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8月某日、沼津。
花丸「あ、善子ちゃんもう来てる」
ルビィ「おはよう、善子ちゃん」
善子「遅いわよあんたたち!」
花丸「まだ待ち合わせの時間の5分前ずらよ」
ルビィ「善子ちゃんはいつから待ってたの?」
善子「べ、べつにそんなに待ってないわ! 私もついさっき来たところで……」
花丸「そっかそっか。そんなに楽しみにしてたんだね善子ちゃん♡」
善子「だから私もさっき来たところだって言ってるでしょ! あと、善子
ゆーな!」
ルビィ「千歌ちゃんはまだ来てないの?」
从c*^ヮ^§「…………」ソロ-
花丸「あ」
善子「え?」
从c*^ヮ^§「だーれだ」ピト
善子「ぎにゃあああっ!!?」
从c*^ヮ^§「キャハハハハ、ぎにゃあだって!」
ルビィ「千歌ちゃん!」
花丸「おはよう、千歌ちゃん」
从c*^ヮ^§「おはようなのだみんな」
善子「ち、千歌! あんた私の太ももに何をくっつけたのよ!?」
从c*^ヮ^§「冷凍みかんなのだ」
善子「なんて事すんのよ! 心臓止まるかと思ったわバカーーっ!!!」
从c*^ヮ^§「あまーいっ!!!」
善子「ええっ!?」ビクッ
从c*^ヮ^§「甘いのだヨハネちゃん! この冷凍みかんの様に甘いのだ!」
善子「甘いってなにがよ!」
从c*^ヮ^§「ヨハネちゃんはスキだらけなのだ! そんな事でこれから向
う場所から生きて帰れると思っているのだ!?」
善子「なっ!?」
从c*^ヮ^§「そんな甘い心がまえではヨハネちゃんは本当に死んでしんぞう
が止まってしまうことになるのだ」
善子「ぐぬぬ……」
花丸「いや、これから向かうところはただのお化け屋敷だから。死ぬとか
そういう事はないずら」
ルビィ「うゅ……でもすっごく怖いって噂なんでしょ……? ルビィ怖す
ぎて心臓止まっちゃったらどうしよう……」
花丸「だ、大丈夫ずらよルビィちゃん。いくらなんでもそこまでは……」
ルビィ「でもぉ。うゅ……ルビィ、やっぱり行くのやめておこうかな……」
从c*^ヮ^§「大丈夫なのだルビィちゃん!」
ルビィ「千歌ちゃん?」
从c*^ヮ^§「このチカおねーさんがついているのだ! ルビィちゃんは
チカが守ってあげるのだ!」
ルビィ「千歌ちゃん……うん! ありがとう千歌ちゃん」
花丸「頼もしいずらね♪」
从c*^ヮ^§「おばけなんてチカがみんなやっつけてやるのだ!」
花丸「いや、お化け屋敷のおばけやっつけちゃダメだよ」
从c*^ヮ^§「そーだ! ルビィちゃん、この冷凍みかんをたべるのだ。
美味しいものを食べると心がおちつくのだ」
ルビィ「わぁ、いいの千歌ちゃん?」
从c*^ヮ^§「うん! 花丸ちゃんもどーぞなのだ」
花丸「ありがとう千歌ちゃん」
从c*^ヮ^§「えへへ」
从c*^ヮ^§「ヨハネちゃんもたべるのだ?」
善子「いらんわそんなもん!」
ルビィ「いただきま〜す。……美味し〜い♡」
花丸「ほんとずら〜。冷たくてとっても甘いずら〜♪」
从c*^ヮ^§「でしょでしょ〜?」
善子「まったく……そんな呪われし果実なんかにうつつをぬかして」
从c*^ヮ^§「みかんはしあわせの果実なのだが?」
从c*^ヮ^§「あーあ、ヨハネちゃんはみかんのごかごをえられなかった
のだ。やっぱりお化けにやられて死んでしまうのだ」
善子「フン、誰がやられるものですか! そんな加護がなくっても悪霊
ごとき、我が魔力で打ち砕いてくれるわ!」
花丸「だからお化けを攻撃しちゃだめだってば」
善子「わ、わかってるわよ。でも千歌、余裕ぶってるけどアンタこそ
大丈夫なの?」
从c*^ヮ^§「なにがなのだ?」
善子「お化け屋敷に入ったら真っ先に怖くて震えてびーびー泣き出しちゃ
うんじゃない?」クスクス
从c*^ヮ^§「そ、そんな事ないのだ! ヨハネちゃんこそ怖くてびびって
ちびらない様に気をつけるのだ!」
善子「だれがちびるかっ!」
花丸「2人ともケンカはやめるずら。あ、もうこんな時間。そろそろ移動
しよっか」
从c*^ヮ^§「そーなのだ! お化け屋敷にむかうのだ! おうちのお手伝
いでこれなくて残念がってたかなんちゃんのぶんもいっぱい
楽しむのだ!」
ルビィ(果南ちゃんも誘ったんだ)
善子(残念がってたって絶対ウソでしょ)
花丸(来るわけないずら)
从c*^ヮ^§「みんなチカについて来るのだ!」
花丸「あ、千歌ちゃんそっちじゃないずらよ! お化け屋敷はあっちずら!」
善子「全然ダメダメじゃない……」
とあるビル前
花丸「ついた。ここずら」
ルビィ 「この建物の中でお化け屋敷やってるんだね」
善子「ここがパンデモニウムへの入り口……ククク、胸が高鳴るわね」
从c*^ヮ^§「パンでモーニング?」
善子「パンデモニウム!」
