【火病(ファビョン)とは】
「ストレスが多かったり火(怒り)を適切に静められなかった時にタプダプ感(息苦しさ)や
無気力、胸のドキ☆ドキ(動悸)、全身が疼く症状などが現れる韓国人だけの独特の病気」
『火病(ファビョン)』はアメリカの精神医学会でも「Hwa-byung」と表記されるほど、
韓国人独特の病気である。最近、火病患者が10代と20代で急増しているという。
火病は鬱病に発展して自殺率を増加させ、火病患者は断続的に虐待や暴力、激しいイライラなどを現して社会問題を引き起こす。
実際に韓国の10代と20代の自殺率は世界1位であり、病死や自然史ではなく若者の外因死の半分(46.4%)が自殺による死亡となった。
逆上して腹立ちまぎれに起こす、いわゆる『憤怒調節障害犯罪』も年々増えている。
火病の原因はストレスだ。キム・グァンス議員は「入試や軍隊、就職など、生活の中の多くのストレスを抱えて生きる
10代と20代の火病患者の増加は今の時代、我が国の青年たちのつらい生活の現実を示しているようで残念だ」と話した。
聖公会(ソンゴンフェ)大学校の客員教授であり教育センター『心の種(意訳)』の副センター長であるキム・チャンホ氏は
『生涯の発見:韓国人はどのように生きていくのか』で、年齢別のストレスの原因を分析した。
10代のストレスの最初の原因は、『関係の断絶』から始まる自尊心の低下である。
自尊心は他人との関係で形成されるが、韓国の若者たちは思春期に勉強ばかりなので自尊心を十分に育てられない。
「いつからか死にたいと相談所を訪れる学生が増えた」とし、「自尊心が低いため、本格的な進路選びに入って自分がすごくちっぽけに感じるため」と説明した。
「(これらは)勉強以外の経験が希薄で他人から生きていく力を得たり、自分が社会的に役に立つという事を確認した事がない」と付け加えた。
ソース:読書新聞(韓国語)
http://www.readersnews.com/news/articleView.html?idxno=81458