
外務省幹部は「杉原は命令を無視して勝手なことをしてとんでもない
野郎だ、即刻、解職して召喚すべきだ。杉原はユダヤ人から多額の
金をもらって蓄財している涜職野郎ではないか?」と怒り憎んだ。
その後、ベルリンに移った杉原は、次々とドイツ国防軍の軍事車両や
人員がソ連国境へと移動してゆくのを確認し、「独ソ戦近し」の極秘
重大情報を打電した。しかし、外務当局からは憎まれていたので杉原
情報は無視された。「あの野郎のもたらす情報は信憑性に乏しい!」と。
ここで歴史のifが登場する。もし、杉原が忠実な外務官僚で、本流の
派閥に属し後ろ盾もある官僚だったら、その後の日本の運命をも左右
したこの情報はどう取り扱われただろうか? ノモンハンの時に、どこだったか鉄道の駅で戦車が列車に載っているのを見た
人がいて、その情報が日本側に伝わったかしたんだけど、うまく伝わらなくて、
日本側は対策を立てずに、ノモンハンで多数の死者を出したというのがあるよね。
その戦争に、尾崎という朝日新聞記者が関わっているんだっけ?尾崎というのは
スパイだったので日本で殺された何とか事件の尾崎だけど。
独ソ戦の場合は、もしその情報を日本側が信じていたら南方に部隊を移動させることは
せずにシベリアを占領してたでしょうね。ソ連はドイツと戦った地域にすべての兵力を
集中させてたのかな?二分させて日本とも戦ってもソ連が勝ててたということはないのかな。
ヒトラーって占領した地域の兵隊を併合して、その人たちに別の国を攻撃させるということを
してなかったんじゃないのかな?時間も短かったでしょ?そんなことすると、第三国を攻撃させるために
十分な兵器を持たせて出したはずの、かつての被占領国軍が、途中で引き返してきて、
ドイツ軍の野営地や基地を攻撃するという、足利尊氏や明智光秀がしたこと
みたいなことをやられそう。
被占領国の兵隊に第三国を攻撃させるというのは中国のやり方です。元寇で沈んだのは、
中国に占領され、軍を派遣した朝鮮の船だったわけです。
それで、そういう風に被占領国の軍隊を自分の持ち駒として使えるという、
オセロの駒がいきなりひっくり返った時のようなことが起きなければ、
ソ連を支配したとしても、兵力を弱めるくらいにしかならなくて、
短期間における対アメリカ戦での有利をドイツはてにいれてないかも。
ドイツはソ連を抑えることで背後から攻められる恐れは無くなっていただろうが、
アメリカが背後についたイギリスを倒すことはできなかったかもしれない。
結局、戦争を始めた時からどんなにロシアが勝っても、先は見えてたんだよ。
アメリカに勝てることはドイツがどんなに頑張ってもなかったということでしょうね。
(ヒトラーの出生)
アドルフ・ヒトラーは1889年4月20日の夕暮れどき、オーストリアと
ドイツ・バヴァリアとの国境を流れるイン河畔にある、ブラウナウと
いう小さな町の「ポムメル川」という旅館で生まれた。(彼の生涯は
1945年4月30日に終わるまでの56年間である。)
当時のオーストリアは現在のチェッコスロバキア、ハンガリー、
ポーランドの一部、ユーゴスラヴィアを含む多民族国家であった。
このため、ビスマルクのドイツ統一から除外され、オーストリアの
ドイツ系の人々は自分達を見捨てられたドイツ人であると思うことに
なる。ヒトラーも自分をオーストラリア人ではなくドイツ人、それも
ドイツ帝国の建設とドイツ帝国から不当にも締めだされた見捨てら
れたドイツ人だと思っていた。
Adolf Hitler was born at half past six on the evening of 20 April 1889,
in the Gasthof zum Pommer, an inn in the small town of Braunau on
the River Inn which forms the frontier between Austria and Bavaria.
The Europe into which he was born and which he was to destroy gave
an unusual impression of stability and permanence at the time of his
birth. The Hapsburg Empire, of which his father was a minor official,
has survived the storms of the 1860s, the loss of the Italian provinces,
defeat by Prussia, even the transformation of the old Empire into the
Dual Monarchy of Austria-Hungary. The Hapsburgs, the oldest of the
great ruling houses, who had outlived the Turks, the French Revolution,
and Napoleon, were a visible guarantee of continuity.
(「Hitler a study in tyranny」冒頭)
(ヒトラー、ドイツ陸軍に志願)
ヒトラーは第一次大戦前夜の1913年、ドイツのミュンヘンに移住した。
これはオーストリアへの兵役忌避や臆病からの移住ではなかった。
1914年の戦争勃発の際、直ちに彼はドイツ陸軍バヴァリア予備歩兵
連隊に志願し、入隊を認められた。
At least Austria would be compelled to fight, and could not, as he had
always feared, betray her ally Germany. In any case,’ I believed that it
was not a case of Austria fighting to get satisfaction from Serbia,
but rather a case of Germany fighting for her own existence―the
German nation for its own to be or not to be, for its freedom and for
its future.(50頁)
On 1 August Hitler was in the cheering, singing crowd which gathered
on the Odeons Platz to listen to the proclamation declaring war.
In a chance photograph that excited and exultant; it is the face of a
man who has come home at last. Two days later he addressed a formal
petition to King Ludwig V of Bavaria, asking to be allowed to volunteer,
although of Austrian nationality, for a Bavarian regiment.
The reply granted his request. ‘I opened the document with trembling
hands; no words of mine can describe the satisfaction I felt…Within
a few days I was wearing that uniform which I was wearing that uniform
which I was not to put off again for nearly six years.’(50頁)
(陸軍でのヒトラー)
連隊では、ヒトラーは中隊と連隊本部との伝令を勤めた。
彼の任務はかなり危険なものであった。勇敢であったヒトラーは
功二級鉄十字勲章をわずか数カ月後に授与された。さらに1918年には、
功一級鉄十字勲章を授与された。これは、一介の伍長(下士官)に
対しては異例の授与であった。
1人で15人の仏兵を捕虜にした功績であるという。授与された功一
級鉄十字勲章は、総統になってからはいつも身につけ誇りにした。
ヒトラーは、イギリスのガス攻撃で目を負傷し1918年10月14日、陸軍
病院に入院、その7日後、ドイツの条件付き降伏により第一次世界
大戦は終わった。
What sort of a soldier was Hitler? As early as December 1914,he had
been awarded the iron Cross, Second Class, and when Hitler, in March 1932,
brought a lawsuit against a newspaper which had accused him of cowardice,
his former commanding officer, Lieutenant-Colonel Engelhardt, testified
to his bravery in the fighting of November 1914, when the regiment had
first gone into action.
Much more interesting is the Iron Cross, First Class, an uncommon
decoration for a corporal, which Hitler was awarded in1918.
The most varied and improbable accounts have been given of the action
for which he won this. The date on which he received the award was
4 August 1918, but dates ranging over a been suggested for the exploit
for which it was given. According say ten or twelve)Frenchmen; according
to another they were Englishmen.
Hitler was proud and which he habitually wore after he had become
Chancellor.(52頁)
(西部戦線、敗色濃くなるドイツ軍)
1918年3月、ルーデンドルフ将軍はフランス領内で攻撃の火ぶたを切り
英仏連合軍を押しまくってパリからわずか40マイルにまで進出し、初夏
にはついに勝利は目前であるとドイツ国民はてっきり思いこませた。
しかし、この情勢は9月までにすっかり逆転してしまったのだ。
ドイツ陸軍は、まったく絶望的な情勢に陥り、ベルリンまで一気に攻め込
まれるのは時間の問題となった。ドイツの敗北は不可避となった。
ルーデンドルフ将軍は、政府に直ちに停戦交渉をするように政府に促した。
「背後のひと突き」ではなかった。この経過はドイツ国民にはひた隠しに
された。
(July)Allies halt drive, push Germans back
On the 24th, American troops scored big victories in villages between
Ourcq and the Marne. After see-saw battles for the villages of Esieds
and Trughy-Epieds, Americans forces finally ousted the Germans and
gained another mile. While in retreat, the Kaiser’s men dodged a
relentless shower of bombs, as Americans used heavy guns to disorganize
the enemy’s rearguard movements.
Heavy rains forced the Germans to leave machine guns behind in the mud.
As German pride is humbled, France believes the end of the war is in sight.
”If the Germans can be beaten to this extent before the American have
more than barely entered the fight, what sort of licking shall we be able
to give them in October when we shall have a million American in line with us,”
boasted the Paris press.
(Sept)Allies hit German lines
The Allied armies have penetrated the German lines in France, scoring
major victories, capturing thousands of prisoners and deflating enemy
resilience.
German manpower is dwindling with each allied hit, worrying even the
most optimistic Deutschlander. The stiff Allied push against the German
lines has reduced the available German troop strength by 600,000since
March.”We cannot get a substitute for men,” lamented a German college
professor.
(Nov)
Since Austria-Hungary surrendered November 3, the collapse of
Germany was certain. It ran out of manpower;:its latest recruits
were 14-years-old boys and men in their 60’s.
It had no more food or supplies, due to the naval blockade.
Internal unrest, fomented by Bolsheviks and liberals, shook the
government. Yesterday, the Kaiser fled unceremoniously to Holland.
第一次大戦の終わりにドイツが負けていく様子を生き生きと描いてますね。
面白いなと思った。
(今日は引き続き世界史のおさらいだ。)
第一次大戦は、1914年6月28日のサラエボ事件をきっかけとして三国同盟側のドイツ、
オーストラリア、オスマン帝国、ブルガリアの4か国と、三国協商側のフランス、イギリス、
ロシア他24か国の連合軍が戦った空前の大戦争だった。そもそもドイツは短期決戦で
勝利する計画であった。しかし、ベルギーの抵抗でフランス侵攻に手間取り、ロシアの
動員体制が予想より早かったのでドイツの短期決戦の作戦は挫折してしまった。そして
フランス側の西部戦線は一進一退の膠着状態となった。
1917年、ロシアは革命により離脱したが、新たにアメリカがあらたに連合国側に参戦した。
1918年、ドイツの同盟国ブルガリアはマケドニア戦線で連合国に敗れ、休戦協定により
戦線を離れた。10月にはハンガリーで革命が起こり10月17日、オーストリア帝国から
独立を宣言した。10月29日にはユーゴがオーストリアからの独立を宣言した。トルコは
10月30日、連合国と休戦協定を結んだ。オーストリアも11月3日、連合国と休戦協定を
結んだ。ついにドイツは単独で連合国と戦うことになった。
10月28日、ドイツ海軍はイギリスとの最終決戦のためドイツ艦隊に出撃を命じたが、
キール軍港の水兵が反乱を起こした。水兵600人が逮捕されると、キール市の労働者
と水兵の評議会が武装蜂起し、北ドイツに反乱が広がった。
11月9日にはベルリンで労働者のゼネストが行われ、リープクネヒトらのスパルタクス団
(共産党)が武装蜂起した。
ドイツ陸軍ルーデンドルフ将軍から早期休戦を要請されていたドイツの宰相マックスは、
既に10月に連合国側に名誉ある停戦を申し込んでいたが、アメリカによって拒否され
ていた。しかし、情勢は急変した。ドイツがロシアと同様に共産主義化する可能性が
高まったので連合国側はただちに休戦協定を結ぶことを決めた。
革命派に政権が落ちるのをおそれた宰相マックスは11月9日、皇帝の退位を宣言し、
穏健な社会民主党のエーベルトに政権を譲った。
1918年11月11日、ドイツと連合国のあいだに休戦協定がむすばれた。ここに第一次
世界大戦は終了したのである。
(Nov 9) Kaiser abdicates; German parties vie for power
Socialist demonstrators filled the streets of Germany today.
Sailors mutinied and army troops seized command posts. Revolutionary
fervor has overwhelmed the German people, and Kaiser Wilhelm U,
nowhere to be seen, has been forced to abdicate.
All over Germany, royalty has collapsed. King Louis V of Bavaria has fled.
The Duke of Brunswick and five other kings, princes and grand dukes have
all been chased from their castles.
Socialists have seized power, and different factions are vying for leadership
positions. The Social Democrats seem to have the upper hand, but they are
afraid of being abandoned by the masses, who are being wooed by the radical
independent socialists. Events unfolded today with blinding speed:
11:30 a.m. A telegram from the commander of the German armies addressed
to the chancellery announces the imminent departure of Wilhelm from the
German throne.
Noon. The German Chancellor, Prince Maximilian of Baden, announces the
official abdication of the Kaiser.
12:30 p.m. Special editions of newspapers reporting the abdication are printed
and distributed in Berlin.
12:30 p.m. The chancellor receives the leadership of the Social Democratic
Party in his office and turns his powers over to the President of the S.D.P.,
Friedrich Ebert.
2:00 From a window in the chancellery, Pilipp Scheidemann, the Social Democratic
leader, announces to an enormous crowd the installation of the German republic.
3:00p.m. A new telegram from the military command to the chancellery:
“His Majesty Wilhelm U, in order to avoid a bloodbath, is ready to abandon
the German crown, but in no event will he give up his title as King of Prussia.”
3:30 p.m. The chancellery sends a telegram to military headquarters, saying it is
not necessary to keep track of the location of Wilhelm U,since the news of his
abdication was made public at noon.
4:00p.m. Karl Liebknecht, leader of the Spartacus party declares the birth of the
“free socialist republic of Germany.”
During the day, Ebert consolidated his new power. He is a socialist, but not a
revolutionary. It is likely that he will distance himself from the independent
socialists.
The independents demand the formation of a soviet republic, patterned after
the Russian model.
Throughout the country today, workers and soldiers are forming committees,
and they hope to translate their popular support into political power.
They insist upon radical social improvements, including better working conditions,
housing and food.
Wilhelm Uvirtually ignored social programs while he ruled. He was more interested
in international affairs and military conquest. Occasionally,he advocated social
reforms.But he was just as likely to respond to calls for social improvements
with radicals flourished. And they took their cues for new and even revolutionary
experiments from the Bolshevikes in Russia.
Germany’s setbacks on the field of battle this year seemed to seal Wilhelm’s
fate. There are a number of people in the country who feel that Wilhelm’s
imperialist machinations were partly responsible for the outbreak of the war.
But he had little to do with military maneuvers on the field of battle.
And President Wilson insisted on Wilhelm’s abdication as a pre-condition of
peace negotiations.
Vying:競う、Chancellery:首相、Abdication:退位
明日は、ベルサイユ条約・・
(1918年9月28日)
総崩れの敗北は不可避であることを悟ったドイツ軍最高司令官・
ルーデンドルフ将軍は早期の休戦の必要性を強く主張し名目上
その上官だったヒンデンブルグ元帥も将軍を支持した。
(10月2日)ベルリンでの御前会議でヒンデンブルグ元帥は最高司令部の
即時休戦要求を再説した。(同日付の書簡で軍事情勢は「戦いを停止す
ること」を至上命令にしたと述べた。)
バーデン・マクス公を首班とする文官政府は、最高司令部から急激に
悪化しつつあった軍事情勢についてなにも知らされていなかったため
しばし当惑したのち停戦交渉を開始した。
Germans seek peace; Wilson rejects plea
Oct.14 Germany’s pleas for a “peace with honor” were rejected by
President Wilson in a document published this afternoon.
Germany sought a settlement based on Wilson’s Fouteen Points,
a charter seeking equitable treatment that Wilson drew in January.
Now however, America has more at stake overseas. Wilson seeks
guarantee of the safety of American soldiers.
On October 4, Prince Max von Baden was appointed German Chancellor.
One of his first acts was to sue for peace according to the January
guidelines.
Wilson thought von Baden was not willing to bend enough.
The United States has sent four million troops to Europe;since January,
nearly 50,000 have died. Wilson seeks assurances that the fighting is
truly over.He demands an evacuation of all occupied territory.
Germany must provide safeguards and guarantees of the Allies’military
supremacy. Perhaps most important, he seeks some proof that Germany
has “reformed,” a veiled request for the abdication of the Kaiser.
Victory! Armistice signed by Germans(連合国勝利!停戦協定調印)
On November 8, Mattias Erzberger,head of the catholic centrists,
led other German representatives to a spot outside Allied headquarters
at Compiegne.
They met with Marshal Foch, who took two days calculating the surrender
demands. Germany was asked to give up its heavy guns and aircraft,
5,000 trucks,5,000 train engines and 150,000 railroad cars. Large warships
and most of the submarines will be docked at Allied ports. German troops
in Austria-Hungary, Rumania, Turkey and Russia must retreat at once.
Territory west of the Rhine must be evacuated.
On November 11, Erzberger and his compatriots agreed to the terms
and signed the armistice in Foch’s private railway car.
「背後のひと突き」の伝説」
ドイツ陸軍高級司令部は、「背後から卑怯なひと突き」の伝説をでっち
あげた。「ドイツ軍は戦場で敗れたわけではない。背後から国内の裏切り者達
によって刺されたのだ!」という伝説を!
戦争が終わって1年後の国会の公聴会でヒンデンブルグは、「英国の一
将軍が極めて適切に言ったようにドイツ軍は背後から刺されたのである」と
初めて言及した。
ドイツ軍は巧妙に立ち回って軍指導者が強要した休戦に共和政府をして
署名させ、そのあとではヴェルサイユ平和条約を受諾するように勧告した
ことなどには全く頬かむりして、責任者は「11月の犯罪人ども」だと繰り返し
痛罵したのである。
事実は、社会民主党はボルシェビキ革命を防止するためにしぶしぶ政権を
引き受けたのであり、ドイツの崩壊に責任はなかった。臨時政府は党や階級
の利益を犠牲にして、自分達の責任ではない危機の中で、ドイツの結束を
保とうと愛国的な義務をつくしたに過ぎなかった。
数百万のドイツ人はこの事実には目を閉じ、敗戦と自分達の汚辱と悲惨に
対しての人身御供を見つけたのである。そうしなければならなかったのである。
ドイツ民族は他者に責任転嫁して、自分の行動を正当化する、いわゆる
心理学でいう「合理化」を常套とする。例えば、第二次世界大戦での暴虐、
ユダヤ人虐殺を「すべてはヒトラーとナチスのせいで自分達には責任はない。」と
総括したように。
第一次世界大戦の敗戦の責任も「背後からぐさりとやった卑怯者(社会民
主党・左翼)」のせいだと合理化したのである。
The situation of the German army by November 1918 was in fact
without hope. It was only a matter of time before it was driven back
into Germany and destroyed.
Yet, at the moment when the German Government signed the capitulation,
the German Army still stood outside Germany’s frontiers and still
preserved an unbroken front in the west. Moreover, although the initiative
for ending the war had come from the High Command, from General
Ludendorff himself, this fact was concealed.
The High Command not only left the civil government, hithert denied any
voice in the conduct of the war, to take the full responsibility for ending it,
but tried to dissociate itself from the consequences of the decision into
which it had rushed the Government against the cooler judgement of men
like Prince Max.
Here was the germ of the legend of the ‘Stab in the Back,’
(Hitler a study in tyranny..57頁)capitulation:降伏,Dissociate:切り離す
The end of the war brought the collapse of the Imperial regime and
the reluctant assumption of power by the democratic parties in the
Reichstag.
The Republican Government had to bear the odium of signing, first the
surrender and then the peace this into the lie that the Social Democrats
and the Republican parties had deliberately engineered the captitulation,
betrayed Germany, and stabbed the German Army in the back, in order
to hoist themselves into power.
The fact that the Provisional Government, led by the Social Democrats,
sacrificed party and class interests to the patriotic duty of holding Germany
together in a crisis not of their making, was brushed aside.
These were the ‘November criminals’, the scapegoats who had to be
found if the Army and Nationalists were to rescue anything from the wreck
of their hopes. Rarely has a more fraudulent lie been foisted on a people,
yet it was persistently repeated and widely believed ―because so many
wanted to believe it. (58頁)
odium:汚名、悪評
一点、気になるので書きますが
ルーデンドルフはただの大将(ドイツには上級大将がいるので日本軍で言えば「中将格」)で
「最高司令官」にはほど遠い権限しかもってなかったわけです
「ルーデンドルフ独裁」という言葉がわざわざ用いられるのは
戦争が総力戦になってだれにも全貌がつかめなくなった状況で
首都の作戦室で情報を集めて指示を出すルーデンドルフのような軍官僚が
戦争指導のみならず国家指導を行う独裁者になってしまったという
現象の怪奇さを表現するものです
>>378
ヒンデンブルグ元帥は、開戦後、ロシア戦線で敵を打ち破るやいなや
皇帝から参謀本総部長に任命された。
そして部下だったルーデンドルフ将軍は陸軍参謀長に任命され、二人で
以後の戦争指導にあたった。彼等は開戦以来のコンビだ。
ヒンデンブルグ元帥は老齢だったから実質的にルーデンドルフ将軍が、
戦争指導を取り仕切った。勝つか負けるかの戦時であるから専横もあっ
ただろうが、「独裁」と言われるのは心外だろう。彼は前線での実績もある。
(・・・おのれも詳しくないが)
後のビアホール一揆で、警官隊の発砲が始まったときヒトラーは一目散
に逃げたが、ルーデンドルフ将軍は銃弾の中、ひるまず行進を続け発砲
を続ける警官隊を払いのけたという肝っ玉の持ち主であった。
Nov 30,1914; Hindenburg takes over on Eastern Front
General Paul von Hindenburg was appointed Commander-in –Chief of the
Austro-German forces on the Eastern Front at the start of this month which
saw crucial developments in a long battle in Poland.
Aug 27,1916; Hindenburg in top post; Rumania in War
The Kaiser has appointed Field Marshal von Hindenburg Chief of the German
General Staff. The victor in the great battle of Tannenberg on the Eastern Front
in 1914 replaces General Erich von Falkenhayn.
General von Ludendorff, who has been Hindenburg’s chief of staff, assumes
the post of first Quarter-master General or Army Chief of Staff.
The two appointments were widely welcomed in the army and German political
circles,Hindenburg and Ludendorff have proved to be a strong team in the past.
(Chronicle of the 20th century) 何故、戦争が起きるのか?基本的には「勢力拡大」だろうと自分は思う。
自国の領土の開発振興をする。すると富も蓄積し、人口も増える。すると、
そのはけ口が必要になる。隣国が弱ければ隣国を侵略して征服する。
弱肉強食だ。あくなき欲望だ。その力と力の対立が時代を動かしてゆく。
近代、現代になると規模が拡大し、「民族対立」「歴史背景」「国土狭小」
「資源貧弱」「人口過多」「宗教対立」「経済の世界化」「恐慌」「ブロック化」
「イデオロギー対立」等・・・歴史を動かしてゆく要因が複雑になってくる。
また、様々な資料が手に入る。何故、多大な損害を出してまで無謀な戦争
をするのか?その理由をスパッと単純に割り切って理解するのが難しい。
ヨーロッパの歴史は特に難しい。多くの国が生じて滅びていて一貫した国家が
継続していない。そもそも第一次世界大戦が起きた理由がよくわからない。
セルビアでオーストリアの皇太子が暗殺された。ドイツはオーストリアと同盟
国だが、何故、ロシアに攻め込むのか?
・・今は、ヒトラーの本を読んでいるがまだまだ研究が必要だと思う。
そして、>>314,>>315 の熱心な概説は細部でちと事実と違っていると思う。
やはり、歴史はまず事実の正確な把握が必要だと思う。 ドイツ帝国憲法では軍隊を統帥するのは皇帝である。
統帥権は皇帝に属し政府や議会とは独立しており、皇帝は軍隊を
直接的に統帥するのである。
統帥大権の下でドイツ帝国軍部は戦争を遂行したが国家運営等は
していない。行政権、外交権は政府に属している。
1919年(大正8年)6月28日、ベルサイユ平和条約がドイツ政府と連合
国側とで締結されたが、それに先立つ1月、ベルリンでスパルカス団
(共産党)は武装蜂起した。彼等は軍、警察により鎮圧され、ローザ・
ルクセンブルグ、リープネクトらの指導者は殺害された。この頃、ナチスは
まだ出来ていない。これはヒトラーとは関係のない事件である。
>>381
なぜスパルカス団が武装蜂起したんですか?政府側の人たちでは? 共産主義者が勝利を得る為には民衆の怒りと憎悪という感情に火を
つける必要がある。一旦、感情に火がつけば民衆の判断力は麻痺する。
感情の向かう先は政府の腐敗や不正、失政である。
類まれなる扇動家であったローザ・ルクセンブルグとリープネクトは、
共産政権奪取を急ぐあまり民衆の感情に火を焚きつけるという常套手
段を忘れた為の失敗であった。「裏切られた革命」として有名である。
半年後、ベルサイユ平和条約締結、そして1年後、賠償金の支払い
遅延を理由とするフランス軍のルール進駐と戦後ドイツ政界の危機
(民衆の怒りと憎悪を煽る絶好の機会)はこのあとも続いた。
Jan.12 Banner of revolution raised in Berlin
Troops loyal to the German government crushed a revolutionary cell
of Spartacists in Berlin tonight. But a week-long battle in the streets
of the city has taken its toll. One correspondent reports he saw the
bodies of hundreds of dead and wounded piled on sidewalks.
The trouble started at the beginning of the month, when at a meeting
of the radical Spartacus League, Karl Liebknect and Rosa Luxemburg
formed the German Communist Party. The new party demands a socialist
republic. And it called for a boycott of the elections for the assembly on
the 19th. At the same time, leftist socialists quit their government jobs
all over the country. Only the Chief of the Berlin police, Erich Eichhorn,
an independent socialist, stayed on the jobs.
Ironically, it was the dismissal of Erichhorn by the Interior Ministry that
sparked the rebellion. Liebknecht called on the workers of Berlin to revolt.
One week ago tonight, leftist forces occupied newspaper offices and called
on the working class to join their armed struggle.(下へ続く)
(続き)
But the call to arms was virtually ignored. Most of the government.
The Spartacists had bullets, but not enough supporters to pull the triggers.
The insurrection was crushed.
Liebknect and Luxemburg went into hiding. And their political theory was
denounced by Friedrich Ebert, the acting Chancellor,
“Bolshshevism,” he declared,” means the death of peace. And it means
the death of liberty”
Jan 16 Berlin revolutionary leaders assassinated
Karl Liebknect and Rosa Luxemburg, leader of the German Communist Party,
have been killed in Berlin while in government custody.
An independent socialist newspaper declared, “The blood is on the
hands of the new government.The German proletariat will pass judgment upon
them.”The government promised a complete investigation, and later,
the officers in charge of the two prisoners were taken into custody.
Luxemburg was beaten senseless by s mob as troops tried to remove
her from the Hotel Eden, where she had been interrogated. Then she
was shot in the head and her body was dumped in a canal. It has not
been recovered. Liebknect’s guards managed to sprit him from the mob
in a car. One report says they shot him down in cold blood a short while
later. The guards say they fired when Liebknect tried to escape.
(Chronicle of the 20th century)
>>382
政権もスパルタクス団も社会主義者で、ドイツ社会民主党出身者です
ただ、政権(エーベルト派)は選挙を通じて徐々に革命を実現していくことを主張する立場で
スパルタクス団(ルクセンブルク派)は民衆の蜂起による革命を主張する立場です
ナチスも社会主義者で、しかも暴力革命を主張していました(ミュンヘン一揆)
ただその社会主義はスパルタクス団のマルクス・レーニン主義とは異なる
保守的民族主義的な「国家社会主義」です >>386
ちょっと一言。
ヒトラーは1923年のミュンヘン一揆で失敗した。ヒトラーが手痛い失敗から
学んだ教訓は、軍がいる限り武力による政権奪取は不可能だということだ。
以後、暴力革命路線は捨て去った。
ヒトラー及びナチスは、政権は合法的に、つまり国政選挙を通じて獲得する
路線に方針転換する。1933年に選挙後の連立政権協議で首相に任命され、
政治権力を獲得するまでヒトラー及びナチスは一貫して合法的路線だった。
合法路線が成功するかは不安定だったが、辛抱強く、辛抱強く政権を目指し
ていたのだ。ここのところは重要だ。
勿論、時として暴力を伴う「大集会」と「示威行進」を選挙活動の宣伝手段と
して用いたが、突撃隊の挑発的暴走は抑えた。何回も何回も行われた国政
選挙での議席増による政権獲得をあくまでも目指したのだ。党内で暴力革命
や生産手段の社会所有を唱えた側近のレームやシュトラーサは途中でパージ
された。
ヒトラーは「ドイツ労働者党」や「国粋社会主義党」の創始者ではない。ヒトラー
は労働者階級には無関心であった。ヒトラーは財界からの資金援助を受けたし、
財界もヒトラーの国粋社会主義労働者党の「社会主義」がまやかしとわかって
次第に警戒心を解いて支持に回った。
(「社会主義」と「共産主義」は、政権奪取と共産社会実現を議会制民主主義に
よるか、暴力革命とプロレタリア独裁によるかとか説明されるが、全く違うものだ
と思う。) >>387
ご指摘の点はすべて知っています
専門だったわけじゃないですが大学院で藤田勇先生の講義を受けたこともあります
ただ「スパルタクス団が体制側」という誤解をされている方にそれら説明はかえって不親切だと思います 「Hitler, A STUDY IN TYRANNY」
―邦訳は「アドルフ・ヒトラー」(みすず書房現代史体系)―
今日で、本書の806頁のうちようやく410頁まで読み進んだ。
時代では1939年(昭和14年)までだ。小説のように読みとばしではなく、
二回、三回と読み直すと鮮明に頭に入ってくる。
「我が闘争」「第三帝国の興亡(創元新社)」「ヒトラーとは何か(草思社)」
「第二次世界大戦」「早わかり世界史」とかもあわせて読んでいる。
しかし、歴史って難しいよな。ヒトラー及びヒトラーの生きた時代だけを
切り取って知ろうとしても全貌は不完全な理解にしかならないことに気
づいたw。
西洋史全体を知らないと無理だ。解説本やWikiなんかの生半可な知識
じゃ恥かいてしまうわ。ギリシャ・ローマ時代、キリスト教、中世、ルネッサンス
・・・・そこまで遡っていかないと無理だ。
ヨーロッパとは何なのか?地中海人種、アルプス人種・・・コーカソイド
ではあるが、異なる言葉を話す民族がかくも多く雑居している。それぞれの
民族にはそれぞれの歴史と文化がある。
本書を軽い気持ちで読み始めたが、重い課題を抱えてしまったw。
Just as Hitler ascribed to the ‘Aryan’ all the qualities and achievements
which he admired, so all that he hated is embodied in another mythological
figure, that of the Jew.
There can be little doubt that Hitler believed what he said about the Jews;
from first to last anti-Semitism is one of the most consistent themes in his
career, the master idea which embraces the whole span of his thought.
In whatever direction one follows Hitler’s train of thought, sooner or later
one encounters the satanic figure of the Jew.
The Jew is made the universal scapegoat.・・・・(407頁)
BEYOND THE WALL (by CHRISTA LAIRD)
上記の「Hitler, A STUDY IN TYRANNY」は固い本だから、息抜きが必要だ。
本書は、イギリスの作家が書いた少年少女向きの本で、ワルシャワ・ゲットー
から脱出して森の中での反ナチ・パルチザン活動に挺身した13歳の少年の
体験を描いている。
でも、ユダヤ人って何だ?人種なのか?宗教なのか?ヒトラーがそれほど
憎悪したものとは何だったのか?
反ユダヤ主義(anti-Semitism)は歴史的・宗教的淵源が多面的にあるようで、
単一民族の島国日本での体感的理解はなかなか難しい。しかし、この少年の
体験した悲劇は実際にあった話だ。人間の歴史と云うものはなんと過酷なものか!
She paused and added sadly, “Untill 1940 I thought of myself and my family as
Polish, not Jewish. We’re not in any way religious and we’ve been here for
generations. It was Hitler who taught me that I’m a Jew, Hitler with the help of
all too many of my Polish compatriots,” (34頁)
このスレって物理とかバイオの本の話すると
徹底的に無視されるんだよね
ヒトラーがやった革新的なこと、これがあったからヨーロッパ大陸を
制圧できたと言うものはなんなんだろう?
戦車で飛ばしながら攻撃すると言うのはロンメルの奇策だけど
偶然ロンメルのような軍人を持ってたから勝てたのかな?
>>391
お互い無視し合っているし、過疎スレですから、どうぞどうぞ >>391
おもしろい話題なら、物理の話でも乗るよ
ちなみに、現在、下の一般向け量子重力理論のKindle本が安くなっている
Reality Is Not What It Seems: The Journey to Quantum Gravity 150円
https://www.amazon.co.jp/dp/B01FEY5E3O
著者のカルロ・ロヴェッリは、日本でも「すごい物理学講義」や「時間は存在しない」など
著書が話題になったイタリアの理論物理学者で、専門はループ量子重力理論
ついでに書くと、ジャレド・ダイアモンド「銃・病原菌・鉄」の原書Kindle本も安くなっている
原書は(翻訳版にはない)日本の記述が1章追加された全20章の新版
Guns, Germs and Steel: A short history of everybody for the last 13,000 years 350円
https://www.amazon.co.jp/dp/B00DQ8GDV8 >>392
戦争は自給自足できなければ勝てない。
アメリカやソ連が強いのは国内で自給自足できるからだ。
ドイツは鉄や石炭は出るが石油は出ない。ドイツの地理的条件を
見れば、海上封鎖をされたらどうしようもない。
この致命的欠陥を「人造石油」の開発で解決した。
だから、ドイツは戦争を継続できた。タイガー戦車やメッサ―シュミットは
有名だが、それらを動かす「人造石油」こそがドイツの進撃を支えた
革命的・・兵器?かな・・・。「人造石油」は戦争を始める前から開発して
いて、開発は難航していたと触れている箇所があった。 >>391
ここに書き込んでいる人のってわずか3人位だよ。
閲覧しているのは最大6人位。
みんな英語を手段として何かを研究しているわけでなく、単に
英語を読みその上達を目的にしているだけだから、「物理」とか
「バイオ」にコメントする知識もないし、無視したわけではないと
思うよ。(「徹底的に無視」とはちょっと勘ぐり過ぎだよw。)
そもそも、「物理」とか「バイオ」とかに興味があったら日本語で読むよ。
自分は英語の本を沢山読むけれど、内容や構文を100%理解しきれて
いないことは自覚している。だから英語で「物理」とか「バイオ」の関係
の本を、英和辞書を引き引き読んでも正確に理解できる自信ないし、
科学専門の学者や研究者じゃないから読まんよ。他の人も同じじゃない
かな。
日本語で読む方が正確だし効率的。科学関係は100%正確に訳せること
が条件で、自分流のわかったつもりの読み方では有害でさえあるからね。
コメントなんか気にしたり期待したりないでどんどん書き込めばいいと思う。
あと、ダイヤモンドの本は気楽な小説みたいなものだから読んだ。
事実誤認や勝手な解釈があるとの批判もあるが面白かった。 >>395
ありがとう
石炭液化って石炭から石油ができるんですね。
なるほど。石油を得るためにソビエトの土地が欲しくてソビエト侵攻ですね。
中国は石油でないですよね。鉱石もでない。
それでアフリカに進出して、投資をして、そちらから資源を得ようとしてる。
第二次世界大戦のときには石油が決定的に戦争に効いてたけど、今はエネルギーも
多様化しているし、何が戦争の結果を決めるかが見えにくくなってますよね。 >>391
無視というか答えようがない。
ちょろっと文章を書かれて、これどう思う
とか言われたとして、何そのシュレジンガー方程式?
とか、何そのファインマン図?とか何その経路積分?
とか何そのブラケット?とかだから、書くことについ
てわかりやすく教えてくれるのなら、読ませてもらいたいけど。 >>398
・・・なるほど。石油を得るためにソビエトの土地が欲しくて
ソビエト侵攻ですね。
そうなのかな〜?とおのれは思うんだけど。
ナチスは戦争遂行を支える「Autarky(経済的自給自足)」と「Ersarz(代用石油)」
と言われる方策を1936年には推進していた。勿論、経済コストは度外視した。
この間の事情は複雑で膨大だから分析は簡単ではないし、論争もある。しかし、
「人造石油製造」=「石油不足」=「石油獲得の必要性」=「ロシア侵攻」と結び
つけていくのは歴史認識としてはどうだろうか?
「ロシア侵攻」の理由を記述している「Hitler a study in tyranny」651頁の個所を
下に引用しておくから読んで下され。
そもそもドイツは、日本のようにアメリカからの石油禁輸や資産凍結とかで経済
的破滅に追い込まれた末の開戦ではないのだ。戦争なんかする必然性はなかっ
たとさえ言える。
当時、ドイツの進むべき道は4つあった。増大する人口を抑制する道(the limitation
of population)。国内の経済・産業を開発・振興させる道(internal colonization, the
intensified development of the territory she already possessed)。通商国家でやって
ゆく道(commercial expansion overseas on the model of England)。
これらは全て平和的な道だ。戦争をする必要はない。ヒトラーはこれらは敗北者主義
者(defeatist)の選択であると拒否した。
神聖ローマ帝国(962―1806)、独仏戦争後のホーエンツォレルン家の君臨したドイツ
帝国(1871〜1918)に続く、第三帝国(ドイツ民族の「生活圏」であるポーランド・ウクラ
イナ・ウラルを含む東方植民地領有)建設がヒトラーの夢であり目的だった。
ヒトラーは政権を奪取するや、十数年前に「マイン・カンプ」で述べた政治思想
(ファンタジー)の妥協なき具現化に突き進んだ。誰も止められなかったのだ。 (ロシア侵攻の理由)
At the time Hitler gave two reasons for his decision to attack Russia:
the first, that Russia was preparing to attack Germany in the summer of 1941;
the second, that Britain’s refusal to acknowledge defeat was due to her hopes
of Russian and American intervention, and that Britain had actually entered
into an alliance with Russia against Germany. The way to strike at Britain
was thus to destroy her hopes of Russian aid.
At most these arguments reinforced a decision already reached on other grounds.
Hitler invaded Russia for the simple but sufficient reason that he had always
meant to establish the foundations of his thousand-year Reich by the annexation
of the territory lying between the Vistula and the Urals.(651頁)
ロシア軍は弱いから短期で撃破でき、共産ソビエト政権は内部から崩壊する
という楽観的判断もあった。モスクワよりもキエフ、レニングラード攻略を優先
したのは石油や工業資源が目当てではあった。
>>402
あまり簡単に他人の言説を信じてはいけないよ。Wikiも掲示板もおいらも
結構でたらめがあるからね。
『モスクワよりもキエフ、レニングラード攻略を優先 したのは石油や工業資源が
目当てではあった。』と書いたが、「目当て」でなく『の占領が降伏させるためには
重要だったから』とかが妥当だった。
様々な見解や分析がある。簡単なものをちょっと引用してみる。ご自分でも研究
するといいと思う。
「ソ連の軍需産業がコーカサス地方の油田地帯に依存していることを重視した
ドイツ参謀本部はカスピ海沿岸の巨大産油地バクーとその周辺の油断をドイツ軍が
占領すればソ連経済は壊滅すると考え、カフカスを目標とする大攻勢の計画を立案
した。」(まるごとわかる!第二次世界大戦)
「ヒトラーにとっては首都というだけのモスクワよりも工業地帯であるウクライナの方が
魅力的だったのである。モスクワはそれから攻めても遅くはない。」
(図説第二次世界大戦) Hitler had chosen the south as the main theatre for his operations
on the East Fronts in 1942, and powerful German forces drove fast down
the corridor between the Don and Donetz rivers.
While one wing pushed east towards the Volga at Stalingrad, the other
drove past Rostov and, covering another four hundred and fifty miles, reached
the Caucasus and the more westerly oilfield round Maikop in the first half of
august.・・・
Hitler, however, made exactly the same mistake he had made the year before.
Overestimating the German strength, he did not limit himself to his original
objective, to reach the Volga and capture Stalingrad, but tried to break into the
Caucasus with its valuable oilfields as well, thus dividing his forces and ending
by gaining neither Stalingrad nor the oil.(「Hitler a study in tyranny」685頁)
ソ連降伏後の「将来計画」について
『ロシア人をウラル山脈の東側に追い払い、ドイツ人を中心としてノルウェー人、
スウェーデン人、デンマーク人、オランダ人を占領地に移し大農業地帯をつくる。
「30キロから40キロの環状地帯をつくり、そこに美しい農村を建設して最上級の
道路によって結びつけ」「ロシア人達はドイツ移民と全く別の世界に住まわせ、
なんの文明施設をも与えずに放置すればよい。・・・
このように、ヒトラー・ドイツのソ連に対する戦争は、領土や資源の獲得が最終
目的ではなかった。』(図説第二次世界大戦)
アマゾンで本を買ったら、アマゾンが製本してる本?を買ってしまった。
紛らわしい。a room with a view.
Lovecraftの本もついてみたらアマゾン製だったし。ちゃんとみないと
ダメですね
Beyond the wall (by Christa Laird)303頁・1989年
「Hitler a study in tyranny」を継続して読んでいるが、長くて多岐にわたる
ので飽きてしまったから、息抜きとして読んだ。
「The shadow of the wall」の続編だという。この本はアマゾンを見ると、
電子書籍では1,188円、ペーパーバックだと1,883円もしているではないか!
つくづく洋書って高いと思う。
(そもそも電子書籍は単なる「閲覧権」の購入であって、読んだ後、紙の本と
違って中古品で売ることができない。タブレットでちまちまと見にくい。1回読
んだらもう読まないのに「閲覧権」の買い戻しもしない。電子書籍ぼったくりだ。
電子書籍、こんなもの買う人がいるねと思う。
おのれは貧乏人だから、たかが英語の勉強で無駄な金は使いたくないのだ。
「Beyond the wall」、この本は200円で買った中古本だ。古本屋をまめに巡回し、
興味を少しでもひいた本があればジャンルを問わず買っておく。随分前に
ヤフオクで「洋書まとめていくら」とかで100冊買ったのは正解だった。結構、
中に掘り出し物が入っていた。
中古の洋書も最近ではろくなものしかない。紙の洋書を中古市場に出す人間
がいなくなった。電子書籍が普及しだした。まっとうな洋書が読める人間がい
なくなった。これらで市場が縮小しているからしかたがないか。
…うじうじと言ってしまったw!)
さて、本書は「The shadow of the wall」の続編で、ユダヤ人の「Misha」が閉鎖の
迫るワルシャワの「ユダヤ人ゲットー」を脱出した後のストーリーである。
反ナチパルチザンの活動、淡い恋心、同志との別れ、祖国が共産化により逃亡
生活、戦後は差別と闘いながらイギリスで苦しい生活を続けた体験を、親子関係
の問題がある連れ子の息子に語るという形式となっている。
「Hitler a study in tyranny」の文体と違い、少年少女向きの簡単な文体だから頭を
悩まされず気楽に読めた。
老人と海買ったら、アマゾン版の illustratedの本が送られてきて、
ペーパーバックだと思ってたらやたら大きさが大きいし、字が大きい。
日本のアマゾンが作った本みたいで、またかと思った。
Beyond the wall (by Christa Laird)からユダヤ人差別とかを示唆
するいくつかの個所を抜粋してみた。
On the one hand, he believed that because Jews had killed Christ
they were a marked or cursed people, and as such probably deserved
whatever came their way.(176頁)
Was the kindly-faced priest on the park bench one of those who
on Sundays preached venomous sermons against those arch-enemies
of Christianity, those murderers of Christ, the Jews?(190頁)
Like Eva’s, Jewishness had never seemed a particularly important
part of either myself or of my family life―until the occupying forces
made it the most significant thing about us. We were not religious and
my parents, though not well off and belonging to the class of small
business people, had always set a lot of store by education,making
sure that we spoke Polish as well as Yiddish ―which we did,
much better than they did, in fact.(35頁)
“Jan―that is how you will be called from now on, because your
Aryan looks mean that we shall be sending you out among the enemy
―I'm afraid we were going to have to ask you a great many detailed
questions about your experience of things in Warsaw.・・・・“(39頁)
But the Germans were not the only enemy to be reckoned with.