花丸「パンデモニウム……悪魔とかお化けが住んでる館、みたいな意味ずらね」
从c*^ヮ^§「おお! なんかカッコいいのだ!」
善子「フフフ、でしょう?」
从c*^ヮ^§「じゃあパンでモーニングに行くのだ!」
善子「パンデモニウムだってば!」
ビル内、お化け屋敷会場前
善子「入り口前、結構並んでる人がいるわね」
ルビィ「チケット売り場の方も行列ができてるよ」
花丸「まだ開場前なのに。さすが人気のお化け屋敷ずら。前売りチケット
を買っておいてよかったずらね」
ルビィ「あの入り口の所の絵……テレビでも見たけど実物は迫力があって
テレビで見るよりもっと怖いね……」
从c*^ヮ^§「…………」
花丸「千歌ちゃん? どうしたの? もしかしてチケット忘れちゃったずら?」
从c*^ヮ^§「う、ううん! 大丈夫なのだ! ちゃんと持って来てるのだ!」
善子「とりあえず私たちも入場の列に並びましょうか」
从c*^ヮ^§「…………」
ルビィ「うぅ……順番が近づいてきたよぉ……」
\キャ---!!!/
从c*^ヮ^§「…………っ」ビクッ
ルビィ「ピギッ! いまの声なに……」
花丸「ここは入り口のすぐ近くだから中から先に入ったお客さんの悲鳴が
聞こえて来るずら……」
善子「ククク……噂に違わぬスリルが味わえそうね」
\イヤァ---!!!/
从c*^ヮ^§「ぴょっ」ビクッ
ルビィ「あぁ……もうすぐだよぅ……」
花丸「ルビィちゃん、落ち着くずら」
从c*^ヮ^§「…………」
善子「千歌……どうしたのさっきから黙り込んで……顔色もちょっと悪くない?」
从c*^ヮ^§「ダ. ダイジョブナノダ……」
善子「ひょっとして怖くなってきたとかぁ〜?」
从c*^ヮ^§「そ、そんなわけないのだ!」
スタッフ「お次のお客様。どうぞお入り下さい」
从c*^ヮ^§「……っ!」
ルビィ「あぁ……とうとう順番が来ちゃった……」
善子「ククク……いよいよ深淵へと踏み入る時……って」
从c*^ヮ^§「…………」キュッ
善子「なによ、いきなりスカートにしがみついてきて……」
花丸「千歌ちゃん、やっぱり怖いんじゃないずら? 入るのやめておく?」
从c*^ヮ^§「や、やめないっ!」
善子「そんなこと言ってぶるぶる震えてるじゃない」
从c*^ヮ^§「チ、チカはみんなよりおねーさんだから怖くなんかないのだ!
はやく入るのだ!」スタスタ
花丸「あ、千歌ちゃん!」
善子「まったく無理しちゃって。ほら、ルビィも行くわよ」
ルビィ 「ま、まってみんな!」
お化け屋敷内
ルビィ「うゅ……不気味だよぅ……」
花丸「暗くて足元がよく見えないずらねぇ……気をつけて進まないと」
善子「フフフ……なかなか雰囲気あるじゃない」
从c*^ヮ^§「みみみみんな、チカがついてるからだだだ大丈夫なのだ……」
善子「アンタがいちばん大丈夫じゃ無さそうだけど……」
突然の冷たい風プシュー!!!
花丸「わっ!?」
ルビィ「ピギャア!?」
从c*`ロ´§「うへぇ!?」
善子「ふ、ふふふ……なかなか驚かせてくれるじゃない。でもこの程度じ
ゃ堕天使ヨハネを怯ませる事は出来ないわよ?」
おばけ「ぐわぁぁぁっっ!💀」
从c*`ロ´§「ひょえ!? うわーーーんっ!!!」ダダダダダダダ
ルビィ 「あ、千歌ちゃん!?」
花丸「走ったら危ないずらよ!」
善子「ああっもうあの子ったら! 二人とも、追うわよ!」
ルビィ「あ、まって! みんなぁ〜〜っ」
从c*`ロ´§「うわぁぁぁぁぁん!!!」ダダダダダダダ
ドンっ
从c*`ロ´§「ふぎゃっ」
从c*`ロ´§「いたた……かべにぶつかったのだ」
从c*`ロ´§「あれ……みんなどこなのだ……まっくらで見えないのd
おばけ「うばぁぁぁあああ……👻」
从c*•ヮ•§「…………」
从c*`ロ´§「ふぎゃあああああ!!!」
善子「あ、あっちから千歌の声がっ!」
ルビィ「急いで追いかけよう!」
花丸「暗いからみんな気をつけるずら!」
从c*`ロ´§「うわぁ〜〜〜んっ!!!」ドタドタドタドタ
花丸「かなりパニックになってるみたいずら」
善子「もう、どこまで先に行ってるのよあの子は!」
おばけ「うばぁぁぁあああ👻」
ルビィ「あ、おばけさんごめんね! ルビィ達ちょっと急いでるから!」
おばけ「うばぁ……👻」
从c*`ロ´§「うわぁぁぁぁんっ!」
ドコッ
从c*`ロ´§「ぷぎゃ!」
善子「ぐふっ!?」
花丸「千歌ちゃん! よかったぁ見つかったずら」
从c*`ロ´§「ば、ばなばるちゃあ……」ポロポロ
花丸「よしよし。もう大丈夫ずらよ」
ルビィ「善子ちゃん大丈夫……?」
善子「うぅ……千歌の頭が思いっきりみぞおちにめり込んだ……」プルプル
从c*`ロ´§「み゛んな゛ぁ……」ポロポロ
善子「あーもう! 出口まで手を握っててあげるからあんたは目を瞑ってなさい!
