「太宰は言った。『』、と」って言っとけば名言っぽくなる
津軽を読んでなんか朗らかでなんかむしろ逆にハラハラするけど後日談で
タケ「そんなの知らんよ」っ言うのを知って
なんか安心する
そんな感じ
読んでみようと思って何度も手に取ったがいつも最初の数ページで諦めてる
ただ、太宰に限らずその頃の作家って温泉旅館で執筆逗留して仲居さんとやんごとなき関係になるんだろ?
そういう妄想はいつもしてる
太宰は面白い
読んでるとすげえ顔がにやにやして困るんだよ
中二病やな
太宰にハマる奴は病気だが、太宰にハマらない奴は感受性が低い
女生徒とか取り留めない思考を言語化する能力がすごい
カッコつけてないけどかっこいい文章
「トカトントン」が一番好き
仕事してるとたまに思い出す
>>14
ちょっとちょっと大宰はん! ケンモメンなら姥ステ読んで「まんこと自殺とかするもんではないな」って思うと思うんよね
心中しようとする度に女だけ死んで自分は生き残るやつだっけ?
短編読んでると意外なぐらい器用にいろんな題材書いてて面白い
人間クズだけどやっぱすごいわ
人間失格に自分のことが書かれてて衝撃を受けた
駅にあるホームとホームを繋ぐ橋をただの洒落た飾りだと認識してたり
家族で飯を食う行為をなにかの儀式だと勘違いしてたり(俺の場合は飯を食うという行為自体が儀式だと勘違いしてた)
キリスト教的な何かを目指していたんだと思うよ
悩める若者たちに対して、こんな駄目人間も居たんだぞ〜と
自伝を通して苦悩を共有するイコンになりたかったのかと
ほんでも、そういう道化役者の時代は20代までで、30代からは生きるために文筆してたみたいだが
太宰と三島はなぜ比較されるのか
そして、結局は似た者同士という結論に着地するのか
長編だと『斜陽』のろくでもない人間ドラマが好き
戯画化した俗物書くのうまいな
仮に当時に芥川48とかいうアイドルグループがあったとすれば筆頭ヲタになってるくらいの芥ヲタってことぐらいしか知らないんよね
文体や語り口をすごい研究してるのを知って好きになった
>>7
津軽の、作中で随所に出てくる酒を飲むシーンがすごく楽しそうだった記憶
山登りに行って清流で瓶ビール冷やすのとか 「風の便り」が異様にすき
小針で突っつき合ってるようなやりとりがいい
仕方ないとはいえ一番知られてる作品が「走れメロス」っつーのは不幸な気がしてならん
>>24
青森は家族一同で飯を食うことに拘るらしいね
それでみんなで話を持ち寄って披露するとか
それがルーツになってるらしい 富嶽百景だかの一編に、太宰が浮浪者にタバコを恵んで、その場面を写真に撮って妻に見せたら
「大変ねぇ…」って妻が指差したのは浮浪者じゃなく太宰の方だった
妻は冗談を言うタイプではないからマジで勘違いしたのだっていうエピソードをよく覚えてる
津軽とか東京八景とか近親者が出てくる話は
作中にも細やかな気遣いがあって太宰の本来の人の良さが出てる
一方で他の文壇の先生をメタクソに書いてるのもあったけ
植木鉢や丼ぶり飯が似合うはクソワロタけど
古今東西、ありとあらゆるところから題材を取ってきて
自分流に組み立てる異常な迸る才気
漱石みたいなカビ臭い鈍才とは比較にならない天才
太宰治を馬鹿にする奴いるけど、読んでいない奴は恥ずかしいよ
夏目漱石よりかは太宰治読むほうが有意義
かっこつけのナルシストでしゃらくせえんだけど
笑えるユーモアある小説書くのが太宰のユニークなところだな
同じく笑えてしかもくっせえ構ってちゃん臭さのない織田作は太宰の完全なる上位互換
もう、この頃では、あのトカトントンが、いよいよ頻繁に聞え、
ジャップ連呼をしようと思えばトカトントン、
ま〜ん叩きをしようと思えばトカトントン
レスバトルをしかけてみようと思ってトカトントン
あの人の評論とか見ているとね、結構謙虚なのよね
自分の作品は読んでも役には立たないと言ったり、つまらなければ読まなければいいと言ったりね。
太宰治は明るい人間ならば、作品の深みというものはなかったのかもしれない
大学の時、太宰にハマってたな
幼児の時に道化を演じておちんちんをポロンと出すシーンに憧れて、
ゼミの飲み会でやってたら教授に厳重注意された
あと一度やったら退学だぞと仏と言われる教授に睨まれた・・
>>63
もう一度ここでやれ
「アザラシマークU」と呼んでやる 人間失格とかいうメンヘラ上級国民の自虐風自慢小説だけ知ってる
子供が生まれてから全く読めなくなったわ
面白いとは思うけど……
井伏と太宰といや猪瀬直樹『ピカレスク』は面白かった
魚服記は天狗が書いたんじゃねえかってくらい恐ろしい出来栄え
恥の多い生涯を送って来ました・・
恥の少ない生涯何てあるのか?