Around this time there were more attacks against Jews by members
of Polish extremist groups. It was not a straightforward struggle
between Poles, Russians and Jews on the one hand and Nazis on
the other; anti-Semitism and fear of communism made it a very
much more complicated and fragmented picture than that.(158頁)
上のようなセンテンスがあるストーリーを読みながら、すこし考えてみた。
ユダヤ人差別・迫害の背景については身近でないし歴史や文化も異なる。
よく理解できないところがあるが、自分なりに考えてみたのだ。
先ず、ヒトラー及びナチスの反ユダヤ思想は、以前から西洋社会に根強く
存在していた反ユダヤ感情から発生したものだと思う。ドイツにもロシアにも
ポーランドにもフランスにもイタリアにもイギリスにも、キリスト教の普及して
いる地域に根源的に存在していたものだと思う。
ユダがキリストを裏切った。そして十字架に張り付けた。カトリック教会は
第2回バチカン公会議まではユダヤ人を異端者として公然と攻撃したという。
キリストも裏切ったユダもユダヤ人(ヘブライ人)だから、ユダのユダヤ人だけを
攻撃するのは論理的には変である。福音をもたらしたのもユダヤ人だからだ。
キリスト教会の宗教的なユダヤ教への劣等感の裏返しの正当性主張と
ライバル視からだろう。キリスト教信者にはユダヤ人への偏見があるのである。
ユダヤ教徒は「選ばれた民」として閉鎖的であったのも偏見に拍車をかけた面
もある。(次へ)
第二の原因は社会的反ユダヤ主義と言えるものだ。
中世では金銭への潔癖感があってユダヤ人の許された生業は金貸し
であった。典型が「ベニスの商人」の強欲な金貸しで、憎まれた。
19世紀中頃以降は、封建体制から解放されたユダヤ人は優秀な天分と
努力と強固な紐帯から、次々と社会的成功をおさめ社会の指導的地位を
占めるに至った。政治、経済、金融、科学、医術、法曹、出版、文化、
芸術などあらゆる分野で成功しエリートになった。賞賛とともに、
大衆からは嫉妬と反感も買った。
ヒトラー個人も、この二つの要因からユダヤ人を憎悪するようになった。
ヒトラーは敬虔なカトリック教徒として育てられ、ユダヤ人憎悪の感情を
子供のころから強く植え付けられていたという。(「我が闘争」では否定し
ている。)
ウィーンに来てから社会的反ユダヤ主義に染まった。ディレッタントの
ごった混ぜの知識から得た「人種思想(アーリア人・劣等人種等)」を加味して、
諸悪の根源をユダヤ人のせいにするようになった。人種思想も全然、
科学的・論理的なものではなく、ヒトラーの反ユダヤ主義は、憎悪、嫌悪、
反感、嫉妬、妬みの感情の集大成であり、狂人の妄想に近いものだ。
その思想は政権を握るまでは有効であったが、その実現化は国家的に全く
必要なものではなく、むしろドイツの国力を弱体化させ破滅に至ることになった
・・・と整理してまとめてみた。しかし、まだ分からないところが一杯ある。
>>408
「老人と海」は、魚の名前とか船の操舵とか海洋関係の単語が頻出する。
これに出くわして辞書を何回も引いているうちに飽きてしまう。こういう
パターンが多い。自分もそうで「老人と海」を読んだのは、英語の本を結構
読んでからだった。
一生懸命に生きるお爺さんを心配して見守る少年の心が共感を呼ぶ。
今は無責任で能天気でわが世の春を謳歌する老人も多い。しかし、ひたむきに
生きる老人には尊敬してしまうよね。
ヘミングウェイと言えば、「ヘミングウェイで学ぶ英文法」(潟Aルク)が評判だ。
しかし、1,900円だからね。簡単には手が出ない。 >>412
老人と海は英標の後期10日間に出てくるけど、この板で簡単な文章だと書いてた人もいるけど
簡単じゃないと思ったな。難しいよ 「老人と海」、構文は複雑ではないが、学校英語では習わない海洋関係
の名詞が多い。無視すると構文全体を理解できないから辞書を引かずに
見当をつけて読み流す事が出来ない。その点では難しい。
(例)
Skiff(小船)coiled line(手でぐるぐる巻いた釣り糸) gaff(やす) harpoon(もり)
furle(巻き上げる) blotches(しみ) marlin(カジキ) plank stuff(道具)cove(入江)
block and tackle(滑車装置) sardine(鰯) royal palm(大王やし) guano(グアノ)
cast net(投げ網) oakum (継ぎ目に詰め込む)terns(アジサシ)
phosphorescence(燐光を発する) albacore(びんなが) plummet(おもり)
blue runner(ュムブリ) yellow jack(ヒラマサ) green-sapped stick(生木の枝)
bonito(かつお)man-of-war(軍艦鳥) ・・・
>>417
単語を教えてくれてありがとう。そうなんですよ kindle使ってたらいちおうwordwiseあるけどね
>>414
>>412さんは英語がすごくできる人で、学習本は置き場所の無駄になるだけだ。
働いてお金を稼いでるライフステージを卒業してるから、なるべく無駄なものは
書いたくない、と思ってるということでしょう。
>>414さんはまだこれから多くのことを学習して、お金も稼いでいくそういう
ライフステージにあるわけです。自分はどうなんだろうね。 >>422
教えてくれてありがとう
新書で小さい字で単語の下に注釈とか訳を書いてる本がある。
ギャツビーの洋書で買った。そんな感じですね。
ギャツビーの単語の訳付きは、知ってる単語に訳がついてるし、
本文の字のポイント自体が小さいし、本物のギャツビーじゃない感じがして
結局、普通のギャツビーを、翻訳本を見ながら読んでます。 >>421
コスト・パーフォマンスの問題ですね。読むのが面倒くさいし、
試験とかもう関係ないからね。置き場所は困らないよ。
『ヘミングウェイで学ぶ英文法』、この本は新聞の書評で知ったのだが、
着想はいいねと思った。まず、興味をひいて読みたくなる題名だ。
ヘミングウェイは風景や心理描写が凝らないから英語として難しくない
というのが世評だが、そうでもないのだよな。所々に廻りくどくて、
解釈に文法的知識が必要な文章がある。文法の説明材料が豊富だ。
例えば、次のようなセンテンスは狩猟と芸術家志望を比喩して・・・笑える
ほど馬鹿な文章だが、文法の専門家にはたまらない材料になると思う。
It is too much like those boys who used to be sent to Paris with two years
in which to make good as writers or painters after which, if they had not
made good, they could go home and into their father’s business.
The way to hunt is for as long as you live against as long as there is such
and such an animal; just as the way to paint is as long as there is you and
colors and canvas, and to write as long as you can live and there is pencil
and paper or ink or any machine to do it with, or anything you care to write
about, and you feel a fool, and you are a fool, to do it any other way.
(Green hills of Africa) 訳してみた。解答よろしく
それは過分だ。2年間の期間をもらって、作家や画家に成功し、
あるいは、もし成功しなければ故郷に帰って父親のビジネスを継ぐ少年のように。
狩りの方法は、これこれの動物園がこれだけの期間いることに対して、
どれだけ生きる期間があるかということだ。
絵を描く方法があなたと色とカンバスがどれだけの期間あるかというのと同じだ。、
そして、物を書く方法が、あなたがどれだけ生きることができるか、鉛筆、紙、インク、それをする機械がどれだけの期間あるか、あるいは、書こうとするものがどれだけの期間
あるかというのと全く同じだ。
そしてあなたは馬鹿らしさを感じているし、あなたは実際、馬鹿だ。それを他のやり方でやるとすれば。
すまん、比喩でなく比較だ。この文の前にある文も面倒くさい文だ。
>>427 早いね。訳って日本語で整えるから難しいよね。回答はちょっと
まっててね。
Now it is pleasant to hunt something that you want very much over
a long period of time, being outwitted, out-maneuvered, and failing
at the end of each day, but having the hunt and knowing every time
you are out that, sooner or later, your luck will change and that you
will get the chance that you are seeking.
But it is not pleasant to have a time limit by which you must get your
kudu or perhaps never get it, nor even see one. (Green hills of Africa)
kudo=でかい牛(バイソン) コロナが猛威をふるっている。英語とは関係ないけど・・・・・
中国語では『中国湖南省武漢市出現一種新型冠状病毒感染的肺炎
(簡称”新型肺炎“)。据中国国家衛健委発布的最新消息、
感染者的症状是発熱、干咳、然后出現胸痛悶、呼吸困難・・・』となる。
漢文というより日本語からの輸入だよね。中華人民共和国の人民と
共和国も日本由来の輸入語。
漢字が共通なのだから筆談で意思が通じる。小学生に漢字を教える時、
漢読み訓読みのほかにピンインを同時に教えれば中国語が話せるよう
になっていいと思うな。中国と日本は同文同種なのだから。
今日読んだ英語の本(「History」by Elsa Morante)の中に100年前の
スペイン風邪の悲惨な描写があったから紹介する。スペイン風邪は
夏に流行っていたのだ。納める棺桶がなくて死体が何日も放置とか。
コロナはいつまで続くのだろうか?
August 1919, a sister of his, with her husband and their two sons,
died of Spanish fever. The epidemic, in certain areas, has left a frightful
memory. There were no doctors, no medicines, no food. It was during
the worst summer heat.
The deaths outnumbered those of the war. And the corpses remained
unburied for days, since there was not enough wood for the coffins.
(「History」by Elsa Morante・43頁)
>>424で書いてた単語の訳つきの本は
華麗なるギャツビー [英語版ルビ訳付] 講談社ルビー・ブックス >>428
今では、長い間欲しがっている物の
狩りをするのは楽しい。
いっぱい食わせられて、結局毎日の終わりに
なって失敗し、しかしそれでも狩りをして
毎回失敗するごとに、遅かれ早かれ運は変わるだろう、
そして自分が求めている機会を得るだろうと知るのは。
だけど時間に制限を設けられてバイソンを狩って、
おそらくバイソンを決して得られなかったり、見ることさえ
なかったりするのは嬉しくない。 >>429
湿度が高くなると感染力が弱ると言いますよね。
コロナ。乾燥してたら、飛びますからね。
だけどスペイン風邪は夏に流行っていたなら
予想に反して、夏こそコロナが猛威を振るう季節かも
しれない。その時には世界中で人々の阿鼻叫喚の声が
上がることでしょうね。 一冊英単語
こういう単語帳もあるのか。なんでもあるんだな。
ハリポタ好きで、現在2回目を読んでる者なんですが
2回目が終わった後、次のおすすめ作品ありますか?
読めば読解力&語彙力が付くのが理想だけど、難解なのは挫折しそうです
ハリポタ以外は、Holesやシドニーシェルダンを何冊か読みました
ストーリー重視です
シドニーシェルダンで読んだのは、
Master of the Game , Bloodline , Sands of Time です
ギャツビー、いつ終わるかわからないけど、風と共に去りぬを次は読もうと思ってる。
原書は持ってた。訳を買った。新しい訳が新潮文庫で出てる。鴻巣という人の訳。
>>427 不完全は承知の上の第一回訳文。どうせ誰かが罵倒するから
載せるのは気が重いぜw。
そいつ(獲物)は長い間、焦がれていたやつだ、やつに出し抜かれたり、
やつのうまい策略に負けたりして虚しく一日を終えたりしていたが、しかし、
遅かれ早かれ運は変わり、やがてやつを仕留める機会が来るだろうこと
は、失敗する度にわかっていたわけだが、ついに今、そいつを仕留めるの
は心地よい。しかし、時間的制約で、たぶんやつを仕留めることができない、
いや見ることさえできないかも・・ってのは滅入るね。
こんなのは狩りのあるべき姿ではない。全くあの若造達と同じだよ。作家
とか絵描きとかで世に出る為にパリに2年間、送りだされる野郎ども。もし、
駄目だったらたぶん帰国ができて親父の商売を継ぐあいつらと同じだ。
狩りっていうのは、なんらかの動物がいる限りやらなくちゃいけないものな
のだよ。あたかも、人がいてカンバスと絵具がある限り絵を描くように、人が
生きていて、そこに鉛筆と紙とインク、あるいはタイプライターとかがあって、
また興味が湧く何かがあってそれを書きたいと思ってペンを取る、そして、
人は他の方法でそれをやるのは愚かだと感じるだろうし、事実、それは愚
かなことなのだ。
(日本語としてなってないね!眠くなったから今日はおやすみだい。) >>436
Gone with the Wind は大変有名ですね 大作で興味あります
一度アマゾンの試し読み読んでみます 437で直訳を試みたが、日本語としてうまく訳せない。ならば、福沢諭吉
先生の「創訳:想訳」でトライしてみる。この個所だけが現在形で書かれてある。
心の中で今も思っている作者の信条なのだと推測して訳してみた。
大意はこうだ。
作者はアフリカにハンティングに来た。
巨大なkudoと現地語で言われるbullを仕留めて、角を持って帰りたいのだ。
しかし、中々、チャンスが来ない。現地案内人を頼りに塩場にあったその足跡を
追ったり、遠くにその姿を垣間見たりはあったが、未だに成果なしだ。
ハンティングしたのは小物ばかりだ。
もうすぐ雨季が迫っているのが明白だ。空は雲が広がっている。そして、雨季が
来たら狩猟はやめて帰国しなければならない。ひたひたと期限は迫っている。
作者は焦る。
しかし、今朝は違った。諸般の情勢からついに獲物をゲットできるかもなのだ。
作者の心は躍る。同時に、タイムリミットがあるから、撃ち損じたり、遭遇すら
できないかもと不安になる。
作者は考える。これって、作家や画家になろうとパリに青雲の志を抱いて留学し、
わずか2年の期限が来たからと言って、諦めて帰国して実家の商売を継ぐって
人生にあまりに似すぎていると。いや、全く同じだと。
でも、そうじゃないのだ。狩猟というものは、そこに偉大な獲物がいる限り仕留める
まで続けていかなければならないものなのだ。芸術だって同じだ。自分と言う人間
がいて、画家ならば表現の手段としてカンバスや絵の具が、作家ならば鉛筆と紙と、
タイプライターなんかがあって、心の中に何かを表現したいという根源的な欲求を
持っているなら、なにがあってもやらなければならないのだ。2年が来たからと途中で
止めるのは本当の芸術家の態度じゃない。それを止めて他の人生を選ぶのは、
愚か者だと感じだろう。いや、それは客観的にも愚か者なのだ。
>>432
そう、コロナは湿度と紫外線に弱いから夏には終息するって言われている。
ところが、1918年のスペイン風邪は夏に流行った。2年後に第二派が襲ってくる。
歴史は繰り返すと言うが、コロナはどうなのだろうか?未来のことはわからない
が、楽観は禁物ですね。
スペイン風邪は一説では本当はスペインではなくアメリカが発生源で、
アメリカの第一次大戦への参戦で欧州に派遣された米兵が持ち込んだと言われ
ている。今より遥かに人の国際的移動が少なかった時代なのに、またたく間に
世界に広がった。今、トランプ大統領が中国を攻撃しているけれど、スペイン風邪
では数百万の中国人が死んだとある。
「お前に言われたくないよ!」が中国の本音だったりして。
Virulent flu is killing millions worldwide
Oct 31. Public health officials in the united states and abrosd estimate that
the influenza epidemic now raging across the globe may cause 20million or
more death.
The epidemic has raced around the world with unprecedented speed and
virulence. The new strain of influenza germ seems to have appeared first
in Spain. It spread rapidly through the ranks of the European and American
armies and created havoc among civilian populations weakened by the stress
and poor nutrition caused by the war. From Europe,the epidemic estimated
to have caused millions of deaths in China alone.・・・
(CHRONICLE of the 20th century (publications Mount Kisco,N,Y))
germ(病原菌)virus(ウイルス) >>438
風と共に去りぬは丸善のバーゲンで500円で買いました
とにかく分厚いので重圧感はありますが、
普通の長めのぺーバーバック3冊分以下くらいなので
時間があればよめそうですよ
ただ電車であれ持ち込むのはちょっと厳しいからなあ
という感じ >>441
Gone with the Wind
今日アマゾンの試し読みで3〜4ページ読んでみたけど、
今のところ心が捕まれるようなワクワク感がない。。
今後も読み続けて購入に至るかどうかは微妙です
もし他におすすめがあれば教えてください >>442
a room with a view
の訳本の文庫を買った。
この映画のDVDを持っている。
スクリプトは落ちている。そのスクリプトの空き行
が多いので映画を見ながら改行マークを削った。
原書は
amazonで買ったが、大きい活字だし、大きい版
のamazon製造版なのでがっかりした。
英語の勉強で買ったので、多分ワクワクしない。
ハワーズ・エンドの方が評判がいいみたいだ。
フォースターの選択はないかもしれない。 >>443でスクリプトを拾ったと言う話を
書いたのは、持っている DVDでは英字字幕が
出ないから。日本語字幕しか出ない。 >>437
英文
The way to hunt is for as long as you live against as long as there is such
and such an animal; just as the way to paint is as long as there is you and
colors and canvas, and to write as long as you can live and there is pencil
and paper or ink or any machine to do it with, or anything you care to write
about, and you feel a fool, and you are a fool, to do it any other way.
>>437の元の訳
>狩りっていうのは、なんらかの動物がいる限りやらなくちゃいけないものな
>のだよ。あたかも、人がいてカンバスと絵具がある限り絵を描くように、人が
>生きていて、そこに鉛筆と紙とインク、あるいはタイプライターとかがあって、
>また興味が湧く何かがあってそれを書きたいと思ってペンを取る
>>439の新訳
>狩猟というものは、そこに偉大な獲物がいる限り仕留める
>まで続けていかなければならないものなのだ
The way to hunt is for as long as you live against as long as there is such
and such an animal;
の部分についてなのですが、 as long as ..は is as long asで、
for ..againstというのがついている、ということではないかと今は思うわけです。
for A against Bは 「Aに賛成で Bに反対」という意味だと思うので、 BではなくてAと
考えてみましょう。
すると、
狩りをするやり方というものは、(正しい狩りのやり方は)、あなたの寿命と同じくらい長いのであって、
これこれの動物がいるほど長いということではない。(つまりこれこれの動物がいる期間だけやるというものではない)
というのが解釈としては正しいのではないかと思います。「なんらかの動物」とか「偉大な獲物」ではなくて、
チーターならチーター、ハツカネズミならハツカネズミ、個々のハンターごとにお気に入りの獲物がいるんですね。
結局この文章は、期限を切ってやるみたいなことをしちゃダメだ。生きてる限り永遠にやり続けなくてはいけない
ということです。 >>434
この手の人は
The Chronicles of Narnia
とか
The Lord of the Rings
を読むのだと相場が決まっているものだと
思い込んでいる >>446の自分は、ホールズやハウルは読んでても、ハリポタを読んだこともない、
まして>>446に書いた小説も読んでないヘタレなので、そんな読んでない本の推薦なんて
おこがましいものでありますから、深刻に考えていただかない方がいいかもと思います。 >>443
ありがとうございます
今夜チェックしてみます >>442
「風と共に去りぬ」の冒頭を読んで興味が湧かない?話にならんな〜w!
Scarlett Ohara was not beautiful, but men seldom realized it when caught by
her charm as the Tarleton twins were. In her face were too sharply blended
the delicate features of her mother, a coast aristocrat of French descent, and
the heavy ones of her florid descent, and the heavy ones of her florid Irish father.
この冒頭文の素晴らしさは屈指のものだ。この良さがわからんのかね?
「スカーレット・オハラは美人じゃない!」でも、魅力に溢れている。母親はフランス
貴族の末裔!父親はアイリッシュ!この二つの血がオハラに流れている。
これだけで、オハラを生き生きと描写しているではないか。
ワクワクするだろう! 最近の学生は全く、本を読まないそうだけど、日本語の本も読まない
のじゃ洋書なんか読めるわけがないよな。どんな本でも英語が書いて
あればそれだけでワクワクしたものだけどな。
脳の普段使わない回路をフル回転させて英語を読むという刺激が
たまらないからね。
何を読みたいか、本好きなら聞くまでもない。村上春樹だって手当たり次第、
読みまくったんだぜ。おのずとわかるものだ。
本を読んだことのない人間が「これはよい本だよ」って他人から薦められたって
この類の人間は読むはずがない。まるで「自分探しの若者」の人生相談だ。
「・・ちょっと自分には合わないみたい。他になんかないすか?」
読みたければ、読める実力をつけて挑戦すればいいだけだ。なんでも読めば
面白いのだ。作家が全力を賭けて書いているのだから。
なお、付言するが小説は、一流新聞の記事や評論、論文の類よりも遥かに
難しいのだよ。小説には独特の文体があり、語彙がすこぶる豊富であり、一語
や一文の意味が多岐にわたり、選ばれている言葉や文に含蓄があり、書かれて
いる事柄そのものが主旨ではない場合がある。
だから、小説を読むのは英語道場の修行の最後のステップなのだ。
「英語修行道の前段階をどのくらいやったのかね?」と問い詰めたいものだよw。
>>451
あれだけの長編だから最初の数ページから引き込まれることはないけど
どんな小説も最低50ページは我慢が肝心
面白い小説は50ページ我慢すれば分かる、それでも駄目なら辞めればいい
まあでも通常はよっぽど酷く無ければ、50ページ我慢すれば100ページまでは
勢いで行けるし、
だいたい100ページ過ぎるくらいから嵌り出すのでそのまま行けるはずで
面白ければ最後までそのまま続けられるようになる
約500ページもので400ページくらいまで本当につまらなくて
最後の100ページは最後の1ページまで急に面白くなったという例外が1冊だけ
あったけど、
それは最初から謎解きの伏線でそういう特殊な作りこみだったみたいで例外。
大体100ページから150ページまで読めば話に嵌って最後まで行けるよ >>451
(訂正)
In her face were too sharply blended the delicate features of her mother,
a coast aristocrat of French descent, and the heavy ones of her florid
Irish father. >>445(Green hills of Africa)11頁〜12頁
文脈が分ると思いますので、一連の流れの文章を引用しておきます。
英語を日本語に訳すことは難しいです。自分は独学でありますから文法は
無知であります。まあ、こういう文をさらっと書いちゃうんですね〜そして、
ネイティブの皆さんは問題なく読んでしまうと。深い溝を感じます。
This was the tenth day we had been hunting greater kudu and I had not seen
a mature bull yet. We had only three days more because the rains were moving
north each day from Rhodesia and unless we were prepared to stay where
we were through the rains we must be out as far as Handeni before they came.
We had set the seven-teeth of February as the last safe date to leave.
Every morning now it took the heavy, wooled sky an hour or so longer to clear
and you could feel the rain coming, as they moved steadily north, as surely as
though you watched them on a chart. Now it is pleasant to hunt something that you want very much over
a long period of time, being outwitted, out-maneuvered, and failing
at the end of each day, but having the hunt and knowing every time
you are out that, sooner or later, your luck will change and that you
will get the chance that you are seeking.
But it is not pleasant to have a time limit by which you must get your kudu
or perhaps never get it, nor even see one.
It is too much like those boys who used to be sent to Paris with two years
in which to make good as writers or painters after which, if they had not made
good, they could go home and into their father’s business.
The way to hunt is for as long as you live against as long as there is such
and such an animal; just as the way to paint is as long as there is you and
colors and canvas, and to write as long as you can live and there is pencil
and paper or ink or any machine to do it with, or anything you care to write
about, and you feel a fool, and you are a fool, to do it any other way.
>>448
村上春樹は、「グレイト・ギャッビー」訳者あとがきで書いています。
『フィッツジェラルドは・・死ぬまで「ヘミングウェイこそが現代文学の巨星で、
自分はそれに比べればテクニックを心得た文学的娼婦みたいなものに過ぎ
ない。』と考えていた。・・「グレイト・ギャッビー」は一時絶版になり、ある年の
彼の印税収入総額はたったの33ドルに過ぎなかった。その一方でヘミング
ウェイは文化的英雄となり、若者達に崇拝され、世界的に圧倒的な名声を
博していた。しかし、戦後になって・・・たしかに今読み返してみると、
ヘミングウェイの長編小説の経年劣化の速さには、いささか驚かされるところ
があるし、それに比べれば「グレイト・ギャッビー」の踏みとどまり方はまことに
見事というしかない。・・」
一時期、ヘミングウェイとフィッツジェラルドは友人で、その後、決裂したとか。
なるほどです。ありがとう。 ベストセラー作家の作品とか、推理小説の賞(エドガー賞)の受賞作とかはどう?
前者には売れている理由があるし、後者は誰が犯人だろう?と思って読み進められる。
いわゆる古典は英語学習者には難しいと思う。
ベストセラー作家のジョン・グリシャムが児童書として書いたTheodore Boone: Kid Lawyer
(少年弁護士セオの事件簿)シリーズなんてどうかね。
日本人作家の英語版とかもいいかもしれない。東野圭吾の英語版とか。
東野圭吾の「容疑者Xの献身」はエドガー賞の最終候補まで残った。
a room with a view
フォスターの方ですが、excerptに少し触れ、読めそうな感じなので
もう少し読み続けてみたいと思います
>>447
Lord of the Ring の原書は難しいので有名で
かなりの英語力がある方も、殆ど皆挫折しているようなので私はやめときます
ナルニア国物語は、検討させて頂きます
ハリポタは、洋書の中では簡単な方で、慣れればとても読みやすいと思います
英語力も高くなく、文学苦手な私が言うのだから、間違い有りません
私以外も沢山の人がハリポタ絶賛してますので、良かったら一度読んでみてください
おすすめします
ありがとうございます。 多読の癖付け、ビギナーには
日本人作家の英訳版はお勧めというか
隠された秘密兵器
特に原作を読んだことあったり
映画化を見た事があると、抵抗感なく読み進められる
主人公の設定や話のバックグラウンドが分かってるので
純粋に英語だけ読み解けばいいからハードルが低い
作品を知らなくても、人名や地名など迷う事が無く
突付きやすいので挫折しにくくコンプリート率が高いよ
難点は翻訳作品が少ない事かな
東野さんで5作品くらい、横山さんや湊かなえさんとか誉田さんとか
くらいかな
キャラウェイは学生時代の旧友であるトム・ブキャナンの邸宅で、
ジョーダン・ベイカーと初対面する。彼女はゴルフの女子プロであり、
誰もが知っている有名人だ。キャラウェイは、ジョーダン・ベイカーが
優勝を勝ち取ったトーナメントで、ゴルフボールを動かす不正行為を
したと伝える新聞記事を読んだことがあった。
キャラウェイはやがてミス・ベイカーに魅かれ付き合うようになる。
後に当時を回想して、キャラウェイはベイカー女史の世間向けに作ら
れた顔の裏側の正体に気づく。
次のセンテンスはギャッツビー中、最大の難解な意味の文章である。
英語も日本語もであるw。
Jordan Baker instinctively avoided clever, shrewd men, and now I saw
that this was because she felt safer on a plane where any divergence
from a code would be thought impossible.
She was incurably dishonest. She was not able to endure being at a
disadvantage and, given this unwillingness, I suppose she had begun
dealing in subterfuge when she was very young in order to keep that
cool, insolent smile turned to the world and yet satisfy the demands
of her hard, jaunty body.(「The Great Gatsby」64頁)
野崎孝訳
「ジョーダン・ベイカーは怜悧な抜け目ない男を本能的に避けたが、
今にして、ぼくはその原因を知った。
彼女は世の一般道徳からはずれたことなどやれそうもない男を相手
にしていたほうが、安心できるからなのだ。彼女の不正直にはつける
薬もなかった。
彼女は、劣勢な立場に立たされることにたえられぬ女だったが、この
不快を味わされた時にもなお、世間に対するあの冷静不遜な微笑を
失わず、しかも頑健にして溌剌たる肉体の要求をも満足させるために、
ごく若い頃からいろいろなまやかしを演じ始めたのだと思う。」
Few if any expected the Constitution to last two hundred years,
much less find its way onto an “altar” in the National Archives.
If the new Constitution did not work, however, it could later be
amended or replaced.
(The Declaration of Independence and The Constitution of
the United States,34頁)
こういうセンテンスも勉強になるな。フィクション・ノンフィクション・・
様々な英文を読むことで脳を活性化することができる。
小説を読むだけが英語ではない。
>>456
>>455の部分はやさしいんですが、>>456になると難しくなりますね。
別のスレに顔を出しながら、こちらにこなかったのは、1つは忙しかった。
余裕がなくなりつつある。それと何を書いたらいいかと思った。
自分は新聞を読まないといけない感じだし、仕事の準備で忙しくなるし。
弱った。
>>462の部分を知ってるよ。nickというのは自分で独白してるけど、
語りたいことだけ語ってる。あったことでも語りたくないことは
語っていない。nick自身がどういう風に語るかについての方針を
nich自身が自分で独白してる。さりげなくそれをやってるから、
これはどういう方針でいくかの読者への通知だということを
ちゃんと捉えないといけない。
ベイカーについてのその記述は、前の方でボールを不利な位置から
別のところに変えたというゴルフでの不正というのが出てくるけど、
そのことが終わりの方になって、ベイカーはインチキの人だと
いうことで出てくる。つんとすましているのは、インチキを
する人で、ビクビクしてるというのを見破られないため、という
という風にnickが言ってるんだけど、それ自体本当かどうかも
わからない。nickが言ってるだけだからね。nickがベイカーの
印象をわざと曲げていっているとすればなぜそんなことをnickは
する必要があったかということを考えなければいけない。 僕の好きな小説は
The Human Comedyなんだよね。高校の時の教科書に一部分出てた。
大学の時に晶文社から訳が出てて、それを読んだ。
何年か前に、原書を読んだ。saloyanは我が名はアラムだったかな?
も買ったんだけど、古本の古さが半端なくて本が汚かったという
理由だけで、まだ読んでない。こういうのはいけないね
RELENTLESS(by Simon Kernick)461頁
‘He told me that a man―someone I have a feeling he must
have known,but who he never identified ―had given him a dossier
he’d compiled on a paedophile ring that had been active in
south-east England in the late 1990s, and which involved several
men who were high up in the establishment.(172頁)
みんな、コロナ自粛の折は洋書でもバッチリ読めよな。
余暇の有効利用ってやつだ。
ネットで競馬投票とかに没頭したり、パチンコに行くのではないぞ!
さて、小説のジャンルは、犯罪物・刑事物・スパイ物・戦記物・SF・
ファンタジー物・冒険物・恋愛物・社会告発物・科学物・青春物・童話、
純文学・・と様々ある。
小説を読むには、言うまでもなく背景の知識を持っていたり、様々な
社会常識や経験・知識があるほうが有利だ。
その中で最も簡単なのが、犯罪物・刑事物だ。これは毎日、ニュースや
新聞を賑わしていて誰でもが馴染みがあるからだ。
SF・ファンタジー物はその方面の興味のあるその手の人、マニア向きだ。
サイモン・ケーニッヒの犯罪小説は、驚くほどすらすら読めるはずだ。
文章は短くて切れがある。それで迫真の描写力がある。難解な単語は
皆無だ。本書は決して、「人生に役に立つわけではないし、
生きる上での知恵が得られるわけでもない。」
気楽なエンタメとして読むのがいい。
秘密の小児性愛者のリストに絡んで、全く、無関係の主人公が秘密封じ
の暗殺者に襲われる・・というプロットである。
>>465
ベイカーがとりわけ出てくる場面て
ないんだよね。付け足しみたいな人物なので。
少ない登場回でインチキをしてるということなんだよね。
nickが言っているのは。深読みはまだしてない。
まだ半分くらいまでのところだから。 犯罪小説と言ったら記憶に残っているのがカポーティーの冷血かな
これ書いてカポーティーはしばらく小説が書けなくなった。
>>468
>気楽なエンタメとして読むのがいい。
冷血の場合は、一度翻訳を読んでもう十分だと自分は思った。 >>459
ハリポタは中国人の人が、自分の娘と息子の
教育のために一緒に読んであげてた本だ。
なかなか難しい、子供向けと言って侮れない
とか言ってたな。僕はそういうきっかけがないから
持ってるけど読んでない。
子供向けの本といえば、winnie the poohと
pooh cornerを読んだ。
プーさんは楽しかったな。馬鹿なプーって
思った。クリストファーロビンも出てくる。
作者の実の子供なんですよ。プーさんの人形を
引きずって階段を登ってベッドに行くんですよ。
プーやピグレットが出てくるのは夢の中の話かな
怠け者のロバのイーヨとか、食いしん坊でお馬鹿な
プーとか、あと忘れたピグレットとか、
タイガーとか、いろいろ出てくるんだよね。
最後は、雨の日だったかな。傘を逆さにして
その上に乗って洪水の上に浮いているんだよね。 HISTORY(by Elsa Morante)724頁
「Hitler a study in tyranny」はオーストリア併合まで読んだが、
長くて飽きてしまったので中断。そのかわり、同時代のイタリアを
舞台にした本書(小説)を読んでいる。
時代は、大体1941年から1947年。主人公はユダヤ系の女教師。
イタリア語からの英訳。会話とかは全くない。全て叙述なので
読みやすい。
ムッソリーニがパルチザンに吊るされた写真は見たことがあるが、
あれは北部に逃げてから起きた出来事で、その前にムッソリーニは
合法的に失脚したのだね。知らなかった。
逮捕されて山中の隔離所に収容されたが、友情厚いヒトラーは
空挺部隊を急襲させ救出した。そして北部に移り枢軸側で戦った。
In Roma,the Fascist chiefs plot to dismiss the Duce, with the idea
of dealing with the Allies and saving their own interests.
A similar plan on the part of the King, to save his crown.
Meeting of the Fascist Grand Council, where, for the first time
in the history of this institution, there is a majority vote against
the Duce.
Receiving him at Villa Savoia,the King informs the Duce of his
dismissal and has the Carabinieri arrest him as he leaves.
After various moves, the prisoner is taken, under heavy escort,
to an isolated locality of the Gran Sasso mountain in the Abruzzi.
(164頁)
>>472
プーさんは中国では発禁なんだよ。
もし持っていたら投獄されるとかw! >>473
wikiには
As a consequence, early on 25 July, the Grand Council of Fascism passed a
motion of no confidence in Mussolini; later that day the King dismissed him as
head of government and had him placed in custody, appointing Pietro Badoglio to
succeed him as Prime Minister.
と書いてあった >>474
習さんににてるからでしょ?
個人崇拝みたいになってますね >>469
ギャツビーとデイジー、キャラウェイとジョーダン・ベイカー、
光と影のようにこの二つの関係が現れたり消えたりして、この物語が
進んでゆく。
ジョーダン・ベイカーは決して端役ではない。ジョーダン・ベイカーは
デイジーと同郷で二歳年下の幼馴染で、デイジーとギャツビーの過去を
キャラウェイに教えたりする読後まで深い余韻を与える重要な人物だ。
ギャツビーはデイジーに裏切られるが、ジョーダン・ベイカーはキャラ
ウェイに裏切られる。ジョーダン・ベイカーはキャラウェイが好きだった。
正直な人だと思ったからだ。キャラウェイもジョーダン・ベイカーのこと
は嫌いではなかった。
しかし、不正直を鎧のように身につけなくては生きていけない虚飾の
東部の生活が彼らのしあわせを破壊してしまうのだ。
キャラウェイは、自分が最も嫌った東部の人々の不正直というものが、
既に自分の心を支配していることを最後に知るのである。
「しあわせのとんぼが舌を出して笑っている・・」と歌う、長淵の「とんぼ」
の歌が聞こえてくるようだ。これが、この小説の自分の感想だw。 薄っぺらい東京、、、ですか
自分はそう思わない。それに東京の人は嘘つきじゃないからね。
中には嘘をつくやつもいるが。(思い出したから付け足した。でも元の山口県の
人間の気質がそいつには出ただけだと思う)
解説にはアメリカン・ドリームの崩壊とか書いてる。何かで読んだが、
誰が夢を叶えることができただろう?唯一トムだけが愛人を失う程度の
ダメージを受けただけで、愛人との関係もややこしいものになっていたから
トムは愛人が殺されて得をしているのかもしれない。
トムだけがドリームを失うことなくいれた人になる、と書いていた。
東京は薄っぺらいという感想以上のものを小説は持ってるよ
22歳の時に証券会社で働き始めたらしいけど、ニックは軍隊勤務の経験があるけど
(米国内での勤務だったらしい)、証券会社で勤め始めた後に徴兵があったんでしょうか?
どう思いますか?
>>473
イタリアに王様が第二次世界大戦が終わるまではいたというのは知らなかった。 >>479
アメリカが参戦したのは1917年。キャラウェイは欧州従軍から
帰還したが、中西部の生活が物足りなくなって、「the bond business」を
学ぶために東部へ行きたいと願い出たが両親や親せきから反対された。
ようやく父も折れ1年間の資金援助を受けて1922年に東部にやって来た。
ジョーダン・ベイカーが郷里の町でギャツビーとデェイジーを目撃
したのが1917年8月とある。ギャツビーはそれから欧州戦線に従軍した
のだから、本当に戦争末期の数カ月。
ギャツビーはすぐに帰還したかったが、戦功によりオックスフォード
大学に派遣されるなどして帰還が遅れた。その間にデェイジーは
トム・ブキャナンと結婚してしまった・・てな感じ。
I graduated from New Haven in 1915,just a quarter of a century after my father, and a little later I participated in that delayed Teutonic migration known as the Great War. I enjoyed the counter-raid so thoroughly that I came back restless.(9頁)
Father agreed to finance me for a year, and after various delays I came East, permanently, I thought, in the spring of twenty-two. (9頁) イタリアは第一次世界大戦の時は、
当初は独・濠と三国同盟側だったが、すぐに英・仏側に寝返った
から一応、戦勝国で王政が残った。
第二次大戦も最初は独とともに戦ったが途中でムッソリーニを
追放して連合国側についた。
今回のコロナで大被害を受けたイタリアだが、中国の「一帯一路」に
征服されていた結果だ。今後の対中国姿勢は変化すると思う。
「イタリアは歴史上、間違った側について、後から態度を変える」
ことで有名な先見性のないおバカな国と言わている。
>>481
キャラウェイは22歳で東部に移っていて、
大学の卒業は22歳の時でしょ。
そしたら大学を卒業した後の軍隊に入っている年月なんか0ですよね。
小説にはそう書いているんだけどおかしくないですか? >>481
お礼を書くのを忘れていました。
ありがとうございます。 >>483
「in the spring of twenty-two」は「1922年の春」ですよ。
(キャラウェイ)
1915年:イエール大学(New Heven)卒業(22歳)
1917年:欧州戦線従軍(24歳)
1922年:東部に移住、「West EggVillege」に住む。(29歳)
その夏、「East Egg」に住むのデェイジー(またいとこ)とトム
(大学の旧友)から夕食に招かれる。そこで、ジョーダン・ベイカー
と出会う。
1923年:無慈悲にもジョーダンを棄てる。(30歳)(下に英語)
(ジョーダンからの情報)
1917年10月:デェイジー18歳、ジョーダン16歳、ギャツビーは陸軍士官。
デェイジーと付き合っている。
1918年:ジョーダン、ゴルフトーナメントに出場開始。
1919年:デェイジー、トムと結婚。前夜、結婚についてためらい動揺する
デェイジーを目撃。翌年、出産。
‘Nevertheless you did throw me over,’ said Jordan suddenly.
‘You threw me over on the telephone. I don’t give a damn about
you now,but it was a new experience for me, and I felt a little
dizzy for a while.’
‘You said a bad driver was only safe until she met another bad
driver? Well, I met another bad driver, didn’t I ?
I mean it was careless of me to make such a wrong guess.
I thought you were rather an honest, straightforward person.
I thought it was your secret pride,’
‘I’m thirty,’ I said. ‘I’m five years too old to lie to myself and
call honour.’
She didn’t answer. Angry, and half in love with her,
and tremendously sorry, I turned away. (184頁) >>485
ありがとうございます。よくわかりました。
キャラウェイがウェストエッグに移ってから、ギャツビーが死ぬまで
1年間のことだったんですね。
本の最初にキャラウェイの独白があって、自分は話を聞くふりをするけど
変な人たちがそれに付け込んでくることが多いけど、最後はうんざりとして
相手をしない、と書いてますね。
ベーカーもキャラウェイによって、この女はインチキやろうで、それを見抜かない
木偶の坊としか付き合おうとしない、と見切られてしまって、切られたわけだから、
危ないドライバーがふたりいると事故が起こる(一人なら、もう一人は注意深いので
よけるから事故は起こらない)という問題じゃないですよね。
30だからとかそういうことではなく、うんざりさせられる人をキャラウェイは
切る人だから、 30云々は適当に言ってるとおもう。
山口百恵の「いいかげんにして、あたしあなたのママじゃない」みたいな感じですかね
キャラウェイがベイカーはこういうふうに切ったけど、他の人をどう切ったんだろうと
今思った。あとはトムとデイジー。
うんざりした人たちがでてきて、キャラウェイがどう人を切るかという物語、というと
ずいぶんと浅い物語ですよね。
>>485で年を書いてくださったように、
小説では何年なのかが細かく書いてますね。不思議な小説ですね。そんなにいつ起こった
のかを細かく作者がかく必然性が作者にあったのか、と思います。 >>483
ざっと続きでおさらいしてみました。このストーリーは青春恋愛物語だと思う。
おいらは、もう少し、彼らの内面の深いところにある心理を考える。
感想は読む人それぞれだからそれぞれの感想は有意義だよね。
「アメリカン・ドリーム」とか「華麗な・・」とか余計な付加物をつけたから、
世間に誤ったイメージが広がっていると思う。短編は凝縮するから難しい。
長編は余計なものが挿入されるから飽きる。ほどよい中編がいいな。
1917.11:ギャッビー、デェイジー、愛を誓い合う。
デェイジー、ギャツビーを見送りにN・Yに行こうとするが、両親に止められる。
1918:ギャツビー、西部戦線で戦功をあげる。
1919:休戦協定締結。ギャツビー、オックスフォード大学に派遣される。
米国への復員が遅れる。
1919.6:デェイジー、トム・ブキャナント結婚。結婚式の前日、ギャツビーの
ことが気にかかり、このまま結婚してしまってよいのか?心が揺れ動く。翌朝、
気持ちは整理できたと、ジョーダン・ベイカーに伝える。
1920〜:禁酒法施行される。ついにギャツビー復員帰国。デェイジーを探すが
会えず。密造酒の売買で巨万の富を築き上げる。しかし、デェイジーのことが
忘れられない。ギャツビー、デェイジーがEast Eggに居ることを知る。邸宅で
週末パーティを開催し始める。デェイジーが現れることを期待。デェイジーとの
キャラウェイ宅での再会をジョーダン・ベイカーを通じて設定。トム・デェイジー・
ベーカー・キャラウェイ、N・Yに行く。ギャツビー、トムと対立。デェイジー動揺。
帰途、交通事故を起こす。被害者はウイルソンの女房。ギャツビーはデェイジー
を守るため自分の運転だと偽証する決意を固める。ギャツビー、逆上した
ウイルソンに射殺される。ジョーダン・ベーカー、キャラウェイに求婚をほのめかすも
キャラウェイはそれをはぐらかす。ギャツビーの葬式も終わりキャラウェイは
東部へ帰ることを決意。N・Yの街角でトムと遭遇する。トムがウイルソンに運転
はギャツビーだと伝えたことを確認。それが彼らの生き方だと納得する。
キャラウェイは多分、郷里で結婚する。おいらとしては、傷心のジョーダン・
ベイカーが気になる。 >>487
ありがとう。
『グレート・ギャツビー』の読み方 (日本語) 単行本 – 2008/9/1
野間 正二 (著)
というのが良さそうだけど、高い。借りるのが一番。
詳しい年表をありがとうございます。
ベイカーは結婚したと、キャラウェイは聞いた、
と書いていたし、キャラウェイは東部から
中西部に帰ろうかと思っているという時に、
故郷に残しているフィアンセと結婚するか
みたいなことを書いていますが、まだ結婚はしてません。
トムはデイジーが轢いたことを知らなかったのかな? >>488
解説本まであるとは!それだけ内容が難解なのか?
それとも固定ファンがいてもっと深く味わいたいということなのか?
いづれにしても高いから買わなくていいよねw!
