NCSOFTのMMORPG「リネージュ」のエミュレーションサーバー（プライベートサーバー）の運営者とサーバープログラムの販売者ら6人が韓国で逮捕された事が明らかになった
エミュレーションサーバーは、ゲームの配信権を保有していない個人または団体がプレイ環境を再現し非公式に運営されているサーバーである。
韓国当局は1年間の調査の末、3人のサーバー運営者、2人のサーバープログラム販売者、1人のデーターセンタープロバイダーを法律違反で検挙した事を明らかにした。
6人は、MMORPG「リネージュ」のリバースエンジニアリングを行い、9つのエミュレーションサーバーを運営した疑いがかけられている。
6人はエミュレーションサーバーの運営等で4年間で19億ウォン（約1億7000万円）の利益を上げたとされている。
これまではエミュレーションサーバーの運営者が逮捕されることはあったが、今回の捜査ではサーバープログラムの売り手やデーターセンターのプロバイダーが逮捕された事が注目された。
韓国のゲーム産業振興に関する法律では、事業者が承認していないゲームの制作・配信・提供・斡旋は5年以下の懲役または5000万ウォン以下の罰金が課せられるという。
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