学校法人「森友学園」への国有地売却に関する決裁文書の改ざん問題で、財務省と学園側との間で行われた面談や交渉に関する記録が残っていたことがわかった。
財務省が確認中で、学園側とのやりとりを記した近畿財務局のメールなどとみられる。
数百ページの分量になる可能性もある。早ければ月内にも、記録を国会に提出する方針だ。
財務省と学園側との交渉記録の存在を巡っては昨年の国会で、当時の佐川宣寿(のぶひさ)理財局長が、
「面会等の記録は廃棄している」などと答弁し続けていた。
一方、財務省の太田充理財局長は11日の衆院財務金融委員会で、交渉記録の有無について、
「(職員の)手控えみたいな形で残っているものはないか調べている。(記録の存在を)きちんと調べて、あるのならば、できるだけ速やかに提出したい」と述べた。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180511-00050095-yom-bus_all