今回、反省したのは英語で読んでいて、プロットの肝心な個所を
見逃していたりしていて、かなりいい加減な読み方をしているの
だな〜と気づいたことだ。
では、邦訳なら100%の完全理解ができるかだが、「分ったつもり」
の流し読みの癖がついているから大した違いがないかもしれない。
所詮、ヒマつぶし程度で気合を入れて読んでいないからね。
「グレイト・ギャッビー」はこう書いて欲しかったな。
全体はニック・キャラウェイとジョーダン・ベイカーのハッピー・エンド
で終わる恋物語にして、ギャッビーとディジーの恋はサブのストー
リーにしてしまうw。
ジョーダン・ベイカーはもっと美人(胸がないとか、秋の葉っぱの
ような色の髪の毛とか灰色の瞳とかは止めて欲しい)に描く。ニックの
語りは止めて、叙述を3人称にして、各エピソードは章立てに独立させ、
もっと詳しくしてそれぞれの心理描写も充実させる。
結果として、中編では収まらないだろうから長編小説になる。
こんな小説だったらよかったな〜!と思うw。
The Great Gatsby is by all odds Fitzgerald’s most perfect novel.・・
Gatsby, the simple, Midwestern youth, falls in love with Daisy,
the beautiful rich girl.・・・
Gatsby’s plan depends for its success upon Daisy’s discontent
with her marriage and her willingness to exchange it for a life of love.・・・
Gatsby’s story is, in a sense, Fitzgerald’s parody of the Great
American Success Dream. ・・(「After the lost generation」by J.Aldridge) (しつこいが、最後のまとめだ。)
ギャッツビーは過去のデェィジーとの恋愛が永遠のものと幻想し、
もう一度、取り戻そうと夢見たが、それは幻想であった。
すでにデェイジーは遠い世界に行ってしまい5年間の空白を
埋めることができなかった。
「経済的に成功し、愛と幸福を手に入れるという」少年のように
ナイーブな「アメリカ成功物語」は突然の事故により崩れ去った。
This dream of past recapturable, of a youth and a love ceaselessly
renewed, contrasts oddly with the milieu in which it is placed;
yet it is obviously Fitzgerald’s intended irony that a man like
Gatsby should carry the burden of his own earlier enchantment
at the same time that Gatsby’s fate should emphasize its futility.
(「After the lost generation」)
デェイジーはトムとの結婚生活に不満はなく、過去の恋愛に
拘って現在の生活を壊しギャツビーと結ばれる熱望はなかった。
このことは、第1章(24頁)でキャラウェイを通じて早くも読者に
知らされる。
But Daisy’s discontent, like her sophiscation, is a pose,
something picked up from “the most advanced people,”
part of the sham and deception of her world.
“The instant her voice broke off, ceasing to compel my attention,
my belief, I felt the basic insincerity of what she had said,”
Nick Carrway tells us. “I waited, and sure enough, in a moment
she looked at me with an absolute smirk on her lovely face,
as if she had asserted her membership in a rather distinguished
secret society to which she has Tom belonged.
” Daisy was born into that society, and she has been corrupted
by it. That fact, so early revealed to us but unknown to Gatsby,
sets the key for the principal irony of the novel.
(「After the lost generation」)
ジョーダン・ベイカーは次第にキャラウェイを好きになってしまった。キャラウェイもベイカーに
魅かれ始めたことは間違いなかった。
しかし、ベイカーは、彼女が寂しかった時に会うことを拒んだキャラウェイの態度に失望し、
結婚はできないことを悟った。
最後の試みとして、自分は結婚することになったと伝えたがキャラウェイは、動揺も見せず
「よかったね」と言った。
ベイカーは「今ではあんたのことなんか、これっぽっちも思ってない!」と強がったが、
それがどこまで本気かは分らない。
彼女は過去に拘るタイプではないが、彼女の結婚生活が幸せになったかは分らない。
After a moment Tom got up and began wrapping the unopened
bottle of whisky in the towel.
‘Want any of this stuff? Jordan?...Nick?’
I didn’t answer.
‘Nick?’ He asked again.
‘What?”
‘What any?’
‘No…I just remembered that to-day’s my birthday.’
I was thirty. Before me stretched the portentous,
menacing road of a new decade.・・・・
Thirty―the promise of a decade of loneliness, a thinning
list of single men to know, a thinning brief-case of enthusiasm,
thinning hair.
But there was Jordan beside me, who, unlike Daisy, was too
wise ever to carry well-forgotten dreams from age to age.
As we passed over the dark bridge her wan face fell lazily
against my coat’s shoulder and the formidable stroke of
thirty died away with the reassuring pressure of her hand.
So we drove on toward death through the cooling twilight.
(Z142頁)
キャラウェイは東部に失望し中西部に戻ることを決めた。名門のイェール大学まで卒業した
エリートなのに、30歳で、故郷でくすぶることを決心した彼は、アメリカ成功物語と無縁なクズで
敗北者になった。
いや、中西部の価値観の方が幸福をもたらすものだと知ったのかもしれない。
そして、別れていなかった昔の彼女とよりを戻すのかも知れない。
彼は、「I am slow-thinking and full of interior rules that act as brakes on my desires, ・・・」で
あるからだ。東部になじめなかったのだ。
以上
グレートギャツビーはそんなに深い小説だと思えない。
謎解き本は、アメリカという国がどんな国か、20年代が
どんな郷愁をとともに振り返られるのかを書いているんだろうかな、と思った。
いろいろ教えていただきありがとうございます。
ゆっくりとしか本を読めないですが、一冊読みきろうと思います。
アメリカン・ドリームは肉体労働をしてとうとうここまで生活を
よくできた、見たいなもんで、一攫千金を夢見て砂金採りで儲けてやろうと
西部に人が来た、とか、宝くじに当たるように運で成り上がった、というのとは
全然違いますね。カナダからのアルコール密輸のギャツビーは、
アンチアメリカですね。じゃあキャラウェイは?いうたら、お祖父さんの兄弟が
地方で金物店開いて儲けた地方の名士というふうに、お祖父さんの兄弟は、
アメリカン・ドリームでも、キャラウェイ自体は、ええとこのボンボンなだけやしね。
やから、アンチアメリカやし。トムところも似たようなもんやろ。
そんなもんやからギャツビーが憧れた金、富いうんも、成金にしか過ぎない。
それでも俺らはオールドマネーや、最近の成金とは違うんや、いうて
ツンとすましたセレブいるけど、お里は知れたもんで、憧れるに値せえへんのや、
いうもんですね。
20年代はバブルの時代だったから、成金は都会、つまり東部にいた。
えせセレブに対して中西部は肉体労働の地域で元々のアメリカらしい額に汗して
ツルハシを持って、毎日の食い扶持を稼ぐ地域で、中西部からすると東部は成金。
そんなもんアンチアメリカや。そんなことを言いたい小説なのか。
底浅い小説なんかもな、と思いましたわ。
アメリカいうんは裕福な国やと思ってたんですが、肉体労働して
ここまで生活を豊かにできたんや、いうアイデンティティーを
持ってるみたいで意外でした。
>>494
でも、村上春樹老師は、絶賛しています!
『もし、この世の本の中から三冊選ぶとしたら
「カラマゾフの兄弟」「ロング・グットバイ」
「グレイト・ギャッツビー」で、
その中でも一番は「グレイト・ギャッビー」・・』だと、あとがきで書いている!
だから、すごいんじゃないか?
相手は永遠のノーベル文学賞候補だよw。
「底が浅い」だなんてことはないはずだ! 村上春樹老師は、翻訳は難しかったと書いている。
「こんな小説は、本当は英語の原文で読むのが一番だ。しかし、原文は一筋縄ではいかない。
ただある程度、英語ができればわかるというランクの英語ではない。・・」
確かに、じっくりとじっくりと眺めれば原文の英語が難しいのは分りますね。確かに難しい。
(次へ)
ギャツビーが週末パーティに初参加する場面。
当然、知り合いはいない。居場所がないのでとりあえず庭園にセットされたカクテル・テーブル
に行き、お酒を選んだりしていると、向こうからイブニング・ドレス姿のジョーダン・ベイカー女史
がやって来る。渡りに船とキャラウェイは「Hellow!」て声をかける・・・って場面。
「翻訳比較」その1
Welcom or not, I found it necessary to attach myself to some one before
I should begin to address cordial remarks to the passers-by.(V48頁)
(村上春樹訳)
それが歓迎すべき出あいなのかどうか、決めかねるところではあったが、このままではその辺
を通りかかる誰彼となく気安く声をかけてしまいかねなかったので、ここは知り合いにくっつい
ていた方がよさそうだと僕は考えた。
(野崎孝訳)
歓迎されようがされまいが、ぼくは、だれか相手をつくらぬことには、通りすがりの者にはおち
ついて言葉もかけられぬような気持ちだった。
「Welcom or not」が何故に文頭に置かれているのか。
「should begin to address」の「should」を翻訳にどう反映させるか。
「cordial remarks」をどう翻訳するか。
以上のポイントを踏まえ、「英語の厳格な解釈」と「日本語の正確さ・論理整合性」を照らし合
わせて考察すると、ここはどちらも不完全で「取り直し」の判定を下したい個所だw。
皆さんはどう考えますかね?(その2もあるよ)
>>498
×ギャツビーが週末パーティに初参加する場面。
○キャラウェイがギャツビーの週末パーティに初参加する場面。 「翻訳比較」その2
上の場面からの続きだが、キャラウェイとジョーダンが話始める矢先に、ジョーダンが他の
ゲストから声をかけられる。
「こんにちは」「トーナメントは残念だったわね」「あたし達、一週間前に会っているのよ」と言い
ながら彼女達は通り過ぎる。そこで、ジョーダンが言葉を返す場面。
‘You‘ve dyed your hair since then,’ remarked Jordan, and I started,
but the girls had moved casually on and her remark was addressed to the premature moon,
produced like the supper, no doubt, out of a caterer’s basket.・・・(V49頁)
(村上老師訳)
「あなた、そのあとで髪を染めたでしょう」とジョーダンが言った。それを聞いて僕はちょっと
驚いたのだが、そのときには娘たちはもうさっさと歩き去っていて、彼女の問いかけはまだ
育ちきらぬ月に向けられることになった。その月は疑いの余地なく、夕食と同様にケータリ
ングのバスケットから取り出されたものだ。
(野崎孝訳)
「あんた、あれから髪を染めたでしょう」そうジョーダンが言ったので、ぼくはびっくりしたが、
そのときはもう娘たちはぶらぶら先へ歩いて行ったため、ジョーダンの言葉は、いつの間に
出ていたのか時はずれに早い宵空の月―夕食同様、仕出し屋の籠からとりだされたとしか
思えぬ宵空の月―にむかって話しかけた形になった。
翻訳は、日本語の問題でもあるのだから、先ず日本語として成立しているかが検証されなけ
ればならない。翻訳の困難を乗り越える為に、「超訳」「創訳」でもいいのだが、日本語として
意味が通るのかという点なのである。英語も難しいが日本語がもっと難しい。
よい翻訳は原文よりも長く長くなってしまう翻訳だと言う。ここは野崎訳に軍配が向きそうだ。
>>488トムはデイジーが轢いたことを知らなかったのかな?
“・・He threw dust into your eyes just like he did in Daisy’s,but he was a tough one.
He ran over Myrtle like you’d run over a dog and never even stopped his car?”
There was nothing I could say, expect the one unutterable fact that it was not true.
(\186頁)
(村上訳)
「・・君もディジーと同じようにあいつ(ギャツビー)に調子よくだまからされていたんだ。しかし
あいつはひどい悪党だぞ。マートルを轢き殺しておきながら、犬ころでもはねたみたいに、
車を停めもしなかったようなやつだ。」
僕(キャラウェイ)に何が言えよう。真相はそうじゃないとは、口が裂けても言えないのだから。
(だからトムはディジーが運転していたのは知らない。「老師」は中国語で先生のこと。最近、
中国語を習い始めたから使ってしまったw。もう使いません。) >>497
風の音を聞けか1970年のピンボールだったかな?翻訳載ってたよね。何かの。
すごく下手じゃね? >>496
永遠のノーベル賞候補というのは皮肉ですね。
村上春樹の本は昔読んだけど、ノルウェーの
あとくらいから読むのをやめた気がする。 >>498
野崎の方が正しいと思うんだよね。
welcome or notはattach myself to someone
がwelcome or notで、歓迎されようが
されまいが、誰かを連れにするという
意味だと思う。この時キャラウェイは
心細かったんだと本を読んでいて思った。
あったこともない人にパーティーに
招待されて、ありがとうとあいさつしたいのに
誰に聞いても居場所がわからない。
shouldは--すべきでしょう。
パーティーだから、通りがかった人にも
ニコやかに挨拶しないと行けない。
事情があるんでしょうね。知らない人と
あまり話したくない。連れがいないと
知ると話こむ人もいるだろうし。
キャラウエイは内気な人だから、
パーティーに行って見境もなく他人に話しかける
人じゃないよね。
村上春樹の月がケータリングのバスケットから取り出された
というのはおかしい。
>>502
ありがとう。知らなかったのか。
キャラウェイが真実を知っていることを
トムは知らなかったから、トムが、デイジー の殺人を
知りながら、嘘を言った可能性も
ないわけではないけど、キャラウェイは
そうトムについて思わなかったですね。 今日、朝起きて頭が痛かった。昨日も甘いものを食べ過ぎた。
糖分の取り過ぎだった。
「Great American Success Dream Story」・・・自分は3冊読んだ。
Godfather(第一世代はシチリアからの移民で悪のシンジケート、第二世代はハリウッド、
芸能等のソフト産業へ・・・壮大なサクセス・ストーリー)
Hotel(経営不振のホテルの給仕からマネジャーに抜擢、経営を立て直し、やがて大ホテル
チェーンを築きあげる男の出世物語)
Kane and Abel(ポーランド難民がアメリカで大富豪になる苦闘の軌跡)
あなたが選ぶ「私の三冊」って問われたら
「方丈記」「平家物語」(いづれも古文で)を先ず、挙げるね。
あと、一冊は英語の本にする。何にしようかな?
「Black like me」「Naked and Dead」「The Grapes of Wrath」「Light of August」
「Bury my heart at Wounded Knee」「1984」・・・
>>505
「彼女の問いかけはまだ 育ちきらぬ月に向けられることになった。その月は疑いの余地なく、
夕食と同様にケータリングのバスケットから取り出されたものだ。」
偏差値50の女子高校生にこの文章を見せたら、「何これ?意味わかんね〜よ!」って大笑い
されるレベルだとと思う。
この場面の位置関係を映像イメージとして思い浮かべると、英語の意味が頭に入ってくる。
ベーカーとキャラウェイは傾斜の緩い階段の上にいて、ベーカーに話しかけたゲストは下を
通りすぎて行くところ。ベーカーが話し返した時には、もうゲストは過ぎ去った後だった。
ベーカーの話しかけた方向には水平線から登った月があった。二人から見るとベーカーは
その月に向かって話したようだった。「addressed to」のtoを翻訳にだすと明確になる。
(野崎訳は直訳調で固いけれど、英語的に正確性が高いから参考にできる。村上訳はなめら
かで読みやすいけど英語の文法、構文、単語意味選択に迷走する部分があるという印象。)
そうなのです。ジョーダン・ベーカーを見つけ話しかけるシーンは、
始めてのパーティでも気軽に微笑みながら、グラス片手に「Have we met before?」とか社交し
てゆくのがアメリカの文化と礼儀で、知らないゲストばかりの中で少し気後れし、でも社交をや
らなくては(should)と落ちつかない内気なキャラウェイの心理、そこへ顔を知っているベーカー
が来たから、ちょうどいいや、彼女と先ず話して心と口を滑らかにしよう!って感じの場面。
この心理の把握ができていないから、変な翻訳文になってしまう。 村上春樹は昔から訳が下手だったけど、相変わらずかと思ってしまった。
それでも村上春樹は大作家なので翻訳した本はたくさん売れる。
ということなのかもなと思った。
村上春樹の発音はいいよね。イスラエルで賞をもらった時の動画をみた。
33 名前:名無しさん@英語勉強中 (ワッチョイ 8333-imz8)[] 投稿日:2020/05/16(土) 01:08:46.21 ID:ZCUGUyLx0 [1/3]
The Man in the High Castle / Philip K. Dick
WWIIで敗北したアメリカは、西部を日本、東部をナチスドイツに切り取られる。
15年後、科学先進国のドイツと易占に頼る日本は冷戦の真っただ中。
そんな中でベストセラーとなった、連合国勝利の世界を描いた書物をめぐる、
日独米人の群像劇。
倒置省略、名詞節の羅列が多い、独特の文体。
丁寧に読むより勢いで読まないと意味がつかめない。外来語もてんこ盛り。
内容は極めて斬新。日独冷戦世界はともかく、なぜに易占?
その他、小道具にも登場人物にも、謎設定が多い。気が散る。
一読して分からず首をひねり、終章を読み直して…なるほど、天才の作品だね、これは。
謎設定が多いのは、作者自身、サイコロを振りながら書いたからなのではないか?
むしろそうであってこそ傑作に値する。
34 名前:名無しさん@英語勉強中 (ワッチョイ 8333-imz8)[] 投稿日:2020/05/16(土) 01:15:16.38 ID:ZCUGUyLx0 [2/3]
あ、10点満点中9点ね
35 名前:名無しさん@英語勉強中 (ワッチョイ 4f92-augB)[sae] 投稿日:2020/05/16(土) 09:02:01.08 ID:+8gTqV8u0 [1/2]
>>33
この本は翻訳を読んだ。ww2で枢軸国が勝ち、アメリカ大陸をドイツが支配している
という現実とは逆の設定を置いて、骨董屋でバイトをしている女の身の回りを書いた
話をメインの軸にしながら、関係してくる話が派生的に書いている物語ですよね。
ナチスの中にもSSSとかいくつかの組織があって、互いに対立していたのだと
わかった。小説自体はつまらなかったよ 36 名前:名無しさん@英語勉強中 (ワッチョイ 4f92-augB)[sage] 投稿日:2020/05/16(土) 09:03:08.48 ID:+8gTqV8u0 [2/2]
Amazonプライムビデオに、高い城の男のアマゾンが作った映画があってプライム会員は
無料で見れる。映画は覚えてないけどつまらなかった
37 名前:名無しさん@英語勉強中 (ワッチョイ 8333-imz8)[] 投稿日:2020/05/16(土) 16:07:09.23 ID:ZCUGUyLx0 [3/3]
>>35
まあ、泣いたり笑ったり、ハラハラドキドキするような話ではないね。
この小説の面白さは、意外性と論理性、
不完全性定理を知ったときのような知的興奮にあって、
作者の狙いに気づかないと、
考証が甘く、テーマ性が弱く、ヤマ場もない凡作、
それこそ駄作ということになってしまうな。
38 名前:名無しさん@英語勉強中 (アウアウクー MM23-Y8G9)[sage] 投稿日:2020/05/16(土) 17:02:36.92 ID:fZ/Cz6oCM
Dickはかなり読んでるけどその中でも傑作の部類だと思うよ。
確か架空の歴史の中にさらにその歴史を否定する架空の書物が入れ子状に仕込まれて、
Borgesみたいにfictionの方がempirical realityを侵食してしまうようないわゆるpostmodernな作品。 勝手に仕切られるのは気分の悪いものだが…
>>512
うんまあ、「アンドロイドは電気羊の…」より面白かったと思う。 アンドロイドの映画は面白かったけどな。
ブレードランナーというタイトルだったな。
アンドロイド羊、小説も面白かったということはおぼえている。
人気が高い本だよね。内容は忘れた。設定は都市がバリアで覆われて
いるんだっけ?
流れよ我が涙も内容を忘れた。警官が二人出てくるんだっけ?
あまりぱっとしなかった。覚えてないなんて不思議だな。
それらを読むより前に、ギブソンのニューロマンサーとか
モナリザオーバードライブを読んだけど、こちらはまだ
覚えているけど。頭の後ろに差し込み口があって、
そちらにコンピューターからのプラグをつなぐと、
電脳空間に入るというやつだ。あの頃インターネットがなかった。
だけど、ハッカーについて小説は書いていた。
あの頃は携帯電話といえば肩からぶら下げる大きな奴しか無かった。
パソコン通信もなかったかもな。あったのは、郵便局に置いてあった、
テレビにパソコンが繋がっていて、なにかをクリックして、
選択すれば情報が出てくるやつだった。
504
僕は、村上春樹の作品で読んだのは「1Q84」「海辺のカフカ」「アフター・ダーク」・・で、
「ノルウェーの森」は英訳メインで日本語版はちら読みだった。
あまりにも世間で騒がれているので、どんなものかと読んでみた。僕的には、話題性のある
長編よりも、村上作品のなかでは初期の「沈黙」という短編がいいと思った。これは高校の
教科書に載ったとか。
彼の内向した自閉的ファンジーは好悪が分れる。また長編にする必然性がわからない。
親世代のアンチ・テーゼとしての団塊の戦後民主主義の浅薄さと限界を感じる。
村上春樹は団塊の世代だが、その一世代後にいい作家が輩出している。
東野圭吾・吉田修一・重松清・百田尚樹・湊かなえ・・。これらの作家は、社会の問題に切り込
み、メッセージを発信していて読み応えがあるし、読んでよかったと思うね。
村上は、「アンダーグラウンド」で半分、グッドジョブだったが、問題の当て方が残念だ。
土日、「History」に集中した。土曜日は40頁、日曜は57頁。頭がくらくらしてきた。
724頁まであと338頁。長編は疲れるよ。
「風と共に去りぬ」は千頁を超える。英語はそれほどではないが、問題は長さ。長編や大作は、
現役の人は定年後まで宿題にしたほうがよいね。
文芸春秋新年特別号に「英語教育が国を滅ぼす」(藤原正彦)が載っている。
「・・・小中高で英語などにかまけていると古今東西の名著を読む時間がとれず教養が身に付
かない。例外的に優秀な者を除き、教養と外国語並びに立たず、なのだ。かって英文学者の
中野好夫は、「語学ができるほどだんだん馬鹿になる人間の方がむしろ多い」と述べた。・・・」
これを読んで「さりなりさりなり・・」と自虐的に納得した。この頃、日本語の本を読んでいない。
榎本武揚「シベリア日記」も途中だ。「レイテ戦記」も読みたい。しかし、英語を読まないと落ち
着かない。熊ったものだw。
>>517
ぼくは羊をめぐる冒険、とか世界の終わりとワンダーランド
とかの最初の頃のは読んでた。
前に書いたけど、ノルウェー以降は、
短編が入ったスプートニクの恋人という題の本しか読んでない。
だから、ねじまき鳥あたりから読んでない。小説の中身が深刻になり
始めた頃からだと思う。初期の短編集は2冊あった。19...年のピンボールと
蛍、納屋を焼くの2冊。その中に沈黙が入っていたかどうかは知らない。
人気のある安定して良質な本を出しているけれどそれだけの作家だった。
ノルウェーに出てきた和敬塾のポールに旗をあげている人形みたいな人間
だけが印象的だった。献体のプールが出てきた大江健三郎とか、
真っ赤なトマトの村上龍とか、農村で開発が進み、先祖伝来の土地を手放し
成金になって破綻していく人たちや、光匂い満ちてよという罪と罰みたいな、
人間失格みたいな小説を書いた立松和平とか、電車から見える穏やかな瀬戸内海
の島々が出てくる、駿台生活を書いた川西蘭の春一番が吹くまでとかは印象に残ってる。
三田誠広、田中康夫もその頃の人たちだった。
団塊の戦後民主主義というのだと、高橋和巳とかも入ってくるんじゃないですか?
(もう少し世代が上かも知れないけど、学生運動が盛んだったということで
共通してる)高橋和巳の小説にはモデルがあって、えげつない書き方をしているのかも
と思ってる。例えば、賀川豊彦をモデルにして書いた小説があるんじゃないかと
思っている。孤児院の園長さんが表彰された日に、暴行してきた人の目を傘で突く
という小説とかですけど。高橋和巳のことは奥さんが何かに書いているらしい。
高橋和巳はとんでもない人だった。
東野圭吾は白夜行と幻夜だけ読んだ。白夜行はわざと拙い文体で書いている。
幻夜は退屈だった。重松清、湊かなえ、宮部みゆき、浅田次郎も読んでない。
20年前くらいから小説はほとんど読んでない。 ぼくはeconomistを読まないといけない。これは半ば義務になっている。
だけど、しばらくサボっていたので読めなくなっている。英標を読んだり
色々英語をやっていたけどダメみたいだ。
そんなことより自分の勉強する方が大切なんだけど、それでも義務は義務だから。
そこまでやってあげることもないんだけど。給料低いから。だけど自分の力に
なることだからと思って義務を自分に課しているという感じかな。
今日、本を少しだけ整理してた。大学生だった頃に読んだ本もあって、
それを見ながら、読み終えるのに二ヶ月かかったけど、今初見なら
読み終えられる気がしないと思った。昔と違って、読もうとしなく
なってる。そういえば昨年の3月から読み始めた本も5月あたりで、
読むのをストップして、いまだに2章くらい残ってる。難しい本だけど
仕事をする気がなくなってる。
昔やってたことを整理しようかと今日思った。
途中で終わったことが多い。でも古いことだから、今更やっても
報われない。
cobuildの最初のところの数ページだけを読んでみた。
この辞書も面白そうだと思いながら結局使わずに、別の辞書を
使っていた。(主にパソコンに入ってるウィズダム )
今は読むスピードがいくらか早くなったので、あまり苦労を
しなくても読めるみたいだ。cobuildには憧れがあったので、
少しだけ読んでみようかと思っている。
>>519
自分は読書家ではないけれど、東野圭吾「手紙」「秘密」・吉田修一「悪人」・重松清「とんび」・
百田尚樹「永遠の0」・湊かなえ「告白」「北のカナリア」は読んで感動した。
浅田次郎の占守島防衛戦を描いた「北の・・・」は読んでみたい。
これらの作家は実に力量のある作家だな〜と思う。
これに比べ立松和平・村上龍・三田誠広・田中康夫とか芥川賞系は落ちるね。
大江健三郎「芽むしり仔撃ち」読んだことあるが、政治的に色がついてだめになった。
高橋和己、読んだことない。「悲の器」とかもう絶版。団塊世代の文学はもう賞味期限切れしち
まった。時代の雰囲気だけだったから劣化が激しい。高橋和己なんてよく知っているよ。 高橋和巳は数千年のスケールの中国古典文学の研究者で
かつ実在の人物・事件を丹念に取材した作品が多いので
いまでもまったく色あせませんよ
『邪宗門』なんか戦前の大本教、霊友会、社会改良運動家から戦後の新興宗教ブームまで盛りだくさんでかなりおもしろい
村上春樹のオウム真理教小説より数段上だと思います
邪宗門、僕も書こうと思ったけど、中古でしか手に入らない
面白い本というと阿川弘之の暗い波濤は良かったな
>>526
高橋和己、難しくって無理。正直言って読んだ人を尊敬する。
阿川弘之が広いアメリカを鉄道旅行でアメリカ一人旅した時、携行したのは「チャリーとの旅
(スタインベック著)」、勿論原書。インテリには本は友達だ。
英書を読んでいるからアメリカ人からよく話しかけられたとか。彼は英会話できた。流暢では
ないが議論はできた。なにしろ戦前の東京帝国大学出身だものね。
今日は以前に読み終えた英語の本を、内容を味わいながら音読した。
読み直すのは大切だと思う。しかし、読み直しは次の本を読みたいと云う欲求の方が強くて
なかなかできないね。 英語と関係ないけど邪宗門を自分も注文して上下きた。一緒に堕落も買ったけど
サイズが大きい。字も大きい。違和感がある。
元の英語の本の方にこのスレが戻ればいいな
ポーランドで反ナチのパルチザンに参加したユダヤ人のMishaは、戦後、
連合軍に救出されイギリスに渡り、必死に同化しようと努力する。
新聞を読めるようになったそんなMishaにトムが薦めたのがディッケンズ
の小説であった。
Tony was taking two Dickens novel back to the library.
He was an enthusiastic Dickens fan, and he encouraged me to give him a try.
I protested that his books would all be too long and too difficult for me,
Tony disagreed, advising me to start with Oliver Twist as I would find
the subject matter immediately appealing!
And that, in brief, is how I acquired a sort of tutor, or mentor.
My confidence and my spoken and written English improved in leaps and
bounds as a result.(Beyond the Wall.281頁)
Oliver Twist(by Charles Dickens) 1907年.400頁
各章が短いから読みやすい。みんなもトライしてみな!
ミ〜シャだって頑張ったんだから。
(冒頭)
Among other public building in a certain town, which for many reasons
it will be prudent to refrain from mentioning, and to which I will assign no fictitious name,
there is one anciently common to most towns, great or small: to wit, a workhouse;
and in this workhouse was born; on a day and date which I need not trouble myself to repeat,
inasmuch as it can be of no possible consequence to the reader, in this stage of the
business at all events; the item of mortality whose name is prefixed to the head of this
chapter.・・・・
(邦訳)
いろいろの理由からして、ここではその名を云わない方がよかろうと思うし、また、仮りの名を
つける気にもならないから、ある町と云うことにしておくが、そうした町の公共建物の中には
町の大小にかかわらず、どこにも昔からある、一つの建物があるものだ。
それは救貧院である。こうした救貧院で、ともかく今のところでは、何時何時かと筆者自身も
わざわざ断る必要もないし、読者に対してもたいした差し障りがあるとも思えないから、ただ
ある日ということにしておくが、この章の冒頭に書いた名前の人間が生まれた。
(オリバー・ツイスト「中村能三」訳)
to wit = 即ち
the item of mortality 人間
こういうところが難しいですね。昔の小説は凝ってるから難しいですね。
ディケンズてどっちかというとあのロンドンの
世界観を映像で楽しみたい感じがしちゃって
ホームズなんかも映像化で満腹になる
資本主義の矛盾が顕著に出ていた19世紀の英国社会の現実は、一方ではカール・マルクス
の共産主義思想を、他方ではチャールズ・デイッケンズの小説群を産んだ。
世界に覇権を伸ばしていた大英帝国も、国内では民衆は貧富の拡大、福祉の欠如、公害の
深刻化等で悲惨な状況に置かれていた。現代の我々がデッケンズの小説群を読む時、当時
の英国社会の悲惨な状況への想像力を持たないと、民衆の苦しみ、悲しみ、怒りなどを描い
たデッケンズの小説群も現実から離れたファンタジーのようなものになってしまう。
歴史的小説を読む時には、当時の社会の背景、当時の風俗、制度等をよく知っておく必要が
ある。
有名な「Please, sir, I want some more!」の場面。
デッケンズは、悲劇をストレートに出さずにユーモアを交えて表現する。
だから今でも多くの人に愛されるのである。原語で読めない人は邦訳を読むのだが、
必ずしも原語を正確に訳していないうえに不自然な日本語を読むので受けとる印象は
違うだろうな。やはり、デッケンズは原語で読むのが一番なのである。
Boys have generally excellent appetites. Oliver Twist and his companions suffered
the tortures of slow starvation for three months: at last they got so voracious and wild
with hunger, that one boy, who was tall for age, and hadn’t been used to that sort of
thing( for his father had kept a small cook-shop), hinted darkly to his companions,
that unless he had another basin of gruel per diem, he was afraid he might some night
happen to eat the boy who slept next him, who happened to be a weakly youth of tender
age.
He had a wild, hungry eye; and they implicitly believed him. A council was held; lots were
cast who should walk up to the master after supper that evening, and ask for more;
and it fell to Oliver Twist.
次へ
The evening arrived; the boys took their places.
The master, in his cooks uniform, stationed himself at the copper; his pauper assistants
ranged themselves behind him; the gruel was served out; and a long grace was said over
the short commons.
The gruel disappeared; the boys whispered each other, and winked at Oliver; while his next
neighbours nudged him. Child as he was, he was desperate with hunger, and reckless with
misery. He rose from the table; and advancing to the master, basin and spoon in hand, said:
somewhat alarmed at his own temerity:
‘Please, sir, I want some more,’
The master was a fat, healthy man; but he turned very pale. He gazed in stupefied
astonishment on the small rebel for some seconds, and then clung for support to the copper.
The assistants were paralysed with wonder; the boys with fear.
‘What!‘said the master at length, in a faint voice.
‘Please, sir, replied Oliver, ‘I want some more,’
The master aimed a blow at Oliver’s head with the ladle; pinioned him in his arms; and
shrieked aloud for the beadle.(13頁)
Per diem: per day
Short commons: sparse rations
(邦訳)
男の子と云うものは、一般に食欲旺盛なものである。オリバーと仲間は、このゆっくり餓死して
行く苦しみを、三ヶ月間なめさせられた。そしてついに、ひもじかった一人の子が(父親が小さ
な食堂をやっていたからだ)、一日にもういっぱい粥を食わなかったら、どうかした晩に、それ
はたまたま、まだ年のゆかない、弱そうな子だったのだが、隣に寝ている子を食ってしまうかも
わからないと、気味のわるい事を言いだした。狂暴な飢えきった眼をしているのだ。
そこで、みんなは冗談に云っているのではないことを信じたが、も少しくれと頼むものをくじ引
きで選ぶことになった。そしてそれがオリバー・ツイストに当たった。
その晩になった。子供たちは席につき、例のエプロンを着た賄係りが、大釜のそばについた。
収容者の手伝いが彼のうしろに並び、粥が配給されわずかな食事の前の長いお祈りが唱え
られた。粥はたちまち消えてしまい、子供たちは囁きあいオリバーの方へ目配せし、隣にいる
子供が肘でつついた。まだ子供ではあったが、オリバーはひもじさで絶望的になり、あまりの
辛さに自棄になっていたのだ。彼は食卓から立ちあがるなり、鉢と匙とを手にして賄係りの所
へ行き自分の大胆不敵さにいささか驚きながら云った。
「すみませんが、ぼく、もっと欲しいんです。」
賄係りというのは、肥った頑健そうな男だったが、真蒼になった。そして、驚きのあまり何がな
にやらわからず、ちょっとの間、この小さな反逆者をじっと見つめていたが、すぐに大釜をつか
んで身を支えた。手伝いの女がびっくりして、子供たちは恐怖のために化石のようになった。
「なんだと!」賄係りはようやく小さな声で云った。
「すみませんが:とオリバーは答えた。「ぼく、もっと欲しんです。」
賄係りは柄杓でオリバーの頭をひとつ殴りつけ両手で羽がい締めにし大声をあげて教区吏を
読んだ。(中村能三訳)
>>537
日本の全国の炭鉱夫の給料は高かった。
ディケンズのころの炭鉱夫や工場労働者も
給料が高かったんじゃないかな? 何でこの子を都会にさらって来た人なんていたんだろう?
救貧院行きだったんでしょう?そこ抜け出して泥棒の家に他の子供と一緒に住むんでしたっけ?
>>537
pride and prejudiceとは少しだけ年代が後なんだよね。ディケンズ >>541
自分も下に書いた以上に詳しくないから、あとはネットとかで調べてくれたらいいと思う。
明治初期の炭鉱には重罪人が刑罰として働いていた。例えば幌内炭鉱では常時1000名の
囚人が空知集治監から送り込まれた。全坑夫の8割を占めたというから恐ろしい。
彼等は10時間以上の坑内労働を強いられ、あるときは腰に綱をつけられてガス検知のため
モルモット代わりに坑内深く吊り下げられたりした。一般は一日40銭、囚人は18銭の賃金、
「囚徒は固より暴戻の悪徒なれば其苦役に堪えず・・斃れ死して其人員を減少するは監獄費
支出の困難を告げる今日において万止むを得ざる政策なり・・」とか。
明治からの物価は7000倍と考えると、40銭は28万円、18銭は18万円だ。
(森永卓郎監修「明治・大正・昭和・平成・物価の文化史事典(展望社)」は昔の小説や記録を
読むうえで有益だ。)
自分は、福岡県荒尾市にある産業世界遺産の三池炭鉱を見学したことがあるが、抗夫は
大型エレベーターで地下に送られ一日坑内で過ごしたそうだ。その大型エレベーター、地下に
下降する時は一瞬、無重力状態になるほどのスピードだった。視察に来た文士が気絶した
そうだ。昭和の閉山まで働いていた人がボランティアで案内してくれた。
戦前は、炭鉱労働は危険で過酷だから他の労働者の賃金より高くしなければ坑夫は集まら
なかったが、多少高くても堪えられないね。松坂慶子さんのお父さんは戦争末期、生活苦から
朝鮮半島から日本に渡って高島炭鉱の軍艦島で働いた経験を「娘、松坂慶子への遺言
(1993年)」の中で語っている。最初は高島炭鉱で耐えられず脱出して、彷徨の末筑豊炭鉱で
職を得て・・・。この本は今となっては貴重な歴史証言だが、処分してしまって後悔している。
イギリスでは、女子や子供の労働は「The Act of 1842 forbade the employment of women
and children underground in coal mines.」でようやく禁止された。 >>542
長いからストーリーは自分で調べてくださね。
デッケンズはドン底であっても人間の可能性を信じていたと思う。
動物は本能と自然が形成する。人間は教育と自己の向上意欲によって形成される。これを
素朴に信じていた。
いい小説だから子供向きとか映像で十分とか云わないで人生において読むべき100冊の本
のリストに入れて下されw。 >>544
監獄というものは明治期になって初めてできた。ヨーロッパを見習って作った。
監獄の囚人は冬でも道路建設に駆り出されて、たくさんの人が亡くなったが、
そのとき遺体は道路脇に埋めた。また硫黄を採掘にも駆り出されて、ガスが
発生して大量死して社会問題化したので、働いてもらうやり方にも工夫を
するようになった、というのはある。
強制労働以外では、無理やり働かさせるということはない。(タコ部屋とか
別だけど)
だから給料を高くして、人を集めていた。それでも喜んでそこで働いてた。
他のところで働くよりも魅力的だということだったんだと思う。他に働く
場所もなかった、とも言える。農村も貧しくて、政府が外国に集団移住させてた
こともあるほどだから。 >>544
北海道には炭鉱がたくさんあってそこで
働く人は多かったけど全国から集まって行っていた
らしい。太平洋戦争の途中あたりから炭鉱の数が
減ったらしいんだけど、炭鉱が閉鎖されるとその
地域の人口はドッと減ったらしい。 >>546
炭鉱で朝鮮人労働者が強制労働させられていたのですか? そうじゃないよ。山梨だったか覚えてないけど、村に集団疎開を政府が働きかけて、
それでブラジルだったか、ハワイだったか覚えてないけど集団疎開をさせてた。
ハワイではサトウキビを作ったんだろうね。
ギャツビーとかディケンズとか真剣に読んでる人に聞きたいんですけど
なにが面白いのアレ
読んでるけどつまらないね
でも古典は我慢が快感っていうのがある
>>551
やっぱつまんないんですね笑
蜷川幸雄の舞台を我慢して観るみたいな 古典は我慢するうちに良さがわかるものが
「中には」あって、それは素晴らしい体験ではある
俺の場合は論語とか樋口一葉
英語ならヘミングウェイじゃなくてドスパソス
だが他人には気安く勧められはしない
つまらない可能性大だから
>>550
ギャツビー読むの休んでるけど、難しくはないよ
小説を読むのが好きか嫌いかは人の好み次第
何が面白いかもその人次第。 ギャツビーはね
全然20年代の香りを味わえないんだよ
文章はうまいけど厚みのある描写がそこにない
ドスパソスはそれがあるので没入できる
J.K rowlingの作品が無料で読めるようですね。
https://www.theickabog.com/
コロナ禍で時間を持て余してる子供たちへのプレゼントの意味合いらしいです。
ハリポタ作品を経て、大人向け小説を別名で執筆していたが、Ickabogは
ハリポタ後に執筆済みだった作品らしい。 Catch-22 第8章から
Justice is a knee in the gut from the floor on the chin at night
sneaky with a knife brought up down on the magazine of a
battleship sandbagged underhanded in the dark without a word of warning.
「正義ってのはな、膝蹴りをハラワタにフルスイングでくらわして
真夜中に忍び寄ってナイフでもって下顎からグサグサ突き刺して
戦艦の火薬庫を暗がりの中ひとことの予告もなしに秘密裏に襲って
サンドバッグにしてやることだ」
ふう。
>>558
その本、この前買った。
挙げておられる英文が全然読めない。
訳と照らし合わしても理解できない >>558
この英語はこの作者が編み出した独特の文体なのかな?カンマもセミコロンも接続詞も
関係代名詞も使わずにむやみに長く続けてさ〜
感覚的に勢いは感じるけれど、論理的に明確な文章にはなっていないよな。
俺的に言わせてもらえば実に下手で稚拙な文だと思うなw。
文としては、「Justice(S)+is(V)+a knee in the gut・・(C)」でbe動詞を使う第2文型になるよな。
すると、「・・・sandbagged underhanded」はVではなく名詞を修飾する過去分詞になるのでは?
それとも隠された主語があるのでしょうかね?
「sandbagged」は英語でも「サンドバッグにする」って意味があるのですか?
「from the floor on the chin・・・」が
「ナイフでもって下顎からグサグサ突き刺して・・」に訳せるの?
よくわからない。 the magazine of a battleship
分かった これ隠喩だ
おはほー
釣れてる釣れてる
>>558 は鬼士官が鬱な兵卒を審問していびり抜く最後の台詞。
「正義とは、あらゆる卑怯な手で敵をギタギタにしてやることだ」
という大意はわかるにせよ、文法的には破綻してるよね。
むしろ読者の音感に訴えているのだろう。
>>559
同志よ。俺もまだ1/5ぐらいのところだ。
この本、登場人物は多すぎるしみんな頭おかしいし、
時系列もグチャグチャだし、言葉遊びも論理遊びもぶっ飛んでるし、
本当に読みにくいね。
これで作者の前書きは、学術書のように端正だったりするんだが、
それもたぶんネタなんだろう。
高度に知的でひねくれた作者の、遊びに満ちたキレッキレの大作だ。
でもきっと後半で人を感動させる何かがあるんじゃないかと期待している。
筒井康隆の代表作に「虚航船団」というのがある。
Catch-22 のオマージュと分かってしまったことで、筒井のポイントが下がったわ。 >>562
キャッチ22はとても有名な本で他の小説にもその本のタイトルは出てきてた。
追い詰められてどうするかという本だと昔聞いた。ドラマ化されたとも
昔きいた。アマゾンで買うのも値段が高かったりしたような気が。 >>560
>>558 の訳は
Justice is a knee in the gut (第2文型:正義とは腹への膝蹴りだ)
Justice is on the chine with a knife(第1文型:正義とはナイフを突きつけた喉元にあり)
Justice is on the magazine sandbagged(第1文型:正義とはボコボコにされた倉庫にあり)
の構造と仮定して無理やり訳してみたもの。
有名なセリフらしくて、検索すると英語質問サイトでいろいろ引っかかるが、
無理に整合的に読解しようと思うな、というのがネイティブの返事のようだ。 John Steinbeck The Errant Knight (by Nelson Valjean)184頁
スタインベックは、「怒りの葡萄」「二十日鼠と人間」「赤い仔馬」「エデンの東」「チャーリーとの
旅」・・・で有名なアメリカを代表する社会派作家である。
本書は、カリフォルニア州で過ごした彼の青春時代の詳しいエピソードを紹介する伝記である。
ドイツ移民の父とアイルランド移民の母親を持つスタインベックは、生家は農場だが、早くから
ジャーナリストを志していた。
スタンフォード大学中退や様々な下層労働の経験を繰り返した行方の知れない彼の青春時代
の彷徨は、後に彼の小説に結実する。
本書はスタインベックを理解するのに最良の伝記である。全部で23章あるから、1日に1章(8
頁前後)読むとちょうどよい。
John Steinbeck The Errant Knight (by Nelson Valjean)
In the spring of 1918 Johon suffered his first serious illness.
Coming home from school one day, he complained of feeling poorly and was put to bed.
The thermometer was alarming, and Dr.Murphy was called.
His illness, pleural pneumonia, grew worse in a savage hurry. Soon burning with fever,
irrational, and in need of constant attention, he sank to such dangerous lows that his mother
and nurses were kept on constant duty.(44頁)
16歳の時、スタインベックは最初の大病を経験する。
「pleural pneumonia」、多分、これはスペイン風邪と言われる新型肺炎だったのではないかな?
