人気女優・清水富美加の出家宣言は残された契約を反故にするだけで誰も幸せにしなかった。
ままごとみたいな愚行の陰で糸を引いていたのは他ならぬ「幸福の科学」。世間は驚きついでに思い出した。1200万も信者がいるのに選挙で1人も当選していない怪を。
「清水さんは、親が信者で幼少期から信仰を持っていた。おそらく家庭内でも“大川総裁が神である”と教育を受けてきたのでしょう。そのような人がある日
大川総裁から霊言を与えられ、“覚悟を決めよ”と『ラブコール』を受ければ、
舞い上がってしまって当然。仕事を放り出してしまった清水さんに世間からの風当たりは強いですが、
育った家庭環境を考えれば、正常な判断が働かない状況に陥ってしまったのも致し方ないような気がします」
熱心な会員ともなると年に1000万円以上もお布施をします。大川本の印税を加えると、教団には毎年300億くらいのカネが入ってきていた。
銀座は坪単価6000万円、赤坂でもこの半分は下らない代物であるのに加えて、宗教活動に使用すると認可されれば
不動産取得税に固定資産税、都市計画税から登録免許税までが非課税となる。
そんななか、風向きが変わって、違うものが入りこみ始めたのが09年。幸福実現党を結党して衆院選に打って出たものの、惨敗したのである。
日本のみの数字ではないとはいえ、信者が1200万もいりゃ1人くらい当選するのになんで?更に追い打ちをかけたのが、10年に持ち上がった妻・きょう子さんとの離婚問題
そこで、新たな信者獲得策として白羽の矢を立てたのが、他ならぬ清水だった
■石原さとみを意識
実際、こんな布石が打たれていて
芸能界での活動と信仰を両立させるように仕向けていたんです。それに総裁は創価学会員である石原さとみの存在をかなり意識している。
彼女がいて学会はステータスを確立したとさえ捉えているんです。清水を『幸福の科学のさとみ』になぞらえたかったんでしょうけれど、なおのこと在家でやらせた方がよかったんじゃないでしょうか」
http://news.livedoor.com/lite/article_detail/12731608/