
「魔の2回生」改め「3回生」を安倍首相が新年会から締め出し
安倍晋三首相(63)は5日、永田町の自民党本部で開いた新年の会合から、不祥事が相次いだ“魔の2回生”こと現「3回生」の若手議員を締め出した。
魔の2回生とは、元政策秘書の男性に対し「このハゲーーッ!」と暴行・暴言問題で世間を騒がせ、自民党を離党し、先の衆院選で落選した豊田真由子氏(43)や、
不倫問題で経済産業大臣政務官を辞任し、頭を丸めて再出発を図ったが結局、選挙に立候補しなかった中川俊直氏(47)、“ゲス不倫”で議員辞職した宮崎謙介氏(36)など、お騒がせの面々だ。
自民党関係者は「昨年の衆院選で魔の2回生は、自民党議員の4割を占めた101人が立候補。その結果、8割を超える87人が当選して3回生に再選したが、失言や不倫、金銭トラブル、暴言・暴力を起こさぬよう政治家としての使命感や心構えを教えるのはムリ」とサジを投げている。
昨年12月、二階俊博幹事長(78)は、党所属の国会議員全員に「年末年始の活動について」とのタイトルで異例の文書を配布。中身は「安倍総裁から、特に衆院1、2、3期の先生方は地元に張り付き、ご支援をもらった皆様へのあいさつ回りと、地元行事への出席は当然であると指示があった」というものだった。
この日の「新年仕事始め」に関しても「例年党幹部中心に出席する。特に1、2、3期の先生方は地元活動に専念するように!」と厳しく念押しされた。安倍首相が「特に」と記した相手は「3回生議員を指している」といわれる。
「文書が届いた時は驚いた。まず“重要 必ず代議士本人にお見せください”と太い文字が目に入った。今年、安倍首相は自民党の党是、憲法改正に並々ならぬ決意を表明した。我々が週刊誌スキャンダルのネタになる行動をとれば、野党の反撃で改憲議論がストップする」(3回生議員秘書)
さて、今年も3回生が問題を起こすか。
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