スペイン風邪は1918年3月に米国で発生が確認され、またたく間に世界中に広がった。日本
には5カ月後の8月に流行が発生したとある。世界の人口の3分の1が感染し、死者は4000万
人以上とされる。
作家と云うのは豊かな感性を持っているから、こうした体験を心に刻印する。そして、小説の
中で結実させる。
‘I went down and down,'
said Steinbeck in East of Eden,'until the wing tips of the angels brushed my eyes.’
John Steinbeck The Errant Knight(by Nelson Valjean)
スタインベックは当然のことだが猛烈な読書家だった。
大学の講義をさぼって図書館に出入りし様々な本を借りて読んだ。
同時代の作家としては、「Dreiser」「Sherwood Anderson」「Norman Douglas」「Donn Byrne」
「Sinclar Lewis」 「James Branch Cabekk」に熱中した。
古典では「Browning」「Milton」「George Eliot」 「Thackeray」「Jeffers」「D.H.lawrencve」
「Stevenson」「O.Henry」「,lewis Carroll」「Hardy」 「Dosroyevsky」「Flaubert」
「Katherine Mansfield」「Chekhov」を愛読した。また、少年の頃からの「Greek and Roman
mythology」と「Arthurian legends」は手元から離さなかった。
そして、時には聖書に没頭した。信仰のためにでなく文学としての美しさ、文体などに魅了
されたからである。
Sometimes he pored over the Bible, whose poetic beauty and style he thought magnificent.
To him, the Parables were penned in the simplest and purest English on record, and the
Book of Job was master-full; its rich and rhythmic style moved him profoundly.
He studied Scripture as literature rather than for its religious significance.
Indeed, despite his Episcopalian Sunday school upbringing, his religious leaning, if any,
remain in doubt.(56頁)
そこで、自分はスタインベックが夢中になったという「Book of Job」を読んでみた。
ヨブと三人の友人たちの問答は東洋的な思想を感じさせる所もあって確かに面白い。
John Steinbeck The Errant Knight(by Nelson Valjean)
サリナスで過ごした豊かな幼少期は、スタインベックにとって懐かしい思い出だった。
「赤い仔馬」のような作品は自分の体験に基づいて着想した小説だ。
仔馬を父親からもらった時の喜び、丹精込めて世話をし、ロデオパレードで誇らしげに騎乗し
たり・・・動物との交流は少年の豊かな心を育てたのだった。
John spent much time admiring the horses in the Dashaway Stables, sometimes getting on
the backs of the gentler ones. And sometimes he would visit the Sperry Flour Mills on
Castroville Street, a half-mile from home, where his father was in charge. Near the main
building was a stable surrounded by a large enclosed area, and it was here that Mr. Steinback
kept the family horses.
Occasionally John would be permitted to ride around the corral, for, like most boys of this
farming country, he handled horses well.
(次へ)
On a midsummer morning Mr.Steinbeck announced that he had a surprise for his son.
He took the boy to the stable and there in a box stall stood a bay pony.
An inkling of John’s emotions at this momentous event are perhaps reflected in
The Red Pony:
“A red pony colt was looking at Jody out of the stall……Jody’s throat collapsed in on
itself and cut his breath short.” And,”Jody’s could not bear to look at the pony’s eyes
any more.
He gazed down at his hands for a moment, and he asked very shyly,’Mine?’”
As with Jody, John was told that care of the pony(to be named Jill) would be entirely his
responsibility―feeding, currying, brushing,keeping the stall clean.(35頁)
スタインベックは美しいサリナスの山野をこの上なく愛した。
しかし、故郷の人々は社会告発の書「怒りの葡萄」やモラル破綻の書「エデンの東」の作者、
スタインベックを好ましくは思わなかった。例え、ノーベル文学賞の受賞者だとしたとしてもだ。
彼は故郷から拒絶された。これは悲劇だ。真実を告発する者は必ず反発されるのだ。
英語の原書を読めるようになる前は英字新聞を読んでいたから、「怒りの葡萄」に描かれた
根なし草の農業労働者を搾取したシステムと似たようなものが今でも生きていることを知って
いる。違うのは、現在は搾取されているのが中南米からの不法移民だということだ。
アメリカと云う国は差別と搾取の汚い国なのだ。光と影の部分を持っている。
スタインベックは「怒りの葡萄」を書いたため共産主義者で労働争議の扇動者だと非難された。
そして「怒りの葡萄」は一時発禁本にされたこともあった。いまでも故郷ではよく思われていない。
Then I began to understand, for to many of the older inhabitants of Salinas,John Steinbeck,
was a betrayer of his birthplace, a maligner of decent people―honest farmers and shippers―
and dirty-minded as well.
Those things could not be forgotten, even after more than thirty years. Many of them fears
that some of the books he had written had planted seeds for future labor unrest in their
fertile valley.
“Mr.Too-Big-for-His-Britchs”was dead now, but the anger remained. It didn’t matter that
he had left the region as a young man, eventually to win the Nobel Prize for Literature,
or that he came from an old and respected family.(13頁)
スタインベックは身の丈6尺を超える偉丈夫だ。内に籠って文学に没頭していたわけではない。
チャラチャラしたダンス・パーティーや女子学生との気楽な会話とかは苦手だったが、女に
不自由したわけではない。いくつかの挿話が紹介されている。
搾取されることになるけれども、アメリカになんとかして潜り込み、そこで働こう
とする不法移民が持っているものこそがアメリカンドリーム、というものなんですよね。
最初は辛い。だけど汗水流して働いて暮らし向きを良くする。
>>572さんの読解力はすごい、と
いつも驚嘆しています。自分などは
新聞を読むのも四苦八苦の有り様です。 John Steinbeck The Errant Knight(by Nelson Valjean)184頁
At five-thirty on the afternoon of December 20, 1968, he died in bed, peacefully.
More fortunate than most men, many of the dreams of his life had been realized. (183頁)
5月26日に読み始めて、本日、ようやく読み終えた。あ〜疲れた。
それにしても、作家として世に出ることは大変なことだな〜。いや、作家に限らない。
画家、音楽家、体操選手、芸能タレントだって世に認められるのは大変だ。
ちょっとした才能があると自認してそれを目指す者は多い。
しかし、殆どが挫折して世に埋もれたままで生涯を終える。なまじ、ちょっとした才能や、
美貌に恵まれたためにかえって不幸な人生を歩む者も多い。
普通に生きるのが一番、いいねと思ったね。
Religion for Atheists (by Alain de Botton)312頁
(宗教を信じない人のための宗教の効能書)
The most boring and unproductive question one can ask of any religion is whether or not
it is true― in terms of being handed down from heaven to the sound of trumpets and
supernaturally governed by prophets and celestial being.
To save time, and at the risk of losing readers painfully early on in this project,let us bluntly
state that of course no religions are true in any God-given sense. This is a book for people
who are unable to believe in miracles, spirits or tales of burning shrubbery, and have no
deep interest in the exploits of unusual men and women like the thirteenth-century saint
Agnes of Montepulciano, who was said to be able to levitate two feet off the ground while
praying and to bring children back from the dead ―and who, at the end of her life(supposedly),
ascended to heaven from southern Tuscany on the back of an angel.(11頁)
(上から続き)
これが第T章 「Wisdom without Doctrine」の冒頭文だ。
著者は長い文章を書きたい人だというのがわかる。「whether or not it is true」で早くも倒置法
で強調したりして文を飾ることも好きだ。
文を長くするためには、一般的には接続詞・関係詞・分詞・カンマ・セミコロン・ダッシュ等を使っ
てするのだが、早くもダッシュや「and」でつないでいる。内容は具象的でなく抽象的であるから、
単語の意味の理解も問題になる。
著者は幼少期にスイスからの移住し英国で育った。純粋に英語のネイティブではないが、
英国で高等教育を受けて社会評論家として活躍している人だから英語は確かなのだろう。
こういう英文の解釈は、「構文の分析」と「文法の知識」と「語彙力(辞書)」と「背景知識(教養)」
を総動員してとりかかる必要がある。
論理的な文章だからじっくりと論旨を追ってゆけばきっちりと理解することができるはずだ。
内容の理解に加え構文解析の知的遊戯が興味をそそる。おすすめ!
Tree Soldiers (by John Dos Passos)1921年・383頁
文が長くても、下の文のように連続した場面をきっちりと叙述してあれば迫力のある文になる。
長ければ作家の文章力があるわけではない。簡潔、平易、明確さが大切だ。
本書は、第一次世界大戦に従軍した三人の兵隊の物語で、戦争文学のクラシックだ。
He had dreamed that he had smashed the O.D.in the jaw and had broken out of the jug and
was running,breathless,stumbling,falling,while the company on guard chased him down an
avenue lined with little dried-up saplings,gaining on him,while with voices metallic as the
clicking of rifle triggers officers shouted orders,so that he was certain to be caught,certain
to be shot.)(16頁)
(O.D.=The Officer of the Day
>>579
ここだけ部分的に読んでも分らないだろうが、昼間、脱走した奴がいたという噂が頭に残っていて
夢に出てうなされる場面。新兵訓練の教場で部隊ごとに生活している。
彼らの駐屯する基地の町の道路の情景は既に前に描かれている。一時外出許可で見た。
日本でも街路築造工事で大通りに植樹する新しい街路樹は種類(小木、中木、高木)によるか
ら、そのイメージは読者の想像に委ねられるところだ。
「John Dos Passos」の英語はきっちりして読みやすい。模範となる英語だろうな。
“Goddam kike!”said Powes as Eisenstein walked off up a side street, planted, like the avenue,
with saplings on which the sickly leaves rustled in the faint breeze that smelt of factories and
coal dust. John Dos PassosはAmazonで安くなってたから一冊買った。
>>581
何を買ったのかな?「John Dos Passos」は、「Three Soldiers」の他に「Manhattan Transfer」
「District of Columbia」「The Ground We Stand On」「The Head and Heart of Thomas Jefferson」
「The Men Who Made This Nation and The Shackles of Power」とかが代表作だとか。
Dos Passos、読み終えたら感想を書いておくれなし!
さて、ジョン・スタインベックだが、彼は「女好き」だった!結婚は3回している。若い時は手当た
り次第に女を食いまくった。なにしろ、コンドームを忍ばせて最初のデートに望むのだからね。
ルームシェアの相棒は、ジョンが頻繁に女を連れ込んで来るので、終わるまで部屋に帰ること
ができなかったという。それというのもガキの頃、シッターから性の手ほどきを受けて目覚めち
ゃったからだ。ま、こんないろんなエピソードがちりばめられている。
John’s dislike for dances and social gatherings soon became apparent, not that it hampered
his efforts at becoming acquainted with members of the opposite sex―and making the most
of it!
His strong urges in that direction had continued unabated ever since his parents had
trustingly left the one-legged hired girl in their home.(73頁) Fonda stars in The Grapes of Wrath (Jan. 4. 1940)
John Steinbeck’s novel “The Grapes of Wrath”came to the screen tonight in a stunning
production directed by John Ford. Some of the book’s language has been cleared up, and
the book’s final chapter has been omitted from the screenplay.
On the whole, however, it is a faithful retelling of Steinbeck’s novel of Oakies pushing on
toward California in search of a decent livelihood.
Henry Fonda, who starred in “Young Mr.Lincoln” last year,is excellent as the fiery Tom Joad.
Jane Darwell is sympathetic as his “Ma.” John Ford is a visual storyteller: A few shots of
tired, stained faces, abandoned farmhouses and rattling trucks, and we have seen the bottom
of the Dust Bowl.
「怒りの葡萄」は、「Times were right for the new book.」で、まさに時代が欲したものだった。
印税や映画化で莫大な金額が入った。長年にわたって貧乏暮らしの中、ジョンを支えてきた
糟糠の妻、Carol Henningの苦労も報われた。しかし、幸せの絶頂は別の不幸の始まりであった。
ジョンはハリウッドに出入りするようになり、名声も不動となり、女優達といちゃいちゃするよう
になった。
Carol Henningは、ジョンが殴り書いた原稿をタイプライターで清書したり、夫の才能を信じて
叱咤激励したりしてきたのに、夫は成功のもたらす美酒に酔いしれて妻を裏切ったのだw。
二番目の奥さんは女優、二人の子供をもうける。三番目は舞台監督の美人さんで略奪婚だ。
皆はおいらがスラスラと英語の原書を読んでいると、夢想しているのではなかろうか?
それは違う!違うのだ〜!
例えば、何度も書き込んでいる「John Steinbeck The Errant Knight」は184頁のハード・カバー
本だが、辞書を引いたのは、数えたらなんと404回あったぜ!404回も単語やイディオムを
調べたのだ。それでも分らない個所は残っているぜ。
ま、184頁だから1頁平均、2.1回になる。おいらは分らない個所は全部辞書を引くのが主義
なのだ。推測とか、「まあいいか」はない。
普通の人はここまではできないだろうな。粘着力とか半端じゃない。でも、多読だが精読という
のでもない。
英語の本が読みたいと言って、ちょっと見たくらいで放り出す人には百回くらい説教したいなw。
千里の道も一歩からだと。
>>582
U.S.A. (Penguin Modern Classics)
この本です。
買った時は¥ 2,989だったけど、今見ると中古で五千円超えてます。
>>584
苦労しているというのを教えてくれてありがとう。
たくさん読んでると単語を覚えるものなんじゃないんですか? シカゴは、ミネアポリス のように行政的に黒人が住む場所を決めてた頃が
あったらしい。20世紀初めてに、南部から黒人が北部に移ってきて、
行政が黒人の住む地域を決めた。でもそれも1942年には違法とされて、
行政がやるのをやめたらしいけれど、白人の家のオーナーが、結託して自分たちの
地域の土地を買わせなかったらしい。もし、裏切ったら、暴力をふるったそうだ。
そういうわけでアメリカではセグレゲーションが残った。今も、住む地域に
ついては、黒人はまとまって住んでいるらしい。その地域が、職も、学校も
悪い地域で、警察は目をつけてるし、ということで、黒人には不満があるらしい。
>>586は正確ではない。例えば1942年に違法とされたというのは間違ってるし。
(1948年かもしれない)
1968年頃の市民権運動以降なんだよね。黒人差別が違法化されていったのは。 >>584
教えてくれてありがとう
見習わなければ、と思った。
元気付けられた Proust and the Squid: The Story and Science of the Reading Brain(by Maryanne Wolf)
ネットばかり見ていると馬鹿になるみたいだよ。安直に得られる情報にはフェイクも多い。
ところが、ネットに没入している人はそれを信じ込んでしまい、物知りになったと勘違いしする。
別の問題としてはネットのスキミング的な読みに慣れてしまうと、文章の読解力が低下して
本も読めなくなることだ。
東ロボ・プロジェクトの新井紀子先生も、中高校生の半分は問題文が読めてないと警鐘を
鳴らしている。
・The brain was not designed for reading. There are no genes for reading like there are for
language or vision.
・Before the Internet, the brain read mostly in linear ways ―one page led to the next page,
and so on. Sure, there might be pictures mixed in with the text,but there did not tend to be
many distractions.(続く)
・The Internet is different.
With so much information,hyperlinked text,videos alongside words,our brains form shortcuts
to deal with it all ―scanning,searching for key words,scrolling up and down quickly.
This is nonlinear reading,and it has been documented in academic studies.
・Some researchers believe that for many people,this style of reading,like a lot of Web surfers,
cliks on links posted on social networks,reads a few sentences,looks for exciting words,and
then grows restless,scampering off to the next page,is beginning to invade when dealing with
other mediums as well.
・As a result of this reading style,we are having trouble reading long sentences with multiple,
winding clauses full of background information. Online sentences tend to be shorter,and the
ones containing complicated information tend to link to helpful background material.
・Researchers say that the differences between text and screen reading should be studied
more thoroughly and that the differences should be dealt with in education,particularly with
school-aged children. There are advantages to both ways of reading. There is potential for a
bi-literate brain.(以上、解説抜粋)
>>592
> 本に書かれた内容が正しい保証はどこにもない
自分も同意見
結局は、出版物を信じるか、ネットを信じるかも含め、最終的な判断は当人
の知識や洞察力に頼るしかない
本とネットどちらの情報が正しいかというのは大雑把すぎる比較で、情報と
いうものは、もっと細かく個別に検討しなければ、どちらが信頼できるのか
など簡単には判断できない
そもそも本というのは商品であり、出版社はその商品が売れなければ社員も
家族を養っていくことができない
だから自分たちの都合の悪いことは、出版社も隠すか知らんぷりをする
そのため、ノンフィクション作家の佐野眞一が他人の文章を盗用&剽窃して
いたことや、井上ひさしがとんでもない家庭内暴力の人間だったことなども、
世間はずっと後になってから知らされることとなる
「ガダルカナル戦記」の著者、亀井宏氏はインタビューで、最大の戦争責任
は、戦争をあおった新聞ジャーナリストにあるのではないかと答えている
開戦前、新聞は部数を上げるため、読者が喜びそうな好戦的論調の記事を
多数書いていたという
コラムニストで出版社も経営していた山本夏彦氏も、次のように記している
ジャーナリストという職掌がら、私は無数の文章に接した。 その結果、
言論はむなしく、読書は悪習慣にすぎないのではないかと、疑うように
なった。 ノンフィクションなんてアカデミックなところからも良く槍玉に挙げられてるだろ
普通に学術的なものを、その論争も含めて概観すればいいだけ
アカデミックなところの方が、もっと有象無象が多い
どこの馬の骨とも知れない謎のトルコ人アニリール・セルカンなど、経歴詐称で東大
助教授に居座っていたし、(専門家を装い)日本で本も何冊か出版したりしている
ほかにも某歴史学者同士が本の無断借用で争っていたり、ひどい翻訳で話題となった
「アインシュタイン その生涯と宇宙」 なども、一部の翻訳を担当していた大学の教官が
約束をすっぽかして逃げてしまったため、困った編集部が機械翻訳を使ったのではと
も言われている
ほかにも、大学向けの教科書シリーズで著者の一人(大学教授)が海外の教科書から
内容を剽窃していることが判明し編集チームから外されるなど、この手の話はいくらで
も耳に入ってくるんだよね
でもそれは全体の何%なのかな
こんなのもあるって列挙していっても
基本的な信頼性の差は埋まらないと思う
たとえば日本政府には腐敗も失敗もあるが
隣のおばちゃんが語るワイドショー情報の
再構成よりは信頼できると思う
> 本に書かれた内容が正しい保証はどこにもない
少なくとも、自分はその前提に立って本を読んでいる。
驚いたのは、出版から半世紀以上たっている有名な数学の本に誤りがあったりする
ことで、出版社に問い合わせたところ、直近の版で内容を一部修正したことが判明。
著者が故人であるため、編集部で書き換えていたなんてこともあった。
> たとえば日本政府には腐敗も失敗もあるが
洋書や英語の資料を読んでいて、日本人の根本的な欠陥に気づいたことはない?
洋書では、通俗科学解説書、伝記、ノンフィクション、どの分野の本でも、大抵は詳細な
注記があり、参考文献についても、ふつう巻末に数百冊の文献リストが挙げられている。
ところが、日本の本では、洋書なみに文献リストを挙げているような書籍など専門書でも
ほとんど見たことがないし、原書の索引や文献リストをカットした翻訳書なども多い。
そのため、日本では著者の述べていることが、自分で独自に考えついたものなのか、何か
参考にしている文献があるのか、その点に関して曖昧な本ばかり、いくら日本語の主語が
曖昧だからといって、著者の主体性まで曖昧にしたらダメだろうと思ってしまう。
また、政府も企業も会議の議事録を取らないため、福島原発事故、先日のコロナウィルス
対策の会議でも、誰がどういう発言をしたのかが残されていないため、関係者全員が責任
逃れできるような体制で重要なことが決められており、その点も薄気味悪いと感じている。
> でもそれは全体の何%なのかな
結局は、パーセントの問題ではなく、上にあげたよう日本全体の根幹がおかしい。
だから、ネットを批判するマスコミや出版自体、もっとしっかりしないとダメだと言うしかない。
正直、ネットが普及したことで、こうした欠陥だらけの日本の組織構造とは別なところから
情報が得られるようになった点を、私自身は大いに歓迎している。
その君の認識の適正さへの懐疑はどこに言ってたん?
都合のいいバカだな
陰謀論者のメンタリティだよ
主体性いうなら匿名で偉そうな評論抜かすなよ
フェイクニュース匂わせの徒よ
>>601
> その君の認識の適正さへの懐疑はどこに言ってたん?
それは、反論のある人間が、キチンと例証をあげて反論してくれればいいだけの話
バカとかでたらめとか悪態をつくだけでは、野良犬の遠吠えといっしょ なんだパーセントの問題を棚上げしといて
一方で相手に例証を求めるのか
頭でっかちのいい加減な奴だな
極論で偉くなったと思うなよクソが
極論バカと悪態バカの不毛な言い合い
もっと建設的な事に頭使え
> なんだパーセントの問題を棚上げしといて
具体的な数字を出せないような問題を吹っかけて煙に巻こうなんて、やり方が稚拙だよ
「何日の何時何分何十秒に言ったか答えろよ?」と問い詰める子供のケンカと同レベル
そもそも、「ネットばかり見ていると馬鹿になる」という説を唱える方が、具体的にそうした
証拠となるデータを先に挙げるべきだった
一方、本が信頼できると主張する側も、本の信頼性がネットと比較して何%高いのか?
そちらから提示してくれてもいいよ
しかし、よほどの世間知らずでない限り、そんなデータを取るには相当な費用がかかる
ことくらい分かるし、仮にデータを取るにしても、そもそも「内容の記述の信頼性」などと
いった曖昧な基準では、まともに数値化などできないことは目に見えている
正直なところ、感想文レベルでもいいから、なぜ貴方は本をそこまで信用しているのか、
こちらとしては、むしろその点をうかがいたいと思う
建設的という場合は
もっと個別的な適正さの話題じゃないと駄目だな
わかり切ったことだが
もともと彼の論題がおかしいんだろう
そこで踊っても不毛だわな
彼はなぜ自分自身をそこまで信用しているのだろうかw
悪態は悪かったがw陰謀脳は勘弁してくれ
社会不満から捻り出しているようにしかみえん
勝手に人を本を鵜呑みにしていると判定するし
なんだこいつは
自分自身だって妄信しているわけではない、だから相手に反論する余地を残している
つまり、説得力のある説明を提示してくれれば、こちらだって考えを変える可能性がある
また、こちらも感情のある人間だから、何か人を感動させるような本と貴方の関係などを
語って聞かされたら、それはそれで考えが変わる可能性も無きにしも非ず
内容の真偽を考えると循環するので上手くない
それよりも検証可能性や透明性、プレッシャー
と言った外形的な要素を考えるべき
たとえばビジネスで相手が実際に一等地に
事務所を持っているというのは外形的に信頼性が増す
一等地は審査があるし、保証金も高い
書籍も同じ
教科書と先生の自前プリントを考えてみてもそう
錯誤があった場合の責任の大きさ違う
そして批判理論としての懐疑の作業と
全面的な否定には極めて大きな距離がある
これがポイント
「他人は信用できない」
これは一般的な処世訓としては役に立つ
しかしこれから
ニュースキャスターの伝える情報を
全く信じないという行動を導くことは間違いだ
発信の意図に気をつけて鵜呑みにしない、
複数の情報を比較検討するといったリテラシーの
基本を疎かにしないというようなことでしかない
本質的な問題としては、それは記述的な情報と
遂行的な情報が一緒くたである点もある
たとえば給付金のお知らせの真偽はどうだろうか
なんで信用して口座情報と身分証明書の
コピーを返信できるのか、ウソかも知れない
しかし金が振り込まれる全体のシステムを
全て信用しないというのは不可能であって
お知らせとはそのうちの遂行的な情報の一部分を
担っている。
だからその信頼性の全体を見渡さないで
個別の錯誤の場当たり的な列挙ではやはり
説得力が薄い。
自分は逆の立場で、人間はプレッシャーのかかった時よりも、気楽に話をして
いるときの方が、ポロリと本音が出るものだと思っている
つまり、本の場合は建前論が大きく前面に出る一方、ネットでは気楽に本音が
語られることが多いという点に注目している
ときどき政治家がそうした失言で辞任に追い込まれることがあるけど、世間も
そちらが本音だということが分かるから、逆に問題が大きくなる
私としては、書物の建前に対して、ネットの本音という、表裏一体となった存在
こそがリアルな現実であると考えている
なんだそんなことかよw
ヘイトでも感情の発信/表現そのものに責任がつきまとうからな
それと本は信用できないという言明
はズレてるわ
かえって「ポロッと」が神話化されるのが
怖いな
本当に本心なのか?憎まれ口やその場の
思いつきを、真理として尊ぶのはどうかな?
俺は懐疑したくなるね
> 本に書かれた内容が正しい保証はどこにもない
そう言っているだけで、本は信用できないとは言っていない
>>594でも述べたとおり
> 結局は、出版物を信じるか、ネットを信じるかも含め、最終的な判断は当人
> の知識や洞察力に頼るしかない
結局、自分が信じるかどうかは自己責任であり、他人に責任転嫁しても始まらない
最後は、自分自身が死ぬ瞬間まで、その判断の責任は自分にかかってくる
ネットよりも出版物を信じたければそうすればいい、しかし、こちらはネットと出版物
両方をフラットに扱っているから、どちらかに優劣をつけるつもりはない
どちらも、信用できる面もあれば、信用できない面もある、それだけの話
もちろん、こうした匿名掲示板の責任などない立場での発言にしても、有益な情報
は色々得られるし、こうしたコメントだって意味があると考えているから行っている クソみたいな総論に逃げ込んだね
まあいいんじゃないのお前はそれで
何がそう腹立たしいのかは分からないけど、クソとかお前とか、そういう言い方しか
できないのは幼稚だし残念だ
そちらはいくら口汚い言葉を使っても、恥じることも自分の発言の信用を失うことも
無いと考えているようだけど、もちろん言葉づかいも信頼性の判断材料になる
そういう意味では、>>611でそちらが指摘したような、外形的信頼性を自ら放棄した
ようだし、つまりは、慣れない書き方の集中力が切れ、メッキが剥がれたということ
なんだろうね 途中から雑音が入ってるんですけど。
>本に書かれていることが正しいとは限らない
とか、当然に決まってるでしょ。
そんなことよりこのスレは洋書を読むスレなので、スレ違い
だと思うよ
ずっと読ませてくれた洋書の人が書き込んでくれることを願ってあげるよ
>>620
私は>>589だけど、592〜618 までの激しい論争には全く参加してないよ。
「ネットばかりみていると馬鹿になるみたいだよ。・・・」と刺激的な書き込みで始めちゃったw
のが、思わぬ反応を招いてしまったので少し反省しております。お騒がせしてごめんね!
この間、書き込んでいないのは、「Three Soldiers」と「Religion for Atheists」をまだ読み終えて
いないからだよ。前者は退屈、後者は難解だ。また、書き込みしますよ。読んでくれて有難う。 >ネットばかり見ていると馬鹿になるみたいだよ。安直に得られる情報にはフェイクも多い。
>ところが、ネットに没入している人はそれを信じ込んでしまい、物知りになったと勘違いしする。
>別の問題としてはネットのスキミング的な読みに慣れてしまうと、文章の読解力が低下して
>本も読めなくなることだ。
スキミングで読解力が低下することはないと思う。読解力が低下するのは読解しないからだろう。
スキミングは読書の手法だからスキミングして読解するなら読解力は上がるのが当然だ。
なんでも安直に受け入れる人は何でも安直に反対する。要するに読解力がないということだな。
>>600
うん確かに。ChinaVirusを恐ろしく的確に予言したというインド人少年の話がYoutubeに上がっていて、
びっくりしたんだが、原典に当たってみると、といってもヒィンディ語なのでよくわからないからGoogle
トランスレートで読んでみたんだが、それほど的確じゃない。ということで原典に当たるということは
大事だな。 「Hemingway」「 Fitzgerald」「Dos Passos」は、「The Lost Generation」と呼ばれる世代の
代表的作家であると言われている。
「lost」という単語は多義語で
@ 一失われた・紛失した・消え去った・・
A 道に迷った・当惑した・途方に暮れた・・・
B 負けた・取り損なった・・・
C 浪費された・無駄に過ごした・・・
D 死滅した・今はない・・と、様々な意味をもっている言葉だ。(多義語)
従って、「The Lost Generation」を「失われた世代」と訳すのは、A〜Cの意味が欠落する
ので正しくその意味が伝わらず誤訳に近いとも云われている。
「第一次大戦中に育ち、戦争体験や混乱期を経て人生の方向を見失った人たち・・」
「1890年代の中頃に生まれ、戦争の体験によって宗教も道徳も人間的な精神も押しつぶされ、
希望を失い絶望と虚無に落ち込んだアメリカの知的青年達に与えられた呼び名であり・・・」
と補足して理解することが重要だ。
彼らの「formula」だが、一言で言えば「Hemingway」は「code of loss」、「 Fitzgerald」は
「vision of Paradise」、「Dos Passos」は「protest and negation」だそうだ。
しかし、時は移り21世紀となった今、彼らを支配した時代認識や価値観について無理にでも
想像力を働かせて共有しないと彼らの小説を味わうことは難しい。
彼らの小説の劣化が激しいというのはこういう努力を強いることからきているのだ。
In U,S,A, he achieved a perfect blend of protest and negation which gave the book and its
characters their power and value.(After the lost generation: by J.W.Aldridge)
Tree Soldiers (by John Dos Passos)1921年・383頁をようやく読み終えたから、感想でも
これから書くつもりである。ぶつぶつ・・・
コロナが流行っている。
トランプ大統領が、「チャイナ・ウイルス」と言っているように最初の発生は中国・武漢市だ。
(コロナ騒ぎの最中に水災害の日本、アメリカも台風が迫っていて,弱り目に祟り目現象)
ウイルスは肺に住みつき深刻な肺炎を引き起こす。そして、死をもたらす。
治ったと思っても、後遺症が残ったり、無症状でもその後、多年にわたり体内に潜在し、加齢
などで免疫力が落ちた時に顕在化したりする可能性があると言われている。
放置すれば肺炎で空気を吸えなくなり、路上でばったり倒れて死んでしまう。酸素が取りこめ
ないから身体がだるくなり、階段も登れなくなる。空気中で溺れる状態だ。
下の英語はそんな状況を生々しく描写している。日本語から英訳され映画化された作品。
Let me tell you what happens when your lings are crushed. You drown, not in water, but in
air. Gasp as hard as you like, crushed lungs can’t pass the oxygen your body needs to your
bloodstream. All around you, your friends are breathing in and out without a second thought
while you drown alone in a sea of air.
I never knew this until it happened to me. I‘d never even heard about it. I definitely hadn’t
made that up. It really happened.
(Edge of Tomorrow/ by HIROSHI SAKURAZAKA 57頁)
×when your lings are crushed
○when your lungs are crushed
>>628
ローストジェネレーションの意味は、そういう高尚な意味ではなくて、
前にあげたリンクの論文だったかに、書いてあった。 内容:ハムレットの要約なので省略されてる場面もある
ハムレット亡霊を見る→亡霊に毒殺の話を聞き、復讐を命じられる
→亡霊の話にでてくる殺人場面を想起させる芝居をさせて王が先代の王(ハムレットの父)を殺害したと確信
→母親ガートルードに呼び出され、先王を殺した先王の弟と結婚するという罪を犯したガートルードを叱責する間、
カーテンに隠れて盗み聞きしていた王のスパイ(ポローニアス、オフィーリアの父)を刺し殺す
→ポローニアス殺しで王に国外追放(イギリス行き)の口実をあたえ、英国行となる
(王はハムレットを世話する二人に英国に船がつき次第ハムレットを殺せという手紙をもたせる)
→海賊につかまり、ハムレットは捕虜となるが、お金目当ての海賊はハムレットを親切に扱い、彼をデンマークに戻す
(船はハムレットが単独で海賊船に乗り込んでるときに、イギリスへ急ぐ)
→ ハムレットが戻るとオフィーリアの葬儀をしている
(父親ポローニアスを恋人?であるハムレットが殺したことで頭が狂い、柳の枝にのってたわむれていたとき、
枝が折れて溺死)
→ハムレットとレアティーズ(ポローニアスの息子、オフィーリアの兄)が争議中に争うが表面上和解
→王がレアティーズの復讐心を利用してハムレットとフェンシングの親善試合をさせる
→レアティーズは、ルール上禁じられたするどい剣を用い、毒をぬってハムレットと戦う
一方、王はレアティーズが失敗したときに備え、ハムレットがのどが渇いたときに飲むものに毒を盛る
→レアティーズがハムレットに致命傷、もみ合ってるときにレアティーズの剣とハムレットの剣が入れ替わり、
レアティーズも致命傷を負わされる
→ガートルードがハムレットに用意された毒入りの飲み物を飲んで死亡
→レアティーズが王が犯人、ハムレットも時期死ぬと暴露
→ハムレットが毒が残っている剣で王を刺し殺す
→ハムレット死亡
Pretty Good Number One: An American Family Eats Tokyo
もともと本屋で立ち読みしたことあったけど、Kindle Unlimitedに入ってたから読んだ
食文化系の語彙が見覚えないの多いけど、全体的に読みやすく、内容も楽しく、文章も平易なのでスムーズに読める
アメリカ人家族、夫婦と小学生の1人娘が東京にしばらく滞在し、日本食を食べ尽くした旅の回顧録
全編を通して、娘アイリスの愛らしい言動がアクセントとなっている
>>636の英文読解能力
No job is safe foever, and we're constantly being reminded of it, with little to no
reassurance about what we'll all do when computers and robots are running the world.
289名無しさん@英語勉強中 (ワッチョイ ad92-40sW)2020/07/09(木) 17:42:34.97ID:B9XI/aO40
>>268
永遠に無事な仕事なんてない。
そして僕らは常にこのことを思い出されるんだ。
コンピュータやロボットが世界を動かしてる時代に、
僕たちは何をやるか、なんてわからないよ。
296名無しさん@英語勉強中 (ワッチョイ cb31-3To0)2020/07/10(金) 12:42:17.22ID:cyErXt960
>289
>そして僕らは常にこのことを思い出されるんだ。
↑
日本語になってないな (´・ω・`) No job is safe forever 永遠に安全な仕事はない
, and we're constantly being reminded of it, 我々はいつも気付かされている
with little to no reassurance about what we'll all do 何をするにしても安心や保証は皆無に等しい
when computers and robots are running the world. コンピューターやロボットが世界を管理している時代は
訳せてないのはこの部分だよね
with little to no reassurance about what we'll all do
little to no ほとんどないかゼロに近い
>>そして僕らは常にこのことを思い出されるんだ。
>↑
>日本語になってないな (´・ω・`)
ここは揚げ足取り
その部分訳もあやしいところあるな
withの用法わかってる?
誤訳の張本人の擁護かしらないが
これはゴミみたいな誤訳
偉そうにするなら教えろよバーカ
口先ばっかりだよなてめーは
No job is safe forever with little to no reassurance about what we'll all do.
どんな仕事も永遠に安全ではない、私たち全員が将来何をするか保証がない状況では。
こうか?
with little to no reassurance about what we'll all do.
を我々は何をやるのかほとんどか全然わからない
これを
僕たちは何をやるか、なんてわからないよ。
と訳してもいいと思うけどな
>コンピュータやロボットが世界を動かしてる時代に、
>僕たちは何をやるか、なんてわからないよ。
ちょっと意味がわからない
>>640
>状況では。
このほうがいいな
>何をするか保証がない
これはちがうとおもうが
Gelbe Gefahr ist ein Pejorativum aus der Kolonialzeit, mit dem die USA und die europäischen Kolonialmächte Ressentiments gegen ostasiatische Völker,
insbesondere gegen China, zu schüren versuchten.
Falling Leaves by Adeline Yen Mah
(The Memoir of an Unwanted Chinese Daughter)1997年・274頁
落葉帰根・「らくようきこん(日)」・「ルオイエクイケン(中)」・「falling leaves return to their roots
(英)」。ロンドンに留学し、米国で外科医として成功したAdeline Yen Mahの自伝である。
筆者は、1937年(昭12)、Josef Tsi-rung Yen裕福な貿易省の5女として上海に生まれる。
出産後、母親は体調が悪化し、亡くなってしまう。その後、後妻が入る。
継母Niangはフランス人と中国人のハーフで才色兼備であったが、家族にとっては悪魔であっ
た。Niangは夫を支配し、子供を虐待・ネグレクトし、財産を窃取し、家族の紐帯を破壊・・・
本の宣伝ではTOEIC500点レベルに分類されているが、500点では最後まで読み終えることは
できないと思う。あなじみ「New York Times Bestseller」なので「easy to read,couldn’t stop
reading,very excellent・・」と高評価のreviewが多い。
家族の争闘逸話に併行して中国の20世紀の歴史や文化背景が語られる個所が散見でき、
その点でも興味をひいた。ただし、南京攻防戦や黄河決壊とかは中国人の歴史観からであ
るが。最近のことでは、香港とか・・・次第に中国人が持ち始めている自信とかが・・・。
In 1984,a joint declaration was signed after years of dialogue between Britain and China.
The whole of Hong Kong was to be handed back to China on 1 July 1997, including Hong
Kong Island, Kowloon Peninsula and the New Territories.
However, Hong Kong citizens were assured that they would enjoy the same legal rights and
freedoms for another fifty years afterwards.
During the interval between 1997 and 2047,Hong Kong and China would belong to one
country, but with two different systems of government administration.(234頁)
The way I see it,the nineteenth century was a British century.
The twentieth century is an American century.
I predict that the twenty-first century will be a Chinese century.
The pendulum of history will swing from the ying ashes brought by the Cultural Revolution to
the yang phoenix arising from its wreckage.(226頁)
(陰yin/焔yan)
THE WIND IS HOWLING by AYAKO MIURA
-an autobiographical journey from nihilism to Christianity- 190頁
三浦綾子「道ありき」の英訳版(翻訳者・Valerie Griffiths)綾子が、37歳で三浦光世と結婚す
るまでの間の自伝である。
三浦(掘田)綾子は、大正11年の生まれで、昭和13年から22年まで小学校の教師をしてい
た。「軍国主義」から「民主主義」へ、帝国の敗戦により価値観の大転換を経験し心の拠り所を
喪失する。「西川一郎」との婚約前後から体調が悪化し、結核に侵され約12年間の闘病生活
を余儀なくされてしまう。その過程で恋人や恩師の死や自身を蝕む病魔・・様々な苦しく悲しい
体験をし、人生の意味を深く考え、虚無からクリスチャンへと魂の遍歴の軌跡を振り返っている。
英訳版だからこの人の研ぎ澄まされた文章そのものを読むのとは印象は違うだろうが、この人
の底知れぬ誠実さ、真摯さ、純粋さ、人間愛には心を打たれる。
それは彼女の人格の核心だ。それは戦前の日本にあった国体・家庭・学校・共同体・地域・
風土・価値観・・・の結晶だ。
やはり戦前に教育された日本人は戦後に教育を受けた人間とは根本的に違うところがあると
思った。三浦綾子という作家はいろいろな病に苦しんだ。代表作は「塩狩峠」「氷点」「ちいろば
先生物語」・・、宗教臭いものは別として、人間愛を描いた小説群は生きる勇気を与えてくれる。
読む価値は大いにあると思う。英文はTOEIC500点程度か。
(英訳題名「THE WIND IS HOWLING」の由来箇所)
Standing beside me as I lay, he gazed at me in sorrow and expressed his heartfelt sympathy.
To judge from his alert face no one would have thought he was eighty.
I commented that he looked more like sixty. He spread a blanket over me, with a flowery
pattern of green and white. It was his visiting gift. Straight away I asked him to pray and sing
a hymn. He chose one of my favourites,and with his companions sang out strongly for me,
Jesus, you love me,
The waves are surging,
The wind is howling,
And I am going to sink:
Protect me.
Then he opened his Bible and read the story of Jonah from the Old Testament. (170頁)
ヘンリージェイムズの短編読み始めた
語り手の日記形式で、イタリアでの滞在話らしい。
最初のほうしか読んでないので内容はまだわからん
文章表現は上手い。現代英語なので、基本的には大学入試程度の英文だが、
細部まで読み取ろうとするとそれなりの読書経験が必要な気がする。ときどきイタリア語も出てくる
つべの音声はききとりやすいが、ときどき間違って読まれてる
The Diary of a Man of Fifty
ダウンロード&関連動画>>
@YouTube
Catch-22 読了
ほとんど2か月かかってしまった。
戦争ものだがストーリーの多くは「愉快な仲間たち」と「イカれた同僚たち」と
「ムカつく上官たち」との歯車の合わないやり取りで進む。
反戦的というより(反戦的だけど)、会社や学校など日常の人間関係で
よくある理不尽に対する悲しみと怒りを、面白おかしく装って書き連ねたものと感じた。
極端にまわりくどい長文やしつこい反復、駄ジャレのような言葉遊び、
逆説的な論理、時系列の崩壊した構成、脈絡のない場面転換など、文章は奇形的。
文にある場面が、いつ、誰の、何についての話か、わざと錯誤するように
書いてあったりするので、眉間にシワを立てずには読めない。
しかし、先を読んで行くと、2章3章あとに「ああ、そういうことだったのか」とわかる。
ボケたピントが読み進むにつれて合っていくような構成。
回収されない伏線もあったように思うが、それはそれで解脱なのだという印象だ。
読後感は意外にも爽やか。もう一回じっくり読みなおしたいと思った。
10/10点
The Webster’s pocket Medical Dictionary
医学辞書を見るのも英語の勉強になる。専門用語があるから訳するのはちと難しい。
(Tuberculosis)結核
A bacterial infection characterized by the formation of tubercles.
The body’s immune system cannot destroy the bacterium that cause tuberculosis;
therefore it encloses them in small nodules called tubercles.
As a result, the invading organism remains in the body, although it is prevented from causing
infection. The majority of those infected by tuberculosis will not experience symptoms, as
the bacteria remain dormant in the body. Of those who do experience symptoms, not all will
do so immediately after being infected. In many cases, the tuberculosis lies dormant and
becomes active only when the body is weakened by some other disease.
Tuberculosis is contagious, spread by bacteria from the coughing or sneezing of an infected
person. Anyone in contact with a tuberculosis sufferer should consult a physician for testing.
結核とは「結核結節(tubercles)」の形成で特徴的な細菌感染症です。人体の免疫システムは
結核菌を破壊することはできません。「結核結節」と言われる小結節に閉じ込めます。その結
果、侵入した組織体は体内に残留しますが、発症は抑制されます。結核菌に感染した大多数
の人の場合は体内で細菌が不活性状態で留まります。発症は必ずしも感染直後ではありま
せん。多くの場合、結核菌は不活性で留まりますが、人体が他の疾病で弱まった時に活性化
し発症します。
結核菌は主に肺で活動しますが、人体の他の部位、腎臓・脊椎・食道等にも感染します。
結核菌は移りやすく保菌者の咳や鼻水から感染します。保菌者と接触した人間は誰でも検査
のために医師に相談すべきです。
結核は恐ろしい病気で若者から老人まで多くの人が亡くなっている。
沖田総司・高杉晋作・樋口一葉・正岡子規・斉藤緑雨・石川啄木・竹下夢二等の有為な才能を
奪った。主な治療はサナトリウム等への転地療養と滋養・安静とかで、スプレプトマイシンとい
う特効薬開発までは有効な手立てもなかった。
三浦綾子もなかなか回復せず長期療養となった。今では考えられない「気胸療法」という乱暴
な治療もおこなわれていた。大きな針(needle)を麻酔もかけずに胸腔に突き入れ胸腔空洞に
空気を注入し肺の病巣を圧迫して破壊するのだ。時々、失敗して患者が死亡することもあった
という。処置後はすごく楽になり患者はこの処置を待ち望むようになると。
At that time I used to visit Asahikawa Health Centre once a week for pneumothorax therapy.
Today, with the development of streptomycin and plastic surgery, this treatment may have
disappeared, but at that time all tubercular patients with cavities received it.
A large needle was inserted into the chest. A rubber tube was attached to this needle and
air was released into the pleural cavity. When the air entered the cavity it compressed the
lung and the infected part of the lung collapsed.
Everyone remembers the first time this large needle was inserted without any anaesthetic,
though the needle itself was not so painful in spite of its size. The pain came when air first
entered the chest. Even though one took a breath it was too painful to speak.