ずらまるはそっちの手を持って!」
花丸「ほら千歌ちゃん。マルたちと一緒に行くずら」
从c*`ロ´§「う゛ん……」
おばけ「うばぁぁぁあああ👹」
从c*`ロ´§「ほぎゃあゃあああああっ!!!」
善子「ルビィ! 千歌の耳を塞いでなさいっ!」
ルビィ「う、うんっ!」
お化け屋敷の外
从c*`ロ´§「うぅ……」
ルビィ「千歌ちゃん、大丈夫?」
花丸「お顔がぐしゃぐしゃずら。ほら、このハンカチ使って」
从c*`ロ´§「ゔん……ありがとなのだ……」
善子「まったく……あんなに偉そうな事言っといて。やーっぱり怖くて泣
いちゃったじゃない。プークスクス」
从c*`ロ´§「べ、べつにこわくなかったのだぁ……」
善子「ウソつけ! おもっきし怖がってたじゃない!」
从c*`ロ´§「チカこわくなかったっていってるのだぁ! ヨハネちゃんの
バカー!」ペシペシ
善子「い、痛っ! なにすんのよコイツ〜!」
花丸「コラ千歌ちゃん! 暴力はダメずらよ。善子ちゃんもいじめちゃ
ダメずら」
善子「べ、別にいじめてなんか……」
从c*`ロ´§「うぐっうぐっ……」
ルビィ「で、でも千歌ちゃんが大騒ぎしてくれたおかげでルビィは怖がる
ヒマもなかったよ!」
花丸「ルビィちゃんそれあんまりフォローになってないずら」
从c*`ロ´§「ふぐっ……」
花丸「あ、あ〜……で、でもすごい迫力だったねーお化け屋敷! おらも
流石に少し怖くなっちゃったずら!!」
ルビィ「う、うん! すごくリアルでルビィもビクビクしちゃったよぉ〜」
从c*`ロ´§「……ルビィちゃんさっき怖がるヒマなかったって言ってたのだ」
ルビィ「あ……」
善子「ま、これにこりたらもう強がってお化け屋敷になんて行かないことね」
从c*`ロ´§「チカこわくなかったもん……」
善子「まだそんな……」
从c* ˶` - ´˵ §「こわくなかったもん!」プク-
花丸(千歌ちゃんほっぺがすごい膨らんでる……かわいい)
ルビィ(かわいい……)
善子(くっ……かわいい……)
花丸「こーら、善子ちゃん! いい加減にするずら!」
善子「な、なによ……」
ルビィ「そ、そう言えば! この前の折り紙の動物園! あれすごかったね!」
花丸「あ、ああ! 千歌ちゃんと鞠莉ちゃんがSNSに上げてた奴だよね!
マルもみたずら!」
从c*`ロ´§「…………」
ルビィ「動物さんたちみんなすっごく可愛くて! 善子ちゃんもみた?」
善子「え、えぇ……通知きたし……」
花丸「ほかの人のコメントもイイねもいっぱいついてたし! あれって
この前図書館で借りた本を見て作ったの?」
从c*`ロ´§「うん……マリーちゃんは昔作ったことあるやつを作ってくれたのだ」
花丸「そうなんだ。今度はマルも一緒に折り紙やりたいなぁ」
ルビィ 「ルビィも! 千歌ちゃんルビィにも折り紙教えてくれる」
从c*`ロ´§「…………」
从c*^ヮ^§「うん、いーよ! みんなで折り紙やるのだ!」
花丸「あと、あの乗馬の写真。あれもすごかったずらね」
ルビィ「うん! ルビィも鞠莉ちゃんちのお馬さんの写真見せてもらったこと
あるけどあのお馬さんってすごくおっきい子でしょ? 千歌ちゃん怖く
なかったの?」
从c*^ヮ^§「全然こわくなかったのだ! へっちゃらだったのだ!」
ルビィ 「すごいねぇ!」
花丸「かっこいいずら!」
从c*^ヮ^§「えへへ」
善子(単純なやつ……)
从c*^ヮ^§「こんどみんなにも乗り方教えてあげるのだ!」
善子「はぁ? 千歌にそんなの出来るの?」
从c*^ヮ^§「大丈夫なのだ! チカとスターブライトはもうマブダチなのだ!
チカにまかせればみんなもスターブライトに乗れるのだ!」
花丸「へぇ〜オラも乗ってみたいずら。千歌ちゃん、お願いできる?」
从c*^ヮ^§「まかせるのだ!」
善子「コイツ、ひとんちの馬で勝手に話をすすめて……」
ルビィ 「ねぇねぇ……ところでこれからどうする? まだ早い時間だけど
……どっか行く?」
花丸「そうずらねぇ……ここからどこかに行くとすると……近くのショッピ
ングセンターとか? マルちょっと気になる本があるし♡」
善子「アンタまた本買うの……でも私も欲しい漫画……いや、闇の書物があったかも」
ルビィ「ルビィは新しいノートが欲しいかな。かわいいやつ♡」
从c*^ヮ^§「じゃあみんなでショッピングセンターに行くのだ!」
ショッピングセンターへの道中
善子「外はやっぱり暑いわね……」
从c*^ヮ^§「みんな! 前から自転車が来るから気をつけるのだ! 横断
歩道をわたる時は左右をしっかり確認して車がこないか確かめるのだ!」
ルビィ 「は、はいっ!」
善子「なんでこのクソ暑い中あんなに元気なのよアイツ……さっきまでびーびー
泣きじゃくってたくせに……」
花丸「ふふふ、やっぱり千歌ちゃんは笑顔が1番ずら♡」
ショッピングセンター
从c*^ヮ^§「ついたのだ!」
花丸「はぁ〜中は涼しくて生き返るずらぁ〜」
善子「くっくっく……魔界から放たれし凍てつく波動が迸っているわね」
花丸「エアコンは魔界になんて繋がってないずらよ」
从c*^ヮ^§「まずはどこいくのだ?」
善子「ゲーセン!」
花丸「善子ちゃん、漫画買うんじゃなかったずら?」
善子「そんなの後よ!」
从c*^ヮ^§「チカもゲームやりたいのだ!」
花丸「んー、じゃあ買い物する前に先にゲームセンターに行こっか?」
ルビィ「そうだね」
善子「ゲーセンは3階よね」
从c*^ヮ^§「よーし、みんなチカについてくるのだ!」
花丸「エスカレーターで行く?」
从c*^ヮ^§「エスカレーターに乗る時は外側にからだを乗り出しちゃダメなのだ!
