謎につつまれた城塞でドイツ機甲軍団に襲いかかった怪奇現象と戦慄
1984年7月28日(土)より8月10日まで(金)まで夏休み大ロードショー!
同時上映は「13日の金曜日/完結篇」
いかにもホラーっぽい雰囲気もあって、ドイツ軍マニアも大満足なのは分かるが
「ホラー映画なのに大して怖くない」という致命的な欠陥が・・・
画作りが凝りに凝ってる
ホラーというよりファンタジーか
ソフト化されないからどうしようもない
こんな事ならゲオで中古ビデオ(100円)見つけた時、買っとけば良かった。(´;ω;`)
原作読んでから観たが、本のおもしろいところが
ほとんど描かれてなくて正直がっかりした
特に嫌味ったらしい吸血鬼と博士のやりとりが
バッサリ切られてるのは納得いかない
ホラー言うより、クリスチャンのための再教育映画やと思う
アレ…エクソシストも続編で救世主になったやろう?
協会関係者が定期的にやるようなものだ。シュワ氏だってあったよね!確か?
現在上映中の「オーヴァーロード」も第二次大戦が舞台でなおかつホラー風味なんで
ほんのりと「ザ・キープ」の雰囲気があるな。
第一次世界大戦時にイギリス軍がドイツ軍の塹壕に憑りついた霊に襲われる
ジェイミー・ベル主演の「デス・フロント」も忘れるな!
本来3時間あったものを90分にカットしちゃったら、そりゃ話が分かり辛くなるわなぁ
というかこの映画のハイライトってOPの気がしますね。
雨と霧に煙る山間の寒村へ、神秘的な音楽をバックに、
ドイツ軍の部隊が粛々と進軍していく様を捉えたOPに
マイケル・マン監督の映像センスが凝縮されています。
センスをOPに凝縮しすぎて品切れになっちゃったんですね
東京でも13日の金曜日完結篇と2本立てだったんだな
「雰囲気だけはあるのに」観ると大して「盛り上がらない」映画なんで仕方ない。
流石に駄作とまではいわんが、正直マイケル・マンにしては・・って出来。
今でこそ保存されたドイツ軍車両が映画に出るのは当たり前になったけど当時は衝撃的だったんだよな
昔の映画だとアメリカ軍のハーフトラック塗り直して十字マーク付けてドイツ軍です って感じだったからなぁ
61式戦車に乗った米軍が沖縄に侵攻してくる映画もあったなあ
そもそも何でマイケル・マンが抜擢されたんだろうって気がするが
もしかしたら「ザ・キープ」の前に撮ったのが「ザ・クラッカー」だったんで
そのどこか乾いた感じから「マンにホラー撮らせたら面白そう」とでも思われたのかな。
だったらなんとなく理解できんこともない。