大東建託、ベトナム人技能実習生向け安全教育アプリを開発へ
大東建託株式会社(東京都港区)は、独立行政法人労働者健康安全機構労働安全衛生総合研究所と、ベトナム語仕様のiPad用アプリ「建設版ハザードタッチ」を共同で開発する。
同アプリは、タブレット端末を利用して危険予知トレーニングができる建設作業員向けの安全教育ツール。
5月22日より全国22会場で順次開催されるベトナム人技能実習生向け安全研修を皮切りに、全国の建築現場で導入する予定。
「建設版ハザードタッチ」では、タブレット画面上に表示される4つの写真の中に1つだけ含まれる危険な行動や状態を素早く見つけてタッチすると、正誤結果に加え、どこにどのような問題があるのかを解説する画面も表示される。
これにより、危険な作業や状況とはどのようなものか、直感的に理解することができる。
タブレット端末を使用することで1人でも繰り返しトレーニングを実施できるほか、アプリの実施記録が残るため、傾向と対策の分析も可能になる。
また、遠隔地からも実施状況を把握できる。今後はベトナム語以外の言語の開発も進め、作業員の多国籍化に幅広く対応していく。
https://www.viet-jo.com/news/nikkei/180427183217.html