とっても危険なのだ!」
善子「そんな事だれもやらないわよ」
从c*^ヮ^§「チカは前にやってみとねぇにしこたま怒られたのだ」
善子「なにやってんのよアンタは」
ルビィ「でもルビィも小さい頃にお母さんに怒られたかも」
花丸「あはは、小さい子はやっちゃうかもね」
从c*^ヮ^§「チカが怒られたのは去年の話なのだが?」
三人「…………」
ショッピングセンター三階、着物店前
ルビィ「あ、浴衣だ!」
花丸「ほんとだ〜。綺麗ずらねぇ」
ルビィ「そう言えば今度の夏祭りってみんな浴衣着ていく?」
花丸「そうずらねぇ……みんなが着ていくならマルも着ていこうかなぁ」
善子「私は浴衣なんて持ってないわよ。あっても着方なんてわかんないし」
从c*^ヮ^§「浴衣なんて着るのカンタンなのだ。チカが教えてあげよーか?」
善子「はあ? アンタがそんなのできるの?」
从c*^ヮ^§「チカ、着物の着付けもできるよ?」
善子「ウッソ!?」
从c*^ヮ^§「ほんとなのだ。おうちのお手伝いする時に着たりするから
できるのだ」
善子「マジなの……」
花丸「いがi……いや、千歌ちゃんすごいずら〜」
从c*^ヮ^§「えへへ」
ルビィ「この黒いきんぎょの浴衣とか善子ちゃんに似合いそうだね」
花丸「ほんとずらぁ」
善子「そ、そう?」
从c*^ヮ^§「チカもそーおもうのだ」
善子「じゃ、じゃあ考えとこうかな……ママに聞いてみて……買ってもら
えたら千歌お願いできる?」
从c*^ヮ^§「まかせるのだ!」
ルビィ「わ〜、ルビィお祭りがもっと楽しみになっちゃったよ〜」
善子「ま、まだ決まりじゃないからね! 保留よ保留!」
ゲームセンター
从c*^ヮ^§「ついたのだ!」
花丸「やっぱりゲームセンターはにぎやかずらね〜」
善子「ククク、血が騒ぐわね」
ルビィ「なにからやろっか?」
善子「あ、千歌! アレやりましょうよアレ!」
从c*^ヮ^§「ほえ?」
花丸「あれは……」
ルビィ「ゾンビを銃で撃つゲーム?」
从c*^ヮ^§「ゾンビ! ひょえ! チ、チカはやらないのだ!」
善子「なんでよ〜。楽しいわよ〜」
从c*^ヮ^§「やらないったらやらない!」
花丸「こーら、善子ちゃん!」
ここまで読む限りスレタイの願いを叶えることは無理そうですね…
ルビィ「あ! みてみてあのクレーンゲームの景品。ポエポエのぬいぐるみだ!」
花丸「ホントだ! かわいいずら〜」
ルビィ「ちょっとやってみようかな」
チャリン
花丸「ルビィちゃん、がんばるずら〜」
……………………
ルビィ「うぅ……全然動かせなかった」
花丸「難しいずらねぇ」
ルビィ 「もう一回だ! えいっ!」
チャリン
……………………………………
ルビィ「やっぱり全然だめだぁ……」
从c*^ヮ^§「チカにまかせるのだ!」
ルビィ「えっ?」
从c*^ヮ^§「チカが取ってあげるのだ!」
チャリン
うぃんうぃん……
从c*^ヮ^§「ここなのだ!」
ルビィ 「あ、頭が浮いた!」
花丸「いけるずらっ!?」
ポテッ
从c*^ヮ^§「あーーーっ!」
ルビィ「ピギィ!」
花丸「ちょっとしか動かなかったね……」
从c*^ヮ^§「もういっかいやるのだ!」
………………………………
チャリン
うぃんうぃん……
从c*^ヮ^§「ここなのだ!」
ルビィ 「あ、身体が持ち上がった!?」
花丸「すごいずら! がんばれがんばれ!」
从c*^ヮ^§「いけ! いくのだ!」
……ポテッ
从c*^ヮ^§「あぁーーーーっ!!!」
ルビィ「いけるかと思ったのに……」
花丸「なんで落ちちゃうずら〜っ」
从c*^ヮ^§「も、もういっかいやるのだ!」
ルビィ「ち、千歌ちゃんもういいよぉ〜。もう10回もやってるよ。これ
以上やったら千歌ちゃんのお金がなくなっちゃうよ〜!」
从c*^ヮ^§「止めるななのだルビィちゃん! 今のはおしかったのだ!
もういっかいやればきっと……」
善子「……アンタたちなに騒いでるのよ」
从c*^ヮ^§「あ、ヨハネちゃん!」
花丸「今までどこ行ってたずら?」
善子「フ……またつまらぬものを取ってしまったわ」
花丸「あ、かわいいぬいぐるみずら!」
善子「最近ひそかに人気の小悪魔のぬいぐるみよ」
花丸「すごいずら! よく取れたずらねぇ」
善子「ふふ、まあね。アンタたちはポエポエ狙ってるの?」
ルビィ「うん、ルビィが欲しくてやってみたんだけど全然上手くいかなく
て……それで千歌ちゃんが代わりにやってくれてるんだけど……」
从c*^ヮ^§「次こそ取ってみせるのだ!」
善子「へぇ、これなかなか良い位置に来てるじゃない。ちょっと貸して
みなさいよ」
从c*^ヮ^§「あ、何するのだヨハネちゃん! ポエポエはチカが……」
善子「まーまー、いいからいいから」
チャリン
うぃんうぃん……
善子「ギラン! ここよっ!」
ガシッ!
