海未「え?穂乃果が作詞したのですか?」
穂乃果「曲がついてないから作詞じゃないけど、結構自信あるんだ」
海未「…………」
海未「ちょっと子供っぽすぎますね」
穂乃果「えー!?海未ちゃんのと変わりないじゃん!」
海未「私のはもっと語彙に溢れています!」
穂乃果「じゃあ名前を伏せてみんなに見比べてもらって、どっちがいいか決めてもらおうよ」
海未「なんですか、それ……」
穂乃果「穂乃果のほうがいいって人が多かったら次から作詞は穂乃果がするね!」
海未「はぁ……頑固ですね。いいですよそれで」
海未(作詞はそんなに甘くないことを教えてあげなければいけませんね)
ユニット曲はそのユニットリーダーが作詞って設定だったはず
printempsなら穂乃果ちゃん
真姫「珍しいわね。海未がどっちがいいか決めてくれなんて」
海未「は、はい。テーマは青春や、学校生活のことだったので色々な解釈があると思ったんです」
絵里「これ、多数決で決めればいいの?」
海未「それで構いません。よろしくお願いします」
海未(どちらも私と言うことにしておけば公平でしょう。とはいえ私と穂乃果の歌詞では違いすぎて違和感があると思いますが)
真姫「へぇ……中々いいじゃない。すぐにでも作曲したいわ」
凛「あるある〜!歌詞に共感できちゃうにゃ!」
にこ「ん〜?さてはにこがセンターのイメージで思いついたニコね?」
絵里「みんなどっちも読んだかしら。それじゃあ次の曲の歌詞はどっちがいいか、せーので指差して」
絵里「せーの!」
7人『こっち!』👉穂乃果ちゃんの書いた歌詞
海未「ぇ」
希「おぉっ!みんな同じやん!」
海未「ど、どうして」
凛「ん〜、わかりやすかったからかな?想像できちゃう感じ!」
絵里「凛と同意見よ。学生という目線でそのまま語られている、共感を得やすい歌詞だと思うわ」
真姫「私は……作曲しやすい詩だったから、かしら。フレーズの区切りがはっきりしてて自由度が高そうだわ」
にこ「でも意外ね。海未らしくないというか、まるで別人みたい」
花陽「そういえば穂乃果ちゃんがきてないけど……私たちだけで決めてよかったのかな?」
「ここにいるよ〜」
花陽「ピャッ!?いつの間に机の下に……」
穂乃果「実はその歌詞……穂乃果が作りました!!」
「えぇーっ!?」
海未「……」
絵里「凄いじゃない穂乃果!どうして作詞ができるって黙ってたの!?」
穂乃果「初めての作曲だよ!」
にこ「通りでなんか違うと思ったわ……でも合格点よ」
絵里「そうね。こっちの……海未の書いた歌詞はなんだか堅苦しすぎるというか、青春って感じはしないわね」
真姫「学生って感じはしないわね。海未は心が老けてるのよ」
海未「っ……」
穂乃果「約束だよ海未ちゃん!これからは穂乃果が代わりに作詞するね」
海未「待ってください!そんないきなり……」
穂乃果「え?だって約束したじゃん」
海未「それは」
穂乃果「まさか、自分の歌詞が選ばれないわけない。なんて思ってたんじゃないよね?」
海未「っ……!みなさんも何か言ってあげてください!」
真姫「私はいいわよ。なんだか海未のは息苦しかったし、しばらく気楽に作曲したいわ」
にこ「海未の歌詞はにこのセンター向きじゃないのよね。穂乃果のなら私がセンターになれそうだわ」
絵里「よしっ、じゃあこれからμ'sの作詞担当は穂乃果ということで!」
海未「そん、な……」
海未「なんで、私は……だって今まで何曲も……」ブツブツ
穂乃果「海未ちゃ〜ん!」
海未「……」
穂乃果「無視しないでよ〜。ことりちゃんが保健委員の仕事で居残りしてるんだから一人で帰らなきゃいけなくなっちゃうじゃん」
海未「私は一人で帰りたいので」
穂乃果「穂乃果に作詞係取られたからって怒んないでよw」
海未「っ!!!この……!」
穂乃果「え?なにそれ?また打つの?」
海未「…………」
穂乃果「穂乃果、なんにも悪いことしてないよねえ?ね?」
海未「っ……」
ことり推し害フォン公衆の回線使ってその場で書き続けるのが億劫になったのかな
IDと地域表示が共に変わったからって玉音で隠したところでバレバレなのにね
海未「……」スタスタ
穂乃果「ところでさぁ海未ちゃん」
穂乃果「なんで海未ちゃんが練習のリーダーみたいなことしてるんだっけ?」
海未「……それは、あなたたちがだらしないから私が仕方なく」