薬物中毒者
睡眠薬を頼んだのに下剤を飲んだシーンはワロタ 太宰とサリンジャーは少年ケンモメンの心のバイブルだろ
昭和時代は太宰治、三島由紀夫、川端康成、遠藤周作とツワモノ揃い
中でも敗戦直後に現れて日本文学を引っ張ったのは太宰治だからな
そして現代でも最も話題になりやすいのは太宰治
そういう意味でも評価に値する作家だと思うわ
>>75
坂口安吾や埴谷雄高も仲間にいれてください 共感できるやつは顔が良くて根暗なやつ
ブサイクで根暗は共感できない
でもヴィヨンのつまは面白かった
前評判聞いて期待して読んだら、人間失格以外はすげぇ軽快でポップな文章だったからびっくりした
特に短編
小林多喜二も意外とそんな感じだった
そんなことより芥川ってどんな評価なの?
教訓めいた寓話を書くだけで
別に書きたいことのない文才のある兄ちゃんって適当なイメージあるんだけど
なぜ太宰はそんな中身が分からないような芥川に傾倒したの?
メロスと「駆け込み訴え」しか読んだこと無いけどどっちも面白かった
太宰はそれでも読みやすいんだよなあ
三島はなんかもうきつい
声に出して読むとテンポがよくてさすがと思う
太宰がつらつらと話して奥さんに書かせた作品もあるとか
>>86
日本語としても同じ時代の色んな本とはまるで別の言語みたいだよな
それだけかなり多くの人が読んで影響を受けたっていうことだと思う
太宰の日本語、あるいは太宰みたいな日本語が後世に残った 邪魔になった女を一緒に自殺するふりして
処分してたんだから相当な人間の屑だよな
最後は失敗して死んだ自己中ナルシストのアホ
文豪の文章ってとにかく読みやすいんだよな
難しい言葉並べてても漢語使いまくってても旧字体でも、なろうの小説より読みやすいんだからな
とにかく小説において文章のテンポとリズムがいかに大事かがよくわかる
そこまですごいと思ってなかったけど斜陽を読んですごさがわかった
ワープロ文学と原稿用紙文学は別物だからなぁ
原稿用紙で書く奴は化け物だよ。
屑の薬中、芥川賞に未練たらたら、読んだ本は人間失格、斜陽、走れメロス
結構面白かった。
共産主義革命に割りと本気だった金持ち
でも軍部にはそれなりに心酔してしまった。
「無性に太鼓をかき鳴らしたい気分になることがある」と書き残しているから
ロックに間に合ったら幸せだったろう。
人間失格自体はとにかく鼻につく内容でクソつまらんかったが、
後書きに「食事は生きるための作業で苦痛と出て来るが、太宰はうなぎが好物」という奥様の証言が載っててそれだけは笑った
>>35
あれはちょっと太宰らしくないよね
私生活が充実してた時期だからだろうけど >>70
俺もあれが一番印象に残ってるわ
大蛇になってしまったのだと思った。うれしいな、もう小屋へ帰れないのだ、とひとりごと を言って口ひげを大きくうごかした。 小さな鮒であったのである。ただ口をぱくぱくとやって鼻さきの疣をうごめかしただけのことであったのに。 人間失格とか斜陽とか気取った小説は鼻についてつまらんけど
津軽や富嶽百景みたいな随筆的な作品に関しては軽妙な文章力が天才的だと思う
>>106
現代でいうところのゲス谷みたいなものか >>108
近いけど太宰の方がゲス以上に名声欲が強い気がする
なりふり構わず名声を切望して自爆していったイメージ 太宰が死んだ直後に
その作品をあらかた読み返した坂口安吾が書いた『不良少年とキリスト』も面白かった
何がすごいって読み返してすっかり太宰の口調が乗り移っていたのか、
追悼しながら太宰の文体模写もやっていた所
当時の純文学では考えられないんじゃないか
荻野アンナはさらにその文体を模写した一文を書いたが、太宰には特に言及もなかったし
安吾論の延長でやってたから、その辺わかってなかったんだろうな