山本太郎・れいわ新選組が選挙で伸びる三つの根拠
https://webronza.asahi.com/politics/articles/2019061800002.html
自由党を離れた山本太郎氏が本年の4月1日、れいわ新選組をたちあげて2カ月半が経ちました。政党支持率の世論調査の対象になっておらず、マスコミ的な扱いはまだまだ小さいものですが、
その独特な街頭宣伝のスタイルも相まって、SNSを中心に反響を広げつつあります。れいわ新選組が発表しているところでは、すでに1億9000万円の寄付を集めているとのことです。
無駄に何回も国政選挙を経験したものとして私は、この「寄付額」というものは極めて重要なものだと思います。人は比較的気軽に「応援」はしてくれても、なかなか身銭を切ってはくれません。
実感としていえば、寄付をしてくれるのは、支援者の100人に1人ぐらいの感覚で、逆に言うと身銭を切って寄附をしてくれるような「熱い」支援者は、自分の寄付を無駄にしないためにも周りを
巻き込んで応援してくれるので、1人から寄付を得ることが出来たら、100人程度からの得票が得られるという感覚があります。
「ざっくり」であることを承知で、この“計算”をれいわ新選組に当てはめると、寄附1件を3000円〜1万円として2〜6万件の寄付を集め、現時点で200〜600万票を獲得しており、「100万票で1人当選」と
いわれる比例代表で複数人の当選者を得ることも、「全国比例で2%以上の得票(120万人程度)」を得て政党要件を獲得することも、視野に入っているものと思われるのです。
予想にはまだ早いとは思いますが、私はきたるべき参院選において、大勢としては与党の勝利が動かないなかで、れいわ新選組が予想以上に伸長し、野党再編のカギとなると同時に今後、政界に
波紋を投げかける存在となると考えています。以下その理由を述べたいと思います。
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