But after the first time the pain of the air entering gradually decreased until before long we
felt so much better we looked forward eagerly to the treatment.
(「THE WIND IS HOWLING」60頁)
洋書はたまに外国語表記の文がある
Et tu, Brute? Then fall, caesar! (ジュリアスシーザー)
et(えと) = and, too, also
tu(とぅー) = you
Brute(ぶるーて)
ブルータスよ、お前もか、ならば倒れるがよい、シーザーよ
>>650
あなたってどんな人なんですか?
英語の小説ばかり読んでるみたいですけど 651の引用に次のセンテンスが抜けていたから付け加えておきます。
Tuberculosis usually acts on the lungs, but it can infect other parts of the body, such as
the kidneys, spine, or digestive tract.
肺に感染するのは結核ばかりではない。武漢肺炎(コロナ)は結核と違ってウイルスだ。
ウイルスはいずれ体内から消滅するものと、いつまでも体内に残るものがある。前者は「急性
ウイルス感染」、後者は「持続性ウイルス感染」と云う。
持続性の型は「潜在感染」「潜伏感染」「遅発性感染」の三種類がある。例えば、ヘルペス・ウ
イルスはなにもせず潜伏しているが免疫が衰えると「帯状疱疹」を惹き起こす。結核も加齢で
免疫が衰えると発症する。老人性結核、年間2万人が発症しているそうだ。
武漢肺炎も大半が無自覚・無症状ですむらしいが、もし「持続性ウイルス感染」であったら
将来、発症するかもしれないから脅威だ。細菌やウイルスは文明をも滅ぼす力を持っている。
ダイヤモンドという人の「銃・病原菌・鉄」という面白い本がある。洋書として一押し物だ。
Big Magicって本
科学的な本じゃない
創造的な人が気に入るらしい
いわゆる自己啓発の本か
A MUST READ BOOK to free yourself from fear and stop overthinking
ダウンロード&関連動画>>
@YouTube
>>649
The Diary of a Man of Fifty
ちびちびよんで時間かかったがやっとよみおわった
とちゅうからはまった
英文の構造はそれほど複雑ではないものの、
コンテクストをふまえないと細部の解釈がかなり難しいところがいくつもある
イタリア語、フランス語が若干でてくる
作者
ヘンリージェイムズ
代表作に長編があるらしいが難解らしいので今のところ読む気はしない
内容
若いころ、自分の倫理観、疑い深さ、固定観念などから
サルヴィ夫人との結婚をしなかった男が
サルヴィ夫人の娘と恋愛関係にある若い男に不当に介入し
最終的に自分の過ちが発覚するという日記 シドニーシェルダン ゲームの達人
ただひたすら長い
アーサーコナンドイル 緋色の研究
後半はほぼ蛇足
アーサーコナンドイル バスカヴィル家の犬
コンパクトに収まってる良作。当時のイギリスの暮らしぶりを垣間見れる
KJV(新しい版)少しずつ、部分的に読むかどうか検討中
安いし、大量に読めるし、音声もネットで無料できける
英語の勉強、文化の勉強にも役立つ気がする
>>649
ネジの回転が代表作みたいですね。
デイジーミラーは大学一年の時に読んだ。
日本語の翻訳を読んでからだったから
あっという間に読めた。
ヘンリーミラーとヘンリージェイムズ
は別の作家で紛らわしい 難しい洋書の場合、翻訳書がかなり参考になる
デイジーミラーは注釈書もあった(さっき調べたら中古で高値がついてたが)
訳文読みたいと思わしてくれる訳者は
柴田元幸、行方昭夫、河島弘美など
まあそういいながら河島の『嵐が丘』まだ読んでないし買ってもいない
『月と六ペンス』とか『人間の絆』もそうだけど
M・R・ジェイムズというホラー作家もいて、ヘンリー・ジェイムズ自身もネジの回転や
その他ホラー風味の短編をいくつも書いているため一層紛らわしい
英語圏や小説好きの日本人には、The Portrait of a Lady、The Wings of the Dove、
The Ambassadors、The Golden Bowl などの長編も良く読まれている
Hanna 's been particularly interested in Internet Linguistics and
one of her recommended books is 'Because Internet'.
ダウンロード&関連動画>>
@YouTube
本読んでる人もいるんだなあ。
10年くらい前にジャックウェルチの本を読みだしたけど、すぐに挫折した。
文章が難しいとかではなく、単純に自分に根性がないだけだが。。。
Gitanjali の解説本注文した
ヒンディー語は読めないのでインド英語で読む予定
自分は見ない
翻案なので
好きな人は見ればいいと思うけど
気になっている本
I am Malala
ノーベル賞受賞した活動家(?)マララの自伝
最近、英国の大学を卒業したらしい
プロローグは著者が朗読
20時間ぐらいの音声
ダウンロード&関連動画>>
@YouTube
Representations of the Intellectual
オリエンリズムで知られるサイードのリースレクチャーを本にしたもの
チラ見したところ、著作にくらべると平易な英語で書かれている
イントロダクション冒頭で、アラブの世界ではBBCが日常生活の一部で、
サイード自身は少年のころ、トインビーのリースレクチャーをきいたっていってる
(I had heard some of them over the air―I particularly remember Toynbee’s series
in 1950―as a boy growing up in the Arab world, where the BBC was a very important
part of our life;)
日本だと
少年の年齢でトインビーの講演を英語で聞いてわかるレベルの英語力もってるひとは
ほとんどいないだろな
中東は英語ペラペラな人日本よりずっと多いんだろう 教育にしろ文化的娯楽にしろ経済活動にしろ、日本はある程度までなら自己完結するだけの規模があるからな 良くも悪くも
亡くなった頃に何かの雑誌で読んだけど
サイードは生前は「パレスチナ人」として発言してたけど
実際はエジプトの裕福な家庭の出身で
(だから英国経営のインターナショナルスクールで教育を受けてる)
その経歴を故意に隠してた、過少に伝えてたんじゃないかと軽くスキャンダルになったらしい
アウンサンスーチーさんがビルマ人というよりも
中身はイギリス人なんじゃないかというのと似た批判
元植民地出身で、イギリスとかアメリカの大学で教育受けるような人は
才能とかお金もってる人が多いだろな
ライシャワーの本 対訳本でてる
ライシャワーの文章はわかりやすい良質の英文なので
たぶん数時間で読める
The Meaning of Internationalization
A Discourse by Three Drunkards on Government
中江兆民のよっぱらいのおじさん三人が政治談議する、あの本の英訳(日本語で読む予定)
津久井 喜子って人が英語で訳してるらしい
チラ見でMarius B. Jansen(アメリカの日本研究者らしい)の序文みた(というか訳文見れなかった)
冒頭で憲法について触れてるが、この認識、間違ってる(少なくとも議論の余地がある)とおもう
This charter, the first of its kind to be drawn up outside the Western world, would
bring to completion two decades of study and experimentation with governmental forms.
Trout Fishing in Americaなんて本、あるのか
ブローティガンなんて作家がいるなんて今アマゾンで見るまで知らなかったな。
GITANJALI(ぎたんじゃり)の本届いたので最初の3編だけ読んだ
タゴールが英訳した英文の構造自体はそれほど難しくないが
内容は難しく感じる(ただしイェイツの序文はかなりわかりにくい)
解説によるとタゴールはヒンドゥー一神教を信じてたらしい
信仰とか宗教に拒否反応おこす人は最初の詩を読んで本を閉じると思う
最初の詩に感動して生涯読み続ける詩集にした人もいるらしいが
まだこの本の価値は自分にはよくわからん
Youtubeで探せば英訳本をインド人が朗読してる動画がある(インドなまりがある)
コンピューター関係で翻訳本もある洋書はありますか?
すごい偶然だけど
ノーベル賞受賞後に川端康成と三島由紀夫、伊藤整が鼎談してる動画を
数日前にYouTubeで見て
その中でタゴールの受賞作品はベンガル語か英語か話題にしてた
その動画は、三島由紀夫が、「川端康成著」の眠れる森の美女を
べた褒めするよね。西洋的な情景が描かれている素晴らしい小説だ、
と言って。その時の川端のギョッとしたような顔。そして目が泳いで、
俯き加減になり黙って
しまう様子というのが見れるというのが貴重な動画なんだよ
その動画ワイもみたな
川端はタゴールとかフォークナーは読みやすいとか言ってた気がする
あと川端がノーベル賞とれたのは英訳の影響が大きいとかなんとかだったか
うろ覚えだから正確ではないかもしれないが
川端康成は、著者名が川端でも別の人が書いたという本があるようで、
眠れる森の美女というのは、多分、三島かも
面白い話だけど邪馬台国九州王朝説みたいなトンデモだと思うな
ホントにそんなことがあったら隠せないし
ちゃんとした研究者が論文を量産してるよ
>>686
昔、一世を風靡した古田なんちゃらさんの「九州王朝説」というのがあるんよ
「邪馬台国九州説」とは次元がちがうお話で
倭というのは大和の古い言い方だと一般には考えられてるけど
実は当時の日本には九州の「倭」と近畿の「大和」の二王朝が併存してて
邪馬台国から壬申の乱までの古代史は
この二王朝の興亡史だという壮大なストーリーを描いて
ブームになったんだけど学界には無視された >>685
川端康成の代筆問題及び文体問題に関する計量的研究
で検索 最後の砦がサッサと行動してたら あのまま良い役演じてた筈
無駄にヤリまくって自ら転落の道選ぶバカだもん 見放されるに決まってる
今のサセコのATM確定
>>680
当然英語だな。タゴールは西洋に媚びるだけで大したことない。最高の詩人はxxxxだ。
といっているインド人がいたが、xxxxてだれやねん。忘れたわ。 ノーベル文学賞受賞してようが
それだけで高く評価する必要全然ないからな
いんじゃね
日本人の作品の英訳を読むってどういう感じや? 英語の勉強には読みやすくて良いかも
知れないが、本格的には読んでみたこと無いな。チラッと芥川だったかの作品を読んだことが
あるが読む気しなかった。w
それでも
>>685
みたいにノーベル賞作家はそんなことしない
と思う人もいるしな 大学のときに平安歌人の新作偽作について通説に挑戦してる教授の講義を受けたけど
あらゆる点から徹底的に批判検討してた
「眠れる美女」偽作説についてただのゴシップ、伝聞しか根拠がない、
学界も相手にしてないってことはトンデモ説だと見なしてかまわないと自分は思うね
>>692
いま東野圭吾の代表作がKindle本で安くなっているから読んでみれば?
アプリをインストールすればスマホで読めるよ
英語で日本の小説を読むのは、ちょっと不思議な感覚で面白い
それに、生活習慣や風俗など物語の背景は良く知っている世界だから、少々わからない
単語や言いまわしがあってもカンで理解できる部分も多い
イザとなれば、分かりにくい部分を書店でカンニングすることもできる
The Devotion Of Suspect X (容疑者Xの献身) 125円
https://www.a;mazon.co.jp/dp/B0053YQNAE
A Midsummer's Equation (真夏の方程式) 125円
https://www.a;mazon.co.jp/dp/B01921JSW8 >>687
古代史は「とんでも説」の宝庫だな。
「広開土王碑改竄説」(最大支持率50%)、「騎馬民族征服説」(最大支持率70%)、
「日本神話朝鮮起源説」(最大支持率30%)、「万葉集朝鮮語解読可能説」(最大支持率20%)
等・・・無数にある。
畿内説VS九州説は少なくとも文献解釈と発掘の結果による論争だから、真面目なものだ。
「年輪年代測定法」による時代比定と奈良盆地(巻向遺跡等)での発掘の成果で、近年、
九州説は色を失いつつあるが、「ブラック・スワン」の一発逆転もまだある。
「広開土王碑改竄説」など、強烈な「こうあって欲しい」「こうであるべきだ」「こうに違いない」
・・の思い込みによる創作で発表時はインパクトがあったが、今ではゴミ箱だ。 ライ麦畑を2/3ほど読み進んだところだが特に難しい言い回しも単語もなく
スイスイ読めているがスイスイな分だけ逆に自分自身の痛々しい記憶の数々が蘇って
2,30分毎に奇声をあげている
読み終えたら人格に変調をきたしてそう
あれパッと見ると変な文体だけど
読んでみると意外と簡単なんだな
カートヴォネガットも同じ
Great GatsbyはKindleで無料で読める
日本語版はUnlimitedに入ってた
The Catcher in the Ryeは無料では無かったな
kindleつかってないから無料で利用できないんだけど
やっぱ便利なんだろか
英語じゃないけど、福澤の文明論の概略のオーディオ利用したい
701
先週ライ麦を読み終え、今はSparknotesでその解説を読んでいる
物語の終わりに近づくに連れ「ああそういう話ね」、「狭い範囲だけど旅の形式をとっているからこれは…」などと
冷めてきて奇声をあげなくなったが、sparknotesの解説を読んでいたら今度は自分にもよくあった、または今もある傾向から
して自分も狂ってきているのではと思えてきて、今度は羞恥の奇声でなく本物の奇声をあげながら街中を裸で走り回るように
なるんじゃないかと思えてきたw
>>704
それ調べてたらなあ
これまでもkindleで無料なのに本を買ったりした
お金の無駄だな
もっと早く買えばよかった
8000円くらいだもんな 無料の電子書籍はグーテンベルクから持ってきたのを出版社じゃないところが適当に作っている場合も多いからタイポやレイアウトの崩れ等で質が低い。
れっきとした出版社が厳しい校正を経て、行の間隔やハイフンの処理等にも気を配って作っている紙の本で読むほうが豊かな読書体験だと思う。
>>705
kindleはスマホの無料アプリでいいんだぞ >>708
紙の出版物を無批判に信奉しすぎだと思う
グーテンベルグをモデルにした青空文庫で自分も校正の作業をしたことがあるけど、
市販の出版物も誤植がけっこう多かったよ
版を重ねた文庫でも、200ページを超える本は3ヵ所くらい、それほど有名な出版社で
ないところから出ている本は、10ヵ所以上誤植があるものも珍しくなかった
英語圏のペーパーバックも質の悪い本が多く、余白がほとんどない本、印字がつぶれ
読みにくい本、印刷にムラがあり薄くて読めないページがある本など、それほど洋書を
購入しているわけでもない自分でさえ、様々な落丁本レベルのトラブルに遭遇している
下は、印字のつぶれたペーパーバック(これでも正常)と電子書籍端末の表示の比較
英語圏では、ペーパーバックの印刷よりも読みやすいというので電子書籍が普及した
という一面があることが、この写真からでも理解できると思う
>>705
Kindle本は、専用端末を買わなくても、スマホ、タブレット、PCがあれば、
アマゾンが提供する無料アプリをインストールするだけで読めるよ
単語を辞書引きすれば、英和辞典 (プログレッシブ英和中辞典 第4版)、
英英辞典 (The New Oxford American Dictionary)もダウンロードされる
「Kindle無料アプリ」でネット検索すれば、無料アプリ入手先が出てくるよ >>712
もちろん紙の本がどれも完璧とは言っていない。
入手しやすいものでペーパーバックならPenguin Books、
ハードカバーならEveryman's Libraryなどが質が高いと思う。
電子本を読む際に不安な点としてコンマやセミコロン等の約物が
本当に底本どおり正確に起こされているのか判断が難しいということも挙げられる。
あるいは本来イタリック体なのに電子化のミスで文字装飾が施されていないとか。
タイポならすぐ判るからいいが、そういうパンクチュエーション関連の誤りが果たしてどれくらいあるか。
無名のボランティアのコピー作業だからどうしても質が低くなる傾向はあると思う。 ライ麦に続き、今週は老人と海をちょうど1週間で読めた
船舶、海事用語に慣れてないのと少年を思い出しつつサメと戦う所での人称代名詞に少し混乱するも
特に難しい言い回しもなかったので普通の読書として快適だった
世界的名作なのでどうこう言うところは当然ないしああいう終わりだからこそ良い名作なんだけど
それでもやはりサメに手加減させてもう少し、せめて自家消費分くらいは残すようにしてあげてよっていう読後感
>>713
> 無名のボランティアのコピー作業だからどうしても質が低くなる傾向はあると思う。
青空文庫の作品(テキスト)を全角の#で検索してもらえば分かるけど、底本の出版物の
誤記や誤植を、無名のボランティアが注記でかなり直してくれていることが分かる
社会人なら誰でも思い当たると思うけど、プロでも仕事が雑だったりキチンとした仕事が
できない人というのは、どこの職場にもいる
逆に、ボランティアが作成したフリーソフトウェアでも、市販品のソフトよりもバグが少なく
使い勝手の良いものも存在する
結局は、プロか素人かよりも、その作業に関わった人材の質により出来上がりに違いが
できるとしか言いようがないと思う
以下は、宮沢賢治 『銀河鉄道の夜』 について、角川文庫と新潮文庫での違いを比較した
青空文庫のページ (有名な作品でも、実は本によってこれだけの違いがあったりする)
「銀河鉄道の夜」 比較
https://www.aozora.gr.jp/cards/000081/gingatetsudo_difference
話を洋書に戻すと――
電子書籍でも Penguin、Oxford、Modern Library といったレーベルからも古典作品が出て
いるため、そういったものを購入すれば、詳しい解説や注記が入っている本も多く、読書や
読解の助けになるだろうと思う
出版社系の電子書籍でも、著作権の切れた本は安く販売されているものも多いのでお買い得 >>714
ワイは老人と海読んだだと くそつまらんかった とおもた
まあ ワイの理解をこえた名作なんだろ ギタンジャリ 18
I keep gazing on the far-away gloom of the sky, and my heart wanders wailing
with the restless wind.
keep+現在分詞 現在分詞は補語的な働きをする
gazing gazeの現分詞 gaze on ・・をじっと見つめる
the 定冠詞 説明の語句がついて限定される名詞の前にある
far-away 形容詞 場所的に遠い 遠方の
gloom 名詞 the gloom 薄暗がり darknessよりやや明るい the damp gloom of the cave 洞穴のじめじめした暗がり
of the sky of 所属 the gates of heaven 天の門
the skayのthe ただひとつしかないと考えられるものを表す名詞の前につける
and 等位接続詞 節と節を連結
my 代名詞 わたしの
heart 名詞 感情の宿る心 知性の心はmind 魂が宿るこころはsoul
wanders (心・考えが)とりとめがなくなる それからそれへと動く
wailing 自動詞wailの現在分詞 2つの動作が同時に行われていることを示し、補語に準じる
with 随伴 同伴 ・・と共に
the restless wind 絶えず動いている風 the restless waves 休みなく寄せる波
I keep gazing on the far-away gloom of the sky, and my heart wanders wailing
with the restless wind.
I 人称代名詞 一人称単数主格
keep wanders 現在時制 習慣的動作 現在を中心に時間的に幅のある状態や動作をあらわす
wanders sは三人称単数現在のs、my heartとの一致、原形はwander
>>715
素人が良い仕事をする例もあるだろうが、いつも良い仕事をする証明にはならないよ。
英語の無料Kindle本は本当に雑でタイポが多い、フォーマットがおかしい、目次が機能しない等々、米Amazonのレビューでも批判されまくりだよ。
僕らは英語に関して素人で目利きじゃないんだから、れっきとした出版社のものを手にしたほうが賢明だと思う。 >>719
洋書に関しては、印刷や製本の悪い本に何度かあたり電子書籍で購入しなおした本も
色々とあるので、自分は出版社の紙の本もあまり信頼していない
購入した冊数からいうと、洋書に関しては紙の本より電子書籍の方がずっと多いものの
電子書籍で欠陥のある本に当たった数は、紙の本でおかしな本に当たった数よりもずっ
と少ない
それに電子書籍の場合は、購入後問題があっても、きちんとした理由があれば簡単に
返品できるというメリットもある
いずれにしても、紙で購入すると何千円もするような古典が電子書籍では無料で読める
まずは無料本で中身にひととおり目を通し、気に入れば Penguin や Oxford の電子書籍
を購入するという方法もある
英語の無料本で批判を受けている電子書籍は、電子書籍を作成した作業者側の責任
はやい話、Kindle本を作成したあと校正を行っていないというだけの話だよね
一方、米国のボランティアはむしろ下手な出版社よりも優秀な電子書籍を作っている組織
もあり、OpenStax から出ている Astronomyなどは
無料でオールカラー、写真や図版など質の高い良質な天文学の教科書にできあがっている ラムのシェイクスピア物語(ハムレット)
ネットにあるやつ読んだことあるけど、よくわからん箇所があって
タイポとかスペルミスだったことがある 別単語だった気もする
こういうのはなるべくないのがいい
>>720
> 英語の無料本で批判を受けている電子書籍は、電子書籍を作成した作業者側の責任
> はやい話、Kindle本を作成したあと校正を行っていないというだけの話だよね
Kindleで読む話をしていたんだから、そこを含めて問題視するのは当然でしょう。
Kindle本はクォーテーションマークがカーリーじゃなくてストレートになっているのが多いもの気に入らないな。
あと改行ごとに行空きを入れてくるのも気持ち悪い。これをやると会話文がひどいことになる。 Kindleで無料だったLovecraftの全集に一部の文章が丸々抜け落ちているという不具合が指摘されていて、
修正してくれるかと思ったら取り扱い停止になってAmazonのページから消えたことがあった。
著作権切れを利用して参入してくる無名の電子出版は信用できないことが多い。
最初は無料で作ってだんだんと有料本を導入してくる。
>>722
> Kindle本はクォーテーションマークがカーリーじゃなくてストレートになっているのが多いもの気に入らない
それは言いがかり
おそらく、Project Gutenbergのテキストをベースにした無料本だからストレートになっているだけ
むしろ市販のKindle本の多くは、むしろカーリーを採用した本の方が多い
それに、Kindle本はサンプルが落とせるのだから、自分好みの書式の本を選べば良いだけの話
改行ごとに空行を入れている本は好きではないため、それは自分も避けるようにしている
だから、うちのKindle本にはそうした本は入っていない(と思う)
>>723
> Lovecraftの全集に一部の文章が丸々抜け落ちているという不具合が指摘
自分も、$0.99で購入したLovecraftの全集を持っている
だから、文章が抜け落ちているのがどの箇所が、指摘してもらえばこちらでも内容を確認できるよ
ちなみに、この本もProject Gutenbergのテキストをベースにした本だけどカーリーになっている
>>715で指摘した、宮沢賢治「銀河鉄道の夜」の比較は見てくれたのかな?
ボランティアとはいっても、青空文庫のような活動をしていると、様々な異本に遭遇する機会も多く、
A社、B社、C社の本で少しずつ内容が違っている本も少なくないため、どの本が正しいのか判断
できないようなケースも生じる
そのため、青空文庫内部で、(たとえ疑問点があっても)底本どおり入力する方針が決められた
宮沢賢治の場合、生前に公開された作品は非常に少なく、作家の死後、遺稿をもとに編纂された
作品がほとんどであるため、編纂者により作品の内容に違いが生じている
宮沢賢治という人は、とにかく改稿を重ねる人で、遺稿には書き直して重複した原稿が山ほどあり、
それら原稿のどれが決定稿なのか分からない状態となっている
そのため、先の「銀河鉄道の夜」みたいな、本の内容の違いが生じることになる
Lovecraftの場合も、作家の死後に編纂された作品がほとんどで、宮沢賢治と状況が似ている ストレートのカンマは良くないと言われているが
実際は大手でも広がっているな
俺は断固反対だが
>>724
> それは言いがかり
> おそらく、Project Gutenbergのテキストをベースにした無料本だからストレートになっているだけ
ですからKindleの無料本の多くがそうなっているという話です。
Kindleで無料で読めるという話の流れがあったから、無料本に多い欠点・不満点を注意喚起しているのです。
もしかして「Kindle本」と書いたら有料のものしか指さないという定義でもあるのですか。
それに誰も無料のKindle本のすべてが丸っきり駄目とは言っていません。
しかし駄目なものと良いものの判別ができないうちは謙虚にプロが作ったものを選ぶべきではないか。
貴方も無料本のなかには質の高いものもあると言っているだけであって、
出版社が作った本より無料Kindle本のほうが全てにおいて完成度が高いなんて思っていないでしょう。 >>726
> Kindle本はクォーテーションマークがカーリーじゃなくてストレートになっているのが多い
要するに、上の発言は言葉が足りず、正確には下のように言いたかったということなのかな?
> Kindleの無料本には、クォーテーションマークがカーリーじゃなくてストレートになっているのが多い
そういう意味であれば、こちらも「言いがかり」とまでは言わないで済んだでしょうね
> 駄目なものと良いものの判別ができないうちは謙虚にプロが作ったものを選ぶべきではないか
私の意見はシンプル
学術論文を書くような目的ではなく、趣味で読書するという範囲内ならば、(一部質の悪いテキストも
混じってはいるものの)無料のKindle本を大いに活用すべしという立場
Kindle端末を購入した人が、読書端末を手に入れたのが嬉しくて、無料本を山ほどダウンロードした
と報告しているのをネット上でよく見かけるけど、電子書籍を利用するのであれば、そういった気軽な
入り方でかまわないと考えている
本というのは出会いが大切
そのためには、まずはたくさんの本に触れてみて、その中から、自分に合う本や気に入った本を見つ
けないといけない
世の中には、つまらない本や自分に必要ない本が山ほどあるため、テキストの質うんぬんにこだわる
まえに、まずは、(自分にとって)良い本おもしろい本に出会うことの方が先決
日本語の本であれば、図書館で大量の本に触れることができるものの、洋書の場合はそうもいかない
そこで、電子書籍の無料本を利用し、物量を稼ごう(出会いのチャンスを増やそう)というのがこちらの
狙いでもある
もちろん、洋書の知識があり自分の読みたい本が絞れる人であれば、自由に好きな本を購入すればいい 図書館でいいなら英書もけっこうある。古典的な名作ならなおさらある。
なければ他所の図書館との相互貸借もあるし、多少時間を要するがリクエストで購入してもらうこともできる。
質より量を求めると言ったって英語の本をそう何冊も読めるもんでもないし、
確かなものを選んでじっくり読む経験を積むことが将来的にも糧になるだろうと思う。
無料の電子本は本文検索のための参照材料程度に持っておくのはいい。
たくさん読んでいる割にほとんどが無料の電子本だと言う世代が出てくるのは悲しいな。
オレはハリポタ発刊前に図書館で予約して全部まっさらなのを読んだよ
>> 729
> 図書館でいいなら英書もけっこうある
そちらは人口はどれくらいの市町村に住んでいるのかな?
自分の住んでいるところは10万人レベルの市だけど、図書館に洋書はほとんどない
いまこのPCで地元の図書館の本を検索してみたところ、講談社から出ている対訳本や
語数制限されたGraded Readers本が数冊ほど見つかった程度だった
> 質より量を求めると言ったって英語の本をそう何冊も読めるもんでもない
ある作家が、とりあえず10ページまでは我慢して読んでほしい、それでもおもしろく
なければ読むのをやめてもらってもいいと自著に書いていたことがあった
本というのは、最初の部分をある程度読めば、自分に合う本かどうか見当がつく
それに、おもしろくないと思う洋書を何十ページも我慢して読むのは精神衛生上にも
良くない(最近の研究では、人間は嫌なことを無理強いしているとキラーストレスで
脳細胞が死滅していくことも分かっている)
いくら他人が絶賛した本でも、自分にはまったくおもしろくない本というのも山ほど
あるから、そうした本を無理に読もうとしても、挫折したり洋書嫌いの原因になるだ
けだったりするから気をつけた方がいい
とくに洋書にチャレンジしたい人の場合は、最後まで読めるおもしろい本との出会いと
いうのが洋書の壁を突破するための第一通過点になる
だから、まずは多くの本に触れられるチャンスを増やし、できるだけ早く気に入った本
と出会えれば、それが第一関門の突破口となり、多読へとつなげられることにもなる
そういう意味では、洋書の多読をしている人なら、最初に読み切ることができた洋書の
タイトルを覚えている人も多いだろうと思う
He just got a Jaguar. One of those little English jobs that can do
around two hundred miles an hour.
時速200マイル!キロに直すと時速360qだ。すげえな〜、この小説は1951年(昭26)、
欧米との技術格差には言葉もない。同時代、日本は「Allways・三丁目の夕陽」で
お馴染みの軽トラ・ミゼットまだ開発中だぜ!道路は未舗装。
I was the goddam manager of the fencing team. Very big deal.
We’d gone in to New York that morning for this fencing meet.
I left all the foil and equipment and stuff on the goddam subway. It wasn’t all my fault.
I had to keep getting up to look at this map, so we’d know where to get off.
So we got back to Pencey around two-thirty instead of around dinnertime.
ホールデンは失敗をやらかしちまう。これは背景がね。部活の対外試合の時、日本では
お揃いのユニホームを着て部員は自分の道具や試合着を入れたバックを持ち、駅に集合
してから教師に引率されて試合会場まで行く。土日の電車の中でよく見かける。
アメリカの部活ではフェンシングのマネジャーが、全責任をもって試合で使用する道具類
一式を運搬するみたいだね。部員は手ぶらでバラバラで行くのだろうか?いやみんなだ。
ホールデンはそれらを「left」だから地下鉄に置き忘ちまう。地下鉄?かなりの量だから車
とかに乗せて持って行けばいいのに・・・。結果、対戦が出来なくなって部員全員から村八分
にされちまう。しかも、ホールデンは全部が俺のせいではないと弁護している。「地図」か
「map」で降りる駅をよく注意してなかったからみんな乗り過ごしたと自己弁護している。
「置き忘れた」のと「乗り過ごした」のは別だけどどうして言い訳の理由になるのかなあ・・。
こんなことはアメリカの部活のシステムではなんの不思議もないのか?
英語は分っても、「背景」とか「文化」が分らないから意味がよくわからない一例。
「Pencey」 は「Pennsylvania州」の「Agerstown」 にあるホールデンの学校。New York とは
東京駅と浜松駅くらいの距離がある。対戦を終えてデナータイムに戻る予定が
試合が無くなったので午後2時半に戻った。アメリカの地図を見ると鉄道網があまり発達
してないようで、鉄道はNYから直線的にはペンシルバニア州に伸びないでくねくねと迂回
している。対戦できずに「Agerstown」というどこにあるのかわからぬ辺鄙そうな町に戻った
わけだが、NYでハプニング発生で雑事がたくさんあったはずだが時間的に辻褄があうの
だろうか?NYに鉄道で2時間くらいで行けるのか?・・とくだらない事を考え始めると前に
進めなくなる。こういう脇道話ももっとドラマチックに記述して欲しいよなw。
One of the biggest reasons I left Elkton Hills was because I was surrounded by phonies.
That’s all. They were coming in the goddam window. For instance, they had this headmaster,
Mr.Haas, that was the phoniest bastard I ever met in my life. Ten times worse than old
Thurmer. On Sundays, for instance, old Hass went around shaking hands with everybody’s
parents when they drove up to school. He’d be charming as hell and all. Except if some boy
had little old funny-looking parents. You should’ve seen the way he did with my roommate’s
parents. I mean if a boy’s mother was sort of fat or corny-looking or something, and if
somebody’s father was one of those guys that wear those suits with very big shoulders
and corny black-and-white shoes, then old Hass would just shake hands with them and give
them a phony smile and then he’d go talk, for may be a half an hour, with somebody else’s
parents. I can’t stand that stuff. It drives me crazy. It makes me so depressed I go crazy.
I hated that goddam Elkton Hills.(14頁)
幼い反応だよな。厨二病かな?太宰治「人間失格」にも似た箇所があった。大人達。
蔭では父親の悪口を言っているくせに、父親の前に来ればお追従のおべっかをつかう。
父親は有力者だからだ。そのあからさまな表裏ある処世。太宰治の「人間失格」では、
「人間とはこんなにも怖ろしいものだ」と子どもながらに根付いてしまう人間不信が述べ
られている。冷徹な観察眼とも言うべきか。
ホールデンは、普段は生徒に威厳をもって接する校長が、父兄には一変して、ペコペコ
して愛想を振りまき、うまく社交する姿に嫌悪を感じる。俗物め、最悪だ!と。普通は如才
なくこなす社会性に成熟を感じ、自分もそうなりたいと思うものだ。
何故、ホールデンは嫌悪するのか?それは自分には出来ないからだ。ホールデンは
神経症的な人間だから、そういうことは出来ないので、校長の卑屈さを軽蔑して自己を
合理化するのだ。ホールデンは勉強もできない。自分を傷つけないように、「僕は勉強
しないから出来ないのだ」と自分を納得させるために勉強をしない。素直じゃない。俺は
共感できない。
アメリカではこの小説(The Catcher in The Rye)は青少年に薦められていないそうだが、
さもありなん。
『構文を分析すればどんなに複雑な英文も意味がとれる。その為には文法力、
そして語彙力と背景の知識が役だつということです。』(鳥飼玖美子)
確かに、鳥飼先生のおっしゃるとおりだ。「文法力」「語彙力」「背景の知識」が
あればどんな複雑な英文も意味がとれるんだと勇気づけられる。
しかし、小説の中の「会話」はどうしようもないほど難しいことがある。「会話」
のおかげで筋が追えなくなること頻繁にある。
>>732
・・本というのは、最初の部分をある程度読めば、自分に合う本かどうか見当がつく。
それに、おもしろくないと思う洋書を何十ページも我慢して読むのは精神衛生上にも良くない
(最近の研究では、人間は嫌なことを無理強いしているとキラーストレスで脳細胞が
死滅していくことも分かっている)
そうかな〜?
面白くない本と言えば、最近では、「The Gulag Archpelago(by Aleksandrl.Solzhenitsyn)615頁」
を完読したな。馴染みのない人名や事件が何百と扱われていて面白くはなかったけれど、
我慢して読みすすめた。我慢して我慢して読んだおかげで忍耐力がついたよ。
学校の宿題とかで強制されたわけでないからストレスはない。そして、読み終わった現在、
自信がついたね。(露語からの英訳は、英文であって英文ではないとも云える鴨だけど)
要はその本を読みたいと思う気持ちが重要で、それには自分の追求するジャンルが確立して
いなければならないんだよ。なんだかしらないがサーフィンしてこれ無料だからでダウンロード
するようなやり方ではだめ。これが読みたい!決めたら最後まで完遂する!新撰組のような
義に殉じる姿勢が望ましいw。 本を読んだ感想?
ほとんどの人間は言葉に出しての感想なんてのはないんだよなw。
「面白かった〜」がせいぜい。それほど問題意識を持って読んではいない。
暇つぶしがせいぜい。ところが暇つぶしの道具がたくさんある現代では
読書なんてのは時代遅れなんだね。今じゃ、
一か月に1冊の読書もしない大学生がほとんど。まして洋書を読む奴なんて
絶滅危惧種じゃないかな。二昔前は洋書を携行するのは大学生として
ごくごく「当たり前田のクラッカー」だったんだぜw。
でも人生も終盤を迎えると、「英語ができてよかったな〜」って感じるよ。
高等教育を終える者は、最低、外国語をひとつはマスターしておくべきだな。
>>732
同感
>>727
日本語でどういう本が好きかということを元に同じジャンルの本を洋書で探すのもよいのではと思う
自分の好きな和書の英語訳版とかを読んでみてもいいかもしれない
洋書の読書に慣れていないと、理解できない箇所をもどかしく感じたり、あるいは
もったいなく感じたりするかもしれない
こういう感覚にとらわれてしまうと次第に洋書に手が伸びにくくなってしまう
それを克服するために、最初は読み捨てる感覚で自由にたくさん読めたら好ましい
無料本でも、安い本でも、あるいはウェブ上の記事とかでもいいから、
この心理的なバリアを克服できるといいね “Listen, where ya going on your date with her? I asked him,”Ya know yet?”
“I don’t know. New York ,if we have time. She only signed out for nine-thirty, for Chrissake.”
New Yorkがよく出てくる。ホールデンの寮は、ペンシルバニア州といってもNew Yorkに
隣接する辺りなんだな。それなら日帰り可能だ。東京ならば川崎とか横浜みたいな位置。
[The Catcher in the Rye]、この本は音読向きだね。文学として見るべき情景描写や
心理描写・葛藤もなく、全部、口語の一人語りがだらだらだから。
声に出して読むと集中できなくて頭に入ってこないという人もいるが、この本は口語
だから音読に向いている。音読で細部にも注意が向くから内容理解が不十分になる
懸念もない。
この本は有名で、今でも売れている。村上春樹が訳をしたり、話題に出すから興味を
引かれて読む人も多いのだろう。
評価は分かれるようだ。「永遠の青春小説!」と高評価の他に「過大評価!」「期待はずれ」
というレビューもある。俺的な文学評価としては、文体・構成・叙述のどれをとっても
落書きみたいな英語であんまりだね。
高評価は感情移入できた人、登場人物への親近感とかからなんだろうな。
こんなレビューもあった。
This book is rubbish. I bought and read it after hearing it was a brilliant classic
but I honestly think people probably think the same as I do but to not appear
uneducated or think they have to suck up to the literature snobs they claim it’s
wonderful!! It’s not!!
The Catcher in the Ryeについては、以前マドンナもインタビューで愛読書にあげていた
「ハッピーエンドが書けるまで」という映画では、小説好きの女の子が小説好きの男の子に
「どんな小説が好きなの? サリンジャーとか平凡な答えじゃダメよ」なんてシーンがあった
その映画の中では、なぜか男の子はみんなスティーブン・キングが好きで、逆に女子から
キングは軽くあしらわれていたようなところがあった
あと、米国ではメルヴィルの「白鯨」を読んだかどうかで、文学好きかどうかを判断するような
ところもあって、いくつかの映画でそういったシーンを観た記憶がある
fahrenheit 451
内容を知っているからと読み始めたが比喩が地獄のように分かりにくい
This book is rubbish. I bought and read it after hearing it was a brilliant classic
but I honestly think people probably think the same as I do but to not appear uneducated
or think they have to suck up to the literature snobs they claim it’s wonderful!!
It’s not!!
『「The Catcher in the Rye」、この本は屑です。素晴らしい古典の名作だと聞いたから、
僕は買って読んだ。正直に言うよ。みんなもたぶん同じに思うだろうけど、この本を「素晴ら
しい!」って誉める奴は、自分は無教養と思われたくない、或いは文学好きに迎合して、
「素晴らしい!」って言ってるだけだと思う。この本は素晴らしくない〜のだ!』
有名人のコメントは自分の知性や感性のイメージをアップするためにかなり作為的だから
まともに信用しない方がいい。「白鯨」はオバマ前大統領も一番の愛読書にあげて脚光を
浴びた。そうした有名人が推薦すると、世間は疑問も持たずに「すげ〜っ」となびいてしまう。
人々は読んで面白くなければ、自分の読み方が面白くないんだ〜と自虐してしまう。
I’M THE MOST terrific liar you ever saw in your life. It’s awful. I’m on my way to
the store to buy a magazine, even, and somebody asks me where I’m going, I’m
liable to say I’m going to the opera. It’s terrible.
So when I told old Spencer I had to go to the gym to get my equipment and stuff,
that was a sheer lie.
ホールデンは平気で嘘をつくみたい。スペンサー先生の長話から逃れるため「先生、
ちょっと体育館に道具とりにいかねばならないのです。」って嘘をつく。どうでもいい事
なら嘘をついてもだが、人を傷つけるような嘘はいけない。虚言癖はやっかいだよ。
嘘をつく人間はクズだ。おれは以後の頁でホールデンの嘘に敏感にならざるを得ないw。
I’m quite illiterate,but I read a lot.
「おいらは無学だけど、本はうんと読むよ。」
さっそく嘘をついている。ホールデンは「英語」だけは成績がいい。寮生のStradlaterから
作文を頼まれるくらいだから、illiterateではない。
次が笑える。この本は本当に喜劇だね。
×比喩が地獄のように分かりにくい
地獄って分りにくくないよw。源信「往生要集」第一章読んでみな。いたって単純。
どうしても「地獄」って言葉を使いたいなら、
「比喩が難解で読み解くのが難しい。なんとか解明しようとはしているが、まるで地獄に
投げ込まれたように苦しいよ。」とか書けば。
英語の前に日本語を勉強したほうがいい・・・(辛口でごめんね)
What really knocks me out is a book that, when you’re all done reading it,
you wish the author that wrote it was a terrific friend of yours and you could call him
up on the phone whenever you felt like it. That doesn’t happen much, though.
I wouldn’t mind calling Isak Dinesen up. And Ring Larder,except that D.B. told me
he’s dead. You take that book Of Human Bondage,by Somerset Maugham,though.
I read it last summer.It‘s a pretty good book and all, but I wouldn’t want to call
Somerset Maugham up. I don’t know. He just isn’t the kind of guy I’d want to call up,
that’s all. I‘d rather call old Thomas hardy up. I like that Eustacia Vye.
いくら感動したって作家本人にファンレターならいざ知らず、ホールデンは俺の友達だ〜っ
て作家の大先生に電話をかけたくなるんだ!「人間の絆」のサマセット・モーム先生は
ちょっとその気にならないが、ハーディ先生は電話したかったと!大それた16歳だな〜w。
ヘミングウェイーは大したことないって言う個所もあるようだから読み進める。いまは寮を
出ようと決めたとこ。
I took off my coat and my tie and unbuttoned my shirt collar, and then I put on
this hat that I ‘d bought in New York that morning. It was this red hunting hat,
with one of those very,very long peaks. I saw it in the window of this sports store
when we got out of the subway, just after I noticed I’d lost all the goddam foils.
It only cost me a buck.
ホールデンは赤い狩猟帽がお気に入りだ。どこで手に入れたって?ニュー・ヨ−クだ。
マネージャーのホールデンは間違った駅に降りて、フェンシングチームの用具一式を
地下鉄に置き忘れるという大失態をしてしまった。その時、
大変だ〜と青くなって駅の事務室に駆け降りるとか、部員から責められるとか相手校
に事情を電話するとか大騒ぎしてたんじゃないの?出口の側にあるスポーツ屋の店頭
にあった赤い帽子が気に入り1ドルで買った?それどころじゃないだろ!
サリンジャー先生よ、適当なこと書いてんじゃね〜と問い詰めたいよ。もっと道具を忘れ
た場面を詳述しろ。それとも嘘か?
ホールデンは周りの人にあちこちで嘘を振りまいている。「フィービーがスペリングテスト
でいい成績をとっている」とか、「ストラドレイターとの喧嘩の原因はアックリーの悪口を
言ったからだ」とか。読者にも嘘ついている。「ホールデンが本当のことを言っているのか、
読者はそんなに無邪気に信じないほうがいいよ」ってサリンジャー自身も匂わせている。
「翻訳夜話2サリンジャー戦記」で村上春樹と柴田元幸は対談して言っている。「嘘なのか、
本当の真実は・・の見極めはポイントではない」と。しかし、俺のように二回目に読む場合
はそのポイントに拘りたい。
村上「・・『キャッチャー』という作品が含んでいる謎は、どこまでホールデンが読者に向け
て真実を語っているかがよく分らない、という点にあります。これは訳していてもよくわか
らない。・・」
柴田「信頼できない語り手ということですね。・・」
村上「・・嘘じゃなくてもかなり大幅に誇張しているかもしれない・・でもそのうち嘘に気に
ならなくなって・・」
柴田「・・嘘と云う迂回を通してのみ伝わる真実もあると・・」
村上「そう、全体が構造的なホラ話、という解釈だってできちゃう・・」
柴田「これは一種の『狂人日記』である、という見方ですね・・・」
詳しくは「サリンジャー戦記」を読んで下され。「キャッチャー・イン・ザ・ライ」が語り尽くされ
ているよ。
>>731
これどういうことだ
本が発売される前に予約とかできるのか? >>739
分析して意味が分かるならだれでも英文解釈の試験満点とれるやん エドガーアランポーのホラー読みたい
もう秋だが
ホラーはあんま読んできてないけど
キャンタービル屋敷の幽霊 つべのりとーるどでおもしろかった
まあホラーというかけっこうコメディだったが
>>755
経済など専門家でもよく分析を間違える
だから、正確な分析というのは難しいし、英文解釈の試験も簡単に満点はとれないと思う ジュールズ・バーン(Jules Vern)の世界八十日旅行(around the world in eighty days)をキンドルで無料だったので、試しに少し読んでみた。意外に面白くて、ハマってる。
SFおもしろそうだな
自分はジョージ・ウェルズの火星人が攻めてくるやつ
ラジオ版の台本くらいしか読んだことないけど
アマゾンで安く売ってたので買ったけど、けっこうお得だった
つべの音声
ダウンロード&関連動画>>
@YouTube
英語以外にも様々な言語の著作物がある。英語の著作は英語で読むのだが、仏語、
独語、露語・・・等はあえてその英訳を読まなくても、日本語訳を読めばいいのではという
意見がある。しかし、日本語訳の所謂「翻訳調文」に抵抗があったり、時間の有効利用
としての「一挙両得感(英語も勉強しながら読める)」から英語が得意であれば英訳を
読むというのがお薦めだ。
実際、英文を障害なく読めるレベルであれば、英訳本では一文一文を確認しながら丁寧
に読んでゆくので、日本語訳を読むよりも深く味わえるとも言える。途中で飽きる大作で
あっても、最後まで読むことができるのだ。
誤訳は、英訳にも日本語訳にもある。しかし、翻訳者の力量にもよるだろうが、一般的には
印欧語群間の翻訳の方が誤訳は少ないのではなかろうか。
また、日本は翻訳王国と言えども、近年は英語一辺倒なので、仏語、独語、露語、伊太利
亜語、中文、印度語の専門家も少なくなっているので英訳で読むのが流れだ。(1)
「The Gulag Archipelago」(邦題:「収容所列島」)
この本(露語からの英訳)を読んで改めて独裁国家というのは恐ろしいものだと切実に感じた。
逮捕・拘留・尋問・裁判・投獄・・と反対者を抹殺してゆく独裁国家の真相が、記録に基づく
多くの衝撃的なエピソードと共に明らかにされる本書は、その決死の出版から58年経った
今も価値を失っていない。いや、輝きを増している。
香港やウイグル、モンゴルで現在進行形の人権弾圧も「収容所列島」の再現であるからで
ある。知識人の必読書であろう。・(2)
“The Lonely Superpower”.
lonely 孤独な 孤立した
superpower 超大国
THE NEW DIMENSION OF POWER
power 権力 勢力
dimension 局面 様相
Contemporary international politics does not fit any of these three models.
