木原官房副長官 旧統一教会の関連団体から推薦状受領で陳謝
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221028/k10013873511000.html
木原官房副長官は、去年の衆議院選挙の際に、旧統一教会の関連団体から推薦状を受け取っていたことを明らかにし、当時、団体への認識が不足していたとして「深く反省し、おわびしたい」と陳謝しました。
旧統一教会との関係をめぐり、木原副長官は、28日の衆議院内閣委員会で、「過去4回の選挙で受領したおよそ1000におよぶ推薦状のリストを確認したところ、去年の衆議院選挙の際に、教会の関連団体である『世界平和連合』から推薦状を受領していることが1件確認された」と明らかにしました。
そのうえで、推薦状は、みずから依頼して受け取る場合と、相手側から自主的に持ち込まれる場合の2つのケースがあり、今回確認された推薦状は、団体側から自主的に持ち込まれたものだと説明しました。
そして、「事務所も含め、当時の認識が不足していた。深く反省し、おわびしたい」と陳謝しました。
一方、関連団体との間で、「推薦確認書」を交わしていたか質問されたのに対し、木原氏は「事務所のさまざまな資料の確認や、スタッフへの聞き取りを徹底して行ったが、そのような文書を交わした事実は確認されなかった」と述べました。