うぃんうぃん……
花丸「ガッチリ掴んでるずら!」
うぃんうぃん……ボトン、ガタン
ルビィ「すごい! ポエポエ取れちゃった!」
善子「ふ、ざっとこんなものね。ほらルビィ。はい」
ルビィ「え、いいの善子ちゃん?」
善子「何言ってんのよ。アンタが欲しくてやってたんでしょ?」
ルビィ「う、うん。ありがとう善子ちゃん!」
从c*^ヮ^§「うぅーずるいのだヨハネちゃん!」
善子「ず、ズルいってなによ……」
从c*^ヮ^§「それチカの役だったのに! もー、もーっ!」ポカポカ
善子「いたた、なにすんのよ!」
ルビィ「ち、千歌ちゃんもありがとう。ルビィのためにがんばってくれ
て嬉しかったよ?」
从c*^ヮ^§「でもぉ……」
花丸「まあまあ千歌ちゃん。千歌ちゃんがあそこまで運んでくれたから
善子ちゃんも一回で取れたんだよ。ね? 善子ちゃん」
善子「え?」
花丸「ねっ?」
善子「ま、まぁ……」
从c*^ヮ^§「うぅ……」
花丸「それに千歌ちゃんの気持ちは充分にルビィちゃんに伝わってるずらよ」
ルビィ「そうだよ千歌ちゃん。だから泣かないで。一緒に他のゲームして遊ぼ?」
从c*^ヮ^§「……うん」
ルビィ「じゃあ次はなにやろっか?」
善子「そうねぇ……あ、ミニオン叩きゲームがあるわよ! アレやってみ
よーか?」
从c*^ヮ^§「だ、ダメなのだ! みによん叩いちゃかわいそーなのだ!」
花丸「どーせ叩くなら……マルはアレの方がいいかな」
善子「アレ?」
ルビィ「あ、太鼓の達人?」
从c*^ヮ^§「はなまるちゃん、たいこのたつじんすきなのだ?」
花丸「うん……前にみんなでやって楽しかったずら。全然、上手にできな
かったけど」
ルビィ「ルビィもへたっぴだけどルビ太鼓の達人すき!」
善子「いいじゃない。じゃあアレをやりましょうか」
从c*^ヮ^§「ヨハネちゃん! ヨハネちゃんはチカと勝負するのだ!」
善子「何よ急に……でもいい度胸じゃない。いいわよ相手してあげるわ」
ルビィ「花丸ちゃんはルビィと一緒にやろっか」
花丸「うん♪」
『曲を選ぶドン!』
善子「ふふ……まずはアンタに選ばせてあげるわ」
从c*^ヮ^§「よゆーをみせていられるのも今のうちなのだ。フルボッコに
してやるのだ」
ルビィ「どの曲にしよう花丸ちゃん?」
花丸「う〜ん。あ、この曲知ってる! これにしよっかルビィちゃん?」
ルビィ「うん!」
从c*^ヮ^§「うりゃりゃりゃりゃりゃりゃりゃ!」
ドドドドドンッカッドンカッドンカカカカドドドンカッドカカッドカッ
善子「はぁあああああああああっ!」
ドドドンカッカッドンドカドンドンカッドドドカドカドカドカドンッ
ルビィ「はっ、はっ、あっ、ピギィ!」
ドンッドカッ ドンッドカッ ドンドンドンドコ
花丸「はっ、よっ、ずらっ!? ずららっ!?」
ドンドコドンッカッ ドンドコドンカッ ドドドンッドン
…………………………………………
善子「フッ……勝ったわね」
从c*^ヮ^§「あ〜ん、くやしいのだ!」
花丸「うぅ〜いっぱいミスしちゃったずら〜」
ルビィ「ルビィもだよ花丸ちゃ〜ん」
从c*^ヮ^§「もっかい勝負なのだ!」
善子「ふふん、何度やっても同じよ。返り討ちにしてあげるわ」
花丸「オラたちももういっかいやろっか?」
ルビィ「うん!」
………………………………
善子「ククク……また勝利。ギラン!」
从c*^ヮ^§「あ〜ん、おしかったのだ〜!」
ルビィ「やったー、フルコンボできたよ〜」
花丸「すごいずら! おめでとう、ルビィちゃん」
ルビィ「ありがとう花丸ちゃん」
善子「ふふ〜ん、口ほどにもなかったわね千歌」
从c*^ヮ^§「うぅ〜。も、もっぺん勝負なのだ!」
花丸「まだやるずら? オラちょっと手が痛くなってきちゃった」
ルビィ「ルビィも手がビリビリしてきた……」
从c*^ヮ^§「えぇ〜」
善子「なによだらしないわねぇ。あ、じゃあアレやりましょうよ!」
从c*^ヮ^§「いいのだ! アレやるのだ!」
ルビィ「アレって……あ、マリオのレースのやつ!」
花丸「レース? オラ、ああいうゲームは苦手ずら……」
善子「逆に苦手じゃないゲームはあるの?」
花丸「うーん……数独とかクロスワードとか?」
善子「……ゲームセンターにはないわね」
从c*^ヮ^§「はなまるちゃん、チカがおしえてあげるから一緒にやろーよ!」
花丸「千歌ちゃん……」
善子「そうね。私も教えるしやってみさいよ。このゲームは結構カンタンよ」
花丸「善子ちゃん……うん。せっかくだからマルもやってみる!」
从c*^ヮ^§「やったー」
ルビィ「ルビィもあんまり自信ないから一緒にがんばってゴールを目指そうね」
花丸「うん!」
……………………
从c*^ヮ^§「そんで、ここのボタンを押すとアイテムがつかえるのだ」
花丸「う、うんわかった」
善子「基本操作はそんなところね。アイテムの種類は多すぎるからさっき
言った数種類だけ覚えとけばいいわ」
花丸「ず、ずら〜……」
善子「ま、一位はこのヨハネに間違いないんだから。気楽にやりなさいよ」
从c*^ヮ^§「いーや、今度こそチカが勝つのだ!」
从c*^ヮ^§「はなまるちゃん、最初に自分の操作するキャラを選ぶのだ」
花丸「キャラを選ぶ……うわぁ、いっぱいあるんだね〜」
从c*^ヮ^§「チカはヨッシーにするのだ!」
善子「ヨッシーね……なら私はクッパでぶっちぎってやるわ!」
ルビィ「ルビィはピーチ姫にしようかな。花丸ちゃんは?」
花丸「オラはオラは……えっと……あ! このオバケの王様かわいいずら!