穂乃果「それってことりちゃんを入れた3人でやってた時の話だよね?今は9人もいるんだよ?」
穂乃果「本当は練習メニューを考えて指導するのは、リーダーや部長、それに絵里ちゃんみたいなみんなをまとめられる人がいいと思うんだ」
海未「あなたはまたそうやって私を……!」
穂乃果「海未ちゃんさっき『仕方なく』って言ったよね?嫌なら別にやらなくていいんだよ?」
海未「…………」
穂乃果「明日、みんなに聞いてみよっか」
ネカフェマック暮らしの乞食害フォンまだこんなことやってるのか
闇ホノカが海未を追い詰めて自分のものにする話なら許す
それ以外ならしね
凛「はぁ〜疲れた〜……もう動けないよ」
希「凛ちゃん、まだこのあと校外10周マラソンが控えてるんよ……」
凛「えぇーっ!!?早退したいにゃ……」
穂乃果「はいはーい!みんな注目して!」
絵里「元気ね穂乃果」
穂乃果「みんなはもうこんなハードな練習をする必要はありません!」
穂乃果「今の練習メニューは過剰です!」
花陽 コクコク
にこ「そうよそうよ!」
海未ちゃんの誕生日が楽しみすぎて、その気持ちをどうしたらいいかわからないんだろうな
だからこんな下手なSSを書いてしまう
海未「待ってください!この練習メニューは必要なものです!みなさん笑顔で腕立て伏せできますか!?それができるようになるために私たちは日々……」
穂乃果「異議あり!海未ちゃんはできるの!?笑顔で腕立て」
海未「……できません!ですがそれができるようになるために私も頑張っているんです!」
穂乃果「本当にできるようになるのかな?」
穂乃果「海未ちゃんの言う『笑顔で腕立て伏せ』って、口を開いて腕立て伏せをするってことだよね」
穂乃果「でもよく考えてよ。顎に力を入れないと全身に力なんて入るわけないよ!」
絵里「!!!」
真姫「言われてみれば当然ね」
穂乃果「にこやかな表情を作って腕立てをするならもうみんなだってできるよね?ほらっ」ニコッ
にこ「なによ……こんなの楽勝じゃない!」ニコニコ
穂乃果「つまり海未ちゃんは、出来もしないことを目標にしてただひたすら頑張らせてただけなんだよ」
穂乃果「凛ちゃん、明日も同じ練習するんだよ?どう思う?」
凛「つらいにゃ」
穂乃果「じゃあこの練習メニューに控えてる持久走をなくした上に、週に1回、金曜日だけやるって言ったら?」
凛「頑張れるにゃ!」
穂乃果「こう言うことなんだよみんな!体力づくりは嫌な気持ちでやっちゃいけないよ!自分からやる気にならないと!」
希「穂乃果ちゃんらしいポジティブな意見やね。ウチもなるべくたのしんで練習したいなあ」
絵里「……そうね。みんなもう十分に基礎体力はついたし、こんな練習を毎日する必要はないわ。それよりもっとダンス練習に力を入れて完成度を追求すべきね」
絵里「これ、あなたたちが3人の時に海未が考えたのをそのまま使ってるんでしょ?この練習メニューは今日をもって撤廃して、明日から私が案を考えてくるから、みんなの意見を聞かせてね」
穂乃果「ありがとう、絵里ちゃん!」
海未「………………」
海未(その後μ'sは練習メニューが見直され、ダンス練習をより多く、体力トレーニングは週に一度となりました)
海未(ことりの提案でおやつタイムが設けられ、みなさん楽しそうに会話を楽しんでいます。私は……)
海未「……」ポツン
海未(こんなにみなさんと会話できなかったでしょうか……思えばみなさんを怒鳴ることしかしていなかったのかもしれません)
真姫「穂乃果、作曲できたから聞いてみて」
穂乃果「……!!真姫ちゃんさすが〜!ゴールドディスク間違いなしだよ!」
真姫「ちょっと褒めすぎよ」
海未(穂乃果が作詞を担当したことで真姫の作曲時間が短縮されて、みんなが足並みを揃えて練習できるようにもなって……)
海未(そして私は……)
スタスタ
穂乃果「ねえ海未ちゃん」
海未「穂乃果……」
穂乃果「どうしてμ'sにいるの?」
おわり
なwwwwまwwwwえwwwwwwwwwwww
ファーwwwwウェイwwww
このシリーズ割と沢山あるよな?
真姫が海未に反抗する奴読んだことある
昔の奴も読みたいから気が向いたらリンク貼ってほしい
途中までほんと良かった
この芸風嫌いではないんだけど、ふつうにちゃんとした感じので続きが読みたい
持ち上げコメは玉音が使う地域表示ばかりで草生えますわw