イギリスのスーパーで不買運動が勃発、その理由は猫!?
近所のスーパーに通い続ける近所の猫
ノーフォーク州ノリッジのドレイトンにあるチェーンスーパー「テスコ(TESCO)」には、
この1年半ほど、ある1匹の猫が足繁く通って来ていた。
白と茶色のオス猫パンプキン(6歳)は、テスコや美容院、不動産やパブが立ち並ぶ表
通りからほんの90メートルほど先にあるジョー・ハーディングさんに飼われている。
1年半ほど前からスーパーの出入り口付近でくつろぐようになった。その後は店内に入りこみ、
通路を自由にうろついたり、レジカウンターに居座って昼寝をしたりするようになったという。
地元住民の中には、店に来ては頻繁に目にするその猫が誰の猫なのか興味津々な人も多く、
Facebookのコミュニティ・グループのアカウントで撮影したパンプキンの写真とともに
「この猫、誰の!?」と尋ねる投稿が相次いだ。
度々、「私の猫よ」と返信することが面倒になったジョーさんが、数か月前に
パンプキンのためのアカウントを設定したところ、現在この非公開アカウントのメンバーは500人以上になったそうだ。
パンプキンに下された1年半後の出禁命令
この1年半、スーパー側から特に苦情もなく、ジョーさん自身も仕事帰りによく立ち寄
ってはスタッフに可愛がられているパンプキンの姿を店内で目にしていた。
ところが、最近になってスーパー側が突然パンプキンの店への出入りを禁じたのだ。
テスコ側は次のように述べている。
もともと、猫は食料品店の中にいるべきではありません。
その猫は、店の外で客か近所の人たちに餌をもらっていたようですし、
店内が暖かいから居心地よくて居座っていたのでしょう。
だいたい、店の猫でもないのです。私たちスタッフは猫は大好きですが、
猫にとってもここは最適な場所とはいえないでしょうから、
店内に入ろうとすればスタッフが優しく出て行くよう促します。
当店にとって、この猫は邪魔でしかなく悩みの種なのです。
パンプキンファンの顧客たちは、テスコでの不買運動を実施
Facebookを通してテスコ側の対応を知った人々は「店がパンプキンを追い出した」と怒り、
団結して不買運動を始めた。
http://karapaia.com/archives/52284993.html