北東部バイーア州で14歳の少年が、死んだ蝶と水を混ぜた液体を注射器で足の静脈に注射し、その数日後に死亡するという奇妙で衝撃的な事件が発生し、国内を震撼させている。
少年は亡くなる直前に、SNSで挑戦提案を見てそれを達成するために「実験」を実行したことを明かしており、この事件はネット社会が引き起こすリスクの一端を浮き彫りにしたと18日付テラなどが報じた。
事件は同州内陸部のプラナルト市で発生した。ダヴィ・ヌネス・モレイラさんが足を引きずって歩いているのを父親が発見し、理由を尋ねたところ、「遊んでいる最中に怪我をした」と答えたという。
だがその一週間後、ダヴィさんが嘔吐や下痢などの症状を訴えたため、父親が市立病院に連れて行った。
そのまま入院し、7日後にヴィトリア・ダ・コンキスタ市の総合病院(HGVC)に転院し治療を続けていたが、13日に息を引き取った。