立民・泉健太代表がCLP問題を幕引き 党内からは「説明していない」の声も
https://www.tokyo-sports.co.jp/social/politics/3927269/ 立憲民主党の泉健太代表(47)は14日、国会内で開いた会見で、同党がインターネットメディア「Choose Life Project(CLP)」に対し、資金提供した問題について言及した。
調査結果は12日に西村智奈美幹事長が発表。立民は当時の幹事長だった福山哲郎参院議員が2020年8月から10月までに合計1500万8270円をCLPに支援を行っていたことを認めている。
西村氏は特定のメディアに資金提供した点を「適切ではなかった」としたが、福山氏の処分は否定。泉氏は会見で「わが党の説明は終了した」と幕引きを図った。
今月7日の会見では、中立性を担保した第三者委員会を設置する考えを示唆していたが、この日は「支出の在り方について皆さまから疑念を招くところがあったという報告を幹事長からさせていただいています」と話し、設置の必要性はないとした。
党内からは「CLP側に資金提供したすべての流れが説明できていない。しかし執行部に再調査の提言をしてもやらないだろう。身内に甘い枝野幸男前執行部の体質を引き継いでいる」とあきらめムードの声も聞こえてくる。