マルはこの子にする♪」
从c*^ヮ^§「ひっ……オバケ!?」
善子「いや、アンタ……オバケに過剰反応しすぎでしょ」
花丸「あ、ごめんね千歌ちゃん……」
从c*^ヮ^§「だ、大丈夫なのだ。テレサはかわいいからこわくないのだ」
…………………………
从c*^ヮ^§「じゃあレーススタートなのだ!」
花丸「わ、わ、ドキドキするずら!」
ルビィ「花丸ちゃん、落ち着いて!」
善子「ズラ丸、さっき言った様にカウントが1になってからアクセル踏むのよ」
花丸「わ、わかったずら」
3……2……1……
从c*^ヮ^§「スタートなのだ!」
从c*^ヮ^§「へへ〜ん、ヨハネちゃんおそいのだ!」
善子「く、やるじゃない! でもまだまだぁ!」
花丸「わ、わ、みんな速いずらぁ」
ルビィ「あ、緑こうらだ。それ!」
善子「うぎゃ!? やってくれたわねルビィ!」
……………………
从c*^ヮ^§「わぁ! 画面みえないのだ!」
善子「ふふん、ここで抜くわよ!」
ルビィ「ルビィもお先に行くビィ!」
从c*^ヮ^§「あぁ! 抜かれたのだ!」
花丸「赤いこうら? これなんだっけ?」バシュ
从c*^ヮ^§「うぎゃ!?」
花丸「あ、ごめんね千歌ちゃん……」
善子「ククク、トップ独走よ!」
ルビィ「よーし、もう一回……発射!」
善子「フン、甘いわねルビィ! そう何度も当たるもんですか!」
花丸「わ、わ、わ、」
善子「ズラ丸!? なんでそんなに体揺れてんのよ!?」
花丸「オラこういうゲームすると体も一緒に動いちゃうずら〜」
ルビィ「うちのお姉ちゃんとおんなじだ……」
……………………
善子「よし、このまま一気にゴールへ……」
从c*^ヮ^§「甘いのだ! 待つのだヨハネちゃん!」
善子「ゲッ、チカ! いつの間に2位に……しかも赤コウラもってるし!」
从c*^ヮ^§「くくく、覚悟するのだヨハネちゃん」
花丸「わ、わ、あぁ〜〜〜っ」
ルビィ「ピギッ!? 花丸ちゃんがシートから落っこちちゃった!?」
从c*^ヮ^§「やった〜勝ったのだ〜!」
善子「くそ〜、最後の最後で〜〜〜! ルビィにも抜かれたし!」
花丸「いたた……ひどい目にあったずら〜」
ルビィ「花丸ちゃん大丈夫……?」
善子「えーい、もう一度勝負よ! 今度こそ一位取るんだから!」
从c*^ヮ^§「ふふん、何度やっても負けないのだ!」
花丸「うぅ、オラはなんだか疲れちゃったしもういいよ〜」
从c*^ヮ^§「えぇ〜、はなまるちゃんやらないのだ?」
花丸「うん。みんなだけでやっててよ。マルはその間に本屋さんを見て
こようかな」
ルビィ「あ、じゃあルビィも一緒に行くよ。文房具屋さんは本屋さんの隣だし」
从c*^ヮ^§「ルビィちゃんも行っちゃうのだ?」
善子「ふん、まあ良いじゃない。これで純粋な一対一の勝負ができるわよ。
邪魔さえ入らなきゃこのヨハネが千歌に負けるはずないんだから!」
从c*^ヮ^§「そんな事ないのだ! チカが勝つのだ!」
花丸「それじゃあ行ってくるずら。2人ともほどほどにするずらよ」
………………………………
花丸「よかった、お目当ての本買えたずら〜」
ルビィ「よかったね花丸ちゃん。ルビィもかわいいノート買えたよ♪」
花丸「わ、ほんとだ。かわいいずら〜♡」
ルビィ「えへへ。あと、これも……」
花丸「あ、それって……」
ルビィ「うん。千歌ちゃんたち喜んでくれるかなぁ?」
花丸「きっと喜ぶずら! 2人の所に戻ろう」
ルビィ「うん!」
………………………………………………
花丸「と、ゲームセンターに戻ってきたけど」
ルビィ「2人ともまだゲームセンターにいるのかな? 連絡はなにもなか
ったけど」
花丸「あ、ルビィちゃんあれ!」
从c*^ヮ^§「おりゃりゃりゃりゃりゃりゃーーー!!! ハンマーくらえ
なのだ!」
善子「ちょ、千歌! アンタさっきミニオン叩くのはかわいそうって言っ
てたクセに私にハンマーぶつける気なの!?」
从c*^ヮ^§「ヨハネちゃんにならいーのだ! そりゃ!」
善子「うぎゃあ!!!」
从c*^ヮ^§「やったー、逆転トップなのだ!」
ルビィ「まだ同じゲームしてたね」
花丸「たいした集中力ずら」
善子「くそー負けた〜〜!」
从c*^ヮ^§「へへーん、ざまあみろなのだ」
花丸「2人とも、まだやってたずらね」
从c*^ヮ^§「あ、はなまるちゃん、ルビィちゃ〜ん。おかえりなのだ」
ルビィ「ただいま千歌ちゃん」
善子「これで3勝5敗……さっきの太鼓の達人の勝敗を合わせたらイーブン
ね。よし、次こそ……」
花丸「まだやる気ずら!? そろそろやめた方がいいずら」
ルビィ「そうだよ。それにずっと占領してちゃ他のお客さんに迷惑だし」
善子「う、それは……たしかに……」
从c*^ヮ^§「じゃあちがうゲームを……」
花丸「ゲームはもうおしまいずらっ!」
ルビィ「ルビィもちょっと疲れちゃったし……どこかで一休みしない?」
从c*^ヮ^§「どっかおみせにいくのだ?」
花丸「うーん、でもここに戻るまでに色々みてきたけどカフェとかはどこ
もお客さんがいっぱいで4人で一緒に入れる所は難しそうだったよ」
ルビィ「うゅ……たしかに」
善子「まぁ、夏休み中で人も多いしね……」
从c*^ヮ^§「じゃあどーするのだ?」
善子「……じゃあウチにくる?」
ルビィ「え、いいの?」
善子「うん……ここからなら近いし、今日うち親いないし。飲み物くらい
あるわよ」
从c*^ヮ^§「ヨハネちゃんち行きたいのだ!」
花丸「本屋さんはどうするずら? 善子ちゃんも欲しい漫画があるって
言ってたずら」
善子「もうそんな気分じゃなくなったわ。それにうちならゲームの決着が
つけられるしね……!」
花丸「まだゲームやる気とは……呆れたずら」
ルビィ「それじゃあ何かお菓子買っていこうか?」
从c*^ヮ^§「さんせーなのだ! チカ、ケーキが食べたいのだ!」