It is instead a strange hybrid, a uni-multipolar system with one superpower
and several major powers.
hybrid 混成物 混成タイプ
unipolar 強力な単一要因にもとづく、に支配された
multipolar 多極的な
現代の国際政治の情勢は、これら三つのモデルには当てはまるものではなく、それらが
混ざり、これまでになじみが薄いもの、一つの超大国といくつかの大国が存在する一極−
多極体制である。
これがテーマで、より具体的な問題はわからんが、アメリカ優位の国際状況を論じたもんなんだろう
As a nine-yea-old boy I had read the small dark-blue books of V.V.Shulgin
with more interest than I had read Jules Verne. His was a voice from a world
that had disappeared with such finality that not even the most extravagant
fantasy could have projected that invisible point in the soundless corridors of
the Big Lubyanka where his steps would intersect my own before twenty years
had passed. True, I would not meet the man himself until another twenty years
had gone by. But I had time to study attentively many émigrés, old and young,
in the spring of 1945.
上記は「The Gulag Archipelago」(英訳版)の中でも最高難度の段落の一つである。
まず、背景の知識から始めると、「V.V.Shulgin」(ワシリー・シュリギン)は1878年
生まれのロシアの作家・思想家・政治家で、右派メンシェビキとして活動、第一次
大戦に従軍、負傷して1915年に帰国するも、ボルシェビキ革命後のロシアに居場
所はなくユーゴに亡命。1944年、独軍を撃退してユーゴに侵攻してきた赤軍に逮捕
されて、本国送還、25年の刑を宣告され「収容所列島」に服役した。釈放は1956年。
ソルジェニーティンは1918年生で彼の本を9歳の頃、読んだという。1927年の頃だ。
既にシュリギンはユーゴに亡命していたが、まだその著作は街角で売られていた
という。ソルジェニーティンはそれらを夢中で読んだ。それは、消え去った世界から
の声を聞くようだったとある。
解釈するのが難しいのが、「His was a voice from・・・・had passed」までのセン
テンスだ。関係代名詞・指示代名詞の機能の「that」が3つある。関係代名詞
「where」が1つと非常に長いセンテンスになっている。露語を訳した「finality」
「 extravagant fantasy」もやっかいだ。(3)
「収容所列島」の日本語訳は次のとおりである。
「それはどんな空想を巡らせても想像できなかったもう消え失せた世界からの声だった。
20年も経たないうちに、その本の著者と私の道がお互いに目の見えない線でホリシャ・
ルビャンカのしんと静まりかえった廊下で交差するはずだったのだ。」
露語を読めないのだから本当の意味はわからない。一体、日本の中で露語が読める
人間は何人いるのであろうか?200人位だろうか?しかし、英語訳と比べると、その
差異は明らかだ。(4)
(3)に文字化けがあった。
・・to study attentively many emigres, old and young, in the spring of 1945.
ロシア語通訳の米原万里さんのエッセイから――
「ロシア語には、『裸のつき合い』という慣用句はないんですが、
『気取らずに親密な交流をした』というふうに訳してはだめですか?」
「いや、そこのところは、大臣閣下もぜひ文字通り訳してくれとおっしゃっている。
実際に裸になったんですからねえ、それと『裸のつき合い』が掛詞になってるんですよ。
頼みますよ、米原さん」
「あの、例の『文字通り裸のつき合い』という表現なんですが……」
「だから、言ったでしょう、大臣がぜひともと」
「あの、真偽は定かではありませんが、B外務大臣は同性愛者だという説が常識になっているんですよ、
ロシアでは。だから、私がそれをそのまま訳すと、会見場は爆笑すると思うんです。それでもいいですか?」
報道官の顔色はサッと変わり、彼はすぐさま大臣秘書に電話を入れた。原稿は、ただちに訂正された。
言葉はそれぞれの民族の文化の違いや物の見方を反映するから、異言語の100%
正確翻訳と云うものには限界があるとも言える。例えば隣の国、朝鮮半島では現在、
文大統領が米国と中国の両方に色目を使っているが、その姿勢は日本では両大国の
狭間で「股裂きになる」のではと懸念されている。朝鮮半島には「股裂きになる」という
慣用句に該当する表現はなく、大国の狭間で「みなし子になる」と云うそうだ。
長年、周りの大国の属国に甘んじてきた歴史がそういう表現を産んだのだろう。悲しい
歴史を表している。また、ロシアは寒い国なので「裸の付き合い」はできないのだろう。
エスキモーには「氷」という一般的な言葉はないそうだ。パタゴニア・インディアンも文明
社会からは最も遅れた野蛮人の一つであったが、植物や動物に対しての言葉は驚くほ
ど豊かだったそうだ。言葉はそれぞれの民族の文化や物の見方を反映しているのだね。
(5)
スポーツのインタビューで外人選手の談話を通訳が日本語に翻訳する時、外人
選手の話した長さと、通訳の翻訳の短さがあまりにも極端なので笑ってしまう時
がある。
外人選手「ペラペラペラペラペラペラ・・・・・・・・」(1分)
通訳「今日は調子がよかったそうです。」(5秒)
外人選手「ペラペラペラペラペラ・・・・・・・・・・」(1分)
通訳「とてもうれしいそうです。」(3秒)
『よい翻訳は、原文よりも長くなってしまう』傾向があると言われる。直訳しても意味が
通じない場合は、意味が通じる様に背景や文化等を加味しながら訳すから当然そう
なる。我々は専門の翻訳家ではない。力量不足で正確な翻訳が出来ないレベルだか
ら、上記のスポーツ通訳のようにエッセンスだけを要約して脳内翻訳してしまえばいい。
その例から云えば、「収容所列島」の難読個所は、
「ソルジェニーティンは子供の頃(1927年)、ワシリー・シュリギンの本を熱心に読んだ。
その頃はまだ、店頭に売られていた。ワシリー・シュリギンは、既に赤色ロシアからユ
ーゴスラビアに亡命していた。祖国では彼の存在は忘却の彼方となっていた。だから、
シュリギンの本は遠い世界の話のようだった。そのワシリー・シュリギンが、どんな運命
の巡り合わせなのか、1944年頃、ソルジェニーティンと同じホリシャ・ルビャンカ監獄
にいたのだ。どんな空想家でもこんなことは予測できなかっただろう。」
とでも大要を理解して読み進めれば問題ない。(6)
ちょっと気がついたから訂正します。(7)
>>734
×時速200マイル!キロに直すと時速360qだ。
○時速200マイル!キロに直すと時速約320qだ。
>>764
×関係代名詞「where」が
○関係副詞「where」が His was a voice from a world that had disappeared with such finality that not
even the most extravagant fantasy could have projected that invisible point in
the soundless corridors of the Big Lubyanka where his steps would intersect
my own before twenty years had passed.
(日本語訳)
それはどんな空想を巡らせても想像できなかったもう消え失せた世界からの声
だった。20年も経たないうちに、その本の著者と私の道がお互いに目の見えない
線でホリシャ・ルビャンカのしんと静まりかえった廊下で交差するはずだったのだ。
(拙者の試訳)
シュリギンの本は、もう今は存在しない世界から聞こえる声のようだった。その世
界は海外亡命者の逮捕を終局としてきっぱりと消え去っていた。だから、どんな豊
かな空想力の持ち主であっても、それから20年も経たないうちに、彼と私の人生
の軌跡が、ホリシャ・ルビャンカ監獄の静寂な廊下の、あの見えないほど小さい点
で交差することなど予測することはできただろうか。
「文法」「語彙力」「背景知識」を動員し文の構造を分析してみた。最初の「that」は
「world」を先行詞とする関係代名詞、次の「that」は「such〜that」の「that」、次の
「that」は指示代名詞で「あの」、と分析した。
「finality」と訳された露語は不明だが、「最終的(決定的)なこと(状態・行為・言葉)、
終局、究極性、目的性」の意味で、「such finality that・・not even・・could have
projected・・ 」は訳すに窮した。この前後の段落の内容を加味して「海外亡命者の
逮捕を終局として」と意訳した。他の意見を求めたい。
露語が読める人がいたら、是非とも露語版の本個所を読んで、意味を教えてほしい。
「Chapter 6; That Spring」の終盤の箇所にある。(8)
>>765
その「訳文」、露語からのせいか、上の英文とはニュアンスというかその表現から
くるイメージというか、多少違っていない?
意味するところのベースは同じなのは伝わってくるけど、時に「20年も経たないうちに」
の箇所から・・・・・・・・l ここで色々書いて、うずもらせるのはもったいない。
紙芝居風にして YouTube なんかどうだろうか
>>771
そうだよね。英訳の英文も複雑だが、露語からの邦訳のようには読めない。
ちょっと違う感じがする
英文を日本語に訳す時は、「関係代名詞」を多用して長くなった文を意味の通じる
いくつかの独立文に分離して訳すとスッキリする。そして、この英文を句・節毎に
分解して分析すると、「could have projected」の「projected(〜を予測する)」は
目的語を必要とする他動詞だから次の「that」以下にかかってゆくと考えられる。
露語からの邦訳では「projected(〜を予測する)」が訳されていないような気がする。
だが、これはあくまでも英文を元にした考えで露語の原文がどうなっているかは
わからない。だから露語の原文を知りたく思うのだ。そもそも露語には、二つの
文章を一つにしてしまう「関係代名詞」という機能を有する言葉はあるの?とか。
>>772
原案者・作画者・脚本家・演出家・俳優・・・と得意な分野は分れるからね。一人
の作業・発想では無理だよね。 「The Information Technology Revolution」( Edited Tom Forester/1985)
コロナのおかげで在宅勤務が加速化している。しかし、通勤ラッシュから解放される
とかのよい事ばかりではない。
『あいつ、在宅とか希望して、実は家でさぼってるいんじゃねえの!』とか在宅勤務が
できない同僚からは妬まれたりする。狭い部屋はホーム・オフィス・ワークには向いて
いない。いろんな家では雑事があって仕事に集中できない。起床・就寝・睡眠・運動
不足と生活が不規則になる。家の光熱水費の使用量が上がる。そして、上司からは
忘れられる。
まあ、こんな弊害はこの本のなかでも既に45年も前から言われているのだ。社会的
動物としての人間は、孤立しては生きられないのだ。職場に出勤するというのは、
仕事だけではない意味がある。社会に繋がることで生きる意欲も仕事のやり甲斐も
湧くのだ。
この本でも対策とか提言されている。「Get dressed.」「Set up office hours.」「Get to
work on time.」「Quit on time.」「See people.」とか。情報革命の歴史を知るためにも
時間があれば、読む価値がある本だと言える。小説のようにこねくり回した文では
ないから英語の勉強にも向いている。(9)
難易度は国立標準ぐらいが気がする
4の解答なんだが
Thus A=O. This leads a contradiction(we supposed a+d≠0).
って書いてる
A=O でa+d=0になるからこれに矛盾ってことだろか
>>773
YouTube 化するんだったらそんな難しいことは考えなくてもいいと思われ。
BGM つけてここに 書いてあることを紙芝居にすれば 最低限十分 >>777
You tubuの「紙芝居」は「大衆プレゼン」のようなものですね。
「みんな、いらっしゃい〜紙芝居だよ〜!」
今は誰でも、情報発信できる社会(なんでもフリーではないが)、誰でも情報をゲット
できる社会。自己表現欲と自己承認欲は誰にでもあるからな。楽しいかもしれない。
でも功罪はある。ブログとかで洋書を読んだことを発信している人もたくさんいる。
閲覧すれば有益なものもたくさんあるね。しかし、自分がやるのは抵抗があるんだ
よな。
例えば自分が紙芝居屋になったと想像してみる。昔のネ。見知らぬ町に紙芝居を
自転車に乗せてでかける。自転車を停めて、カチーン!カチーン!「紙芝居だよ〜、
面白いよ〜」と子供を呼び込む。「わーい。紙芝居屋のおじちゃんが来た〜、わーい
い。」とよい子達が沢山集まって来る。
「まずは、見る前に駄菓子を買ってね。ニッキ飴、金米糖・・」。「はーい。」・・・
そこにいじめっ子達が必ず来るんだね。「紙芝居なんか、面白くねーよ。あっちに行
け〜」と石を投げつける。
「ウエーン」とよい子達が散らばって逃げる。怒った紙芝居屋は「このガキ〜」と追い
かけてくるが、いじめっ子達はもう逃げ去った。紙芝居屋の眼には涙が溜まっていた。
「商売にならね〜」。・・・俺の妄想。いや、経験談かもw。
同じようにネットって悪意が存在するから怖い。ネットで攻撃されて鬱になって死んじ
ゃう人もいるからね。最近自殺した女優さんもアイコラ画像が検索できるし、それも
影響しているのじゃないかな?不特定多数に情報発信するのは怖いね。せいぜい、
この過疎板に書き込む程度でいいよw。
ところで、昔、「777」という伝説の書き込み人がいたが、最近は見ないね。(10) >>778
そそ、 目立つと必ず いじめっ子が出てきます。 だけれども有益な人がコンタクトしてきます。
いずれにしてもマイペースが一番 よくこんなもん独力で発見するなと思うが
数理系の文章の場合
英文解釈だけでなく数学とか理科の知識を理解してないと理解は無理だな
まあ上記の解説とかなら数学B の教科書理解するぐらいで十分だけど
>>778
数度、田舎の家にいる時に紙芝居屋がきたことがある。
よくあんなところにまできたものだと思う。売っていたのは、サツマイモの味が
するヌガーが棒の周りについていたと思う。チョコレートでコーティング
していたかどうかわからないが。
水飴だったかもしれない、わからない
いじめっこなんか出てこないよ。駄菓子を買わなければ見れないというのが
なかなか子供には理解できない。理不尽だと思うから、見れた子供に当たる
というのはあるかも。 >>782
「三丁目の夕日」には、紙芝居屋の場面は出てこなかった。東京五輪が開催された
昭和39年前後にはテレビの普及で町から消えていたわけだ。実は、自分、紙芝居屋
に石を投げて妨害したことある。その紙芝居屋は結局、来なくなった。
中学になった頃、風の噂で『新宿の地下道のホームレスの中に、その紙芝居屋を見た』
というのを聞いた。その時、「悪い事をしたな」と心の底で反省したよ。
いじめとか悪ふざけ悪口・・、人を傷つけるようなことをするものじゃないと思ったね。後
になってトラウマになっちまう。いじめた奴も傷つくのかも知れない。
まあ、反省しないで生きられる人も世の中にはたくさんいるけれどさ、武勇伝・武勇伝と
か言っちゃって。いじめっ子が父親になって、その子供がいじめっ子とか最低だよなw。(11) いくつもの関係代名詞で追加情報をたくさんくっつけてきらびやかに装飾する文章
は読むのに疲れるね。
「The Tale of Genji」「Hitler」「The Gulag Archipelago」とか関係代名詞ばっかだった。
「関係代名詞」は二つの文章をつなげる難易度の高い技術」「ネイティブ・スピーカー
の子供でも中学生くらいにならないと使いこなせない」「関係代名詞を使うと大人の
英語になります」(鳥飼玖美子「本物の英語力」)というから、「関係代名詞」を多用
する文章は高度なんだね。こちとらは、できるだけ短文で、長文にしてもコンマが読
みやすい。その位のレベルなんだね。ネイティブなら中3〜高1くらいかな。(13)
「The Information Technology Revolution」( Edited Tom Forester/1985)の続き
The home office may free us from the daily commute to work, but we may be
giving up a lot more than we gain ―such as personal contact with colleagues
and the boss.
The author, who is president of a Washington ,DC, firm of consultants, looks at
some practical and psychological problems of working from home, while John
Applegarth gives the other side of the story.
これは、「Second Thoughts on Moving the Office Home」という章の冒頭の解説文だが、
全体もとても分りやすい。この章(在宅勤務)の問題提起は次の文に要約される。
まあ、50年経っても今日的課題だ。
If sociologists are concerned today about the sense of isolation, aloneness, and
anomie in our society, then they should be sending up warning flares about the
sociological disaster the home office could bring. One of the principal functions
of work in America , auther Studs Terkel claims, is “schmoozing”―achieving a
sense of companionship and togetherness among workers as they chat about
their lives and gripe about common problems ―and this function may die in the
home office.
If our primary links to the larger society are through our fellow workers,we will
have to build institutions that will maintain human contact when the office is
moved home.(12)
>>784
紙芝居の定番は黄金バットだったよね。
自分も紙芝居で見たような気がするよ。
お金を払って駄菓子買ってない人は見れないんだよね。
そういうのは、子供にとってはよくないよね。
貧富の差を子供に意識させるなんて >>786
そのうち、会社に行ってお金をもらう
んじゃなくて、お金を払う社会になるかも
しれないね。 >>786
そのうち、会社に行ってお金をもらう
んじゃなくて、お金を払う社会になるかも
しれないね。 >>654
遅レスで申し訳ない。
技術系のおじさんです。
米国で2年くらい働いたことがあります。
2年前に戯れで受けたTOEICが800点台半ばというところ。
リーディングで時間が全く足りず終わらなかったのが悔しいところで、
多読で功夫を積んでからもう一度挑戦したいなと。 >>790
そんなにすごくてtoeicが800点台
なかばなんですか?toeic受けたこと
ないですけど、>>790さんの英語力は
はるかに高いんじゃないかと思います。
小説を速いスピードでよめるんですから >>792
大抵の場合、一日に読めるのは10〜20ページ、
頑張っても30ページくらいなんだけど、速いと言えるかどうか?
速い遅いより、まとまった時間読み続けることが出来るかどうか、
眠くならず楽しめる本を見つけることが出来るかどうか、ですね… 数検2級 二次第7問
Point A(2,−3) lies on the parabola y=x^2−5x+3.
Line l is the tangent line to the parabola at A.
Find the area S bounded by the parabola, the y-axis and line l.
簡単すぎる
>>794
日本の受験数学でも、ただ手順が複雑なだけで数学的には同レベルという気がする。
たとえば、箱の加工についての教育課程が
紙の箱→木の箱→鉄の箱→樹脂の箱
だとすると、日本の教育は木工の段階で箱根細工を作らせてる感じかと。 授業中も突然、意味のない奇声を上げる子がいるんだよな。あれって、不思議に思うw。
で、本題にはいるが、土曜日の朝、ラジオを聞いていたら、W.フォークナーに
ついて話していた。がぜん、興味が湧いた。
フォークナーは「ヨクナクナクネ」、いや、間違い!元へ、「ヨクナパト〜ファ」という架空の
南部の町を舞台に沢山の小説を書いた。彼の幼い時の体験や現実の生活圏での出来
事や見聞を題材にして南部の生活を生き生きと描いた。これらの小説群は、下記引用
の如くひとつひとつ単独として読むより、「八月の光」を含めて、全てを一連の小説として
読むといいと薦められている。アメリカ北部より南部の方が、何故か親しみがあるな。
ヘミングウェーやドス・パトスと同じ失われた世代だけど、一線を画しているW.フォーク
ナー。とりあえず序文を読んでみた。
The Essential FAULKNER (Edited and with an introduction by Malcolm Cowley)
The saga of Yoknapawpha country,1820―1950
・・But I also hope that some readers will go through it from beginning to end,
following the characters and the sequence of events as if they were reading
one continued story; and I hope they will find that it retains something of the
organic unity of Faulkner’s legend.(序文より)
>>796
そりゃ競技数学だから難易度は別にして質はだいたい同じだとおもう
京大の特色入試の数学とかは受験生にとってそうとうむずかしい Euler's Pioneering Equation: The Most Beautiful Theorem in Mathematics
って本の冒頭に引用されたラッセルの言葉
Mathematics, rightly viewed, possesses not only truth, but supreme beauty
−a beauty cold and austere, like that of sculpture.
Bertrand Russell
数学は、適切な見方をすれば、真理のみならず至高の美、彫刻作品のような、
冷厳でいておごそかな美しさをも含んでいることがわかる。
そのうちオイラーの定理の解説本でも読んでみようと思ってる
和書でもいい解説書あるみたいだし
>>789
さすがに仕事をするための会社出勤で金を払うことはないだろうがw、
「場所貸し」ビジネスが繁盛する可能性はあると思う。
Telecommute又はtelework(在宅勤務)に適不適の業務・業種はあるけれども、
コロナ後の社会はオフィスが無くなり在宅勤務化が一層加速するからだ。
しかし、「家が狭い」「集中できない」「仕事とプライベートの密着」「人間関係の
希薄化」など在宅勤務にも問題は多い。
早くも「家と違う空間で仕事をしたい」という需要に応えJR東日本の一部の駅
には、時間貸しの「ワークスペース」が既にできている。予約制でかなり高いが。
「駐車場ビジネス」ならぬ「仕事場提供ビジネス」。テナントが退去して入居の
ない大家ならペイできるかもしれない。
(在宅勤務にも問題が)
・At the office, it is easy to say, “No, I can’t do that―I’m working,” but at home
it is a difficult, seemingly arbitrary, but necessary task.
・You can spend much more on energy to heat or cool your home all day than
you do on commuting a few miles.
・The "imposed"routine of the office,of going to work,will have to be replaced by self-
imposed discipline in home office.
・Home, that place where you feel absolute dominion over your environment,
“castle” will be invaded by a boss calling to check up on your progress.
・The lack of contact with the worker presents another problem to the employer.
・In the already cramped housing of today’s young families, finding space for
the home office will indeed be difficult. While the business may save great deal
in office space, and hence rental cost, it is not clear that this saving can or
will be shared with the home worker. 「・・指先で12月までカレンダーをめくっていくと、自分がその年を生きのび
られるかどうか確信がもてなくなり、こわくなった。
胃の中を蝶が飛んでいるような気分になり、ひたいの静脈がひどくうずき、
汗びっしょりになった。・・」「L.A.Confidential(by James Elloy)」邦訳。
『胃に中を蝶が飛んでいるような気分』・・・?おもろw!
バズ・ミークスがミッキー・コーエンの手下に追い詰められて絶体絶命の場面だ。
一応、原文を当たって見た。
He flipped through to December, cut odds on whether he’d survive the year
and got scared: gut flutters, a vein on his on his forehead going tap, tap, tap,
making him sweat.
なるほど。「gut flutters」だったのか!納得w。
>>798
ドスパトスのことをよく書いていた人も
>>798さんなんですか?
技術系というのはどんなことをやっているんですか?
ドスパトスとか書いているから、アメリカ文学とか
アメリカ政治とかそんなのをしてる人だと思ってた >>803
いやあ、君も人を、いや元へ、文を見る目がないね〜w!全く、別人28号w!
僕は文系の人間で数学なんか中学生の問題も出来ない。
そもそも技術系や理系の人間が文学を読むわけがないじゃないか!
彼らには技術英語、科学英語で充分なのだ。
大体、文学とか時間の無駄だから読んでもらいたくないね。
理系といえば、山中教授って馬鹿だと思ったよ。中学校へ講演に行って、「英語は大事
だから勉強しなさい」とか言いまくった。理由が笑えるよ。自分の米国での体験を
引用して、「ホテルの講演会場のフロントでレストランは何処ですかと聞いたら、
トイレを案内された。レストランの発音が悪かったのでレストルームと勘違いされ
たのだ。僕が英語を出来たらもっと米国の研究者とも交流できたし、トイレを案内
されることもなかった。若い君達には是非とも英語をマスターして欲しい。」とか中学生
に好演したんだよ。もし、山中教授が若い時に英語をマスターしようとしていたら
ノーベル賞はもらえなかったでしょうに。
日本の科学者は日本語で研究できるのだから、科学・技術英語で十分で、一般英語
なんかいらないのだよ。ノーベル賞もらった田中さんの英語力で正解なのだ。
成毛眞「日本人の9割に英語はいらない」で言われているように、英語が得意な人間
は基本的に馬鹿なんだよ。頭の良い理系の人は英語なんか二の次だ。 >>804
ああ、別人さんですか?
ところで別人さんは何をやってるんですか?アメリカの政治ですか? 本スレより転載
洋書・読み終えた本の感想を書きまくれ 2冊目
http://2chb.net/r/english/1580908115/
55 名前:名無しさん@英語勉強中 (ワッチョイW 279d-ZVAM)[] 投稿日:2020/09/23(水) 12:51:06.92 ID:9v5hMFqu0
単純にフランス文学は邦訳か
フランス語で読めばいいのにと思う
フランス語ができなくて
邦訳がないのは英訳で読むしかないけど
57 名前:名無しさん@英語勉強中 (ワッチョイ 4396-Kk5w)[sage] 投稿日:2020/10/04(日) 16:17:51.91 ID:9cnyUlpL0
>>55
> 単純にフランス文学は邦訳か
> フランス語で読めばいいのにと思う
それは英語の本を読まない人か、英語で本を読むのが好きでない人の言い分だよね
1つは英語で読むのが楽しいから英語で読むわけだし、逆に言えば日本語で読むのは
原著が日本語で書かれた本だけで十分、翻訳作品はすべて英語で読む、という考え方
だってあってもいい
また、同じヨーロッパ圏内の言語であれば語源を共有しているものも多いし、歴史、宗教、
文化を共有している部分も多いため、翻訳者の感覚や理解も、(明治になり欧米と交流を
始めたばかりの)日本人よりは、ずっと根の深いところでつながっている部分が多い
こうした事情は、漢字を共有している日本語の方が、中国の古典を英語に翻訳するよりも
細かいニュアンスを伝えやすいというのに似ている >>806
58 名前:名無しさん@英語勉強中 (オッペケ Sr47-8YkJ)[] 投稿日:2020/10/06(火) 21:53:03.30 ID:MaWN567dr
英語が好きなら
英語オリジナルの本が
読み切れないほどあるよ
59 名前:名無しさん@英語勉強中 (ワッチョイ 6396-xYNh)[sage] 投稿日:2020/10/07(水) 12:54:10.33 ID:1tgiF4Te0
さすがに(原著が英語で書かれた)英米文学だけしか読んじゃダメというのは範囲が狭すぎて窮屈
フランス、ドイツ、ロシア、イタリア、それにラテンアメリカの小説あたりまでは普通に読みたい
なら、邦訳で読めという人もいるけど、アルファベットと横書きで書かれた作品は、やっぱりアルファ
ベットと横書き(英訳)で読むほうがより自然だと思う >>805
君は「Curious Jorge」なんだね〜。人に聞くときは、先ず自分のことから切り出す
ってのが礼儀なんだけどな〜。たぶん学生さんだよね。
自分は、学者じゃないので専門なんてないよ。文系だ。大学での原書講読は、
「不法行為論」と「政党論」だったな。法学部だからね。前者は英米法に関するもので、
後者はロベルト・ミヘルスというドイツの学者の著作の英訳本だった。
フィクションなんて読み始めたのは最近だよ。社会人になって中ごろから英字新聞を
毎日読んで、たまにノンフィクションや評論を読んでいた。自分は、最低20年間、
読み続かれるような価値のある良書を選んで読もうと思っている。
この頃は、もう新規に読むのは止めて、これまで読んだ本を一字一句丹念に読み
返して、英語の神髄を極めたいと思うようになってきたけどね。
「戦争と平和」「白鯨」くらいで打ち止めにするつもり。
>>806 >>807
あっちのスレは、スレ主が異常に神経質で「感想」以外のコメント、所謂「雑談」が
ひとつでも入ると、「スレチです・・」となるのでw、その仕切りに腹を立てた人が、
「雑談・脱線あり」のこのスレを別に立ち上げてくれたわけだ。
おかげでこちらに書き込むことができるので、スレ主さんには非常に感謝している。
てな訳なので、あっちとこっちは水と油、目下犬猿の仲で相互不干渉だから、あっち
はあっち、こっちはこっち、「mingle」しませんからコピペしないで下さいねと、スレ主
を差し置いて言ちゃうw。 あれ、まだ気づいていなかったのかな。
本スレも、この雑談スレも、私が立てたスレです。
それと、もうひとつ別に英文解釈のスレでも立てたほうがいいかな?
読んだ本の英文解釈とかいう内容で、英文と和訳と並べたり、
翻訳本の問題点を指摘したりとか。難解英文のキモとか。
それともこの雑談スレのままでいいですか?
「洋書を読んでいる途中です、ここが分かりません。助けてください」
みたいな内容のスレもあったほうがいいかな?
英文解釈スレはあると助かります。自分的には英文解釈板にも行きたいです。
そういや洋書の雑談ありのスレ立てのとき
雑談ありのやつたてようかってきいたとき
べつのひとが立ててたな
英文解釈の参考書スレはあるけど
受験参考書の話したいひとらがおって、
洋書を読むための参考書とか原書購読の議論にはなりにくいし、
原書購読の勉強スレ(語法、訳の検討)みたいなやつあってもいいのかもな
まあ雑談スレでやってもいいかもしれないが
>>808
学者さんでないのに、アメリカ文学をたくさん読んでおられて詳しくて
すごいなと思っています。じぶんなんかどんなに英語を読むのに時間を
かけてもめちゃくちゃゆっくりしか読めるようになってない。
自分は新聞を読んでるけど、難しい本は無理だな。あと時間を見つけて
自分のやりかけたことについての本をぼちぼち読みたいと思っています。
そちらは英語はたいしたことありませんが 理系でも、特に研究をするような人は、専門の能力と同等に英語が重要だよ。
研究論文てのは、読むのも書くのも英語のことが多いし、
英語でのプレゼンテーションもしょっちゅうするし。
理系の英語でも上手下手というのはあって、内容の新しさ・面白さの伝え方次第で、
Nature, Science級の論文となるか、国内学会の英文誌にやっとお情けで載せてもらえるか、
明暗が分かれることもある。
山中さんも田中さんも、ノーベル賞をもらったのは英語圏での共同研究だ。
こういっちゃなんだけど、アングロサクソンの偉い共同研究者の方に
ノーベル賞をやるのが目的で、日本人はそのおまけかも知れないくらい。
山中さんはお愛想やはぐらかしで英語大事と言ってるんじゃないよ。
そこそこ先端的な仕事をしたいなら、理系でも英語は必須。
学会のプログラムでも、日本人でも特に英語が出来ない研究者の発表は
うしろの方にまわされたりする。そして、その人の発表が始まる直前に、
潮が引くように聴衆が出て行ったりする。
「あいつの話はいつも分からん」って言われてね。
前回の雑談スレも私が建てました。
今回の雑談スレも、特に問題がないならこのスレのままでもいいかなと思いました。
>>818
立ててくれてありがとう
立てた人の意向次第だと思うので、
このスレのままでいいと思います。
これからもよろしくお願い申し上げます 自分はスレ立て人の指示に従わされるならほかのところにいくだけだな
>>815
よくしらないが、日本人の英語論文なんて
だいたいネイティブチェック受けてるんじゃないの すこし見慣れない構造をもつ英文があった
Is the belief in a God one of the opinions, to feel sure of which, you hold to be
assuming infallibility?
たぶん 以下を基にした表現な気がする
to feel sure of (the) opinions
意見に確信を持つこと
you hold [to feel sure of which] to be assuming infallibility
意見に確信を持つこと は 無謬性を想定している状態 だと考える
the belief is in a God one of (the) opinions (〜〜関係詞節〜〜)
ある神を信じることは(次のような)意見のひとつである なんとなく制限用法っぽく見える
>>821(修正)
the belief is in a God one of (the) opinions (〜〜関係詞節〜〜)
↓
the belief in a God is one of (the) opinions (〜〜関係詞節〜〜) >>820
翻訳サービスを使う人はあまりいないと思うけど、
英語ネイティブの同僚や共同研究者に直してもらうことはするね。
だから安心、ってズバズバ書けるものじゃないよ。
書くのが速い人は文章もきれいなものだ。 >>821
難しいな。
「神への信仰は、それを確信することによりその無謬性を
前提としていると見做されてしまうような理念なのだろうか?」 >>824
何か理由が無い限りはたいていやってくれるかな。
他人の文章を直すのは、指導でも共同研究でも課題提案でも査読でも行われる、
基本的なプロセスだし。
英文校正サービスにはやや疑念を持っていて、専門的な背景や文章のロジックを
理解しきれていない人に、どの程度まともな校正ができるか、心配になる。 >>825
超訳
「神様を信じているからって、神様を全能と思っているかどうかなんて、
わからないじゃない?」 まあこんな感じだと思うんだが
Is the belief in a God one of the opinions, to feel sure of which, you hold to be
assuming infallibility?
you(あなた)は
考え(意見)を確信すること(確信的感情を抱くこと)=無謬性を仮定すること
と考えるが
神を信じることは、そのような考え(意見)のひとつだろうか?
意訳するとどうなるんだろな
あなたは、神を信じることもまた、無謬性を想定することになると考えてるのですか?
ぐらいか
>>821
to hold to v
という表現ってあるのかな?辞書にはなかった。
webだとweblioにあった。
だから本当にあるのかな?信用できない。
思うに、hold to n で nにしがみつく ということだと思う。
Is the belief in a God one of the opinions, to feel sure of which, you hold to be
assuming infallibility?
は
神がいると信じることって、意見の一つじゃないの?それを確信していると感じる
ためには(神の)無謬であることを想定することにしがみ付くというような。 「神を信じることと、完全なものを信じるってのは、別の事だろう?」
難しく言っているだけで、大したことは言っていないのだろう。
believe in, be sure of, hold to be, assume と、
似た属性の言葉を畳みかけて相手を煙に巻いている。
>>824
俺はアメリカ人の友人何人か居るけど、そういう事は頼めなかったな
自分自身、いろんな事で手一杯なのに他人に厚かましくお願いなんか普通できないよ
迷惑すぎる
メールとかで、こういう英語はないとかの指摘は勝手にしてくれたけど >>830
hold O to beって語法
to feel〜がO hold A to be B
A を B と見做すってことかしら
基本英文700選の中の例文
He lent me two books, neither of which I have read as yet.
彼は私に本を2冊貸してくれたが、まだどちらも読んでいない。
非制限用法だけど構造としてはけっこう似てる気がする
意味内容としては一文だけ抜き出したのでわかりにくいと思う。
上記の人たち、英文解釈スレを立ててそちらでやっていただきたいが...
構文を分析して、背景(文章の前後や主題)を踏まえれば、理解できる。
有名な「英文標準問題精講(原仙作)」の手法で分析すればいい。
主構造は S+V+Cの疑問文だよね。
「Is the belief in a God one of the opinions?」が骨格で、カンマ以下は付属・修飾節。
ただし、日本語訳は非常に難しい。
Is=V
the belief in a God=S
one of the opinions=C
単語
・「god」=「キリスト教の神・創造主・造物主・万能の神・多神教で特定の属性を
持つ神・神像・偶像・神と崇められる人物・至高の存在)」日本人の考える神と
西洋人の神は概念が違うから難しい。
・「belief」=多義語(日本語に置き換える意味の多様性)で混乱する。
「証拠なく事実と信じること・存在の確信・意見・所信・信念・考え・信用・信頼・
信仰・信心・信条」と沢山の意味がある。
・「opinions」も多義語。「意見・見解・考え・所信・持論・自説・態度・世評・世論・
評価・判断・評判・専門的意見・鑑定・・」といろいろある。
「,to feel sure of which, you hold to be assuming infallibility?」 は付属・修飾節。
・「be (feel)sure of」=自信がある。
・「assuming」=形容詞なら(でしゃばる・なまいきな)
・「assuming」=動名詞なら(明確な証拠がなくても想定する・憶測する・確かだと思う・
みなす・推量する・責任をとる・任務を引き受ける・態度をとる・身につける・装う・
ふりをする・我がものにする)
・Infallibility=正式・絶対確実・カトリック教皇の不可謬性
訳し方は無数にあるのだ。そして、どれもが正確な訳になるかが疑問である。
抽象的な言葉・概念の翻訳は簡単なことではない。極論すると不可能であるかも
しれない。西洋人の考える「神」と日本人の考える「神」とでは、全く概念が違う。
『ある神への信仰は、それが絶対確実だと想定することに自信をもったすえに
出した、ひとつの判断ではないのか?』
英語を英語として理解したことと、それを日本語に訳すということは、別の作業だ。
次スレ立てるときは
雑談も解釈もありのスレにすることを提案する
そりゃある程度
洋書を読めるからといって、わかりやすい日本語にできるわけじゃないし
訳となると日本語の能力が必要だとおもう
ネットの英語記事は基本的に訳ないから自力で解釈するしかないけど
洋書なら訳本出てるものもあるし、かなり参考になるとおもう
訳本の使用がいいのかどうかはよくわからないが
>>842 スレ立てって、したことないが難しいのだろうか?
個人情報や誓約書とか必要だったり、過去に荒らしたりしていないとか資格や
要件がいるのであろうか?
このスレもそろそろ終局に近づいているからね。
題名は「洋書」はやめたほうがいいね。「感想」もだ。
「読んだ英語の本を語るスレ」とかはどうだろう?
>>843
自分の経験では、「対訳本」は英語本を読み始めたばかりの高校生には必須
だと思う。邦訳は、「完璧にあらゆる英語が理解できるという最高度の段階」
に到達するまでは(まあ、そんなレベルに到達は無理だが)、必要だ。
英文の意味解釈の不明・疑問な箇所は必ずあるからその場合、邦訳の該当
箇所を参照できれば、目からウロコでなるほど〜と英語の構造・文法等の
理解を深めることが出来る。そして、副次的には誤訳も発見できるw。 だが、あくまでも英文の意味解釈の参考にするだけで邦訳を読む必要はない。
翻訳の文章は日本語としてぎこちないし、論理不整合とか日本語として不正確
な部分も結構あるからね。「胃の中を蝶が飛んでいるような気分になり、ひたい
の静脈がひどくうずき」とかw。
それに、翻訳者の先入観と過剰な「思い入れ」がありすぎて、別物みたいな印象
を受ける場合がある。よく売れるという「ギャツビー」も「ライ麦」も訳者のそれぞれ
の「思い入れ」が激しくて、読めたものではない。
これは自分の個人的な意見だけどもね。
最近読んだ読売新聞(朝日新聞ではない)に
『マッチョでない「繊細なヘミングウェー」』という記事があった。
新潮文庫の新訳が出たそうで、長く親しまれてきた福田恒存の訳は
「感情の起伏の激しいマッチョな印象」で、今度の高見浩の新訳は
「年輪を経た老練冷静な漁師として」訳されたとある。
例えば、物語の終盤、カジキとの死闘の後に、サンチャゴが己の手落ちを悔いながらも、
自身を叱咤し、奮い立たせる場面でその違いを記事の中で対比している。
(福田訳)
『(さて、とかれは心のうちでいった、ナイフの結びめを確かめろ、切れていやしないか。
つぎに手だ。用意はいいだろうな。敵はまだまだ押し寄せてくるからな。
「ナイフをとぐ石があれば大助かりなんだが」老人はオールの端の結びめを
締めなおすと、そういった。「砥石を持ってくればよかったっけ」お前さん、
いろんなものを持ってくればよかったんだ、と彼は思う。だが、爺さん、お前は
持ってこなかった。)
冗談じゃない、いまは持ってこなかったもののことなんか考えているときじゃない。
ここにあるものでできることを考えるのがいい。「お前はなかなかいいお世話
やきだよ」彼は大声でわめいた。「おれはもう聞きあきた。」』
(新訳の高見訳)
『・・・(手元にないから略)・・・・ま、ない物を嘆いたところで仕方がない。あるもの
で何ができるのかを考えるこった。「それは筋が通っているが」老人は声に出した。
「もう聞き飽きたぞ、そんな御託は」』
で、俺はさっそく、原文の箇所を探してみたw。
Now, he said to himself. Look to the lashing on the knife and see if
it has been cut. Then get your hand in order because there still is more
to come.
“I wish I had a stone for the knife,” the old man said after he had checked
the lasing on the oar butt. “I should have brought a stone.”
You should have brought many things, he thought. But you did not bring them,
old man. Now is no time to think of what you do not have. Think of what
you can do with what there is. “You give me much good counsel,” he said aloud.
“I’m tired of it.”
Lashing:なわ・綱・針金・鎖
stone:石・岩・小石・切り石・墓石・砥石
スレ主です。
やっぱり全く別スレで英文解釈のスレを立てたほうがいいかな?
例えばこんなタイトルで、
洋書 読んだ本の英文解釈 1
敢えて洋書という文字を入れるのは、タイトル検索で使われることが多いと思われるから。
>>848
こんな感じでどうかな?
洋書 読んだ本の英文解釈 1
読んだ本に出てきた英文の解釈、構文の分析、翻訳の要点、
和訳本の問題点などについて書いてください。
みんなで英文解釈の腕を磨き合いましょう。 >>844
べつにむずかしくない
https://lavender.5ch.net/english/
↑いちばん下に 新規スレッド作成ってのがある
たて方はいろいろあるけど、基本的にはここの空欄の
1スレッドタイトルにタイトルを入力して
2レス内容書くだけ
実戦英文快読術って本に洋書の読み方のヒントがいろいろあるんだけど
そのなかに直訳か意訳かってタイトルの記事がある
で、『月と六ペンス』の訳が三種類(講談社、角川、新潮)引用されてる
著者は なによりもまず正確に読めることがよい訳を作るより大事だといってる 参考書スレはあったけど、英文解釈スレがなかったので
原文の英文解釈で質問できるスレができたのはいいことだとおもう
ただ、どうせ過疎だし、洋書の感想、雑談で英文解釈ありにすればいいだけのような気もする
なので、洋書の感想のみ(英文解釈なし)のスレか
英文解釈(洋書の読解方法)の相談ありの洋書の感想、雑談ありのスレたてていきたいほういけばいいのでは
感想いうときに この箇所がどうとか原文出したい人いるだろうし
>>846
その作品、福田訳のやつで読んだことあるけど
おもしろいとおもてなかった 自分がその価値を理解できてないだけかもしれないが
まあ光文社とかからも出てるんで いつか読み直したいとは思ってる >>851 わかった。誰でも出来て簡単なんだね。感謝する必要もなかったw。
>>853 「その作品、福田訳のやつで読んだことあるけど,面白いと思ってなかった。」
いいね。
我々は権威に弱いから、自分の本当の気持ちを抑えてしまうことがある。最初から
「老人と海」は素晴らしいものと決め付けてしまっている。世間の評判に合わせて
同調する方が楽だからだ。
でも、本当に、面白くなかったら、そう思うのは大切だと思う。それはお前の読み方が
浅いからだとか、感受性がないからだとか突っかかってくる文学通がいれば、面白く
ない理由を説明してやればいいのだ。やや過大評価気味の作品だね。 読売新聞の記事は、高見浩に取材して書いたと思う。新訳者は新訳の前に絶対、
旧訳を読んでいるわけで、日本語としておかしなところは当然チェックしている。
そこで、最も変な個所を一例として挙げて、新訳と旧訳の違いを対比させたと思う。
「感情起伏の激しいマッチョ」と「老練の漁師」・・。
それを聞いて記者がそこを引用して記事にしたと推察する。
福田恒存は評論家で専門の語学者・翻訳家でない。あとがきに「・・初版以来誤訳
を指摘してくださった方に改めて深謝いたします。」ってわざわざ書いているから、
きっと誤訳も相当あったようだな。「老人と海」はそんなに難しい英語ではないから、
高名な方が訳したって話題性から頼んだのかもしれない。
この部分も、「結びめ」→「結び目」、「いった」→「言った」、「締めなおすと」「冗談じゃない」
「お世話やき」「大声でわめいた」「石」「砥石」・・とか表現、解釈、翻訳に変なところ、
正確性に欠けるところがいっぱいある。
>>854 「抽出話法」というより、内面にいるもう一人の自分と対話しているわけだ。
孤独な老人によくあるが、独り言で自分と対話している。ぶつぶつ呟く場合もあれば、
大声で言う場合もある。一人で漁に出ている間に独り言の癖がついた。
内面の自分が語りかけるところは“”は使わない。この孤独の対話が読みどころに
なっている。
“If the others heard me talking out loud they would think that I am crazy,”
he said aloud.
