栃木県
漫画家2人に熱視線 PR大使任命
栃木県を舞台にした物語を描く2人の漫画家、一葵(いつき)さやかさんと仔鹿リナさん(43)の活躍に県内の自治体が注目している。
選挙広報や市のマスコットなど、さまざまな場面で2人の漫画のキャラクターを活用。車体に登場人物をデザインした公用車も登場した。
県は2人をPR大使に任命し、さらなる活躍を期待している。
日光市在住の一葵さんは「ススメ!栃木部」(KADOKAWA)をウェブコミック配信サイトで連載している。民間調査会社による「魅力度
ランキング」下位常連の栃木県の魅力を向上させようと、主人公の日光ゆば屋の娘、中禅寺晃(ちゅうぜんじあきら)が「栃木魅力向上部」を
発足させ、奮闘する物語。チタケ、しもつかれ、湯葉むすびなど栃木名物やご当地エピソードをふんだんに盛り込んでいる。
日光市は4月15日に投開票された市長選と市議選の選挙啓発ポスターと投票済み証明書に、「栃木部」のキャラクターを登場させた。
市選挙管理委員会が「若年層に選挙を身近に感じてほしい」と発案した。
また、イチゴの生産量日本一を掲げる真岡市は、一葵さんがデザインしたアニメ「まろに☆えーる」のキャラクターで、イチゴをイメージした
春崎野乃花(はるざきののか)を市の応援キャラクターに起用。限定グッズの販売に加え、公用車にラッピングをして「動く広告塔」として
活躍してもらっている。
一方、宇都宮市在住の仔鹿さんは、同市中央卸売市場を舞台に、仲卸の仕事に奔走する主人公を描いた「八百森のエリー」(講談社)を
雑誌に連載中。作品には宇都宮大をモデルにした大学や県産農産物も登場し、野菜や果物がどのようにスーパーに流通しているかも学べる。
宇都宮市は4月、「広く宇都宮の農業をPRしている」として、仔鹿さんを「宇都宮愉快市民」に委嘱。今月12日、市中央卸売市場で毎月
第2土曜日に開催される「うんめ〜べ朝市」で物語に登場するスムージーショップを再現する他、仔鹿さんのサイン会も開催する。
県も4月、2人を「とちぎ未来大使」に任命し、県の魅力を広く発信してもらえるよう期待している。一葵さんは「若年層の方にも栃木愛に
目覚めてもらいたい。栃木に住んでいることを強みにマンガを描きたい」、仔鹿さんは「連載を続けることが栃木の一番のPRにつながると
思っている」と意気込みを語っている。
真岡市が「日本一のいちごの街」をPRしようとラッピングした公用車
https://mainichi.jp/articles/20180508/k00/00m/040/068000c
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まろに☆えーるとは?
みなさんは栃木県を知っていますか?実は栃木県はイチゴの生産量が日本一・かんぴょうの生産も日本一!
宇都宮の餃子消費量も日本一と意外と県外には知られていない事実がいっぱいあるんです!
そんな栃木県をたくさんの方に知ってもらえるように“エール
春崎野乃花 CV:野水伊織
堤愛実 CV:設楽麻美
瓜田瑠梨 CV:小林元子
https://www.tochigi-tv-anime.com/about.html
【ダイジェスト版】サクラノチカイ〜まろに☆え〜る東の飛鳥下野市をえーる!〜
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