花丸「いいずらね。じゃあ途中でケーキ屋さんに寄るずら」
从c*^ヮ^§「うん!」
善子「よし、それじゃあ行きましょう」
……………………
ルビィ「あ、そうだ。みてみて。とってもかわいいノートが買えちゃった」
从c*^ヮ^§「わー、ほんとだ! かわいいのだ!」
ルビィ「でしょでしょ? それとね……ほらこれ」
从c*^ヮ^§「わぁ! おりがみなのだ! キレイなのや大きいのやたく
さんなのだ!」
ルビィ「これは千歌ちゃんへのプレゼントだよ。さっきのぬいぐるみのお
返し」
从c*^ヮ^§「え? でもチカけっきょく取れなかったのだ……」
ルビィ「でも千歌ちゃんが頑張ってくれたから善子ちゃんも一回で取れた
って言ってたでしょう? ねっ?」
善子「ま、まぁ……」
从c*^ヮ^§「でもぉ……」
ルビィ「それにね。ルビィもこれで千歌ちゃんに教えてもらって一緒に折
り紙したいんだ。だから……ねっ? このプレゼント受け取って?」
从c*^ヮ^§「ルビィちゃん……わかったのだ! ありがとうなのだ! こ
れで一緒におりがみやるのだ!」
ルビィ「うん♡」
ルビィ「それと、善子ちゃんにはコレ」
善子「へ? 私にもあるの?」
ルビィ「もちろんだよ。さっき善子ちゃんが取ってた小悪魔さんのぬいぐ
るみと同じのが付いてるの見つけたから買っちゃったんだぁ」
善子「ほんとだ……」
从c*^ヮ^§「かわいいのだ」
ルビィ「だからこれポエポエのお礼に……受け取って?」
善子「……ありがと」
ルビィ「うん♪」
ケーキ屋さん
从c*^ヮ^§「ケーキ屋さんについたのだ」
花丸「うわぁ、いっぱいあるずらねぇ! どれにしようか迷うずら〜」
ルビィ「ほんとだねぇ。ルビィは何にしよっかな」
花丸「ショートケーキにミルクレープ……チーズケーキも美味しそうずらぁ……」
ルビィ「あ、スイートポテト! ルビィはスイートポテトにする!」
善子「アンタほんとに芋好きねぇ」
花丸「おらはえーっと、えーっと……決めた! 和栗のモンブランにする
ずら!」
从c*^ヮ^§「チカはみかんのタルトなのだ!」
善子「アンタもぶれないわね……。私は……う〜ん、チョコ系も捨てがた
いけど……ここは王道のいちごショートにするわ!」
花丸「みんな決まったずらね。それじゃあ注文してお会計を……」
从c*^ヮ^§「うん! …………あっ」
ルビィ「どうしたの千歌ちゃん?」
从c*^ヮ^§「お金たりないのだ……」
善子「えぇ〜っ!?」
ルビィ「ご、ごめんね。ルビィのせいだよね。ルビィにぬいぐるみ取ってくれようと
したからだ……ど、どうしょう……」
从c*^ヮ^§「ち、ちがうのだ! ルビィちゃんのせいじゃないのだ!」
ルビィ「でもぉ……」
花丸「千歌ちゃん、ルビィちゃん。マルに任せるずら」
从c*^ヮ^§「え?」
花丸「千歌ちゃんの分はマルがおごるずら」
从c*^ヮ^§「そ、そんなのダメなのだ。チカはせんぱいで……」
花丸「さっき千歌ちゃんはマルに美味しいみかんをご馳走してくれたずら。
これはそのお礼ずら♪」
从c*^ヮ^§「はなまるちゃん……」
花丸「でも、これからはちゃんと計画的にお金を使わないとダメずらよ?」
从c*^ヮ^§「……うん、わかったのだ。ありがとうはなまるちゃん!」
花丸「どういたしましてずら♪」
店員さん「ありがとうございました」
从c*^ヮ^§「ケーキはチカが持つのだ!」
善子「大丈夫なの? 落っことしたりしない?」
从c*^ヮ^§「チカはおねーさんだから大丈夫なのだ!」
花丸「ふふ、じゃあ千歌ちゃんにお願いするずら」
从c*^ヮ^§「うん!」
善子の家への道中
从c*^ヮ^§「さぁみんな! チカについてくるのだ!」
善子「なんで私の家に行くのにアンタが先頭なのよ」
花丸「千歌ちゃ〜ん、あんまり急ぐと危ないずらよ〜」
从c*^ヮ^§「みんなー、おそいのだ! 早くくるのだ!」
善子「ちょっとー! どこに行くのよ! 私の家はここを曲がったとこ
よー!」
从c*^ヮ^§「ありー?」
善子「早く戻ってきなさーい! 置いていくわよー!」
从c*^ヮ^§「あ、まってまってなのだ!」ダダダダ
花丸「あ、千歌ちゃん、走ったら危ないずらよ!」
从c*^ヮ^§「あっ」コケッ
三人「あっ」
ケーキ「ぐしゃ」
花丸「千歌ちゃん! 大丈夫ずらか!?」
从c*^ヮ^§「いたいのだ……」
ルビィ「あぁ……ひざを擦りむいてるよ……」
从c*^ヮ^§「あ、ケーキは……」
善子「うーん、ちょっと崩れちゃったわねぇ」
从c*^ヮ^§「……みんな、ごめんなさいなのだ」
ルビィ「だ、大丈夫だよ! ちょっとくらい形がかわっても美味しく食べ
られるよ!」
花丸「そうずらそうずら!」
从c*^ヮ^§「でもぉ……」
善子「あーもー、とにかくうちに向かいましょ。キズの手当しないと。
ほら、おんぶしてあげるからきなさい」
从c*^ヮ^§「うん……」
从c*^ヮ^§
ほんと手のかかるセンパイだなぁ
笑いながらあやまるなw
善子宅
善子「ただいまーっと。ほら、入って入って」
花丸、ルビィ「おじゃましまーす」
从c*^ヮ^§「おじゃましますのだ……」ションボリ
善子「とりあえずキズの手当ね。救急箱取ってくるからちょっと待ってて」
从c*^ヮ^§「うん……」
……カサッ
善子「これでよし。どう? 痛くない?」
从c*^ヮ^§「うん……ありがとうヨハネちゃん……」
善子「もう〜。元気出しなさいよ。らしくないわよ」
花丸「そうだよ千歌ちゃん」
ルビィ「千歌ちゃんの元気がないとルビィもさびしいよ」
从c*^ヮ^§「うん……」
善子「まったく、調子狂っちゃうわね」
善子「とりあえず私は飲み物の用意するから。冷たい飲み物はアイスコー
ヒーかアイスティー……あとは牛乳とコーラね。何がいい?」
