加計問題“新文書”で浮かんだ矛盾、誰かがウソ?3つの可能性
加計学園の獣医学部設置をめぐり21日、愛媛県が新たな文書を提出しました。
加計学園による獣医学部設置計画を知った時期について、これまで去年1月としてきた安倍総理。
しかし、新たな文書の記述が本当ならば、そのさらに2年前の2015年2月には知っていたことになります。
いったい真実はどこにあるのでしょうか。
22日朝、安倍総理は・・・
「2015年2月25日に加計学園の理事長と面会されたでしょうか。
また、その際に、獣医学部設置計画について『そういう新しい獣医大学の考えはいいね』と話したでしょうか」(記者)
「ご指摘の日に、加計孝太郎理事長と会ったことはございません。念のために昨日、官邸の記録を
調べたところでございますが、確認できませんでした。加計孝太郎氏とは、獣医学部新設について今まで
国会等でお話しをさせていただいてきたように、そういう事柄について加計孝太郎氏から話をされたことも
ございませんし、私から話をしたこともございません」(安倍首相)
加計孝太郎理事長との面談を完全に否定したのです。
「真相解明にはどう取り組むお考えでしょうか」(記者)
加計学園の獣医学部新設をめぐり、愛媛県が21日、国会に提出した文書。そこには、加計学園から
受けた報告として、こんな記載がありました。
「(2015年)2月25日に、理事長が首相と面談。首相からは、『そういう新しい獣医大学の考えはいいね』とのコメントあり」
安倍総理はこれまで、加計学園の獣医学部新設計画を知ったのは去年1月と説明してきました。
文書の記載が事実なら、総理は2015年2月の時点で知っていたことになり、これまでの説明と大きく矛盾します。
「正直言って私も何が本当なのか分かりません」(自民党 竹下亘総務会長)
可能性は大きく分けて3つあります。「総理が“ウソ”をついている」「愛媛県が“ウソ”をついている」
「加計学園が“ウソ”をついている」。野党側が疑っているのが、「総理の“ウソ”」です。
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http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3375973.html