『もし、他人が、俺が大声で話しているのを聞いたら俺のことをおそらく気違いだと
おもうだろうな。老人は大声で言った。』福田訳
独り言をしている老人は怖いよ。気違いかもしれないわけだw。最近、若い女が
笑いながら独り言をして歩いているのがいて、頭いかれたのかな〜とよく見ると、
スマホにイアホンさして話していたけど、あれは電磁波の影響が怖いんだね。
“But since I am not crazy, I do not care. And the rich have radios to talk to
them in their boats and to bring them the baseball.”
『だが、おれは気違いじゃないから平気だ。第一、金持連中は舟の中にラジオを
持ち込んで、じゃんじゃんわめかせているじゃないか、野球の放送なんかやらか
してさ』福田訳
「And以下、・・の訳」、なんかしっくりしないな〜って思う。自分の独り言の癖を
金持ちのやっていることと対比して自分を弁護・正当化しているのだと思うが、
理屈になるのかな?
・1952年頃のラジオって金持ちしか買えないくらい高価だった?
・洋上でラジオを「じゃんじゃんわめかせて」悪いのか?別にいいよね。
・野球の放送なんかやらかしてさって何?やらかして!
結局、原文が悪いんだね。 頭の中で独り言から、音を立てること、に変わってるんじゃないの?
自分が音を立ててもいいよね、金持ちだってラジオで音を立てやがるんだからさ
みたいに。独り言を言ってる頭の中だからなんだっていいんだよ
>>856
翻訳がすごくたくさんあるのに翻訳家ではないと 福田恆存か、懐かしいな。あのころはよく葉巻を吸っていたな。
ロミオ&ジュリエットという銘柄がお気に入りだった。
「僕は三島くんについて言いたいことがたくさんあるんだけど、敢えて黙ってるんだ」
なんていうことをあちこちで言いふらしていたもんだから、
「じゃ、最初から黙っていろよ」なんて陰口叩かれていたな。
それと、英文解釈のスレ建ては失敗だったかな。
まぁ、いいか。
使いたい人がいたら使ってみてくださいな。
>>859
記事に「同書は・・日本では評論家の福田恒存の翻訳で長く親しまれてきた。」と
あったから、翻訳はあまりしていないのだと浅学を露呈しまった。
Wikiを見たらシェークスピアとかロレンスとか翻訳している大家ではないか!
「福田恒存は評論家で専門の語学者・翻訳家でない。・・」は間違いで撤回します
ので、福田先生お許しください!
>>858
まあ、そういうことなのかね〜?いいレスありがとう。役にたった。
And the rich have radios to talk to them in their boats and to bring
them the baseball.
この文は、文法で使役動詞の解説に使えるいい例だと思うよ。 >>861
失敗と云うより、先ずはこのスレを1000にして格納させないといけないと思う。
自分としては、それから「解釈スレ」に移行しようと思っているから、当分、こっち
のスレに書き込みます。あれはあれで好いと思うよ。
ところで、「スレ建て」って書き方は間違いではないけれど、一般的には
「スレ立て」だと思うんだけど、「スレ建て」にする特別の理由ってあるのかな?
と質問したい。 >>863
たしかにそうですね。スレ立てが一般的です。
ただ、ちょっと趣向を変えて建築的な意味で「建てる」を使ってみただけです。
じゃこのスレがいっぱいになったら、
ここは雑談したい人のためのスレとして継続するということで行きますか。
福田恆存を知らない人たちが出てきているんだね。
もう過去の人だからね。安西徹雄なんかも過去の人。 >>862
have O 動詞の原形で使役なので
have O to 不定詞のとき使役でありません、
という例にですか? >>865
And the rich have radios to talk to them in their boats and to bring them the baseball.
先生「今日は、ヘミングウェイの「老人と海」を教材に文法のお勉強をします。
一番前のAさん、先ず訳して下さい。」
A「はい。『そして、金持ちの人々は舟の中に自分に話すためのラジオをもっています。
そして、自分達に野球を持ちこみます。』」
先生「なるほど、haveを普通に「持っている」と訳したわけですね。そして、to talkを
不定詞の形容詞的用法として訳したわけですね。隣のBさんはどう訳しますか?」
B「はい、私ならhaveを使役動詞として次のように訳します。『そして、金持ちの人々は
舟の中でラジオをして彼らに話しかけさせます。そして野球を持って来ませます。』」
なるほど、他の皆さんはどう思いますか?SVO+to不定詞とかもありますよね?
C「先生、Aさんの訳ですが、ラジオは話しかけるものと訳してますが、ラジオは聞く
ものだと思います。」
そうですね、radiosはラジオ受信機の他に、無線機という意味もありますから、無線機
とも考えられますね。そうしたら、金持ちの人々は無線機を持っていてそれに喋って
いる・・のかもしれないですね。
A「先生、radiosってtalkするものですか?broadcastingとかblareとかにして、
the rich bring radios to their boats and blare loudlyでいいじゃないですか?
人間みたいにtalkって不自然だと思うのですが。」
C「Andってどう訳したらいいんですか?」
先生「なんか、いろいろ出てくるね。」
てな具合で・・・w Hitler a study in tyranny (by Alan Bullock)815頁
チェッコ併合のところで飽きてしばらく中断するも、気を取り直して最後まで
読み終えた。今年の3月24日〜10月13日までかかった。
ヒトラーという卓越した個人が綿密な計画にもとづき一貫した「征服計画」の
実現として目指した外交と軍事行動の結果が第二次世界大戦だったと漠然
と思っていたが、そうではなく、実は行き当たりばったりの機会主義の産物で
あったというのがよくわかった。
前者の見方はニュールンベルグ裁判の公式史観で、後者は定説になりつつ
ある史観である。歴史ってのは実に不思議なものだ。
They Almost Killed Hitler(by Fabian Von Schlarendolf)150頁
前掲の740頁辺りからの予備知識があるので、15日から読み始めた。
ヒトラーは何度も暗殺や生命の危機を間一髪で乗り越えてきた。このため、
ヒトラーは自分を神に選ばれた者としての不死身性を確信するに至った。
確かに際どいところで難を逃れているから奇跡としか言いようがない。
本書は、1943年5月13日、ヒトラー搭乗の飛行機に時限爆弾を仕掛けて
暗殺しようとして、未遂に終わった「Schlarendolf」大佐の回想録である。
暗殺事件としては1944年7月に起きた「Stauffenberg」によるものが有名で
ある。勇気ある人の貴重な証言である。
>>845
とりわけ村上春樹さんか。
昔ギャツビーのことをこの板でやり取りしていた時の
ことを思い出すなあ。あの頃は楽しかった。幸せだった。
気落ちもしてなかった。 オレは10年くらい前が良かったな
凄いハイペースでミステリの書評書いてく人がいた
雑談禁止基地外に荒らされて一時寂れたが
また増えてきてるね
雑談禁止野郎と英文解釈基地外と
長文コピー、おっとこれはまだいるか
みんな、なんか毒を吐き始めたね。どうしたのかな?ストレスがあるのだろうか?
おいらは今日は、まず「MOBY-DICK(白鯨)」第1章を読んだね。
「THE FRABKLIN LIRARY」の重厚なハード・カバー版。手に取るとずっしりと重い。
最初の16頁は「ILLUSTRATIONS」だ。それから「EXTRACTS(文献抄)」、これは飛
ばして、第1章から読む。有名な「Call me Ishmael.」で始まる冒頭から5頁読んだ。
辞書を引いたのがなんと43語あった。なかなか手い。
Spleen,hypo,insular,wharves,mole,circumambulate,spiles,bulwarks,aloft,thither,
dale,athirst,metaohysical,wedded,mazy,spurs,cataract,tribulations,idolatrous,
dotings,decoction,hunk,perdition,・・・てなところだ。
一回黙読のあと音読した。音読すると細部まで神経が行き深く味わえる。
次は、「The Catcher in the Rye」の13〜15を音読。「CABIHAD」からホテルに
戻ったら、Maurice(elevator guy)に声をかけられて、Sunny(prostitute)を
呼ぶことになって・・・やらないで話しただけで終わったのだけど、料金でもめて・・
・・Mauriceに脅されても払わず・・・ってとこw。
こいつ、完全におじさんだよ。「大人に反発しながら成長してゆく傷つきやすい
純粋な魂の悩みは変わらない。それがこの小説の長い生命と普遍的な魅力
の秘密!w」
昼飯食って、作業して、それから今度は「They Almost Killed Hitler」を読む。
この本は簡単で辞書を引くこともあまりない。30頁程読んだ。残り28頁。
最後は、「終わらざる夏(浅田次郎)」を読んだ。これは日本語。
いやあ、英語が読めるといいね〜。飽きることがない。
>>873
あなたどんな人ですか?文章も面白いんですけど。
英語がとてもおできになるようで羨ましい >>869
To tell you the truth, I am a school teacher.
I pictured vividly the English language lesson of my goddamn hell high school classroom.
It’s very lousy.All student are crap, jerks, drop- out. (Salinger style) >>874 ・・英語がとてもおできになるようで羨ましい
私は英語ができるとは全く思っていませんよ。
全くチンプンカンプンで歯が立たない英語の小説は山ほどあります。
最近では、「Smiley’s People(by Le Carre)」、読み始めて175頁でギブアップです。
これは難しかった。「L.A.Confidential」、読みたいけれど読めないです。
マイナーな作家の小説も何故か読めませんね。そんな本はいっぱいあります。
だから、英語をできるとは思ってません。
「Lolita(by Vladimir Nabokov)」はこの頃ようやく読めるかもって思えるように
なってきました。何年か前は全く読めそうもなかったですね。
日本にいる外人とは一応の雑談はできますけれど、それは日本にいる外人が
私のブロークンなジャパニーズ・アクセントを忖度してくれるからで、本場に
行ったら全然通じないですね。
「書けず」、「話せず」、「読むのはまあまあ」ってとこでしょう。もっとも、
前二者は日本にいる限りでは必要のないスキルなんで最初から捨ててました
けれど。
「裏山鹿〜」と言われても、こちとら長年に渡って英語と格闘してきました
からね。語学と云うものは努力に見合うものだと思っています。
どんな人?そ・れ・は・秘密w! MOBY DICK
辞書引きながらだとキリがないでしょ
オレは昔読んだけどわからないところは
想像で補ったよ
船の描写なんてほぼ想像
ちなみにいま日本中どこにでもある
某コーヒーショップの名前は
この作品の登場人物名からなんだよね
ってそんなこと誰でも知ってるか
“But since I am not crazy, I do not care. And the rich have radios to talk to
them in their boats and to bring them the baseball.”
『だが、おれは気違いじゃないから平気だ。第一、金持連中は舟の中にラジオを
持ち込んで、じゃんじゃんわめかせているじゃないか、野球の放送なんかやらか
してさ』福田訳
これに関してはそんな気にならないな
第二文、じいさんの発言か、少年の発言か知らないし、前後の文まったく確認してないが
意訳するとだいたいこんな感じでおおはずれはしてないだろう
「金持ってるやつらは舟の中でラジオをききやがる。野球中継なんかをな。」
たしかメキシコ湾かどっかで漁をする話じゃなかったか
カジキマグロかなんかと格闘して 捕ったはいいけど
戻るときに サメがどんどんやってきてくわれちゃって
最後は 戻ってきて疲れて小屋で眠る みたいな筋だったとおもう
>>880
「白鯨」を読みたいという気持ちが強いわけ。ハード・カバー手に入れたから
なおさら!(ネットは確か無料)
長くかかっても仕方がない。「千里の道も一歩から」のことわざもあるし、
少しずつ読んでいけばいつか読み終えることができる。これは確実なことだ
と気合を入れました。根気と忍耐、これは意思が強い方だからできるw。
幸いに「白鯨」は章が短い。パラパラ〜と捲って見てわかった。だから、
長期に渡って少しずつ読むのに向いていると思ったね。
昨日、読んだ第1章は、イシマエルが何故に海へ、それも捕鯨船に乗ることに
なったのかというところ。陸地に居ると憂さうさしちゃうから海に憧れた。今日、
読んだ第2章は、イシマエルが捕鯨基地ナンタケット島へ渡ろうとしたのだが、
連絡船に乗り遅れて連絡船出航地のニュー・ベッドフォードの汚い安宿
「鯨の潮吹き亭」に泊まるところまで。
3頁半。辞書は31回引いた。地名や宿の読み方等は邦訳が役立った。
黙読のあと音読。 >>877
辞書ひいた単語は「Carpet-bag(旅行カバン), packet(舟), sally out(出撃する),
bowsprit(船首の前に突きでた丸材), ere(する前に), nay(いやむしろ), bitingly
(身を切るような), grapnels(引っかけ錨), congealed(固まった), palsied(中風),
gable-ended(切妻壁), zephyr(そよ風), hob(暖炉の両側の棚), wight Death(死神),
chinks(隙間), crannies(割れ目), lint(綿布), copestone(笠石), tatters(ぼろきれ)
・・・」てな単語。
電子辞書を引くのは苦痛じゃない。私の場合、基本語ではなく特殊な単語だから、
むしろ文章の意味がよりはっきりするし、美しい英文が鑑賞できるので、引きがい
があるw。
今までの訂正個所
×手い
○手強い
×metaohysical
○metaphysical 「The Catcher in the Rye」の16〜17を黙読と音読。
サリーとのデートは午後2時。時間があるので博物館へ行き、それから
ブロードウェイへ行く。今日のデートはガキのくせに生意気にショーの見学。
チケットを事前に買う。
本当は、劇は好きじゃない、それは俳優の問題だとホールデンは告白する。
例えば、ローレンス・オリビエのハムレット役、全然ふさわしくない。例の如く
あれこれ笑える「文句と講釈」が語られて進んでゆく。
まあ、オリビエが憂鬱なハムレット役にむいてないってホールデン君の指摘は、
朝ドラ「エール」で困窮家庭の捨て子とかの設定の五郎君が、暗い育ちの割に
性格は明るいし、図体が良くて、お前そんな立派な身体なんだから戦場に
志願してお国のために奉公しろって言いたくなるが、食い物にも困っている
戦時中なのにいつまでもぶくぶく太ってて、イガ栗頭なんかパンパンで何を
食ってやがるんだと問い詰めたいが、生意気にも戦争に反対してて、豊橋から
恩ある古山先生の所に戦争の歌を作らないでくれと説教しに来て・・・・・・・、
お前なんなんだよ〜って思うくらいに、役に合ってなかったのかな〜と考えて
しまったね。
劇の後はサリーとスケートに行って、最後に乗りで、
「サリー、俺と旅に出ようじゃないか、知らない町に行って金を使い果たし
たら俺は働くからさ、そして金持ちになって、結婚しようじゃないか!」って
無謀な申し出をして、即座に「無理、私達、まだ子どもなんだから!」と
断られて落ち込む。
しかし、これってタバコは吸うし酒は飲むし、タクシーの運ちゃんに話し
かけるし、尼さんには愛敬振りまくし、16歳の行動と心理じゃないよな。
ホールデンは28歳のサリンジャーそのものでしょう。
16章に題名になった歌が出てくる。
母と子が歩いている。母は歩道、子供は車道、母親は子供に全く気をかけていない。
子供は歌を歌って歩いてゆく。カーブにかかる。子供はお構いなく真っ直ぐ
歩いてゆく。あ〜車に轢かれちゃう・・・。子供を救いたいって気持ちが。
He was singing that songs, ”If a body catch a body coming through the rye.”
He had a pretty little voice, too. He was just singing for the hell of it, you
could tell. The cars zoomed by, brakes screeched all over the place, his
parents paid no attention to him, and he kept on walking next to the curb
and singing “If a body catch a body coming through the rye.”
It made me feel better. It made me feel not so depressed any more.
>>875
教えてくれてありがとう。
高校の先生ですか。
英語の小説をずっと読み続けるって
良いことですよね。そのうち仕事が忙しくなってなぜか
読むのをやめてしまうということがありませんように。
意志というのはずっと続けていくのに必要なものですね >>876
僕は小説を読むほど英語が得意ではないです。
でも雑誌は読もうとしてますよ。
英語を上達させようという気持ちもなくて
ただ雑誌を読みやすくなるようにしよう
とは思ってます。 >>888 教えてくれてありがとう。 高校の先生ですか。
ネタだよw!ホールデンと同じように嘘つきだからね。工作員かもしれないよ。
大体、普通の英語教師が洋書をスイスイ読めるわけないじゃん!
むしろ、一般大卒の社会科教師の方が英語ができたりするんだよ。何故って?
22歳で大学卒業してからは、授業はただ指導書に基づいて教えていれば済む
わけで、一方、部活指導や顧問は必須だし土日まで引率とかで時間を取られ、
生徒指導もやって、毎日遅くまで仕事してクタクタになって帰宅して、夏休みの
自宅研修も取り上げられて自己研鑽の時間なんかあるわけがないじゃん。
極論すれば、大学出た時のレベルで定年を迎えてしまうのが昨今の英語教師!
ALTや帰国子女を毛嫌いする教師ばかりでしょw!
君が高校にいた時、「あ〜先生のように英語が堪能になりたいな〜」ってロール・
モデルになれる英語教師いました? 「MOBY-DICK(白鯨)」The Spouter-Inn
第3章は14頁もあった。120回も辞書を引いたぜ。引いても分らないのもあった。
そんな時は邦訳に助けてもらった。
「千里の道も一歩から」で、3日目で21頁進んだ。
捕鯨ってのは命がけだったんだな。鯨を発見すると母船から小型ボートを何隻も
降ろし、6人がオールを漕いで鯨に接近し、船首にいる銛投人「harpooneer」が、
鯨に銛を突き立てる。鯨は驚いてバシャーンと暴れて尾びれで小船なんかはね
飛ばして潜行する。いや〜勇ましいね〜。
今日の話。イシマエルは「潮吹亭」に泊まることにした。しかし、あいにく満室。
「相ベッドなら可能だよ」で泊まることにする。玄関の一方には古い油絵(鯨との
争闘の場面)が額にかかってある。一方は、捕鯨の道具(銛や槍や棒)が並べて
ある。さらに進めば、鯨の体内を模した食堂や酒場があるという奇怪な宿である。
「相ベッドは誰と?」の問いに「銛投げ人」だとの返事。「居るのか?」「いや、今は
町に「首」を売りに行ったからいない。明日は休息日だから、「首」は今日中に
売らなければならないからね。」「え〜首を売っているって?なんだそいつは!」
って感じで・・・・捕鯨船員専門の「潮吹亭」のビビッドな描写が興味をそそったね。
「白鯨」って面白いよ。
(LOAって何だ?俺の読んでいるのは「Franklin Mint Corporation」で古本500円。
書き込み無しで掘り出し物。おいらがめちゃめちゃ書き込んで再販は出来なくなっ
た。俺の親は古本なんか買ってくると烈火の如く怒ったね。でも、紙幣や古本で
疫病が移るってことはないんだよね。)
海洋小説で必須の単語、最低、認識しておく単語。
例えば、船体構造関係では、代表的なのは、
Stern(船尾),port(丸窓),stabilizer(安定板),bowsprit船首斜しょう),prow(船首),
jib sail(船首三角帆), rigging(索具装置), mizzenpole(第三マスと), foresail mast
(前しょう帆), main sail(主帆), sheet(帆), mizzen top spars, upper deck(上甲板),
port side, broad side(船べり), starboard(船の右舷), transom(船尾梁), rudder
(方向舵), Emplacement(砲台基台), keel(竜骨), broadside(船べり), helm(舵),
barbican(物見櫓), bilge(船底), aft(船尾), gangplank(タラップ),Hull(船体).
Steerage(操舵), anchor(錨), loose(錨を上げる),colours(国旗), the jolly-roger
(海賊旗) とかは必須。
一応、海洋小説はなかなか面白いものがあるから覚えておくと便利だよ。
他にも、
Leeward,galleon,sloop,yardarm,galley,marquee,belaying pin, berth, forecastle,
barnacle,astrolabe,dingny,oar,quarter master,stowaway,longboat,skipper,
roller, seascurry,buccaneer,bosun,steerman,cask,headland,heel,roustabout,
boatswain,mariner,first mate・・・
> 大学出た時のレベルで定年を迎えてしまうのが昨今の英語教師
悲しい...
大学生のときに丸善の洋書売場でOxford ClassicsのMoby Dickを買ったら
レジが白人男性でちょっとはずかしかった
最初は詳細な単語帳作りながら読んでいったけど
海や泉を一日中見てるwater gazerって表現が新鮮だったなあ
つべにあるりとーるど版の白鯨
名作といわれるもんをとりあえず こういうのでさっと筋知っておくのもいいかもな
ダウンロード&関連動画>>
@YouTube
たしか池澤夏樹が世界文学を読みほどく の増補版に
国際メルヴィル会議の基調講演がのってるらしい
もともと大学の講義で、メルビルの白鯨もあつかってる
白鯨はアメリカの象徴とか書いてあったかな
だいぶ前にちらみした記憶があやふやなので あってるかどうか自信ないが >>894
体育教師は生徒に鉄棒で「けあがり」を教えるが、自分ではできない。
英語教師は英語を生徒に教えるのが仕事で、洋書を読むことではない。
レベルと言っても、教授法のレベルは上がる。洋書を読むレベルは
どうかなってことだ。日本は、教師や学校に求めすぎで、今や
ブラック職場だそうだ。
よい教師は青少年に人生のロール・モデルとして影響を与えることが
できるから、そんな教師に一人でも巡り会えたら幸せだ。
俺の場合は、高校に学者みたいなすごい英語の先生がいたから、
英語が好きになった。
>>895 大学生のときに丸善の洋書売場でOxford ClassicsのMoby Dickを買った
大学生で「白鯨(Moby Dick)」とは、大それた大学生だったな〜!
「英語読み」って、「最初の洋書は何を読んだか」って話題はかなり好きだ。
俺の場合は、古本屋巡ってノンフィクション買った。新本買うとはお金持ち
だったんだね。
>>896
西へ西へ、ついに西海岸にたどり着き、目の前に太平洋の大海原が
広がっていた。アメリカの求めた開拓精神はそこで尽きることなく、
冒険とロマンを求めて海へ乗り出した。
確かに開拓精神を体現したアメリカの象徴でもあると思う。 僕が高校の時には、二人若い先生がいた。
一人は英検一級を取っている早稲田教育出の先生だった。
pat him on the head
をon his head じゃなぜダメかと尋ねたら、
叩いたのは彼なんだと言って、その上で頭だったんだと
わけわからん説明をしてくれた。高校の教科書は、
なんか難しかったな。最初のページに表現や文法についての
例文が並んでるけど、なぜそれが重要なのか理解できなかった。
もう一人の先生は、英検2級を持っていて北九州大学を
出た先生だった。一級を取れるように勉強しているということ
だった。自分にもっと厳しくないといけないと何度か言われた。
他にも英語先生はいた。父親が教わった時には若かったが僕が
教わった時には定年が近くなっていた先生だった。
洋書を読むのが好きで、生徒を集めて読書会を開いていた
ことも昔はあったらしい。僕の頃には、教科書から脱線して詩について
話したりしていた。
受験生相手にないわと思った自分は席が一番前だったが内職をしていたが、
授業の後に呼び出されて、授業に出るなら内職するなと言われたので図書館
で勉強することにした。
そのあとその先生は、書き換え問題集を生徒にやらせていた。
僕もやった。読書会をやるほどの熱意は歳をとると消えてしまうものですね。
>>897
僕の場合はゼミの先生はひどかった。学部の人はわけのわからないことを
やってたし、院の先生は論文書かずに、これこれ学なんて楽しいか?
と言って、何やってるかわからない人だった。外国大の博士号を持ってても、そういう
なんとか学を否定してテニスとかして遊んでたようだ。まともに会話ができず、
精神的におかしな人だった。
予備校の時にはいい先生がいたなあ。
学部の時にも教養ゼミでお世話になった先生は勤勉で多くの翻訳を残した。
だけど、その先生からはあまり教わっていない。ノウハウとかもっと
教わるものはあったはずだけど。モームの月と六ペンスを自分が見つけた時には
これは自分だけの作家だと思ったと言ってた。文学部でしかも付属出身の人
だから、多分どんな本を英語勉強用に読んだらいいかと尋ねても、
小説のタイトルとか辞書は研究社の英和中辞典、それでもわからなければoedという
答えが返ってきてたと思う。英文法の参考書などの話が出ることはなかった。
そもそも小説を教科書にしてたけど辞書を引かずに読むことをゼミ生に
勧めてた。僕は辞書引きまくってたけど。
イブンリンウォーやアイルランドのあの難しい本を書いた小説家の話や、
自分が翻訳している本の作家にわからないところはまとめて質問を書いて送ると
言っていた。自分で調べて大学にいる友人のオックスフォードとパブリックスクールでた
人に聞いて、それでも解決しない場合。
毎日帰りにその外人先生連れて帰りに焼き鳥屋で飲むという印象の先生だった。
いい人だったな。 イブリンウォーも何冊か読んだ。
ブライトヘッズは難しかったな。
でもそれでも僕は英検三級だから、英検三級でもプライドと偏見とか
シャーロックホームズの冒険とか、イブリンウォーなら読めるということです。
sci fi の翻訳者は福島とか朝倉とか昔の人たちいたけど、
翻訳も無くて、大学生とか大学に行ってずに働いてなりしながら、
翻訳してsfマガジンに載せてたからすごいよね。
御機嫌よう〜ネタ提供の工作員で〜す。大分、このスレも知的水準が高い
書き込みが増え、真面目になってきた感じでよろしい傾向ですね。
さて、「The Catcher in the Rye」の18〜19を音読報告しまスペイン村です。
Sallyに振られちまったホールデンは、腹ペコに気がついてドラッグ・ストアーで
サンドウィッチを買って食べる。「ヒマだな〜、そうだ、Janeにでも電話して呼び
出すか!Janeはダンスがうまいから一緒に踊りに行こう。」と決めて、
Jane の事を思ってみる。Janeは Al Pikeという男と付き合ってたっけな。二人
の関係って、ちょっと変なんだ。Janeは、Al Pikeにいつも御免なさいって気を
使っているの。「なんで〜?」と聞いたら、「Al Pikeは強い劣等感を持っているの!
だから、優しくしてあげなければいけないのよ。」
ホールデンは聞いてそりゃ、変だと思うわけ。Al Pikeに劣等感があったとしても、
奴はもともと意地悪で、うぬぼれ屋で碌でなしの根っからのバスタードなんだ
から、気を使ったって直らないのに!女っていつも相手が劣等感を持っている
って想像するよな。と心の中で葛藤するのである・・・。
音読してて、これって、我が国と隣の国との関係に似ているな〜と思いついて、
ちょっと原文をパロッってやろうかなと思ったw。こんな感じ!(下へ続く)
(上からの続き)
South Korea is very mean, very conceited country. South-korea always try to
bully Japan.
Some Japanese statesman told that South-Korea has a very deep-rooted inferiority
complex toward Japan. The Japanese’s left said Japan should act like she felt sorry
for South-Korea.
I think, it’s very funny, because even if Japan tell sorry to South-Korea many times,
South-Korea still does not keep her from being a bastard.
(南朝鮮は非常に下劣で、うぬぼれの強い国です。いつも、日本をいじめようとして
います。ある日本の政治家は南朝鮮は日本に対し非常に根深い劣等感を持っている
と言いました。日本の左翼は、日本が南韓朝鮮に同情しているように行動するべきで
あると言います。日本が何度も南朝鮮に御免と言っても、依然として南朝鮮が
バスタードであることに変わりはないのだから、私は、それは非常におかしいと
思います。)
文春新書、「翻訳夜話2サリンジャー戦記」(村上春樹・柴田元幸)の「訳者解説」で
村上春樹が、
『サリンジャーは「武器よさらば」はそれほど大した小説じゃないと友人への
手紙で書いていて、この見解はほとんどそのままのかたちで「キャッチャー」の
中のホールデンの意見として述べられる。』と書いているので、「そうなんだ〜」と
「キャッチャー」を読む気になったのだ。
どこに書いてあるのかわからないから、最初から読み始めたわけだけど、
18章にあった。Old Luce との会食が午後10時なので、その前にホールデンは
映画を見に行って、その映画から兄を考えて、「武器よさらば」に至ったわけ。
兄D.Bがホールデンに「武器よさらば」をいいから読んでみなと渡した。
確認できたからこれで読むの終えてもいいんだけど、最後まで読もうと思う。
What gets me about D.B., though, he hated the war so much, and yet he got me
to read this book A Farewell to Arms last summer. He said it was so terrific.
That’s what I can’t understand. It had this guy in it named Lieutenant Henry
that was supposed to be a nice guy and all. I don’t see how D.B. could hate
the Army and war and all so much and still like a phony like that.
オレが行ってた予備校は英語講師に
研究社英和大辞典を編集した先生がいたな
小柴とか羽柴とか名前忘れたけど
東大定年した爺さんで、
いくらで来てもらってたか知らんが
大学の先生と翻訳が話題だから書くけど
スーザン・ソンタグ『反解釈』を訳した東大の先生は
冒頭の段落で1文まるまる訳し忘れてる
意味をとりにくいから後で考えようと思いつつ忘れたんだと思うけど
あんな短い文章、しかもその冒頭段落で訳し忘れがあったら
信頼性を疑われるよ
Amazonのレビューでゼミ生を名乗る方が翻訳をほめそやしてるけど
難解で雰囲気がある翻訳をつけとけば
お経みたいにありがたがらるというのは海外文学業界の落とし穴だと思うな
何年か前、高橋源一郎が、「池澤夏樹の古典文学(宇治拾遺物語?)の現代訳
はすげ〜のだよな」とラジオで一部を朗読したので、初めて池澤夏樹の名前を知
った。確かに、ユニークな現代訳だった。でも、読んでいない。
「はい」、とか「間の手」みたいのはいならいよ。意味ないから!
Moby Dick 4〜6章(8頁)
CHAPTER 5 The Counterpane
相ベッドは宿主が昔、使用していた大型ベッドで二人分のスペースは充分。イシマエルは、
もう「銛投人」は帰らないものと決め付けて、一人で寝ることにした。夜更けに物音で目を
覚ますと「銛投人」が帰ってきたのだ。薄眼で観察すると、彼は何処か南洋の土人のようで、
その皮膚は日に焼けて黄褐色と紫色で掛け布団の模様にそっくり、全身に傷跡もある恐
ろしげな人間であった。ひと悶着の後、意外に人が良さそうで、二人は相ベッドで寝たと
いうのが前章のあらすじ。
彼の名前は、Queegueg(クイークエグ)と云う。朝、イシマエルが目覚めると身体が重い。
よく見るとなんとクイークエグが妻を抱くように、彼を腕でハグして寝ているではないか!
イシマエルは驚いてベッドから飛び出してしまう・・・。
CHAPTER 6
「潮吹亭」1階にある食堂での朝食が始まる。満室であったから、食堂にずらっと揃った
捕鯨乗組員達は壮観であった。イシマエルは愛想よく振舞って、捕鯨の情報を仕込もうと
思っていたのだが、なんと乗組員達は黙々と食事をするのである。視線が合うと恥ずかし
そうに眼をそらす。命の危険もものともせずに大海原に乗り出すあらくれ男達がだ。
イシマエルは唖然とする。テーブルの端にいるクイクエグはと見れば、銛をナイフにして
ステーキ、それもレアの奴を食べているではないか!彼はステーキしか食べないようだ。
副業で「生首」を売る人食い人種だったのか!・・・。
CHAPTER 7 The Street
食事を終えたイシマエルはニュー・ベッド・フォードの町を見学に行く。この町は元は
火山岩の広がる荒野であったが、今や、海の富を集めて豪勢な建物も並んで活気のある
町になっている。通りには、南洋から来たような異国の土人もあちこちに見られる。四季
があり、それは美しい町である。・・・
各章が2頁位だから、区切るのににちょうどよい。イシマエルが色々と体験しながら
捕鯨船に乗り組んでいくんだな〜、捕鯨船ではどんなことがあるのかな〜と思うと、
先を読みたくなる本だね。なかなか面白い。
× CHAPTER 5
○ CHAPTER 4
× CHAPTER 6
○ CHAPTER 5
× CHAPTER 7
○ CHAPTER 6
>>913
The Wealth of Nations(by Adam Smith)
Rent, considered as the price paid for the use of land, is naturally the highest
which the tenant can afford to pay in the actual circumstances of the land.
In adjusting the terms of the lease, the landlord endeavours to leave him no
greater share of the product than what is sufficient to keep up the stock
from which he furnishes the seed, pays the labour, and purchases and maintains
the cattle and other instruments of husbandry,together with the ordinary profits
of farming stock in the neighbor-hood.
「土地の使用に対して支払われる価格と考えられる地代は、自然、借地人がその
土地の現実の諸事情のもとで支払いうる最高の価格である。借地価格の条件を
とりきめる場合、地主は、借地人が種をとり、労働に支払い、家畜その他の営農
用具を購入保全すべき・・・・・」 (「諸国民の富」大内兵衛訳)
さすが、大内兵衛先生の訳はうまいな、と思うね。「国富論」は、単語としてはそれ
程の難度はないのだけれど、言っている内容がちと難しい。しかし、一度は読んで
みる価値のある本だ。
「はい」「はい」って書いてる君、大学生ならチャレンジしてみないか?起業とか絶対
にしたくなるよ!若いうちだよ、こういう本を読むのは! >>892
Library of America
岩波の訳なんかでよく底本にされてる スレ主です
突然ですが、ちよっとやばいことになって、もうダメかもしれない。
後は皆さんでうまくやってください。
さようなら。
「終わらざる夏(浅田次郎)」
千島列島最北端の占守島、終戦直後の“知られざる戦い”を舞台に「戦争」の理不尽を描く
歴史的大作だが、読み進むうちに次の文章にぶつかった。
「・・片岡は編集部に戻ってヘンリー・ミラーの小説を読み始めた。かって読んだ作品と同様、
赤裸々な性描写に驚かされた。・・だが、読み進むほどに片岡は、いつかこの小説の正確な
翻訳を世に問うてみたいと希った。これは貧しいドイツ系移民の子に生まれ、一般教養や
社会道徳とは無縁に成長した作家の書いた、本物の小説だ。・・・片岡は読みさしの小説を
閉じて右手にかかげた。これを翻訳しようと思うんだ。・・セクサス。セクサス。原題ママです
よ。いずれ売るだけ売って堂々と裁判を受けようじゃありませんか。・・」
えっ、ヘンリー・ミラーの『セクサス(Sexus)』って俺、持っているよな。ゴソゴソゴソ、あった〜。
「It must have been a Thursday night when I met her for the first time −at the dance hall.
I reported to work in the morning,after an hour or two’s sleep, looking like a somnambulist.
the day passed like a dream.・・・ 」
冒頭だけど、あまり難しくない英語だな。なになに赤裸々な性描写だって?パラパラパラ。
「She got up impulsively, went to the bathroom and came back with a small bottle of perfume.
She spilt some into her hand and rubbed my genitals with it; then she sprinkled a few drops
on the pubic hairs. It strung like fire. I grabbed the bottle and soused her with it all over,
from head to foot. Then I began licking her armpits, chewed the hair over her cunt, and slid
my tongue like a snake down the curve of her tighs.・・」
まあ、今となっては大したことないね。近々に読んでみるか!
>>809 が「あっちのスレもこっちのスレも俺が立てた」と言ってるんだけど、まあ、フェイクだろう。
こっちのスレ主とあっちのスレ主は別人28号wだよね。こっちのスレ主はいい人。
>>916 彼に給付金詐欺捜査が迫って来たのか?コロナの検査で陽性か?それとも、心房細
動?どうしたのかな?切迫感が超あり!
いずれにしても、穏やかではなさそうだね。お疲れさまだ。ありがとね。 >>909 「冒頭の段落で1文まるまる訳し忘れてる」
意図的に落したとも考えられる。どうせ、原文なんか対比させる奴なんかいるわけないし、
なくても意味が通るからいらね〜って、削っちゃった。
他の本でも時々、ありますよ。あれ〜、ここ訳してないけど、俺の持っている原文の
版が違うのかな〜と不思議に思うことがあります。 >>918
南回帰線だったかな。最初は評判良くなかったけど、オーウェルと
あと一人、が南回帰線を激賞する書評を書いたんだよね。
小説の手法が革新的なものなんだそうだ。そんなのを昔ググって
知った。日本人女とも結婚したことあるんだよね。その人は
金目的だろうとか書かれたそうだけど。 >>921
マリリン・モンローと結婚したのがアーサー・ミラーで、ホキ・徳田と結婚したのが
ヘンリー・ミラー。紛らわしいw。
浅田次郎が、わざわざ「終わらざる夏」で言及したのだろうか?浅田次郎の取材結果
なのか、自身の評価が高いからなのだろうか、40歳で赤紙で召集された特業・片岡
のその後を読んでいくうちにわかるかも。 「MOBY-DICK(白鯨)」
9章The Puloit(会堂)、10章The Sermon(説教壇)、11章The Sermon(説教)
「ホエールマンズ・チャペル」(捕鯨者の教会堂)ってのがあると聞き、一度は
「モーニング・ストローール」から戻ってきたのだが、そこに行ってみるかと
イシュメールはもう一度、ぶらりと出かけた。
なんか、「捕鯨者の教会堂」とか「朝の散歩」とか言うより、「ホエールマンズ・
チャペル」とか「モーニング・ストローール」とかに訳した方が、しっくりくる。
小池知事が、やたら英語を使いたがる(ステイ・アット・ホームとかダイバー・
シティとか)と批判されるが、彼女も堪能な英語で言う方が彼女自身としては
しっくりくるからなのだろうか?それとも、カッコよいからなのか?
例えば、「空は、クリアーでサニーなコールドから、スリートでミストなコールドに
変わっていった。」の方が「空は晴れた寒さから霙と霧の寒さに変わっていった。」
よりもしっくりきそうだ。ルー・大柴式翻訳w。それだけ、英語が日本語を浸食し、
日本語が表現力を失っているのかも知れない。
この3つの章は、宗教に関係するから、難しくて面倒で退屈だ。
・・・読めない!読めないよ〜!
リフレッシュするためマップル牧師のサーモンで引用される「Jonah(ヨナ書)」に脱線
して旧約聖書を読んでみた。
When I was in trouble,
Lord, I prayed to you
And you listened to me.
From deep in the world of the dead,
I begged for your help,
and you answers my prayer.
あれ?なんか「let it be」に似ていないか?
When I find myself in times of trouble
Mother Mary comes to me
Speaking words of wisdom
Let it be
And in my hour of darkness
She is standing right in front of me
Speaking words of wisdom
Let it be
似てないやw!でも・・ちょっと・・・似てないか?
pulpitという単語に最初に出会ったのは白鯨だったなあ
英語の小説ってなかなか読み切れないんだよなー
このスレでヘンリー・ミラーのことが言及されてるけど
だれか北回帰線とか読む人いない?
読書マラソン形式で
「MOBY-DICK(白鯨)」
長編を読むうえでの最初の大波(billow)は乗り越えたという感じだ。
(7章〜9章は宗教関係の単語でちょっと、苦労したけれどもね。)
New Bedfordにある Whaleman’s Chapelの日曜日の礼拝には、the Indian Ocean or Pacific
への出航を真近に控えた moodyな fishermenが多く参加する。天気は先ほどと違い、
sleet(みぞれ)と mist(霧)のcold(寒さ)に変わっていた。
The Sky had changed from clear,sunny cold, to driving sleet and mist.(空は晴れた寒さから、
みぞれと霧の寒さに変わっていた。)と訳されているが、空は感じることのできないものだから、
ここは天気とか天候とかに訳すと日本語としてはしっくりする。
イシュメイルはChapelに入る。参堂者が静かに着席していた。正面のPulpit(説教壇)の両側
の壁には3つのmarble tablets(大理石の碑額)が嵌め込まれていた。捕鯨で亡くなった3人の
漁師たちのであった。「神聖なる故・船長イズキエル・ハーディの思い出のために,個人は
日本沿海において抹香鯨のためその指揮せる艇の舳先に於いて殺さる・・・」というような
それぞれの碑文を熱心に見ながら参堂者は牧師の到着を待っていた。
イシュメイルは、捕鯨と云うものが死と隣り合わせのものだということを、厳かな雰囲気の中
に知るのである。しかし、それを彼は悲しいとも思わなかった。この危険な捕鯨漁は、あっと
いう間に人間を不滅の霊魂として天国に召してしまうのだ。
これから始まる冒険に胸躍らせるイシュメイルには、それも運命だと逆に気持ちを奮い立た
せた。
It needs scarcely to be told, with what feelings, on the eve of a Nantucket voyage,
I regarded those marble tablets, and by the murky light of that darkened, doleful day
read the fate of the whalemen who had gone before me.
Yes,Ishmael, the same fate may be thine.
8章The Pulpit(説教壇)
ここでは、異様な説教壇の有様が語られる。まるで、この地上の船首のような意匠がこら
してある説教壇なのだ。高くそびえる説教壇へは、海中のボートから船に乗り込む時に使う
垂直な横梯子で登る。頂上に至るや横梯子は引き上げられる。説教壇も船の平舳のようで
あり、背後の壁には荒れ狂う大海原を進む船の絵が描かれている。
What could be more full of meaning? −for the pulpit is ever this earth’s foremost part;
all the rest comes in its rear; the pulpit leads the world. From thence it is the storm of
God’s quick wrath is first descried, and the bow must bear the earliest brunt.
From thence it is the God of breezes fair or foul is first invoked for favorable winds.
Yes, the world’s ship on its passage out, and not a voyage complete; and the pulpit is its
prow.
9章The Sermon(説教)
Father Mapple(マップル牧師)は元捕鯨船乗組員であった。登壇するや、まるで船長のように、
散らばって座っている参堂者を中央に集める。驚いたことに相ベッドで一夜を共にしたあの
奇怪な野蛮人の「Queequeg」も参席していたことにイシュメイルは驚く。
“Starboad gangway, there! Side away to larboard −larboard gangway to starboard!
Midship!Midship!“(右舷は通路へ!さあさあ、左舷の方に寄って −左舷も通路へ出て
右舷へ!甲板中央!甲板中央!)