花丸「オラはアイスティーかな」
ルビィ「ルビィもアイスティー」
从c*^ヮ^§「チカもアイスティーでいいのだ」
善子「OK、みんなアイスティーね」
ルビィ「あ、ルビィも用意するの手伝うよ」
花丸「ほら、千歌ちゃん。元気出してみんなでケーキたべよ?」
从c*^ヮ^§「うん……」ションボリ
……カサカサッ
善子「ほら、用意できたわよ」
花丸「わぁ、美味しそうずら! ほら、みてみて千歌ちゃん!」
从c*^ヮ^§「…………」
ルビィ「えへへ……少しでもキレイに見えるようにちょっと手直ししたん
だけど……どうかな?」
从c*^ヮ^§「……キレイなのだ」
花丸「ほんとだねー! すごいずらルビィちゃん!」
ルビィ「えへへ……///」
花丸「あーん、オラもう食べるの待ちきれないずら。ほらほら早く食べよう
千歌ちゃん」
从c*^ヮ^§「うん……」
花丸「じゃあ席についてって……あれ?」
カサカサカサカサッ
善子「どうしたのずらまる?」
花丸「今なにか視界の端になにか見えたような……って……あ……あ……あ」
ルビィ「は、花丸ちゃん? なんで震えてるの?」
花丸「あ……あれ……あれ……っ」
善子「ん? なによアレって…………ゲッ!!?」
G「…………ヤァ!」
善子「ひいぃっ!!?」
ルビィ「ピギャアッッ!!?」
从c*^ヮ^§「…………!」
G「…………」カサカサ
善子「な、なんでアイツが!?」
花丸「け、けっこう大きいずらよ!?」
ルビィ「こ、怖いよぅ……!!」
从c*^ヮ^§「…………」キョロキョロ
G「…………」カサカサ
花丸「よ、善子ちゃん! 殺虫剤はっ!?」
善子「ど、どこだったっけ!? わかんない!」
ルビィ「お、お姉ちゃ〜んっ!!!」
从c*^ヮ^§「あ、新聞めっけ」クルクル
G「…………」カサカサ
花丸「わぁーーーっこっちくるずらっ!!!」
善子「わーん、ママぁ〜〜〜っ!!!」
ルビィ「も、もうダメ〜〜〜っ!!!」
从c*^ヮ^§「えいっ」パチコ-ン
三人「……えっ?」
G「…………キュウ」
从c*^ヮ^§「えっーと、ティッシュティッシュ」
ツツミツツミ
从c*^ヮ^§「……えいっ」プチッ
从c*^ヮ^§「ほいっ」ゴミバコポイ-
从c*^ヮ^§「よし、これでだいじょうぶなのだ」
ルビィ「ち、ちかちゃ……」
三人「う……うわぁ〜〜〜ん!!!」ダキッ
从c*^ヮ^§「うわっ!? なんだなんだとつぜん!?」
ルビィ「千歌ちゃ〜ん、怖かったよ〜」
花丸「ありがとう〜千歌ちゃ〜ん」
从c*^ヮ^§「よしよしもう怖くないのだ」
ルビィ「千歌ちゃんは怖くなかったの?」
从c*^ヮ^§「チカんちは旅館だからアイツが出たらお客さんの目に入る前
にすぐにしまつするように
ちっちゃい頃からおかーさんやしま
ねぇにきびしく言われているのだ」
ルビィ「そ、そうなんだ……」
从c*^ヮ^§「それにアイツが出たときの鬼のようなおかーさんやしまねぇ
にくらべたら全然こわくないのだ」
花丸「な、なるほど……」
善子「ぐすっ……とにかく助かったわ。ありがとうね千歌」
花丸「うん、千歌ちゃんとっても頼もしかったずら」
ルビィ「すごく頼りになるお姉さんだよ!」
从c*^ヮ^§「え、えへへっ!」
从c*^ヮ^§「とーぜんなのだ! みんなもっとチカに頼るのだ!」
善子「まったく、すぐ調子に乗るんだから……クスッ」
从c*^ヮ^§「それじゃあみんなでケーキたべるのだ!」
善子「そ、その前に手を洗ってきてね……」
………………………………………………
从c*^ヮ^§「おりゃおりゃー!」
善子「くっ、なかなかやるわね!」
↑ゲーム中
花丸「…………」←読書中
ルビィ「わ、わ、わ、すごいっ!」←二人のゲーム見てる
从c*^ヮ^§「うわっ!?」
善子「よしっ、チャンス! ここで一気に決めるっ!!!」
花丸「…………」ペラッ
从c*^ヮ^§「ま、まずいのだ……このままじゃ逆転されて……そーだ!」
善子「これでトドメっ……」
从c*^ヮ^§「あーっ! ヨハネちゃんの足元にゴキブリがーっ!!!」
善子「うえぇっっっ!!?」
ルビィ「ピギィッ!!?」
花丸「ずらっ!!?」
善子「ゴ、ゴキ……っ、どこっ!!?」
ルビィ「うわーん、お姉ちゃ〜ん!!!」
花丸「はわわわわわっ!??」
从c*^ヮ^§「よしっ! 今なのだ!……やったー勝ったのだー!」
善子「ちょ、ちょっと!!! ゴ、ゴキブリどこっ!!?」
ルビィ「千歌ちゃん助けてーーー!!!」
花丸「ずらぁ〜〜〜っ!!?」
从c*^ヮ^§「うそなのだ」
三人「へっ?」
善子「ウソって……」
从c*^ヮ^§「ゴキブリなんていないのだ」
善子「はぁ!?」
从c*^ヮ^§「ふふふ、チカの作戦勝ちなのだ。ヨハネちゃんもまだまだなのだ」
善子「くっ……この……」プルプル
ルビィ「よ、善子ちゃん……?」
善子「このクソガキ〜っ!!!」
从c*^ヮ^§「うわっ! なにするのだ〜!」
ルビィ「ぼ、暴力はダメだよ〜っ!」
花丸「二人ともいい加減にするずらーーーっ!!!」
おしまい
チカ完全に子供じゃねえかワロタw
面白かったあチカワイイぞ
続編の別スレ落ちたのか?w
みかんジュース以降の話読みたかったぞ?
>>31のぷくぷくちかっち
善子がとったぬいぐるみとルビィちゃんがプレゼントしたボールペン
ごめん落ちてなかったかw
他のSSも読むわありがとう
乙乙
千歌ちゃんかわいいし面白かった
>>97 番外編見逃してた、ありがとう
从c*^ヮ^§
笑いながら謝ったりぷーってふくれるの面白すぎるからもっとやって
乙乙
千歌ちゃん可愛い過ぎる
そういやあんちゃんもメットライフドームで虫捕まえてたねw
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