新党を結成する国民民主党の玉木雄一郎代表(51)とれいわ新選組の山本太郎代表(45)との共闘が現実味を帯びてきた。政策面でなく、立憲民主党の“枝野幸男代表嫌い”で波長が合うようで…。
国民民主党を解党した上で、立憲民主党との新党結成を決断した玉木氏だが、自身は合流新党には加わらず、独自の新党を結成する。
玉木新党には山尾志桜里衆院議員(46)や前原誠司衆院議員(58)など10人ほどの議員が集まりそうだ。
まだ、どちらに行くかを決めかねている国民の議員もいる中、話題になったのは19日に行われた会食だ。
山尾氏が山本代表、6月に立民に離党届を出している須藤元気参院議員(42)、4月に立民を除名となった高井崇志衆院議員(50)らと会食し、当初は玉木氏も参加予定だったという。
玉木氏と山本氏は玉木氏の動画企画で対談したのをきっかけに、すっかり馬が合う関係だといわれる。山本氏は22日、具体的な動きはまだないとした上で、玉木新党には期待感を寄せた。
政策ではなく、共通項となるのは枝野氏小沢氏の存在だ。「太郎代表は名指しこそしないが、これまでの行動を見れば、枝野氏と小沢氏は大嫌い。玉木氏も今回の分党劇を見れば、枝野氏小沢氏とは絶対に一緒にやりたくないだろうしね」(同関係者)
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