始められた説教は、旧約聖書「Jonah(ヨナ記)」である。Jonah(ヨナ記)はたった4章しか
ない。Jonah(ヨナ)は破壊される前に「Nineveh」 に警告を与えよという「God」 の命令を
拒否する。何故なら「Nineveh」はイスラエルの敵Assyria(アッシリア)の都であるからだ。
Jonah(ヨナ)は神から命令されたことに激怒して、神のいない遠い国に行く船を捜して乗り
組む。目指したのはジブラルタル海峡の向こうにあるという都だった。呵責なきGodは
Jonah(ヨナ)に罰を加える。船はたちまち荒れ狂う海の只中に巻き込またのだ。Jonah
(ヨナ)はGodの怒りと見抜き、自身を海に投げ込めと水夫たちに言う。海に投げ込まれた
Jonah(ヨナ)は鯨に呑み込まれてしまう。・・この話を、マップル牧師は身ぶり手ぶりで説教
するのであった。
“This,shipmates, this is that other lesson;and woe to that pilot of the living God who slight it.
Woe to him whom this world charms from Gospel duty!
Woe to him who seeks to pour oil upon the waters when God has brewed them into a gale!
・・・・
しかし、キリスト教の神様って、人間に過酷で嫌な存在だな。日本の神様はこんな支配的な
神様ではない。なんか、ほんわかとしていて・・・優しい神様。
×9章The Puloit(会堂)、10章The Sermon(説教壇)、11章The Sermon(説教)
○7章The Chapel(会堂)、8章The Pulpit(会堂)、9章The Sermon(説教)
>>927
with what feelings,
の文法的解説をお願いします。このwhatって?
上の引用だけで副詞句だよね。このwhat の意味は?
>>928
it is the storm of God’s quick wrath
that
is first described
it is the God of breezes fair or foul
that
is first invoked for favorable winds.
というふうに二行目が抜けてるんでしょう?
見かけない文章ですね
>>929
神の怒りを見抜き
というのは実際は
神が怒ってるからだと勝手に思い込んで
ということなので
神が過酷というのは、
自分の理解できないことはみな神のせいにして
今自分がひどい状況にあることを
客観的に捉えようとすることということかも ペリー来航の目的
は日本に捕鯨船のために薪と水を供給する便宜を日本に
図って貰うため。
今では捕鯨反対の米国だが昔は捕鯨しまくりの国だった。
捕鯨の漁師?ふーん日本沖まで来るなや、いう感じですが、
捕鯨船の漁師は沈没もある命がけの仕事なんやで、
という米人さんの漁師の視点から考えてみたというのが
新鮮なところかな。米人さんのことなんかどうでもいいと
思ってる当時の日本人さんからすれば、火星人にも
そんな気持ちあるもんなんやなと火星人に共感するみたいな
もんやろ
ヘンリーミラーは工員さんが一気に売れたわけで
普通ならあり得ないわけで、なんかフランスで賢い女の人
と暮らしてたいうからその女が添削したのかもしれんし、
しの女の人がいろんな人に宣伝して回ったから、
大御所が書評を書いてくれたわけで、なんか胡散臭さはあるよね。
書いてるうちに様になってくるというのは大根役者も場数を踏んで
名俳優になるのと同じかな
>>931
レスありがとう。
ふ〜、「鬼滅の刃」を見る為に急いで戻って来たんだ。この前、見逃したから再放送してくれて
ありがたいものだよ。なんしろ、DVDとかビデオ録画ができない人なんでねw。
文法の解説?ここらの章は、他の章と違って、宗教がらみで格調高く書いてあるから読みに
くいよ。まあ、これは勢いで声に出せばわかるんでねえの?と思う。
It needs scarcely to be told,(S+V+Oそれは、語る必要もないだろう)
with what feelings,(どんな気持ちで)regardとreadにかかる副詞句
on the eve of a Nantucket voyage,((私が)ナンタケットへ向かう前夜に)
I regarded those marble tablets,(S+V+O)(私が、これらの大理石の墓石を見たかを)
and(そして)
by the murky light of that darkened, doleful day(陰鬱で悲しみに満ちた日にうす暗い光で)
read(V)((私が)読んだかを)
the fate of the whalemen who had gone before me.(O)(私の前に亡くなった捕鯨船員の
運命を) 教えてくれてありがとう
よくわかりました。
with what feelings SV
で節を作って、それがItに等しいということ
だったというのを読めませんでした。
なぜか。
What could be more full of meaning?(これ以上に深い意味がありえようか?)
−for the pulpit is ever (何故なら、説教壇は常に)
this earth’s foremost part;(この地上の船首であり)
all the rest comes in its rear (他のあらゆるものはそのあとに従ってくるのだ。)
;the pulpit leads the world.(つまり、説教壇は世界を導く。)
From thence it is(そこからなのである)
the storm of God’s quick wrath(神の短気な怒りの嵐が)(名詞句)
is first descried,(最初に発見されるのは)
and the bow(そして、舳先は)
must bear the earliest brunt.(最初に衝撃の矢面に立たなければならないのだ)
From thence it is (そこからなのである)
the God of breezes fair or foul( 順風でも暴風雨でも吹く神が)
is first invoked (最初に祈願されるのは)
for favorable winds.(よき風が吹くことようにと)
Yes, (そうだ)
the world’s ship on its passage out,(この世の船は自分の航路を進んでいる)
and not a voyage complete (そして船路に終わりはない)
;and the pulpit is it a prow.(そして、説教壇はその船首であるのだ)
確かに難しい文章だよね。だから7章から9章までは、「最初の大波」のようだった。
これを切り抜けると10章親友、11章寝巻、12章生い立ち、13一輪車、14章ナンタケット
と順調に読めるよ。
From thence it isなのか、it is the storm of God’s quick wrathなのかよくわからん。
江戸時代、多くの日本漁船が近海で難破した。漂流船は発見されることなく、太平洋の
彼方へと消えた。
しかし、幕末に日本近海に米国捕鯨船や中・米間の貿易船が現れるに至って、難破船の
漂流民がそれらの船によって救助されるようになった。
一介の漁民でありながら、初歩でも読み書きができ、礼儀正しい日本人は、アメリカ人を
驚かせた。彼等はアメリカに渡り、アメリカ彦蔵や中浜万次郎のように幕府通詞として後に
活躍するに至った人物もいる。
逆に、日本に憧れ捕鯨船に乗り北海道に密上陸したアメリカ人もいる。
多くのドラマがあり、それは吉村昭が小説に書いている。
>>926 ・・・だれか北回帰線とか読む人いない?読書マラソン形式で
残念だがいないだろうな〜。「読書マラソン形式」って、「よーいドン」で読み始めるのですか?
最初に読み終えた人が勝ち!とかw。
いない理由は、原書を読めるレベルの人がまずいないこと。次に、好みがあってなかなか
一致しないこと。
東京の郊外のある市には、「英語サークル」というのがあって、英語の本を読んでいる。
各自が割り当てられた部分を訳して、発表したり解説したりしている。「なんの本を?」って
聞いたら「大草原の小さな家」だったw。
レベルの調整が難しいよね。上級者には「かったるい」し、初級者には「荷が重い」。
荻窪のカルチャー・センターでは「英文と古文で読む源氏物語」って講座があるけど、1時間半
ではなにもできないよね。出席者も長続きしないようです。
どっか、マスターが英語読みの達人で、集まってくるのが英米文学好きで、英語をつまみに
酒でも飲めるバーかサロンがあるといいよね。あちこちにブリティッシュ・バーはあるけど、
ちと趣向は違うようだ。 >>936
From thence it is
when
the storm of God’s quick wrath
is first descried,
ですね。ありがとう
すごい英語力ですね。 >>937
教えてくれてありがとう
日本人も難破してたんですね >>937
吉村昭の小説は何という題名ですか? 文庫本で手に入るといいのですが >>941
「アメリカ彦蔵」吉村昭(新潮文庫)です。
1850年(嘉永3年)、江戸から大阪・兵庫への回船、「永力丸」は紀州熊野灘付近で嵐により
難破、船乗り十数名は50日余の漂流を経てアメリカ船「オークランド号」に救助されました。
播州播磨の彦太郎(13歳)もその中におり、彦蔵らはアメリカへ渡りましたが、鎖国のため
帰国できずアメリカにそのまま滞在します。彦蔵は若く聡明で勤勉だったこと、性格も真面目
で誠実だったことなどからアメリカ社会に順応し、アメリカ人となって10年後に帰国します。
そして、幕末動乱の中で数奇な運命を辿ることになります。
彦蔵の基礎資料は「The Narrative of a Japanese(by Joseph Heco)」(邦題「アメリカ彦蔵自伝」)
により、その他の漂流民は吉村昭の綿密な調査に基づくもので実に興味深い小説です。
なお、ペリー提督率いるアメリカ軍艦には「サム・パッチ」という別の日本人漂流民が乗ってい
たことが「ペルリ提督日本遠征記」にあります。
その他の漂流民に関するものには「ジョン万次郎漂流記(井伏鱒二)」「漂流民奇談全集
(石井研堂)」等もあります。 >>942
丁寧なレスを ありがとうございます。 ぜひ入手して読んでみたいと思います。
たくさん書いてくださったのに、簡単なレスにて失礼します。 >>938・・・原書を読めるレベルの人がまずいないこと
たしかに5ちゃんじゃねえw
ここは白鯨を中心に吉村昭を読むスレにたいになっていて
ちょっと面白い感じ >>944
日本語の小説でも小説のタイトルを限ると難しいかも。
メルマガで配信する人はいたよね。小説じゃなくて教科書だったけど。 輪読会って学生の頃さんざんやったけど
結局いい指南役がいないと生産性ないんだよねえ
レベルが似たようなメンツだと
読んで訳してはい次の人
みたいな感じで
というかオレの場合メンツがバカばかりだったというのもあるな
全員のレベルが高くないと
丁々発止のようにはなかなかならないですね
マカジキを何時間もの格闘の末釣り上げたのに白い鯨に船ごと食べられちゃう話だっけ?
ああそうか、
じゃ木製の少年が白い鯨に飲み込まれて生還する話だったな
ふーむ
まあ、ここはそもそも読み終えた本の感想を述べ合うってスレだから
これからこの本読もうよ、ってのがそもそも場違いの発言だったなあ
反省反省
>>878
「はいッ、スターバックです!」
「ピンポン!でも、答が遅かったから、花まる二重丸ですw。」
The chief mate of the Pequod was Starbuck, a native of Nantucket, and a Quaker
by descent.(Chapter 26)
(the Pequod:ピークオッド号・the name of a celebrated tribe of Massachusetts Indians)
>>952
「北回帰線」はミラーが最初に書いた小説だとか。性描写が衝撃的とかだよ。
先ず、最初に自分が読んでみるといいかも。私が「白鯨」でやり始めたように、読書報告する。
そして、『俺と一緒に「北回帰線」を読むスレ』とかを上げる。そのうち、一緒に読もうと思う
御仁が出てくるかもしれない。まず自分が動いてみることがいいかもです。
ヘンリー・ミラーだけど、占守島(しゅむしゅとう)でソ連軍と戦うことになる片岡直哉は、
「エミール・ゾラやハウプトマンや、田山花袋や島崎藤村の成した自然主義が文学の王道
であるのなら、このヘンリー・ミラーが俗悪な作家であろうはずがなかった。彼を反社会的
と断ずる国家がある限り、戦争は絶えぬだろうと思った。・・」と語っている。
片岡直哉は、本土決戦を控えて通訳の役目を期待されての「特業枠」で臨時召集を受けた
中年のおっさんである。(終わらざる夏(浅田次郎)) 10章A Bosom Friend(心からの友)
He said no more, but slowly waving a benediction, covered his face with his hands,and so
remained kneeling,till all the people had departed,and he was left in the place.
(waving a benediction:感謝の祈りを捧げる)
激烈なマップル牧師の説教は終わった。マップル牧師は力を使い果たしたかのようにゆっく
りとひざまずいて祈祷するのだった。人々は散会した。
Ishmael(イシュメール)は宿に戻った。そこに既にはQueequeg(クイークエグ)がいた。
クイークエグは、牧師のBenediction(感謝の祈り)の前に教会を出ていたのだ。暖炉の前に
坐って熱心に例の小さな「negro idle(偶像)」を彫っていた。
彼は、人が来たのでその作業を止めてテーブルに移った。
イシュメールは、窓際で外を眺めるふりをしながら、クイークエグの所作をちら見で観察した。
クイークエグはテーブルの上にあった分厚い本を膝の上に置き、一枚一枚ページをめくり
始めた。50頁までくると、顔を上げて感嘆するように長い口笛の音(a long-drawn gurgling
whistle of astonishment)をさせた。
イシュメールは、次第にこの未開の野蛮人に親しみを感じる様になった。
彼は、多分50までしか数えることができないのだろう。彼の知りえている最大の数を超えて、
この本の頁が続いていることに驚嘆しているのだ。容貌はと見れば、なんとなく初代大統領
ワシントンに横顔が似ているではないか!益々、興味が湧いてくる。
昨日は相ベッドで寝た顔見知りなのに、クイークエグは全くイシュメールには無関心のままで
ある。いや、全ての物に無関心で超越しているのだ。誰とも馴染まないで孤高を保っている。
彼は、2万マイルも離れた太平洋のどこかから来て、全く知らない異国の地で見知らぬ人達
と暮らしているのに、である。その達観したような超越に、なにかしら哲学者めいた雰囲気を
感じてしまうのだった。(次へ)
(上からの続き)
イシュメールの気持ちを描写している部分を原文で紹介します。原文を載せるのは、原典
の雰囲気と英語の質を味わってもらいたいからです。もっとも、ほとんどの人は素通りする
でしょうがね。でも、ポチポチ打ちました。
「白鯨」は長編で、冒険小説を期待したのに途中でストーリーから脱線して「鯨の生態」とか
「捕鯨船」とか・・退屈な講釈が続くので、退屈して投げ出す人が多いみたいですね。
All this struck me as mighty singular; yet, upon second thoughts, there was something
almost sublime in it. Here was a man some twenty thousand miles from home, by the way
of Cape Horn, that is −which was the only way he could get there −thrown among
people as strange to him as though he were in the planet Jupiter; and yet he seemed
entirely at his ease; preserving the utmost serenity; content with his own companionship;
always equal to himself. Surely this was a touch of fine philosophy; though no doubt he
had never heard there was such a thing as that. But, perhaps,to be true philosophers,
we mortals should not be conscious of so living or so striving.
(ここは;や,を多用してイシュメールの受けた感動を表現している。)
こうして、ついにイシュメールは、クイークエグに話しかけることにした。そして、二人は
心からの友になったのである。これがこの章の要約です。
11章Nightgown(寝巻)
夜が来て、二人はまた、相ベッドで寝ることになった。しかし、相ベッドに横たわって、
あれこれ喋っているうちに、次第に眠気が消え、二人は起き上って煙草を吸いあったり、
クイークエグの物語を懇願して聞きだしたりするのだった。
Whether it was that this undulating tester rolled the savage away to far distant scenes,
I know not, but he now spoke of his native island; and, eager to hear his history,
I begged him to go on and tell it. He gladly complied.
Though at the time I but ill comprehended not a few of his words, yet subsequent
disclosures, when I had become more familiar with his broken phraseology, now enable
me to present the whole story such as it may prove in the mere skeleton I give.
(this undulating tester:漂う帳のうねりと共に。phraseology:片言のような言葉使い。)
12章Biographical(生い立ち)
クイークェグは遠い西南の海の中にあるKokovoko島に生まれだ。父は大酋長(つまり王様)
で、叔父は大司祭、母方の親戚にも勇猛な戦士の妻となっている叔母達がいるという名門
の生まれだ。クイークェグは王子であり、人肉嗜好のために少し汚れているのだが王者の
血、優秀な王者一族の血液が流れている。
時々やってくる捕鯨船に親しむようになってから、クイークェグは、文明の進んだキリスト教
国を見たいと思い、その進んだ文明で同胞を開化したいと云う強い熱望を抱くに至った。
渡航の希望は父や一族によって反対された。しかし、ある捕鯨船が来た時、ついに彼は
決心して、幕末に鎖国の禁を犯してまでアメリカに渡航しようとした長州藩士の如き情熱で、
その船に乗り込んだのだ。
Hiding his canoe, still afloat, among these thickets, with its prow seaward, he sat down
in the stern, paddle low in hand; and when the ship was gliding by, like a flash he darted
out; gained her side; with one backward dash of his foot capsized and sank his canoe;
climbed up the chains; and throwing himself at full length upon the deck, grappled a ringbolt
there, and swore not to let it go, though hacked in pieces.
(thickets: 低木の茂み・seaward:海のほうへ・stern:船尾・prow: 船首)
( , ; を多用した強調と共に、快いリズムで生き生きと語られてゆく。)(次へ)
(続き)
船長は、乗船を認めず短剣を抜きもしたが、クイークェグの執拗な懇願に負けて乗船を
認めた。しかし、物事はクイークェグの思い通りにはならなかった。
船長は、クイークェグに下積み水夫の仕事を与え、やがては危険な銛投げ人にしてしまっ
たのである。サグ港に着くまでの見聞と、港町での荒くれた同僚水夫達の自堕落な
ふるまいを見るにつけ、高潔な文明国への憧憬はたちまちに幻滅に変わり、人間界は
どこも汚濁に満ちていることを知り、ついには異教徒として異国で生きて行こうと心に
決めたのだ。捕鯨船の銛投げ人が自分の天命なのだとさとって超然として周囲に親し
まないクイークェグにはこうした過去があったのだ。
クイークェグは話し終わると、ゆっくりと煙草をくゆらせた。そして、二人は眠りについた
のであった。
・・・Queeque disdained no seeming ignominy, if thereby he might happily gain the power
of enlightening his untutored countrymen. For at bottom ―so he told me―he was
actuated by a profound desire to learn among the Christians, the arts whereby to make
his people still happier than they were; and more than that, still better than they were.
But ,alas! The practices of whalemen soon convinced him that even Christians could be
both miserable and wicked; infinitely more so, than all his father’s heathens.
Arrived at last in old Sag Harbor; and seeing what the sailors did there; and then going
on to Nantucket, and seeing how they spent their wages in that place also, poor
Queequeg gave it up for lost. Though he, it’s a wicked world in all meridians; I’ll die a
pagan.
13章Wheelbarrow(一輪車)
次の日の朝、二人はナンタケット行きのスクナー船(モス号と云う)に乗るために荷物を
一輪車に乗せて、宿を出発する。町の人々は、イシュメールとクイークエッグがかくも
仲良く連れ添って行くのを驚きの目で見た。嘲る奴もいた。白人様が、動物にも等しい
有色の野蛮人とつるむなど、信じられないからだった。何人かの若者が後ろからクイー
クエッグのモノマネをしてからかった。その瞬間だ。クイークエッグは中の一人をひっつ
かまえて空中にほっぽり投げたのである。
I thought the bumpkin’s hour of doom was come. Dropping his harpoon, the brawny
savage caught him in his arms, and by an almost miraculous dexterity and strength,
sent him high up bodily into the air; then slightly tapping his stern un mid-somerset,
the fellow landed with bursting lungs upon his feet, while Queequeg, turning his back
upon him, lighted his tomahawk pipe and passed it to me for a puff.
“Capting! Capting!”,ぶん投げられた青二才が助けを求めて駆け込んだ。船長がどう
したのか聞くと「あいつが、あの黒い野蛮人があっしを殺そうとしたんです!」と指さす。
船長は、「ほんとか?」とクイークエッグに尋ねた。クイークエッグは、ブロークンな英語
で答える。
“Kill-e,” cried Queequeg, twisting his tattooed face into an unearthly expression of
disdain, “Ah! Him bevy small-e fish-e; pointing to the still shivering greenhorn.
Queequeg no kill-e so small-e fish-e; Queequeg kill-e big whale!”
(次へ)
白鯨みたいな難解な書物に取り組むなら
海外の大学の公開講座をYouTubeで見たり
The Great Coursesを買ったりした方がいいと思うよ
なんでもネットの時代だけどまだまだ大学の先生はバカにできない
自分はaudibleの会員で毎月The Great Coursesを購入してる
(続き)
その時、一陣の突風が吹き、メインマストの帆の下隅索がほどけ、後甲板いっぱいに帆
が大きく左右にパタパタとはためき始めた。さっきの青二才は帆にはね飛ばされて海中
に落ちた。何一つ手出しをする者はいない。この突発時に、なんとクイークエッグが機敏
に反応したのである。
Queequeg dropped deftly to his knees, and crawling under the path of the boom,
whipped hold of a rope, secured one end to the bulwarks, and then flinging the other
like a lasso, caught it round the boom as it swept over his head, and at the next jerk,
the spar was that way trapped,and all was safe.
さらに、クイークエッグは海中に飛び込み、溺れて海中に沈んだ青二才までをも助けた
のだ。クイークエッグはなんて素晴らしい奴なんだ!それ以来、イシュメイルとクイーク
エッグは船体とフジツボのように離れることはできない間柄になったのである。
The boat soon picked them up. The poor bumpkin was restored. All hands voted
Queequeg a noble trump; the captain begged his pardon. From that hour I clove to
Queequeg like a barnacle; yea, till poor Queequeg took his last long dive.
塩水で濡れた身体を拭いて、ブルワークに持たれて、パイプでタバコをくゆらすクイ
ークエッグはこう言っているようだった。
“It’s a mutual, joint-stock world, in all meridians. We cannibals must help these
Christians.”
どうですか?実は、もう18章まで読んだ。ページにすると全527ページのうちの100ページだ。
こういう活劇や場面の進展のある章の英語は、構文も単語もそれほど難しくない。関係
代名詞も少ない。緩急を入れて書いている。
>> 960
世の中のこと全て最初は、難しい。又は難しく見えるものだ。短期で習熟・上達する技能
もあれば、長期にわたり努力しなければならない技能もある。小説が読める英語の読解
力は、後者の長くかかる技能の典型とも言える。
「読めるように成りたい」という強い気持ちがあれば、自分の必要性に応じて、習熟・上達
の計画を立てて日々継続してゆけば、いつかは到達できる。諦めることはないと思う。
場合によっては一生かかっても後悔はしないと思う。「白鯨」の英語は、関係代名詞をあま
り使わない英語なので、ホーソン、ポー、ドイルなどと比較すれば構文は難しくはない。
海洋小説ということで見慣れない単語は多いと思う。
最終的には個人の必要性によるだろう。原語で読めるようになれば人生は豊かになれる。
このスレももうすぐ過去スレに格納できるまでになったので、ここらで、一つ、毒でも吐い
てみるとしようかw。
以前、誰かがこのスレで『それでも日本人は「戦争」を選んだ』がよかった!と書き込んだ
のを記憶している。で、その本の著者、日本学術会議への任命を拒否されやがった。
あたり前だ。大体、文系の「政治」や「近代歴史」の学者ってのは、「学者」じゃなく「思想家」。
まして、「科学者」では到底あり得ない。
指導教授についた時点で最初から色がついていて、自分に都合の悪い「事実」や「異説」
は無視するか全く認めない、・・色のついた発言や出版をしている。色がつくのが度を越し
て、世間の素朴な常識や疑問に離反してしまっている。任命されないのは当たり前だ。
もう、あと40レスだから、なんでもありで書き込もうではないか!
そして、早く店じまいしましょう!
「白鯨」を読んでいて、大海原で鯨という大きな海洋生物を射止めるのは絶対に無理だと
痛感するね。手漕ぎのボートで近づいて、といっても相手は動いているし、手漕ぎだから
スピードもでないし方向転換も自在にできない。
近づいて一本の銛を鯨の急所めがけて投げる!これって、アフリカ象に槍を持って近づい
て仕留めるのと同じくらい困難なことだ。なぜ銃は使わなかったのだろうか?波はあるし、
浮いたり沈んだりして鯨は泳いでゆく。どう考えても不可能だね。
縄文貝塚から鯨の骨が見つかるといっても、あれは浜に打ち上げられた鯨で、クジラ漁を
していたわけではない。うまく銛が当っても、鯨は驚いて尾びれで水面を叩いたり、急速
潜水を開始する。一撃では殺せないだろう。怒って逆襲してくるかもしれない。それを仕留
めちゃうのだから、まあ、すごい冒険だと思う。
命を賭して働く捕鯨船員だが、帰港して利益配当があるまで無給だ。水揚げの利益は、
船主、株主、船員で持ち分、雇用契約により分配する。会社の決算のようなものだ。
アメリカ人が好きになるような小説だと思う。「白鯨」はすごい小説だよ。最高!
だれも読みそうにないからひとりで読もう Tropic of Cancer
These novels will give way, by and by, to diaries or autobiographies--captivating books, if only a man knew how to choose among what he calls his experiences that which is really his experience, and how to record truth truly.
by RWE
近鉄吉野線で聞いた会話
今日は、5時に起きて神戸からきたんや。
人間は、動かなあかん。わしは、じっとしとるの嫌いなんや、囲碁・将棋・麻雀・テレビゲーム・
競馬競輪・カラオケ・・・みな動かんでやるもんや。こんなん好きなやつもおるけど、わしは
嫌いじゃ。わしは、人を責めているんやないで。やったらあかんって言ってるんやないで。
わしは、好かんと言ってるだけや。動物というもんは、動くから生きてゆけるん。車に乗ったり、
じっと座ってばっかおったら、歩けなくなってしまうで。若い時から、甘えていたらあかん。
寝たきりになってしまいよるからな。人間、動かなあかん。だから、今日も朝早く起きて、
吉野に山に登りにきたんや。
関西の人って雄弁ですね。それと、知らない人にもよく話し掛ける。
>>968
その人の説には一理あると思う
ドイツ系の学者には毎日散歩を欠かさなかった人が多く、カントやアインシュタイン、
またハイゼンベルクの自伝などを読むと、当時の物理学者たちが散歩しながら議論
する様子が描かれている アリストテレスの時代から逍遥学派ってのはあって、散歩しながら考える事が思考を活性化させるのは常識
わしはな、関係代名詞ってもん使っている英語、嫌いやな。使ってはいかんって言ってるわけ
ではないで。好かんと言っとるだけや。関係代名詞、使わんとも英語は書けるんやで。それを、
わざと、しち面倒くさくな、もったいつけよってな、使いよるんや。使ってもええで。でも、わしは
好かん。
>>967
「これらの小説群は、だんだん、「日記」とか「自伝」に変わられちゃうんじゃないかな。「日記」
とか「自伝」って云う魅力的なやつに。もし、書き手がだ、自分の幾多の日常体験の中から、
より優れて普遍的な経験と云うものを選別することが出来て、その中にある真実を間違わず
正確に叙述する仕方を知ってさえいればだがね。」
試訳したから添削キボンヌ! >>971
普遍的なものを選ぶんじゃなくて、
いろんな経験があるけど誰でも経験しているありふれた
ものから、際立って自分にだけの経験と言えるもの
を選ぶんだと思うよ。 大体、あるかなあかんのは、あるかなdiabetesになるからや
キボンヌであの作家なんだったかなと思ってギッシングだったのを思い出したけど
対訳本のヘンリライクロフトの私記を持ってた。この本、文章を書く上でのいいお手本に
なるから買って英語の文章を書く練習をしたと予備校の先生が言ってたな。
wikiみたけどかわいそうな人生や
ああ、違うか。小説は抽象的なことを書けるけど、
日記とか自伝は具体的な事実を書いてそうだからな。
抽象的な表現の仕方が日記とか自伝でできるのなら小説である必要はない
ということだな
「キボンヌ」は昭和の2チャンネルでよく使われたが、今は死語となった言葉で
「〜を希望する」「〜して欲しい」という意味。
今の若者は知らないから使っても通じないから注意しなければならないとあるが、
使ってみると「かわいい」とか・・意外な反応があるのが面白いのだ。
ところで、匿名掲示板2チャンネルが最も輝いたのは「DQNの川流れ」の時だということも、
今では知ってる人は少ないだろうな。「DQN」も死語になった。
DQNの川流れというのは聞いたことないな
何時ごろのこと言ってるんですか?
ほらな、世代間の断絶ってのがあるんだよw。
「DQN」はドキュン、夏の丹沢玄倉川でな、河原でB・Q中に突然の増水があって、中州に
取り残されたたくさんの家族とか職場のグループとかが次々と濁流に流されちゃったという
実に実に悲惨な事件があったんだ。実はパトカーとか消防局とかが避難を呼び掛けたのだ
けど、勧告に従わなかったのね。流されるのがテレビで放映されたんだよ。衝撃だよ!
その時、2チャンネル掲示板には「死者にムチ打つ」ような書き込みで「お祭り」状態になった
のね。それから2チャンネルってのは「人でなし」と同義語になって人前で口にするのも
はばかれるドス黒い存在になったの。25年位前だったと思う。だから、今、35歳くらいまで
の人は直接的には知らないわけだよ。昭和は遠くまりにけりだ。ちなみにドキュンの由来は
テレビ番組から来ているのね。
昭和は遠く「毬」に「蹴り」・・・ざぶとんくれないw?
平成なんて、何があったの〜って感じだね。
こんな書き込みしてたら、あっちのスレでは、追い出されるな。
言論の自由のあるスレはいいよな。
今日は英語はお休みだ。たまにはいいよ。1000になるまでこのまま行こう。
夢の記憶位だと少しは品があるかな
He is about to walk away when suddenly he notices that his penis is lying on the sidewalk. It is about the size of a sawed-off broomstick. He picks it up nonchalantly and slings it under his arm. As he walks off I notice two huge bulbs, like tulip bulbs, dangling from the end of the
broomstick,and I can hear him muttering to himself “flowerpots... flowerpots.”
読売新聞の記事な、朝日新聞でないぞ、「オンライン英語スクールの英文添削サービスを
利用し始めた」という投稿があったわけよ。
「英文を2本書きメールで送信すると翌日には添削された英文が帰ってくるとですよ。
長さは新聞の投稿蘭の長さくらいの英文とです。東京五輪のボランティアやりたくて、
英会話教室に4年通って勉強してきたとですよ。私、義母と同居してますが、認知症
でお世話が大変とです。疲れます。コロナで外出もままならず、時間ができたので、
気晴らしに義母とのやりとりなどをネタに英語で書き始めてみましたとです。最近は
日記も英語で書いてるとです。いい気分転換になって元気が湧いてきましたとです。
義母のお世話していても、あ〜これも英語で書いてみようかとかで楽しくなったとです。
オンライン英語添削サービスで益々、英語が上達してますとですよ。」
まあ、こんな内容なわけよ。末尾に、52歳、女とありましたね。なんか、読んでいて
ムカついてきたわけ。「すげ〜な!」という気持ちと「そんなすぐに英語が書けるように
なるかよ!」って猜疑の気持ちな。
俺が長年、英語の本を読んできて、まだまともな英文も書けないのに、お前は才能があ
るんだな〜って、ねたみってやつかなw?
英作文ってもっと「殺伐」としたものだと思うわけよ。もう、バチバチと火花が出るような。
25年前じゃないっすよw
まあ割と面白いから好きなだけ書いてください
ALTに俺の英文を添削させたら、即、単数・複数、時制、スペル、指示代名詞が赤ペンで
訂正して戻されたね。これじゃ、物足りないから、あんたの見方で書き変えて下さいって
頼んだ。
(添削前の俺の英文)
It were international books! It’s contents moved foreigners. It’s wonderful.
(ALT添削後の英文)
They were international books. It’s wonderful that their contents moved foreigners.
まあ、こんな風にネイティブに添削させて、なおかつ、ネイティブ自身の自然な英文を
添付してくれたら上達するかもしれない。でも、英文で書くことがないんだよなw。
時間もかかるし、めんどくさい。
でも、英作文は無理してでもやっといた方がいいね。俺はこんな添え書きを付けてALTに
頼んだよ。学校にいるALTに頼んでも金は払わなくてもいいから、「便利な道具」だと思って、
全国の青少年たちはALTを活用して欲しいですね。
Teacher please correct my English composition, if there are some grammatical mistakes,
misspellings, wrong-usage of words. And please rewrite by your own expressions as a
native speaker.
自分が読んで分らない文章は「悪文」であると、傲慢かましたい。文章が名文であるか
悪文であるかは、全ては自分が基準として判定したい。英語についてもそうだ。
その意味で、 >> 967 の文章は、悪文であると思う。自分には意味が分らないからだ。
These novels (S)(これらの小説は)
will give way, (V)(「give way」は退く、道を譲る、屈する、負ける、取って代わられる、崩れる、壊れる、価値が下がる、と多くの意味を持つ。)
by and by, (だんだんと、まもなく)
to diaries or autobiograhies (日記、又は自叙伝に)
―captivating book, (魅惑的な本。―は、直前の語句を云い換えたり、具体的に説明している。)
以上のことから、筆者は、「日記」と「自叙伝」を「小説」よりも上位に考えていると思われる。
しかし、次にif 節があるので、その条件がある。しかし、「小説」「日記」「自叙伝」はそれぞれ
別のジャンルであり、優劣を付けること自体がナンセンスであると思う。「日記」「自叙伝」を
元にした実録小説もある。よって、どのような条件を付けても意味がないのではないか。その
条件がわかりません。If以下は実力不足で私にはわかりません。誰か、うまく説明してくれ
ませんかね。難し過ぎます。
If only a man knew(only で強調されている)人が知ってさえすれば)
how to choose (どのように選ぶかを、選び方を。<疑問詞+to 不定詞>は動詞knewの目的語。)
among what he calls his experiences (call:呼ぶ、呼び出す、称する、思う、みなす、と考える、
電話をかける、と多くの意味がある。Experiencesは複数形。What以下は名詞節。体験と
呼ぶものの中で。日記は思索もあるから体験だけではないけどな。)
that(関係代名詞。先行詞はhis experiences。)
which is really his experience(単数形)(どれが本当に彼の体験か)
and (そして)
how to record(どのように記録するかを。動詞の目的語。)
truth (真実を)
truly(実に、まったく、本当に、偽りなく、事実のとおりに、忠実に、誠実に、誠実に、
実を言えば)
>>948
昔、高校の時の同級生が京大の理学部に行ってたんね。
落ちこぼれたといっていてイプシロンデルタもわからないし
線形代数もわからないといってた。数学科とか、化学とか選べれるんだけど
数学はダメだから、化学をやることにしたといってたんだよね。
その子は、勉強会に誘われてこの本を読んでいると言って
化学のアメリカの教科書の翻訳を見せてくれたんね。物理みたいな化学だなと思ったんだ。
それはともかく、なんとか理解していると言ってた。京大の理学部の
学生ですらそうなのに丁々発止ってなんですか?と思いましたわ
どこの大学なん? Le Havre での下劣な一幕
The driver brought her home that way, half naked, and when Jimmie saw the condition she was in he was so furious with her that he took his razor strop and he belted the piss out of her, and she liked it, the bitch that she was. “Do it some more!” she begged, down on her knees as she was and clutching him around the legs with her two arms. But Jimmie had enough of it. “You're a dirty old sow!” he said and with his foot he gave her a shove in the guts that took the wind out of her--and a bit of her sexy nonsense too.
>>979
ドキュンのいわれは2ちゃんで聞いて知ってるよ。
突撃ドキュンって番組あったんでしょ?
見たことないけど。 >>985
あのねえ、grammar checkerのソフトって使ったことないんかい?
僕が初めて使った英文を書くためのソフトはWordStarだったな。 (書き込みありがとう。いよいよ、最終カウントダウンが始まりました。)
「悪文」論(続き)
わかり易くするには「ひとつのセンテンスは短くしろ。」とよく言われる。ところが、知性が
あって語彙力が豊富で文章能力が高くなると、どうしても様々な情報をひとつのセンテンス
に注入し、装飾や強調等のテクニックを使いたくなる。そして、難解にすればするほど
高尚だと世間の賞賛を受ける。
サマセット・モームは、こうした傾向を反省し、文章とは「lucidity(明快さ)」「simplicity
(簡潔性)」「 euphony(好音調)」がなければならないと言っている。
例えば、「白鯨」では、「動的場面」の英語と「静的場面」の英語では明らかに違ってくる。
「動的場面」とは、現実の行動に伴う諸場面の描写のことで、「静的場面」とは思索、
抽象的な概念の説明とかの場面の描写である。「静的場面」での「関係代名詞」と「多義語」
の使用はセンテンスを長くし、読み手のスピードをストップさせ、自己の語彙力の不足を
痛感させ、作家の卓越した言語能力を誇示する効果がでる。あたかも、易しく書けば
彼の思索の価値が低下するかのようである。一方、初学習者は幻惑され、嘆息をつく。
だから、自分は抽象的な概念を扱う文章の中に「関係代名詞」と「多義語」をあえて使用し
ている文章は、悪文であるとみなすのである。理由は、自分が理解できないからであるw。
ちなみに、次の文はどちらが理解しやすいか?
(例1)
In the first place, it may be deemed almost superfluous to establish the fact,that
among people at large, the business of whaling is not accounted on a level with
what are called the liberal professions.
(例2)
In the first place, it may be considered almost unnecessary to verify, that among
people at large, the business of whaling is not accounted on a level of the respective
professions.
>>982
世界変態文学NO.1は「Lolita(by Vladimir Nabokov)」と言われる。
ところが、ナブコフは、きっての名文家と言われている。
エロチックが好きなら一読の価値はありますね。スワップとかB.L.やレズではないけど。
By that time it was close ten. With the ebb of lust,an ashen sense of awfulness,
abetted by the realistic drabness of a gray neuralgic day, crept over me and hummed
within my temples. Brown, naked, frail Lo,her narrow white buttocks to me, her sulky
face to a door mirror, stood, arms akimbo, feet (in new slippers with pussy-fur tops)
wide apart,and through a forehanging lock titely mugged at herself in the glass. >>980
そうだな、想い出すと、たしか美空ひばりが亡くなったのが平成元年だったな。あのころは
おいらは本社勤務だった。まだ、ワープロ全盛で表計算ができるとかで喜んでいた時代さ。
「川流れは」平成だったw。
そうそう、
炭次郎と妹の肉親愛は泣かせるね。そして「寝ず子」なのに、いつも寝ているんだよ。
聖地巡礼とか行って雲取山に出かけようとする人がいるかもだけど、雲取山は既に冬だから
行かないように。石尾根には必ず熊・猿・鹿に遭遇するよ。関係ない話しちゃった! なんだなんだ?
「川流れ」って書いてあるから
誰かフィネガンに挑んでるのかと思ったら
違うのか?
「白鯨」は、30章まで進んだ。残りは397ページだw。
俺も頑張るから、みんなも英語に励むようにな!
「伊豆の踊子」で峠の団子屋で団子を食べ、店のお婆さんに50銭銀貨を渡し、
つりはいらないからと言って、歩き始めた。お婆さんは、よほど嬉しかったと見えて
「ありがとう、ありがとう」と頭を下げ、いつまでも見送ってくれた。50銭というと
現在の金銭価値では約2000円である。
自分は、昔の小説を読む時、お金の話が出れば必ず、「金銭価値の時代的変遷」
という冊子を見て、現代の金銭価値に直して読んでいる。この本には、日本のみ
ならず、米国$、英国£等のも表にしてあるから便利だ。
残念ね〜残念ね〜
ホントに悲しいわ〜
またの合う日を楽しみに〜
それでは皆さん、さ・よ・う・な・ら〜
このスレは終了します。
スレ主:逃亡中
主演:俺
続編:なし
皆さん、お忘れ物のないように、退席下さい。
lud20210721084036ca
このスレへの固定リンク: http://5chb.net/r/english/1580439906/ヒント:5chスレのurlに
http://xxxx.5ch
b.net/xxxx のように
bを入れるだけでここでスレ保存、閲覧できます。
TOPへ TOPへ
全掲示板一覧 この掲示板へ 人気スレ |
>50
>100
>200
>300
>500
>1000枚
新着画像
↓「洋書・読み終えた本の感想スレ・雑談あり 1 YouTube動画>28本 ->画像>1枚 」を見た人も見ています:
・洋書・読み終えた本の感想スレ・【別室】 [無断転載禁止]©2ch.net
・洋書・読み終えた本の感想スレ・【別室】2部屋目 [無断転載禁止]©2ch.net
・洋書・読み終えた本の感想を書きまくれ 1冊目
・洋書・読み終えた本の感想を書きまくれ 2冊目
・読み終えた英語語学本の感想・使い方を書き残すスレ (43)
・【サッカー見ながら】#JZN感想スレ【雑談】
・【SEGA】セガNET麻雀 MJ プラベ卓感想・雑談スレ
・【History】感想・議論・質問・雑談スレッド 9【文明のはじまり】
・【梁山泊スレ専用!】雑談・議論・感想スレ20
・鬼滅の刃、たった今読み終えた感想を言う!
・洋書について雑談と情報交換をするスレ
・【バカ】洋書雑談スレ【専用】
・【雑談OK】今日観た映画の感想【ネタバレ注意】43
・【雑談OK】今日観た映画の感想【ネタバレ注意】68
・【雑談禁止】今日見た映画の感想 その74 [無断転載禁止]
・出来上がった本の感想を書く
・【総合】懸賞 当選に関する総合スレ(報告・質問・雑談何でもあり) Part1 [無断転載禁止]
・【テレビ】“読書芸人”オードリー・若林正恭が読み終えた本を売らずに捨てる理由「作家さんに(お金が)入らないから」★2
・[将棋本] 棋書購入検討・感想スレ 151冊目
・【W杯】日本 vs セネガル 低速感想スレ★1
・[将棋本] 棋書購入検討・感想スレ 149冊目
・[将棋本] 棋書購入検討・感想スレ 153冊目
・【W杯】日本VSベルギー 高速感想スレ ★11
・【W杯】日本vsポーランド 高速感想スレ★11
・日本vsコロンビア 感想スレ ★14
・日本vsコロンビア 感想スレ ★16
・FF14 チャH晒し雑談173【本スレ・ワッチョイなし】
・【日向坂46】映画「希望と絶望」感想スレPart2【ネタバレあり】
・【W杯】日本VSベルギー 高速感想スレ ★17
・【W杯】日本vsポーランド 高速感想スレ★15
・▲【将棋本】 棋書購入検討・感想スレ140冊目▽
・世界野球プレミア13 日本VS韓国 決勝戦高速感想スレ★2
・【議論】橋本センター、16th選抜感想スレ [無断転載禁止]
・▲【将棋本】 棋書購入検討・感想スレ133冊目▽ [無断転載禁止]
・▲【将棋本】 棋書購入検討・感想スレ129冊目▽ [無断転載禁止]
・▲【将棋本】 棋書購入検討・感想スレ130冊目▽ [無断転載禁止]
・【ワッチョイあり】ラブライブ! μ's Final Love Live ~μ'sic Forever ♪♪♪♪♪♪♪♪♪~感想スレ [無断転載禁止]
・【TBS】キリンチャレンジカップ2018 日本×ベネズエラ 感想スレ
・【雑誌】日経エンタテインメント! 日向坂46 Special 感想スレ【ネタバレあり】
・【CB】志村けんさん 日本国民に笑いをありがとう!安らかに 変なスレ・困った★報告処 雑談ok ★296
・【国会】 参議院予算委員会質疑 2017年3月15日(水) 山本太郎×安倍晋三&稲田朋美 高速感想スレ [無断転載禁止]
・24の感想スレ
・あーりんQJの感想スレ
・マギレコ円盤の感想スレ
・NIGHTMARE CITYの感想スレッド
・本音で語るこん好きMV感想スレ
・【解禁!】「Nobody's fault」MVの感想スレ
・【元はアンダー曲?】コンセントレーションの感想スレ
・モーニング娘の新曲「純情エビデンス」の感想スレ 3海老
・新曲の感想スレ即死させるってバカだろサンカス [無断転載禁止]
・新作エロゲ購入検討&感想スレ 4本目
・日本vsコロンビア 感想スレ ★9
・プロデューサーミーティングの感想を本音で書き込みスレ★3
・本当にあった怖い話感想スレ [無断転載禁止]
・IP無】銀河英雄伝説 Die Neue Theseネタバレ・雑談スレ 4
・【W杯】日本 vs セネガル 高速感想スレ★7
・自民党総裁選日本記者クラブ討論 感想スレ
・プロデューサーミーティングの感想を本音で書き込みスレ★4 [無断転載禁止]
・【W杯】日本VSベルギー 高速感想スレ ★6
・【W杯】日本 vs セネガル 高速感想スレ★4
・【W杯】日本 vs セネガル 高速感想スレ★5
・【W杯】日本VSベルギー 高速感想スレ ★5
・【W杯】日本vsポーランド 高速感想スレ★3
16:01:08 up 4 days, 1:09, 4 users, load average: 7.28, 7.89, 7.99
in 0.069860935211182 sec
@0.069860935211182@0b7 on 112406
|