ヒンドゥー教
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ヒンドゥー教(ヒンドゥーきょう、ヒンディー語: ?????? ????、サンスクリット語: ????? ????)、慣用表記でヒンズー教、ヒンヅー教は、
インドやネパールで多数派を占める民族宗教、またはインド的伝統を指す。西欧で作られた用語である[1]。
英語のHinduは、まずイスラム教徒との対比において用いられるのが現在では一般的で、イスラム教徒以外で小宗派[2]を除いた、
インドで5億人を超えるような多数派であるインド的な複数の有神教宗派の教徒の総称である[1]。ヒンドゥー教徒の数はインド国内で8.3億人、
その他の国の信者を合わせると約9億人とされ、キリスト教、イスラム教に続いて、人口の上で世界で第3番目の宗教である[3][4]。
同じくヒンドゥー教と訳される英語のHinduismは最も広い意味・用法ではインドにあり、また、かつてあったもの一切が含まれ
インダス文明まで遡るものである[1]。一般的には、アーリア民族のインド定住以後、現代まで連続するインド的伝統を指す[1]。
西洋では、このうち仏教以前に存在した宗教をバラモン教(英:Brahmanism)、特にヴェーダ時代の宗教思想をヴェーダの宗教(英:Vedic Religion)と呼んだ[1]。
これらは日本の漢訳仏典の婆羅門教(ばらもん教)に当たる[1]。
ヒンドゥー教の狭い意味での用法は、仏教興隆以後発達して有力になったもので、とくに中世・近世以後の大衆宗教運動としての
シヴァ教徒・ヴィシュヌ教徒などの有神的民衆宗教を意識しての呼び方であることが多い[1]。