先日、豪ニューサウスウェールズ州シドニーのランドウィック競馬場で行われたクイーンエリザベスS(G1)を圧勝し、連勝記録を25に伸ばした豪州の歴史的名牝ウィンクス。これで約3年間、無敗街道を突っ走っているウィンクスは今回で18度目のG1制覇。昨年の凱旋門賞馬エネイブルと並んで世界最強牝馬の座に君臨し続けている。
実はその母ヴェガスショーガールの今年の配合相手として、日本のディープインパクトが最有力候補として挙がっているようだ。
『netkeiba.com』で連載中の「ヴィクトリア競馬便り」によると、ヴェガスショーガールは豪州の生産シーズンに合わせて日本に渡り、ディープインパクトが交配される予定。受胎確認後に帰国し、豪州で出産を迎えることになりそうだ。
近年、日本では「不振」が囁かれ始めている種牡馬ディープインパクト。実際に今年になって、すでに5つの平地G1が開催されたが産駒の勝利はなし。さらに昨年まで遡っても、春こそ皐月賞(G1)をアルアインが、安田記念(G1)をサトノアラジンが勝ったが、秋のG1戦線ではダノンプレミアムによる朝日杯フューチュリティスS(G1)の1勝のみに終わっている。
今年から種付け料を4000万円に設定し、世界最高額に躍り出ているディープインパクトだが、その超良血の産駒たちが思うような活躍が出来ていないのが現状。昨年の新種牡馬オルフェーヴル、ロードカナロア、さらにはハーツクライやハービンジャーといったライバル種牡馬の台頭は凄まじく、No.1の座が揺らぎかねない事態を迎えていると述べても言い過ぎではないだろう。
ただ、そんな日本の競馬事情はどこ吹く風。地球の反対側の豪州では、ここに来て種牡馬ディープインパクトが大きな注目を集めているようだ。
先日シドニーで行われた「イングリス・イースター・イヤリングセール」では、2頭のディープインパクト産駒が100万豪ドル(約8500万円)の高値で取引され、大きな注目を浴びた。冒頭で触れたウィンクスの母ヴェガスショーガールがディープインパクトを求めて、海を渡る計画が予定されているように、「日本競馬の至宝」がオーストラリア競馬に新たな風を吹き込んでいる。
「豪州でディープインパクトの評価が高まっている背景には、最近次々と移籍を果たしている日本馬の活躍ぶりが大きな影響を与えていますね。
特に豪州移籍の先駆け的存在になったトーセンスターダムは、ディープインパクト産駒。2016年の秋に豪州に移籍してから、すでにG1・2勝を上げるなど、今や豪州のマイルから中距離戦線では指折りの存在となっています。
他にも今年のMRCフューチュリティスS(G1)で、そのトーセンスターダムとワンツーを飾ったブレイブスマッシュ、2014年のオールエイジドS(G1)を勝ったハナズゴールらは、いずれもサンデーサイレンス系の馬たち。その代表にあたるディープインパクトが注目を集めるのも当然でしょうね。
なによりもこれらの活躍馬が、決して日本で超一流と言われるような結果を残していたわけではないところが大きい。『これでディープインパクトの"当たり"が出たら、どれだけ活躍するんだ』と豪州の競馬関係者にとって、ディープインパクトの血は未知の魅力に溢れているということにもなります」(競馬ライター)
日本では苦戦の傾向にある一方、豪州で確実にその影響力を強めているディープインパクト。これなら、かつてサンデーサイレンスの血を反映させるため豪州にシャトルされたフジキセキのように、ディープインパクト、もしくはその産駒が豪州の人気種牡馬になること日も近いのかもしれない。
以下ソース
http://biz-journal.jp/gj/2018/04/post_6387.html
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